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今日の
文章の書き方の名言
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6月8日
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1.
束の間に人生は過ぎ去るが、ことばはとどまる、
ひとの心のいちばん奥の本棚に。
(
長田弘
)
2.
虚偽を加味することは、金貨銀貨に加える混ぜ物のように、実用に役立たせるかも知れないが、その質を低下させる。
(
フランシス・ベーコン
)
3.
小説家のほうが読者より人生をよく知っていて、人に道標を与えることができる、などというのも完全な迷信です。
小説家自身が人生にアップアップしているのであって、それから木片につかまって、一息ついている姿が、すなわち彼の小説を書いている姿です。
(
三島由紀夫
)
4.
どうも、みんな、佳(よ)い言葉を使い過ぎます。
美辞(びじ)を姦するおもむきがあります。
(
太宰治
)
5.
完璧な文章でも、他人のものなら手を入れたくなるのは人間の常。
あなたの文章に赤を入れられても、いちいち気にしてはいけない。
(
カリン・アイルランド
)
6.
体を動かしているときに突拍子もない小説のネタが浮かぶことが多い。
どんなにすぐれたユーモア作家だって、(持ちネタだけだと)十年はもたない。
ユーモアというのは、わりと決まったパターンの繰り返しだから、枯渇しちゃう。
ところが、体を動かしているとユーモアの材料にいっぱい出会う。
(
畑正憲
)
7.
悲劇とは、理想主義者が理想を貫き死んでいくリアルを描く。
一方、喜劇とは、愚か者である自由を描く。
なりふりかまわず、みっともなく、あらゆる困難から逃げ回り、そして生き抜く。
(
佐藤忠男
)
8.
大いなる文学のために、死んで下さい。
(
太宰治
)
9.
言葉むなしければ、人はむなしい。
(
長田弘
)
10.
ときどき自分を忘れて知ったかぶりをする。
そうならないよう、自分の文章が自分の場を離れないように、お祈りする。
(
荒川洋治
)
11.
無論、小説を書くことも、広告と同様、騙(だま)しである。
併(しか)し広告の騙しは商品を売り付ける手段であるのに対し、小説の場合は、嘘を書くこと、つまり騙しそのものが目的である。
その意味で、小説を書くという悪事には救いがない。
(
車谷長吉
)
12.
好きなことを書きなさい。
それ以外の法則はありません。
(
オー・ヘンリー
)
13.
文体の確立しているのが小説、それのないのが手記である。
(
田辺聖子
)
14.
私は小説を書きはじめた頃、志賀直哉の小説を原稿紙に書きうつしたことがある。
十遍(じゅっぺん)よむよりは、一度書きうつすことの方が、ためになる。
何かがのみこめる。
行を改める呼吸や、会話にする呼吸が、彫刻を撫(な)でて、凹凸が理解できるように判るものである。
(
丹羽文雄
)
15.
くらい よる
ひとりで 稲妻をみた
そして いそいで ペンをとった
わたしのうちにも
いなずまに似た ひらめきがあるとおもったので
しかし だめでした
わたしは たまらなく
歯をくいしばって つっぷしてしまった
(
八木重吉
)
16.
いまの世の人、やさしき一語に飢えて居る。
ことにも異性のやさしき一語に。
(
太宰治
)
17.
文学と武術とは、甚だ縁の遠いもので、青白く、細長い顔こそ文学者に似つかわしいと思っているらしい人もあるようだが、とんでもない。
柔道七段にでもなって見なさい。
諸君の作品の悪口を言うものは、ひとりも無くなります。
あとで殴られる事を恐れて悪口を言わないのではない。
諸君の作品が立派だからである。
(
太宰治
)
18.
二十歳のときに詩人であるものは、詩人ではなく、ただの人間にすぎない。
二十歳を過ぎて詩人であれば、そのとき彼は詩人である。
(
シャルル・ペギー
)
19.
肩書や資格を取るために、作品を書いているのでもないでしょう。
(
太宰治
)
20.
ずいぶん皆にわかってもらいたくて出来るだけ、ていねいに書いた筈である。
それでも、わからないならば、黙って引き下るばかりである。
(
太宰治
)
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