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101.
濁りなき白に力や雲の峰
(
今橋眞理子
)
(
Imahashi Mariko
)
102.
白地(しろじ)着て行くところみな遠からず
(
能村登四郎
)
(
Nomura Toshirou
)
103.
息白く長くわが生確かむかな
(
大野林火
)
(
Oono Rinka
)
104.
「論理的思考」や
白黒がつくディベートの存在を信ずるよりも、
自分がどういう論理を
どういう視点で組み立てているのか、
そしてその論理が、
どういう点で過(あやま)つ可能性をもつのかを
考えることの方が大切ではないか。
(
小笠原喜康
)
(
Ogasawara Hiroyasu
)
105.
植物には
紅白紫黄(こうはくしおう)、色とりどりの花が咲き、
吾人(ごじん)の眼を楽しませることひととおりではない。
だれもこの天から授かった花を
愛せぬものはあるまい。
そしてそれが人間の心境に影響すれば、
悪人も善人になるであろう。
……
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(
牧野富太郎
)
(
Makino Tomitarou
)
106.
人間は決して一種類に括(くく)れるものではないし、
留保のない愛情も完全な憎悪ももつことはない。
にもかかわらず、
他人を明確に黒白に分けている。
(
エリック・ホッファー
)
(
Eric Hoffer
)
107.
をみな若きは足袋(たび)の白きを匂はしめ
(
太田鴻村
)
(
Oota Kouson
)
108.
白猫のまばたきのごと梅ひらく
(
金子敦
)
(
Kaneko Atsushi
)
109.
大きいものにはやられます、
どうしても。
多くの人が支持しだしたら、
白いものが黒うなったり、
黒いものが白うなったりして、
それが人生になる。
個人の生き方を規制する。
だから流れというのは恐いです。
どんな豪傑でも、やられる。
……
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(
升田幸三
)
(
Masuda Kouzou
)
110.
月の名をいざよひと呼びなほ白し
(
竹下しづの女
)
(
Takeshita Sizunojo
)
111.
江戸の味覚は「三白」──
白米、豆腐、大根に集約されます。
他に鯛、白魚を加えて「五白」と数えてもかまわないのですが、
共通するのは、
どれも淡白で、デリケートな味わいだということです。
(
杉浦日向子
)
(
Sugiura Hinako
)
112.
若く美しい女に価値を置き、年をとった女性を差別し、蔑視するという心の傾向は、プリンセス童話のなかに、若いお姫様といじわるで年老いた魔女の対立というすがたであらわれている。
若い女性は自分を白雪姫の側においているが、実は、その後半生では魔女の側に入る。
(
若桑みどり
)
(
Wakakuwa Midori
)
113.
(ナショナリズムに酔わない人・酔えない人への)白い目でとりまかれるとき、
酔わない人もまた、
酔ったというポーズをとらなければならない。
そして、そのポーズをとっているうちに、
その人もまた、ほんとうに酔い始める。
……
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(
小田実
)
(
Oda Makoto
)
114.
白衣は権威の象徴である。
そして多くの病人はこの権威によって安心もする。
しかし、幼児などは注射などをされてこの白衣を恐れるようにもなる。
神経科の場合も、患者によっては白衣をつけぬほうがいいとも私は考える。
(
北杜夫
)
(
Kita Morio
)
115.
林枯れ白雲われを脅(おびやか)す
(
三橋鷹女
)
(
Mitsuhashi Takajo
)
116.
真白さのつくばねうけよ初御空(はつみそら)
(
三橋鷹女
)
(
Mitsuhashi Takajo
)
117.
玄米、雑穀、麦飯?
ハッ、そういうのはなあ、
「健康のために」なんて軽い動機で
食うもんじゃないんだよ。
白米を食いたいなあと泣く涙の塩味をおかずに
食うもんなんだよ。
(
三浦しをん
)
(
Miura Shion
)
118.
白梅や夢をかたるは苦しきとき
(
宮坂静生
)
(
Miyasaka Shizuo
)
119.
短夜(みじかよ)の瀬に降る花はみな白し
(
堀口星眠
)
(
Horiguchi Seimin
)
120.
息白く我より長く生きろと言ふ
(
藤井あかり
)
(
Fujii Akari
)
121.
白い幽霊世界の住人なんかになるよりも、
わたしは死ねば
一羽の白鳩か一茎のアネモネの花になりたいのであります。
そう思う方が
生きている時の心の愛が
どんなに広々とのびやかなことでありましょう。
(
川端康成
)
(
Kawabata Yasunari
)
122.
ナショナリズムに酔うこと自体がわるいというのではない。
酔うことによって、たとえば、
酔わない人、酔えない人を
「なんだこいつは」と白い目で見始めることが
おそろしいのである。
……
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(
小田実
)
(
Oda Makoto
)
123.
白牡丹といふといへども紅ほのか
(
高浜虚子
)
(
Takahama Kyoshi
)
124.
青山元不動、白雲自去来
[青山(せいざん)元(もと)不動、白雲(はくうん)自(おのずか)ら去来(きょらい)す]
※四字熟語「白雲去来」
( 『禅林句集』 )
125.
ホワイトカラーの仕事は、
一見しただけでは、
どのレベルにあるのか判断しにくい。
(その国の)言葉がわからなければ、なおさらだ。
だが、工場だけは世界の共通言語である。
設備や製造工程、作業員の仕事ぶりを見れば、
世界の最先端と比べてどのレベルにあるか、
委託製造できる製品は何かといったことが、
一瞬にして理解できる。
(
大前研一
)
(
Oomae Kenichi
)
126.
(アイデアを生み出すために)
私が長年やっているのは、
何かを考えるとき、
大きな紙に手書きでメモをとっていくことである。
そのとき、紙の左下から書いていく。
左眼を主に使うことになるから、
右脳が刺激される。
しかも常に、右上に白いスペースが広がっている。
それを眺めると突然ひらめくことが多い。
(
大前研一
)
(
Oomae Kenichi
)
127.
途中で間違いに気づいたならば、
すべてを白紙の状態にして、
違う仮説に立って
ゼロから考え直さなければなりません。
ところが、「知的に怠惰」な人間は、
このオールクリアができません。
失敗(=失敗の確定)を恐れるから、
自分の間違いを認めようとしないのです。
……
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(
大前研一
)
(
Oomae Kenichi
)
128.
世の中は鮮やかな色がたくさんある。
何にでも白黒つけるなんて
恥ずかしいことだ。
( デニス・R・リトル )
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