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今日の
仏教・僧侶の名言
☆ １２月３１日 ☆
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1.
逢うは別れの始め。
（ 『遺教経』 ）
2.
漬物には
重石がだいじである
私という漬物に
これは　天からいただいた重石
どうぞよい味に漬かってくれ
（ 榎本栄一 ）
3.
ほんものと
にせものは
見えないところの
あり方で決まる
（ 東井義雄 ）
4.
狂人は、人の驚く顔をみてよろこぶ。
人が驚きさえすれば満足するのである。
ゆえに、人を驚かすためには、手段をえらばない。
（ 九条武子 ）
5.
功徳ある人のところには、
集めなくても人は集まってくる。
香(かぐわ)しい花は遠くにあっても、
蜂が雲のように集まってくる。
（ サキャ・パンディタ ）
6.
人間の煩悩(ぼんのう)の中で虚栄心ほど恐ろしいものはない。
（ 瀬戸内寂聴 ）
7.
交差点に差しかかったら
信号が黄色にかわった
ブレーキを踏みながら
「チクショウ」と言った
あさましや　畜生は
仏法聴聞にゆく
車のなかにいた
（ 浅田正作 ）
8.
自己に閉じ込められ、自己にこだわっている間は、世界を真に見ることができない。
自己が自由に、自在に動くとき、世界もいきいきと生動する。
（ 道元 ）
9.
無常を、この世のはかなさを示す語と考えず、この世は常ならず、と自分流に解釈してきた。
この世では同じ状態は決して続かない。
（ 瀬戸内寂聴 ）
10.
なければ
ないで
苦しみ
あれば
あるで
苦しむ
（ 仏教の法語 ）
11.
元の身は元の所へかへるべし
いらぬ仏をたのびばしすな
（ 一休禅師 ）
12.
拠り所なくしては
人間は生きていない
（ 廣瀬杲 ）
13.
肉体はおとろえるが
こころの目がひらく
人間の晩年というものはおもしろい
今日まで生きて
いのちのふかさが見えてきた
（ 榎本栄一 ）
14.
仏道において、師といい友といい仏というのは、いうならば私を否定してくださる先生。
私を否定することにおいて、私を目覚ましめ、私を破ってくださるものの前に身を引き据えるところに、初めて私自身を知らされるのでありましょう。
（ 宮城顗 ）
15.
仏書には論証と身証という言葉がある。
（中略）宗教を語るとき一番困難なのは、それが身証（＝思想の肉体化）でなければ意味ないということだ。
宗教について説明するということと、信じるということとは本質的にちがう。
（ 亀井勝一郎 ）
16.
害することができる者は、益することもできる。
処刑できる王は、善政もできる。
（ サキャ・パンディタ ）
17.
南無阿弥陀仏をいくらとなえても仏法は弘(ひろ)まらん。
それはどう生きとるか、その生きざまを見て仏法は伝わるもんやと思う。
ただ南無阿弥陀仏いうたって、わしはあかんと思うんや。
だから自分がどういうふうに生きているかということが一番大事ことやな。
仏法に生きるというのはそういうもんやと思う。
（ 米沢英雄 ）
18.
どんなに香りの良い花があっても、その香りは、風に逆らっては進まない。
しかし、徳のある人の薫(かお)りは、風に逆らってでも進んでいく。
徳のある人は、すべての方向に薫る。
（ ブッダ［シャカ］ ）
19.
水を捨てよ、
器を去れ、
無我になれ、
無心になれ。
（ 一休禅師 ）
20.
迷信を打ちくだくものは智恵である。
智恵の前には、
淡き僥倖(ぎょうこう)を希(ねが)うこころも、
たちまちにして影をひそめるであろう。
（ 九条武子 ）
21.
人生とは、出会いと縁と別れです。
出会ってから別れるまでの間に、嬉しいことや悲しいことがあって、それを無事に越えていくことが生きるということなんです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
22.
生じたものはかならず滅びる。
この厳(おご)そかな原則のまえには、男も女も、尊きも賤(いやし)きも、何の差別もない。
すべては刻々の生の間に、刻々の滅(ほろび)を迎うるべく運命づけられている。
（ 九条武子 ）
23.
生ある者は必ず死あり、平生臨終の時と思わば臨終の時は平生なり。
（ 一休禅師 ）
24.
やりがいのあることなら苦労してもいい、それが本当のあなたじゃないですか。
（ 仲野良俊 ）
25.
形作られたものを、永遠にたもとうとする努力は悩みである。
砕けば土塊にすぎない人形の悲しみは、妄執の悩みを離れ得ない、地上のものすべての悲しみではあるまいか。
（ 九条武子 ）
26.
生は偶然、死は必然
（ 金子大栄 ）
27.
おしえの中にすむ、――おしえのままに生くるものこそ、如何(いか)なる運命の戯れにも、之(これ)に打ち克つものであろう。
（ 九条武子 ）
28.
“自”と“他”を区別するところから、迷いが生まれる。
（ 仏教の教え ）
29.
心暗きときは、即ち遇うところことごとく禍なり。
（ 空海［弘法大師］ ）
30.
至りてかたきは
石なり
至りてやはらかなるは
水なり
水よく石を穿(うが)つ
（ 蓮如上人 ）
31.
さかなひと切れ
胡瓜わかめ　酒すこし
私の今日が終わる
これが一生の
終わりであってもよろしい
（ 榎本栄一 ）
32.
他人を苦しめることによりて
己の快楽を求むるものは、
怨みの絆にまつわる怨みから免れ得ず。
（ 『法句経』 ）
33.
今（生きている）この幸せを喜ぶこともなく、
いつどこで幸せになれるか。
（ 尾関宗園 ）
34.
財産や地位を求めるより、まず自分自身を知ることを求めよ。
我(われ)すら、我のものならず。
（ 仏教の教え ）
35.
百千の灯あらんも
われを待つ
灯はひとつ
（ 東井義雄 ）
36.
経は教(きょう)なり、鏡(かがみ)なり
（ 善導 ）
37.
名利(みょうり)の深山にさまようてはならない。
しかし、
諦らめられぬ煩悩の生活に、
人間の悲しい闇がある。
愛慾の苦海に沈淪(ちんりん)してはならない。
しかし、
愛慾の索を断ち得ぬところに、
地上の営みの暗い悩みがある。
（ 九条武子 ）
38.
煩悩が一度わきおこれば、善悪の区別等意味をなさなくなってしまうのである。
（ 阿満利麿 ）
39.
愛語はよく回天の力あり。
（ 道元 ）
40.
過(あや)まれるを改むる善の、これより大きなる無し。
（ 慈円 ）
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