名言ナビ
→ トップページ
今日の
文章の書き方の名言
☆
10月14日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
言葉の本質をなすものは、経験をくみあげて、新しい概念をつくりだす力。
(
長田弘
)
2.
お前の本当の腹底から出たものでなければ、人を心から動かすことは断じてできない。
(
ゲーテ
)
3.
企画そのものに意味があれば、たいていの人には伝わる。
企画全体に意味がなければ、表現や体裁がどんなに整っていても、人には伝わらない。
(
齋藤孝
)
4.
ドロ水を飲料水にするための濾過装置があるでしょう。
濾過装置の中で、残ったドロと飲料水になる水とあるけど、残ったドロがいらないもので、捨てちゃっていいものかというと、ぼくはそうじゃない。
それが現実なんだ。
現実を避けることはできないね。
(
三島由紀夫
)
5.
文芸が無ければ、この世の中は、すきまだらけです。
文芸は、その不公平な空洞を、水が低きに流れるように自然に充溢(じゅういつ)させて行くのです。
(
太宰治
)
6.
碁石が相対するものの目前に置かれるように、詩という言葉は、相対するものの目前に置かれます。
それは孤独な言葉ではなく、相対する言葉、一対一の言葉です。
(
長田弘
)
7.
(文章を上達させるには)日頃から自分の好みをよく知り、おのれの感受性をよく磨きながら、自分の好みに合う文章家、それも少しでもいい文章家と巡り合うことを願うしかない。
つまり文章上達法とはいかに本を読むかに極まるのである。
(
井上ひさし
)
8.
哲学者の哲学は、難解な言葉で表した常識にすぎない。
(
ゲーテ
)
9.
偶然、つき、幸運、運命、天命、摂理──これらは同じことを様々な言い方で表現しているにすぎないのだ。
つまり、人間が自分の伝記に書き記すものは、外からのより高い力に絶えず支配されているというわけなのだ。
(
ウィンストン・チャーチル
)
10.
だれにも国語をいじくりまわす権利などはない。
各人が自分でもっともよいと考える国語を話し、書けばよい。
そして差別用語を使う人がいたらそいつを憎み、下品なコトバを連発する人間がいたらそいつに鼻をつまんでみせる、それしか方法はない。
(
井上ひさし
)
11.
一つの詩作品を発表するとは、現在までに書かれた作品の無類の堆積、いわば無限に一を加えることである。
( 中桐雅夫 )
12.
女が描けていない、ということは、何も、その作品の決定的な不名誉ではない。
女を描けないのではなくて、女を描かないのである。
そこに理想主義の獅子(しし)奮迅(ふんじん)が在る。
美しい無智が在る。
(
太宰治
)
13.
「対話的な気持で書く」というのが書き方のコツだと思う。
自分の内部に甲乙二人がいて、
その両者がいろんなことを語り合う。
ああでもない、こうでもないと議論をして、
考えを深めたり新しい発見をしたりする。
そういう気持で考えた上で、文章にまとめると
うまく行くような気がします。
(
丸谷才一
)
14.
(詩人は)感受性の畑を耕すのが仕事で、
自分では言葉の農夫だと思っています。
耕すことが重要で、
英語で言えばカルチャーですから、
文化というものは耕すところにある
というふうに考えています。
(
長田弘
)
15.
小説家というものは恥知らずの愚者だという事だけは、考えるまでもなく、まず決定的なものらしい。
(
太宰治
)
16.
虚偽を加味することは、金貨銀貨に加える混ぜ物のように、実用に役立たせるかも知れないが、その質を低下させる。
(
フランシス・ベーコン
)
17.
しんじつだけが魂をうつ
(
相田みつを
)
18.
純粋な作品においては、詩人は語るものとしての姿を消してしまう。
彼は言葉にその主導権をゆずりわたすのだ。
( マラルメ )
19.
無神論も、徹底すれば徹底するほど、唯一神信仰の裏返しにすぎぬ。
無気力も、徹底すれば徹底するほど、情熱の裏返しにすぎぬ。
近ごろはやりの反小説も、小説の裏返しにすぎぬ。
(
三島由紀夫
)
20.
書けないのは、書けないと思ったから書けないのだ。
書けると信念すれば書けるのだ。
(
宇野千代
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ