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今日の
文章の書き方の名言
☆
6月18日
☆
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1.
詩は書いた詩人が
自分に役立てるために書くのであって、
書くという体験を通して
新しい世界に踏み込んでゆくために
存在しているものなのだ。
(
寺山修司
)
2.
上質のユーモアは
文学最高の理念である。
(
中村明
)
3.
ほんとうに、言葉は短いほどよい。
それだけで、信じさせることができるならば。
(
太宰治
)
4.
魅惑こそが詩集という本の力の源泉なのだ。
(
長田弘
)
5.
私は小説を書きはじめた頃、志賀直哉の小説を原稿紙に書きうつしたことがある。
十遍(じゅっぺん)よむよりは、一度書きうつすことの方が、ためになる。
何かがのみこめる。
行を改める呼吸や、会話にする呼吸が、彫刻を撫(な)でて、凹凸が理解できるように判るものである。
(
丹羽文雄
)
6.
知識は素晴らしい著作の基礎であり、源泉である。
(
ホラティウス
)
7.
事実は、小説よりも奇なり、と言う。
しかし誰も見ていない事実だって世の中には、あるのだ。
そうして、そのような事実にこそ、高貴な宝玉が光っている場合が多いのだ、それをこそ書きたいというのが、作者の生甲斐になっている。
(
太宰治
)
8.
にんげんの最後の疎外は自分の想像力からの疎外であり、それからの解放、自らの内臓の壁への落書きだけが「詩の創生」につながる、もっともラジカルな闘いだということになるのである。
(
寺山修司
)
9.
石(=墓石)に最小限の文字を刻みこむように、記憶に最小限のことばを刻むことは、いまでも詩人の仕事の一つたりえているだろうか。
(
長田弘
)
10.
一年に2、3回以上ものを考える人はほとんどいない。
私が世界的な名声を確立したのは、一週間に1、2回ものを考えたからだ。
(
ジョージ・バーナード・ショー
)
11.
言葉は思うところを表現するために与えられた。
言葉は心の代弁者であり魂の姿である。
(
モリエール
)
12.
専門的なカタカナ語をやたら使うと、意味が通じない恐れが大きいのはもちろん、キザで底が浅い人物という印象も与えかねない。
むしろうまい日本語に置き換える方が知性を感じさせる。
( 『「できる人」の話し方』 )
13.
文芸が無ければ、この世の中は、すきまだらけです。
文芸は、その不公平な空洞を、水が低きに流れるように自然に充溢(じゅういつ)させて行くのです。
(
太宰治
)
14.
長い話を切り詰めて、短い言葉で適切に語れるのは賢い人である。
(
エウリピデス
)
15.
自分で名言を吐く以外の最善の方法は、引用することである。
(
エマーソン
)
16.
最初は否定的な内容があっても、あとに肯定的な内容が続くと、最後の内容が印象に残るため、全体の印象がよくなる。
(
樺旦純
)
17.
我々(=作家)の言葉は、どれも本当の意味では我々の独創ではなく、体質や性格、環境、教育、連想などによって生じる小さな変化をのぞければ、我々自身のものと言えるものはなにもない。
その小さな変化によって、我々の言葉は、他人の表現とは異なっているように見えるのであるし、独自の文体という特徴を与えられて、そのひと独自の言葉として通用するだけなのだ。
(
オリバー・ウェンデル・ホームズ
)
18.
最も知る者は、最も少なく語る。
( イギリスのことわざ )
19.
簡単なことを難しく述べるのは簡単だが、難しいことを簡単に言うのは難しい。
(
浅田次郎
)
20.
文章は技術だと思っている人が多いけれど、違うんだよね。
技術じゃないんだ、ふだん何を考えているかなんだよ。
( 嵐山光三郎 )
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