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今日の
仏教・僧侶の名言
☆ ７月２２日 ☆
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1.
国宝とは何物ぞ、宝とは道心なり。
道心有るの人を名づけて国宝と為す。
（ 最澄 ）
2.
もてあます煩悩も
照らされつつ
逃げず　追わなければ
わが影と気づき
いつか求道の伴侶(つれ)となり
（ 榎本栄一 ）
3.
立派な人は喧嘩になっても（相手の）ためになり、
劣った人は（他人に）親切にしても害がある。
神々は怒っても衆生を守り、
閻魔は笑っても人を殺す。
（ サキャ・パンディタ ）
4.
禅という字は、単を示すとある。
心を単純にする。
つまり空っぽにして、今、この場に打ち込むことこそ人生のスタートであり、極意だということである。
（ 藤原東演 ）
5.
広く学び深く究める事は難しい。
（ 『仏教聖典』 ）
6.
欲に頂きなし。
（ 『沙石集』 ）
7.
法と不法を説く賢者は非常に多いけれど、知って実践する人は、世の中にはきわめて少ない。
（ サキャ・パンディタ ）
8.
人間に与えられた恩寵に「忘却」がある。
これは同時に劫罰でもあるのですが。
たとえ恋人が死んでも、七回忌を迎える頃には笑っているはず。
忘れなければ生きていけない。
（ 瀬戸内寂聴 ）
9.
優れた人たちは、地上に在(あ)っては、孤独であるべく余儀なくされているのであるかも知れない。
（ 九条武子 ）
10.
真実のところ、人を清めるのも自分自身なのである。
純粋であるか不純であるかはその人にかかっていて、
他人を清めることなど自分以外の誰にもできない。
（ ブッダ［シャカ］ ）
11.
冬の葱(ねぎ)は
きびしい寒気の中で
かたくならずに
柔らかくなる
（ 榎本栄一 ）
12.
受けとめる　大地のありて　椿落つ
（ 武内洞達 ）
13.
頭をうち
つまずくので
自分の殻が破れる
おろかなるゆえ
これをくりかえしあゆむ
（ 榎本栄一 ）
14.
ナルヨウニナル　シンパイスルナ
（ 一休禅師 ）
15.
本来、無一物(むいちもつ)なれば、諸事において実有(じつう)、我物(がもつ)のおもいをなすべからず。
一切を捨離(しゃり)すべし。
（ 一遍 ）
16.
耳なれ雀は、
自分は聞いていると自負しているだけに、
聞こうとさえしないものよりもなお一層始末が悪いものです。
仏法を誤解させるのは、
えてして、この耳なれ雀なのです。
聞法することがあんな人間になることなら、
私は御免だ、といわせるのです。
（ 宮城顗 ）
17.
今後の世界を救うものは、この大悲心なのです。
そうして大悲はまた大智でなくてはなりません。
（ 鈴木大拙 ）
18.
楽天主義というと人はすぐ、いいかげんとか、気楽さとか、人のよさとか、うすのろとか連想するらしいが、楽天主義とは、すさまじきものである。
殺されたって、人を信じ通すという人生観を変えないのだ。
（ 紀野一義 ）
19.
人を思うは身を思う、人を憎むは身を憎む。
（ 仏教の教え ）
20.
すべてを掴(つか)めばすべてを失う。
（ 仏教の教え ）
21.
何人も、詐(いつわ)りのない世界に住みたいとおもう。
いつわりの多い世の中であるそれだけ、信じ合う世界にあこがれる。
（ 九条武子 ）
22.
信は最上の富、誠は最上の味。
功徳を積むのはこの世の最上の営みである。
（ 仏教の教え ）
23.
罪と個人を混同してはならない。
罪の外に人格あり、貧賤の外に人格あることを知らねばならぬ。
（ 武内了温 ）
24.
宗教を求める心というものは、
解答のない問いを持つ心である。
答えの望みのない問いを持つこと、
それが宗教を求める心である。
（ 金子大栄 ）
25.
（老いて）体力は　どんどん失われていくが
あたりまえであることのただごとでなさが
体中にわからせてもらえるようになる
（ 東井義雄 ）
26.
人は、生まれによりて高貴たるにあらず、生まれによりて賤(いや)しかるにあらず。
人は、行為によりて高貴なるものとなり、行為によりて賤しき者となる。
（ ブッダ［シャカ］ ）
27.
法にのっとり、比喩を用い、因縁を語るべし。
（ 永六輔 ）
28.
身をすててこそと承るが
そのすてるちからが
私にはないので
ようすてぬままに
大悲の中を
ほくほくあるいている
（ 榎本栄一 ）
29.
色即是空（しきそくぜくう）
（ 『般若心経』 ）
30.
いっぺんも
つまずかずに
すくすく伸びるということは
この娑婆ではありえない
（ 榎本栄一 ）
31.
煩悩をやめることはできぬけれど、煩悩と知ることはできる。
（ 正親含英 ）
32.
空(くう)と無の違いですか？
無はそこに無いんですが、空はそこにあるんです。
（ 永六輔 ）
33.
普通一般の人は、仏法を聞いて極楽へ参ろうと思うてるんでしょうし、また極楽へ往けると思うてるんでしょう。
そういうもんでないでしょう、そりゃ逆でさあね、仏法聞いて地獄へ往くんでしょう、地獄へよろこんで往ける身になるんでしょうて…。
（ 曽我量深 ）
34.
正しい教えというのは生きておる人を通して、その人の命に遇(あ)って、人々に響いていくんです。
仏教は広めようと思うて広まるもんではないんです。
（ 和田稠 ）
35.
としをとることも喜びだ
今までわからなかったことが
少しずつわかってくるから
（ 榎本栄一 ）
36.
人間は万能の神でも仏でもないのですから、人を完全に理解することもできないし、良かれと思ったことで人を傷つけることもあります。
そういう繰り返しの中で、人は何かに許されて生きているのです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
37.
問題がなくなって喜べるのではない。
問題を受け止め、生きていける道が見つかった、立つべき世界が見えた。
そのことが歓喜なのです。
現実を担(にな)っていけるということです。
（ 宮城顗 ）
38.
貧しくて施す事は難しい。
（ 『仏教聖典』 ）
39.
自然のおしえも、人生の営みも、結局平等たるべく示されている。
（ 九条武子 ）
40.
悲心は
悪人に
焦点を結ぶ
（ 梯實圓 ）
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