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詩に心を惹かれる
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1.
人間は死期が近づくにつれて、どんなに俗な野暮天(やぼてん)でも、奇妙に、詩というものに心をひかれて来るものらしい。
辞世の歌とか俳句とかいうものを、高利貸でも大臣でも、とかくよみたがるようではないか。
（ 太宰治 ）
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1.
自己に対するなんという無礼だ。
その決心をしたときより今の自分のほうが利口だと、どうして思うのか。
（ スタンダール ）
2.
わたしたちが盆に、あるいは正月に、自分の「くに」に帰るという「くに」は郷土、故郷、すなわち地方を意味します。
その「くに」という言葉が「国」になって、地方がなくなって、親しい風景をもたない、国家としての「国」という抽象的な言葉しかいまは残っていないのが「国」という言葉の感覚です。
（ 長田弘 ）
3.
（この人のよいところはどこか）──まず、その人の「おいしい」ところを見つける。
次によいところは、その次は……とみていくと、その人のよさばかりが目に入る。
まちがっても逆はいけない。
こいつにこんな欠点がある、あんな欠点も……では、やがては人を見る目が曇りきってしまう。
（ 後藤清一 ）
4.
大地は神と夫婦。
生者を養い、死者を守ってくれる。
（ マダガスカルのことわざ ）
5.
死にたければいつでも死ねるからね。
ではためしにやって見給え。
（ 芥川龍之介 ）
6.
人間は初めて呼吸した瞬間に、死ぬべき素質を受け取るのだ。
（ アレキサンダー・ポープ ）
7.
幻想を嘲(わら)うものは、幻想によって復讐(ふくしゅう)される。
（ 寺山修司 ）
8.
朝な夕な飯食ふごとに忘れじな
恵まぬ民に恵まるる身は
（ 徳川斉昭 ）
9.
腕(うで)拱(く)みて
このごろ思ふ
大(おほ)いなる敵(てき)目の前に躍(をど)り出(い)でよと
（ 石川啄木 ）
10.
僕らが一斉に平和を望んだら、そのとき世界は平和になるだろう。
（ ジョン・レノン ）
11.
理解できないことについて語ることも、重要かつ有益である。
（ カール・ユング ）
12.
神秘性は神の本質である。
（ ゾラ・ニール・ハーストン ）
13.
損計から尊敬へ変えるために、
人間味を磨く。
（ 小林敬 ）
14.
俺たちの未来は、自分の死、太陽の死。
（ ２ちゃんねる名言集「地球科学板」 ）
15.
政治――主義主張の争いという美名のもとに正体を隠している利害関係の衝突。
私益のために国事を運営すること。
（ アンブローズ・ビアス ）
16.
明日何が起こるかわかってしまったら、明日まで生きるたのしみがなくなってしまうことだろう。
（ 寺山修司 ）
17.
古くからの習慣は簡単には変わらない
（ 西洋のことわざ ）
18.
智者学者にあらず、
学者智者にあらず。
（ 老子 ）
19.
追われてやるのは、義務・責任。
追いかけてやれば、使命・夢。
やることは同じでも、考え方次第で苦労にも楽しみにも変えられる。
（ 籏禮泰永 ）
20.
若い時の怠(おこた)りは、後年(こうねん)の窮乏を生む。
（ 中国の格言 ）
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