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1.たとえ才能に恵まれていても、自分を信じることができなければ、実力を十分発揮することはできないだろう。したがって、親や管理職は、子供や部下に「自分は有能な人間だ」と思わせるように仕向けなければならない。

2.Feel Well ! (深く感じなさい!)

3.どこへ性根をすえるかで 人間の生きざまがきまる

4.僕たちはどうやら、幸福には鈍感で不幸に敏感なのだと思います。

5.どうかして生涯にうたひたい 空氣のやうな唄を一つ 自由で目立たずに 人のあるかぎりあり いきなり肺腑(はいふ)にながれ込んで 無駄だけはすぐ吐き出せる さういふ唄をどうかして一つ……

6.生きがいということばには、いかにも日本語らしいあいまいさと、それゆえの余韻とふくらみがある。フランス語でいう存在理由とあまりちがわないかも知れないが、むしろ生存理由といったほうがよさそうに思……

7.彼のネクタイから靴下まで好き、という気持ちは、欲情の一種である。

8.汝が裁くように汝もまた裁かれ、汝のはかったはかりで、汝もまたはかられるであろう。

9.マネージャーは管理に頼り、リーダーは信頼を呼び起こす。

10.錐(きり)は袋の中に隠せない。

11.食い物に淡泊なれ。

12.もし(特定の世代に)大いに糾弾すべき不徳が発見されたとすれば、(例えば)若い人というばくぜんとした存在の罪にせず、はっきりと、「何某(なにがし)がわるい」と名指しして論ずるがいい。

13.幸せとは、視野の広い深遠な知識を持つことです。その知識とは、嘘と真実、低俗なものと高尚なものを見分ける力です。

14.年寄りじみたものの言いようや動作をできるだけしないように注意することである。ものを言うときも、溌剌(はつらつ)とした気分で、丹田の力で、できるだけ勢いのある音声をはっするようにし、立ちふるまいも活……

15.無謀な試みは発明の母である。

16.布施する者は福を得、慈心ある者は怨みを得ず、善を為す者は悪を滅ぼし、欲を離る者は悩みなし。

17.いま何がないかより、いま何があるかで発想しよう。

18.泣くことも悲しむことも人生のなかの重要な要素である。

19.どれだけの天才でもどれだけの馬鹿でも自分一人だけの純粋な世界なんて存在しえないんだ。どんなに地下深くに閉じこもろうが、どんな高い壁をまわりにめぐらそうがね。

20.「夢は必ずかなう」という言葉が独り歩きしている時代ですが、僕は「夢はかなわない確率のほうがずっと高い」と思う人間です。ですから、懸命に努力し、その結果夢がかなわなかった時にはどうするのか、そ……

21.うつくしいものはかすかだ うつくしい野のすえも うつくしいかんがえのすえも すべてはふっときえてゆく

22.自分だけの小さな世界は大切にしなければいけないと思います。同時に、他人にもそういう世界があるのだということをよく知って、できるだけ大切にしてやらなければいけないでしょう。

23.死の知らせを聞くと、どうしてか近しく、懐かしく思われる。そうなのだ。もっとも遠い距離こそが、人と人とをもっとも近づけるのだ。

24.人は見えるものばかりに心を奪われがちだけれども、この世はそれだけではない。どうしても見えない世界はある。見える世界と見えない世界の間から、人の命といってもいい想像力が生まれてくるのだと思う。

25.個人にとっては、社会的な位置づけと役割がなければ、社会は存在しないも同然である。

26.機械的な工夫というものは、たいへん能率的で仕事がはかどることは論をまたないが、どうも機械というものは、非人間的で創造的ではなく、したがってそれ自身意味というものを持たぬものである。

27.如何(いか)なる憬れにも充(み)たされぬところに、慾望の波に喘(あえ)ぐ人間の悩みがある。慾望からのがれることのできない憧れは、次から次へと消えて、所詮、あてもなき漂泊の旅をつづけなければな……

28.目も耳も わるくなったが 勘は冴え

29.過去から現在までに存在したすべての生物は階層をなすグループに属し、絶滅したグループは現生するグループのあいだに収まる場合が多いというかたちで一つの壮大な自然の体系が構成されている。

30.ジェラシーの視線は梅に繋がらず

31.この世にはよりよい人生があるのだ。そしてそれは、私が発見するのを待っているのだ。

32.心に堪忍ある時は、事を調(ととの)ふ。

33.この狭い地球で、二つの知らない世界しか選ぶ余地がない。その一つは人を誘う──ああ¥!そこで生きるのはどんなに楽しいだろう!──だがもう一つは、最初に息を吸ったとたんに人を窒息させる。

34.自分はダメだと言ってると、本当にダメな人間になる。自分にはできないと言ってると、本当にできなくなる。自分はバカだと言ってると、本当にバカになるぞ。

35.稽古は強かれ、情識はなかれとなり。(ver.0)

36.梅雨の自室が老人の死ぬ部屋みたいだ

37.当人たちと関係なく始まるのが恋である。

38.あなたにめぐりあえて ほんとうによかった ひとりでもいい こころから そういってくれるひとがあれば

39.小さい花でいい 独自の花であれ  小さい光でいい 独自の光であれ

40.顔の大きい人は、すべてを素直にあきらめて、「立派」あるいは「荘厳」あるいは「盛観」という事を心掛けるより他に仕様がないようである。

41.死は人間を泣かせるものである。にも関わらず人生の三分の一は眠りの中に過ごされる。

42.忘れるという能力がなくては、私たちの過去はたいへんな重みで現在にのしかかり、その結果私たちは、一秒といえども新しい時間を迎えることができず、ましてやその時間のなかへ入ってゆくことはできない……

43.乳がよく出るのは、大声で鳴く雌牛ではない。

44.秋澄むや杖の先から峠まで

45.勝つことばかりが人生じゃない。

46.美というものはしばしば社会生活の上で障害になる。美はあくまでも個人的なものであり、人は美だけでは生きられないからである。

47.クレイジーな人たちをたたえよう。はみ出し者、反逆者、トラブルメイカー、彼らは四角い穴に丸い杭(くい)を打ち込む。彼らを無視することはできない。なぜなら彼らは物事を変えたからだ。彼らは人間を前進させた。

48.螢火(ほたるび)は闇に佛(ほとけ)を彫るごとし

49.【ブスの25カ条】 13.目が輝いていない

50.仕事が仕事をしています 仕事は毎日元気です 出来ない事のない仕事 どんな事でも仕事はします いやな事でも進んでします 進むことしか知らない仕事 びっくりする程力出す 知らない事のない仕事 きけば何……

51.鳥渡る旅にゐて猶(なほ)旅を恋(こ)ふ

52.採算の 合わぬ店開け 母元気

53.店員の挨拶がよくないと売れないのでしょうか。私はそうは思いません。もし、店員の態度がよくなかったとしても、商品の品質が良くて十分に安ければ9割の人が買うでしょう。

54.困ったときにカネを貸してくれる友がほしい? カネはね、友情で貸すんじゃない。カネを返せるだけの能力と信用があるかどうかを見て貸す。

55.歩くということは、じぶんがじぶんからぬけだしてきた感じをもって、いろいろなキズナからときはなたれた感じをもって、一人の自由な孤独な人間となって歩くということだ。

56.(動物愛護の)活動をする人の多くが、生活や心に余裕があるから動物にもそのエネルギーを向けたり、人間にもやさしい人がそのやさしさを動物にも向けたりしているのではなく、逆に満たされない心を動物、もしく……

57.ピンチ、ピンチ、チャンス、チャンス、ランランラン♪

58.恋に勉強なんてないんや。勉強したつもりでも、新しい恋が始まって気が付いたら、また何にもわかってない自分がおる。それが恋ってもんや。

59.圧倒的努力は必ず報われます。報われないのはそれが圧倒的努力ではないからです。

60.不幸や苦痛はそれがどんな種類であれ、人間に孤独感を同時に与えるものだ。

61.満塁ホームランを狙うな、一歩一歩でいい。

62.この月よをちかた人(びと)にまどかなれ

63.旅に出るにはエネルギーが要りますが、旅をするとエネルギーが湧く。

64.「力」によって自らの主義主張を人々に押しつけ、世界を統(す)べようとすることが悪なのじゃ。

65.それでもま 生きているから 悩めるの

66.馬の良し悪しは乗ってわかる。人の良し悪しは付き合ってわかる。

67.カメラ構えて彼は菫(すみれ)を踏んでいる

68.君たちは船出するんだ。穏やかな海に。晴れの日もあるだろうが、いつもではない。嵐も吹き荒れるだろうが、きっと乗り切れる。かわりばんこに舵(かじ)を取り、凪(なぎ)もしけもくぐり抜けなさい。くじ……

69.企画書の目的は、つまりは相手に「面白い企画だ、それをやろう」と言わせることだ。

70.自分のできることをとことんやってきたという意識があるかないか。それを実践してきた自分がいること、継続できたこと、そこに誇りを持つべきだ。

71.子供のしつけは三歳まで。言葉を理解するようになったらすぐに教えなければならない。

72.理想は現実の生活から生まれる。人は馬が鼻先にぶら下げられたニンジンを追って走るように、理想を追って人生の道を走る。その結果、理想に届かずとも価値ある収穫を得て悔いることがない。

73.自分の考えていることを実行して、それがすべて成功しているうちはいい。だが、そうはいかない。むしろ、苦しんで、他にもっといい手はないかと考える。そういうムダな労力をはらうことが大切なんだ。それが将来……

74.(ディスカッションする場合)知り合い同士ではだらついて、なあなあの世間話に流れやすいが、グループの中で全員が単独者となるように組んでもらうと、いい緊張がみなぎる。

75.子雀に槍や鉄砲や帷子(かたびら)や

76.天才とは1%のインスピレーション(霊感)と、99%のパースピレーション(発汗)である。(ver.0)

77.つくづくと一期(いちご)は夢と花を見る

78.駄目な社員は(会社を辞めたほうがいいか)判断ができない。自分に自信が持てない。だから居座り続けます。「やる気」というより「いる気」です。

79.賢い王は決して進んで戦(いくさ)などしない。だが、戦う覚悟は必要だ。

80.最新の車を見ていた連中が「若いやつが設計したに違いない」と言ってたが、どうしてそう決めつけられる?

81.経営の場において私は、いわゆる戦略・戦術を考える前に、「人間として何が正しいのか」ということを判断のベースとしてまず考えるようにしている。

82.精一杯チャレンジを続けていれば、後は確率論の問題です。

83.一方に痛手を負わせることが、他方の役に立つ。

84.一切の本当の思想や文化は、最も広範な意味に於(おい)て世界的に翻訳され得るものでなくてはならぬ。

85.恋愛とは、絶え間のない愛情、優しさ、ある人の不在を強く感じること。

86.何の苦労もしないで手に入れた宝は、かえって失敗や破滅につながる。

87.夢はたった1回で叶うものではないと思いますよ。あきらめないで、何回も何回も失敗してもやり続けるプロセスこそ、夢を持つ目的があるのです。

88.気落ちして足拭きをるや蛍(ほたる)くる

89.蝶がゆき死ぬときは死がそびえ立つ

90.声の大なる言葉のほうが、「真理」に化す。ばか、と言われた時には、その二倍、三倍の大声で、ばか、と言い返せよ。

91.成功しているビジネスは、いくつかのビジネスモデルのパターンの組み合わせでできています。どんなに斬新と思えるビジネスであっても、分解して一つひとつを見てみると、どれも当たり前のようにこれまでもあった……

92.その人を失った悲しみの深さは、実はそのまま、生前その人から我が身が受けていた贈りものの大きさであったのです。かけがえのない大きなものを贈られていたからこそ、その人を失ったことが、深い悲しみとなって……

93.結婚して子供を生み、そして子供に背(そむ)かれ、老いてくたばって死ぬ、そういう生活者をもしも想定できるならば、そういう生活の仕方をして生涯を終える者が、いちばん価値ある存在なんだ。

94.穀無きにあらず、耕さざるが故(ゆえ)なり。

95.技術の発展はマネジメントの領域を拡大する。

96.神が治し、医者が治療費を取る。

97.人間の本質であるところの魂というものを大事にしていないところに、現代人の過ちがある。

98.その所(ところ)を得ぬ総理大臣と、その所を得た小学教員と、どっちが幸福であろう。

99.もし緑の野菜がベーコンと同じくらい良い香りなら、寿命は飛躍的に伸びるだろう。

100.勤勉はいつの世にもどんな世界にも共通する美風です。私たちはこの美風を失ってはいないでしょうか。

101.文学の本質が悪を書くものである以上、書くことはそれ自体が悪であり、あらゆる文学者はある意味で犯罪者、言うなれば人非人(にんぴにん)である。

102.自分の出鱈目(でたらめ)を何でも信じてくれる者の胸中には、しばしば何かのおそるべき悪計が蔵(ぞう)せられているものだ。

103.詩は蒸留された人生である。

104.名人達人というものは、たいてい非力の相をしているものだ、そうしてどこやら落ちついている、

105.今日(こんにち)のいわゆる「難解さ」とは、不消化なものへの思いすごしである。

106.人生はその人の考えた所産である。

107.家庭に不和や憂いのある人間の仕事には、充実や気迫が欠ける場合が多い。

108.多くの子どもたちは親が感じている以上に親の一挙手一投足を気にし、親が自分(=当の子ども)について語った言葉をいつまでも覚えていては、それを反芻(はんすう)して「なぜ親はあんなことを私に言ったのか」……

109.離婚は結婚よりずっと金がかかる。だけど、確かに払うだけのことはあるんだ。

110.消費は、日常生活のまっただ中に、とぎれることのない物の流れを生みだすのであり、その流れは、ますます加速度を加えていくのである。

111.人生の意味への問いは倫理的な問いとなります。それは、自分の人生を意味あるものにするためには、私はどのような課題を自分に課したらよいか、という問いになるのです。

112.病いは気から──それで病気といいます。

113.満開の桜が時を止めてをり

114.女の貞節は、多くの場合、自分の名声と平穏への愛着である。

115.常に一段高いところから出発しようと心がけないと、いかに努力をしても、それはホコリの中でホコリを払い、泥の中で足を洗うのと同じで、とうてい凡俗から抜け出すことはできない。

116.読みが外れてダメだったら帰って来い。次、頑張ればいい。

117.木の葉散り尽くすまで手を入れぬ庭

118.人は、不安なときに攻撃的になります。怯えているだけです。

119.花火尽き背後に戻る背後霊

120.うかとして何か見てをり年の暮

121.日本社会には独創的な仕事をさせない枠組みがある。日本的な「世間」というものがあって、いつも周囲を意識しながら発言したり、行動したりしなければならない。これが創意工夫や飛躍を阻害している。

122.自分の能力に意志を付け加えることのできぬ者は、まったくの能無しである。

123.一ばん古い見世物は、神話の中に見出されるべきだ。神は、見えない見世物だったのだ。

124.日本人は抽象的な思考は嫌いです。中国人や韓国人は、宇宙がどうできたか、などという抽象的議論を好みますよね。しかし、日本は徳川時代のどこを探しても、そういう議論はない。おそらく、そんなことどっちだっ……

125.会社の経営は99%、良きにつけ悪しきにつけ、社長に責任があると思う。だから失敗した時は、潔く腹を切るべき。

126.お金は使うもの。人は愛するもの。

127.この世は失意に満ちている。われわれがもっとも大切にしている希望、われわれの人間性に対する最高の誉れとなるような希望さえ、失意の淵に沈むことがままある。

128.皆さんが仕事で苦労し、その実践の中で自分を磨き、勝ち得たものが一番重要なのですが、それに加えて読書で、自分が経験していないことを吸収し、経験したことを整理していくことが必要です。

129.洞察力は、どんな土壌でも育つとは限らず、どのように咲くのか誰も知らないデリケートな花なのだ。

130.多くの目標を持つことは間違いではない。間違っているのはそれらを同時に達成しようとすることだ。たとえば、一度に5つの大きな目標を達成しようとしても、おそらくどれも成功しないだろう。

131.物事の本質を見抜く目をもつこと。それこそが幸せに成功するための大切な要素なのだ。

132.富士山というものは、天気だろうが、雲がかかろうが、もとの姿は変わらない。あれが、あの状態が、いわゆる絶対積極の気持ちなんであります。

133.プライドさえ捨てられれば楽になれると思うのは、つまりプライドが邪魔になるくらいの実力しかないということだ。

134.色んな人がいるが、その人のいいところだけを見て使ってゆきなさい。

135.重い墓石の下へはゆかぬ 縁ある人びとの こころの中が 私のすみか

136.少ししか持っていない人が貧乏なのではない。たくさん欲しがる人が貧乏なのだ。

137.人生をリハーサルだと思って生きている人もいるけれど、残念ながら、人生は本番なんだよね。

138.世界はぼくの興味のためにある。

139.七人(しちにん)の子は生(な)すとも女に心許すな。

140.芸術の腕まえにおいて、あるレヴェルにまで漕(こ)ぎついたなら、もう決して上りもせず、また格別、落ちもしないようだ。

141.科学や技術の限りない発達にも関わらず、社会的な堕落や腐敗は今や頂点に達し、人類は自らの内面から危機に直面している。

142.忙しいほどいいセールスマンなんです。

143.高校時代を、まるで昨日のことのように思い出す奴とは、(恋人として)つき合うな。

144.独断家は甚(はなは)だしばしば敗北主義者、知性の敗北主義者である。彼は外見に表れるほど決して強くはない、彼は他人に対しても自己に対しても強がらねばならぬ必要を感じるほど弱いのである。

145.もっと部下に近づけ。声をかけよ。盆栽でもいちばんよいこやしは、持主が毎朝息を吹きかけることだ。

146.娘たちよ、また青年よ、また五十すぎた私自身よ。事がうまく運ばぬからといって決して腰を引くな。どこまでも自尊心を謙虚に保って、筧(かけい)の水のようにしたたり溜めて行けということである。

147.夜が来る前に忘れた方がいい。夜というやつはきっと君を悲しくさせるはずだから。

148.われ病にかゝりて、こゝに、まことの人生を見そめき

149.金持ちになっていく人は、物事の本質を見抜きます。誰でも買っているというような社会的な「ノリ」にだまされないことです。

150.用心深さは、勇気の大半である。

151.あなたの前には、あふれる喜びがあり、あなたの右には、とこしえにもろもろの楽しみがあります。

152.処女作には作家の全てが含まれる。

153.春惜むベンチがあれば腰おろし

154.すべての平和と幸福とは、短い人生の中にあって最も短い。それはちょうど、秋の日の障子(しょうじ)の日向(ひなた)の上にふと影を落とす鳥かげのようである。つと来てはつと消え去る。

155.忘れてはいけません。成功への決意こそ、何よりも大事だということを。

156.受容とは、ただ、あるものをあるがままに見て、「こういうものなんだ」と言うことです。何が進行しているのかを見てとって、「こういうことが進行しているのだ」と言うことです。何が起きているのかを見て、「こ……

157.美はどれだけ金を使ったかには関係なく、少しのものをいかに芸術的に用いるかによる。

158.下草(したくさ)を夕日の染むる彼岸かな

159.寄り道や途中説明の多い話し方は、聞き手を退屈させ、疲れさせる。本筋から離れた話や補足的な説明は、本題を話し終えた後にしたほうがよい。

160.私は、いまのこの現実を愛する。冗談から駒の出る現実を。

161.ありふれたいつの時代にも変わりのないような本が、どんな本なのか。そうした本が一般に果たしている日常的な性格が、どんなものか。(街の)ちいさな本屋には、さりげない発見がある。

162.獣類にはいろいろな本能や欲情がある。ところが獣類の世界が滅茶苦茶になることはない。なぜ、ならないかと言うと、獣類の頭には、本能や欲情に対する自動調節装置がついているのですね。そのために放っておいて……

163.ギャンブル的人生では、立ち直れないほどの負けさえしなければ、それで充分だ。やりたいことに挑戦して、勝ったり負けたりしながら、スリルと愉しみを味わえれば、成功した人生だと言える。

164.われわれは現実の精神生活のうちに生きてはたらいている観念をただ漠然と意識しているだけにすぎないが、それを明瞭な概念的自覚のもとにもたらすということは、哲学の重要な課題である。

165.俳諧は気先を以て無分別に作(な)すべし。心頭に落すべからず。

166.誠、愛を生じ、愛、智を生ず。唯(た)だ誠なり。

167.「持ったが病(やまい)」。自分の持ちものを見せつけて自慢したがる癖をじかに指さないで、所有したことがすなわち因果なことで病気のもとだというように云(い)いまわしているのがおかしい。

168.一度できあがった自己像も変えられるのです。意識的に思い描く望ましい自己像が、これまでの自己像よりさらに強烈なものであればあるほど、驚くほどすんなりと、新しい自己像が過去の自己像に代わります。

169.憎悪は人生を麻痺させるのに対し、愛は人生を苦しみから解放する。

170.髪切って大寒の空開きけり