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今日の
文章の書き方の名言
☆
6月28日
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1.
私が小説を読みたい時は、自分で小説を書き上げてしまう。
(
ベンジャミン・ディズレーリ
)
2.
複雑という事は、かえって無思想の人の表情なのです。
それこそ、本当の無学です。
(
太宰治
)
3.
豊富な語彙の自由なる駆使は、私たちにのみ許された、芸道の開拓であり、私たちの言語芸術を荘厳すべき尊き奉仕である。
(
九条武子
)
4.
出だしが思いつかなかったら、2行目から書けばいい。
(
中谷彰宏
)
5.
私は不器用で、何か積極的な言動に及ぶと、必ず、無益に人を傷つける。
友人の間では、私の名前は、「熊の手」ということになっている。
いたわり撫(な)でるつもりで、ひっ掻いている。
(
太宰治
)
6.
ああ、作家は、おのれのすがたをむき出しにしてはいけない。
それは作家の敗北である。
(
太宰治
)
7.
詩を書くことは、目の前の日々から思いがけない真髄を抽きだすということ。
(
長田弘
)
8.
翻訳は女性のようなものである。
美しければ忠実でないし、忠実であれば、きっと美しくない。
( ポーランドのことわざ )
9.
「芸術的」陶酔(とうすい)をやめなければならぬ。
(
太宰治
)
10.
よく出来たコトバ遊びは、
人をずいぶんと幸せにすることは確かで、
もうひとつ、歌(=歌詞)で韻を踏み、
あるリズムを造りだそうとすると、
どうしても駄洒落の連続になってしまうことが、
わたしたちの母国語の場合には多いのである。
(
井上ひさし
)
11.
前向きな言葉に圧迫される人間がいるということを、前向きな人たちはほとんどまったく理解しない。
(
小田嶋隆
)
12.
恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。
少なくとも詩的表現を受けない性欲は恋愛と呼ぶに値しない。
(
芥川龍之介
)
13.
なんかさぁ、いいセリフ書こうなんて思ってるんじゃないの?
そういうのはね、意識して書けるもんじゃないから。
心に残るセリフかどうかは、脚本家が決めることじゃないの。
視聴者が決めることでしょ。
( ドラマ『世にも奇妙な物語20周年記念スペシャル・春〜人気番組競演編』 )
14.
孔子曰(いわ)く、「君子は人をたのしませても、おのれを売らぬ。
小人はおのれを売っても、なおかつ、人をたのしませることができない。」
文学のおかしさは、この小人のかなしさにちがいないのだ。
(
太宰治
)
15.
われとわが作品へ、一言の説明、半句の弁解、作家にとっては致命の恥辱。
(
太宰治
)
16.
ことばは感情の道具とはちがう。
悲しいということばは、
悲しみを表現しうるだろうか?
(
長田弘
)
17.
原稿の依頼があったときから締切り日まで、その依頼主題についてあれこれと考え、自分の考えをたすけかつ支えてくれそうな書物を何冊も読み、人に会って話もきき、周到な準備をかさねてきている。
いよいよ収穫の秋がやってきたのである。
これがたのしくないはずがない。
(
井上ひさし
)
18.
詩は裸身にて、理論の至り得ぬ境を探り来る。
そのこと決死のわざなり。
(
宮沢賢治
)
19.
良い小説は主人公についての真実を語るが、悪い小説は作者についての真実を語る。
(
チェスタートン
)
20.
私は、私の作品と共に生きている。
私は、いつでも、言いたい事は、作品の中で言っている。
他に言いたい事は無い。
だから、その作品が拒否せられたら、それっきりだ。
一言も無い。
(
太宰治
)
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