名言ナビ
→
名言インデックス
メニュー
1.
イエスはこの十字架で無力であることによって、愛のシンボルに、愛そのものになっていったのだ。
2.
一切れしかない肉をおのれの口に納める者、友作れず。(ver.0)
3.
潜在意識はあなたに、直観、衝動、虫の知らせ、予感、欲求、アイデアなどの形を取って話しかけます。
4.
食後の一睡は万病丸(がん)。(ver.0)
5.
自分自身や自分の仕事に対して満足感や誇りを感じるには、仕事に自分らしさを出すことが何より大切だ。同じ仕事をするのでも、人とはちょっと違った工夫をしてみたらどうだろう?(要約)
6.
創造の過程では、被創造物はもう創造者のものではない。実は熟したら自然に木から落ちるものだ。
7.
人生の質は、日常に感じる感情の質である。
8.
約束は雲、実行は雨。
9.
疑って後悔するよりは、信じて後悔しようぜ。
10.
指輪はときどき首輪になる。
11.
コンフォート・ゾーン(comfort zone)を超えよ。コンフォート・ゾーンとは、そこにいれば安心できる慣れ親しんだ場所のことである。
12.
イソップ物語のカメはウサギが昼寝をしてくれて勝てたが、現実にはカメはウサギと競争してはいけない。特性、能力の違いすぎる相手と競争しても益は何もない。
13.
金持ちの屋敷の窓からも、救貧院の窓からも日差しは同じように反射してきらめいている。救貧院の戸口の前の雪は、春が来ればたちまち溶ける。
14.
苦い真実は甘い嘘にまさる。
15.
花びらをながして水のとどまれる
16.
自分より不幸な人間がいることで、人は安心し、自らの境遇を慰めることができる。
17.
お辞儀してマフラー垂れて地上かな
18.
生活は道徳、世間体、外づらを大事にしないと運びませんし、自分の心の奥底にかくしているものを露骨に見せるわけにはいきません。
19.
私は、たべものをむだにするのが、何よりもきらいな質(たち)である。食い残して捨てるという事ぐらい完全な浪費は無いと思っている。
20.
私の考えでは、神さまと自然とは一つのものでございます。
21.
結局人間は、自分よりも不幸な誰かがどうしても必要なんですよ。さもなくば、不安で気が狂いそうになりますからね。
22.
他人に親切にすることは自己満足でもある。それを「相手のためにやっている」と思い込んでいるのがやっかいだ。
23.
滝落ちて神の鼓動に近づきぬ
24.
学校でも職場でも、まずは居心地のいい環境をつくらないと、なんにもできない。
25.
経験上、目をじっと見つめる男、特に固い握手まで添える男は、腹に一物(いちもつ)がある。
26.
「みんなと同じでいい」という態度をやめた途端、脳はフル活動を強いられる。これは大変苦しいが、頑張って1週間、1か月、1年と続けていると、自分の頭で考える癖がつき、思考力も高まる。
27.
縁は異(い)なもの 海山越えて ワサビは刺身のつまになる
28.
大成功を収めている人たちは、たいていリスクを自分からとる。
29.
達成するまで、それは不可能に見える。
30.
感情は、常に心の中にある考えやイメージにともなって生まれてきます。本当に感情をコントロールしたいと思うならば、自分の考えやイメージをコントロールする必要があります。
31.
集中と献身と規律を欠く人生は、決して偉大になれない。
32.
何もかも手に入れようと思ったら、何もかも失っちまうはめになるんだ。
33.
吊革の冷たさ疲れてはならず
34.
石ころを見ていると、石ころの心と自分の心がすっと一つになる。
35.
願望は、強力な磁石のようなものだ。願望は、人を夢中にし、計画を進行させ、道を切り開き、後押しし、激励し、ついには目標を達成させる。
36.
(句が)面白くなつたのはいいが、そのために現実から遠ざかつてはいけない。現実を見ることをつまらないと思つたりしてはならない。
37.
人生の本質的な問題は、次の点にある。今日が最初の日であるかのように、毎日、新しく生活を始めること──しかし、一切の過去、その一切の結果、忘れられぬ一切の古いもの、それらを必ずそこに集めて……
38.
ほんまに女にモテたいんやったら、甲子園めざして野球に命かけてる奴や、インターハイでるために他のもんぜんぶ犠牲にしてテニスにうちこんどる奴等と同じレベルでやらな無理や。
39.
(迷ったからといって)同じ路(みち)を引きかえして帰るは愚である。
40.
消費社会。そこでは購買行為は必要=欠乏(needないしはwant)によってではなく欲望(desire)によって動機づけられている。それなしには生活が成り立たないというよりも、「欲しい」、いや……
41.
金が天から降ってきても、不運な男は財布を持たない。
42.
森の匂い書庫の匂いに似て晩夏
43.
幸福は過去になったとき初めて存在するものなのだ。
44.
物事には世間の見方では測れんこともある。世の常識が実情とずれていることなど、間々あること。
45.
追伸──ご婦人の手紙の中で、急いでいるときにはそこだけ読めばよい部分。
46.
自然風景句には素材そのものの美しさがあるし、詩情がある。だから仮に、表現が幼稚で、絵葉書のような個性のとぼしい句であっても不快感はない。しかし、生活俳句は失敗をすると、長所である親身な日常性が逆に……
47.
人は立ち止まって(自分への)賞賛に耳を傾けがちであるが、唯一なすべきことは、賞賛から目をそらし、仕事を続けること。
48.
あまりにも菊晴れて死ぬかもしれず
49.
自分に忠実なほど倖(しあわ)せなことはないじゃないの。
50.
信仰を持つ人が少ない日本では、人々は容易に自己の存在や人生に対して疑問を抱(いだ)き、迷い苦しむことになる。
51.
自分の病気の兆候を述べたて、不快な病的気分に没頭することをやめなさい。さもないと、事態がいっそう悪くなります。あなたの視界を高めなさい。あなたのビジョンが完全な健康と生命力に向けられるようにしなさい。
52.
真理が歴史をもつと言うとき、歴史は過去の認識の形態の系列のみを我々に叙述するものである以上、歴史の中では真理は見出されることはできないはずである。真理は過ぎ去ったものではないからである。
53.
其(そ)の樹を陰とする者は其の枝を折らず。
54.
青草をなるべく踏まぬように踏む
55.
金銭を失うこと。それはまた働いて蓄えればよい。名誉を失うこと。名誉を挽回すれば、世の人は見直してくれるであろう。勇気を失うこと。それはこの世に生まれてこなかった方がよかったであろう。(ver.0)
56.
古書店の中へ枯野のつづくなり
57.
一目惚れする人は、淋しい人です。愛と一目惚れは違います。
58.
立春と声に明るき響きかな
59.
良いニュースであれ、悪いニュースであれ、外部のニュースにいちいち驚いていては、心の平安はいつまでも獲得できない。事実は事実として受け入れつつ、自分の心や日常を守る術を身に付けなくてはいけない。
60.
絵の具というのはきりのない道で、私の旅はまだまだ終わりそうにありません。
61.
人真似をしない、新しいことを手がけよう。それは大変なことだが、一つ乗り越えると新しい境地が必ず開けるから。
62.
規則に判断を委ねてしまうと、人生は本来が危険なものだという常識を人は忘れる。いや忘れてしまいたいからこそ、人は規則を求めるのだが、それでは本来の人生を生きたことにはならない。
63.
(大事な人を)失うことなくしては、生きていく真実に触れることのできない。
64.
教えるは一時(いっとき)の優越感、教えないは一生の優越感。
65.
社交的であるということと、相手の気持ちが分かるということは、まったく別のことである。
66.
技術の進歩は非常に感動的ですが、それは単に私たちが技術の時代に生きているからです。
67.
ああこの湿(うるお)ひのある雨気の中で、婦人らの濃(こま)やかな吐息をかんず。婦人は雨のやうなものだ。
68.
医学の力に、自分自身が持っている癒す力が加われば、最高の治療法になる。
69.
遊ぶも読むも一心不乱
70.
自分の内なる嫉妬心の水位を、少しばかり下げればよいのである。そういう人物のまわりに、おのずから人が集まってくるであろう。
71.
そこいらのれんじゅう(連中)みたいに、ブスブスとくすぶりながら、不完全燃焼しているんじゃない。
72.
学問と決死すべし。
73.
わたしは、ひとりめの友だちを見つけたのでした。つまり、わたしは、本当の意味で、生きることを始めたのでした。
74.
むやみに孤独を恐れるな。むしろ積極的に孤独をつくり出し、そこに充実感を持つ単独者たれ。
75.
記憶というのは、想像力とまったく同じくらい気まぐれで予測できないものである。
76.
プロの仕事とは何があっても言い訳をしないこと。
77.
2.子どもを促すような言葉かけをして、きちんと聞いていることを伝えましょう。けなしたり、批判したり、からかったり、否定したりしないこと。子どもの気持ちに沿うような、言葉かけや表情づくりをすること。
78.
帽子には素早く手を持っていき、財布にはゆっくりと手を持っていけ。
79.
留守さびし金魚水かへおこたらず
80.
非常に不幸な結婚をしたある紳士が、妻が死ぬとすぐ再婚した。ジョンソン氏いわく、経験に対する希望の勝利だ。
81.
今、私は氷のように透明な苦痛の惑星に住んでいる。
82.
よく、信頼できる友人ができないという悩みを聞く。そういう人は、はなから、「私と合う人がいない」と決めてかかっているところはないだろうか。
83.
私たち(夫婦)は久しい間に幾千回の破壊と改造とを自分の恋愛に実行してきたのです。
84.
目が覚めて夜が続くなり神の留守
85.
愛と嫉妬との強さは、それらが烈しく想像力を働かせることに基いている。ひとは自分の想像力で作り出したものに対して嫉妬する。
86.
人間にとって成長ないし発展とは、何に対して貢献すべきかを自らが決定できるようになることである。
87.
(※恋愛の)情熱の火は燃えれば必ずおとろえるのが自然の現象。
88.
日々にごくありふれた、むしろささやかな光景のなかに、わたし(たち)にとっての、取り換えようのない人生の本質はひそんでいる。それが、物言わぬものらの声が、わたしにおしえてくれた「奇跡」の定義だ。
89.
一家、ネットワーク、一族、家族、何と呼んでもよい。何と呼ぼうが、誰であろうが、それが必要だ。
90.
技術文明の発達は権力中枢と個人の日常生活との「空間的」距離を著しく縮めた反面、その間の「心理的」距離はデモクラシーの空虚化とともにますます大きくなっている。
91.
男に養ってもらう必要のない時、女は、結婚しようと、しまいと全く自由に振舞えばいい。女の結婚のチャンスは十六歳から七十歳まで、いや死ぬまで可能なことを知っていればいい。
92.
神意にそむきては一事をもなす能(あた)わず。
93.
稗蒔や疲れたる眼にみどりなり
94.
情熱的な人間というのは、外から見るとクール。内に秘めている情熱というのは、外に出るのを拒むのだと思う。
95.
0か100か白か黒かしかない人とは議論ができない。また仕事の多くは大事なことを絞ってそれ以外は妥協や利害調整の連続なので、白黒主義者は仕事も破綻させがちになる。
96.
時流に乗るのは悪くないが、降りぎわを誤ると元も子もなくすことになる。まだ行けると思えるときが降り時である。
97.
人に見られる事をするには、見えない踏ん張りが必要なの。
98.
「大丈夫」という漢字には人が3人集まっている。だから、「大丈夫」は安心を感じる言葉なんだよ。
99.
私は災難の起こるたびに、これをよい機会に変えようと努力し続けてきた。(ver.0)
100.
肩肘張らない普段着の日本人の姿を、モノの見方や問題意識や季節感や生活を、多様さを損なうことなく伝えてほしい。そうやって「経済一辺倒で没個性的」という薄気味悪い日本人像の固定観念をうち破っ……
101.
「病院の皆さんへ」──どうか、患者を単なるカルテとして扱わないでください。どの患者も感情があり、それなりの人生を生き抜いてきた生身の人間です。そして、あなた方の何気ない言葉や態度が心に響く人間な……
102.
パーティーというのは、他者の目で自分の価値を確認する行為だ。
103.
人生は曲がり角の連続だ。
104.
嫌いでも好きになりたいと努力するのは不可能です。
105.
成ろう成ろうとしながら、まだ言語になっていないものだけが、ぼくを変える。言うことは経験だが、言葉はただの軌跡!
106.
(農村に)あるものは排他精神と、他へ対する不信、疑ぐり深い魂だけで、損得の執拗な計算が発達しているだけである。
107.
古(いにし)えに帰れとは、過去に帰るのではなく永遠に帰れとの義である。時間の世界を云(い)うのではなく、超時間の世界を指すのである。そうして時間に流れる現代を、時間に流れぬ永遠の美に救おうとするの……
108.
一般に友情などと呼ばれるものは、ごろつきの間なら、多少相手から尊敬されるという程度のものにすぎない。
109.
(「イジメ」や「モラハラ」の)原因になる権力や立場の違いが小さければ小さいほど、「いじめ」や「モラハラ」は陰湿かつ解決が困難になる、。
110.
町中(まちなか)や列を正して赤蜻蛉(あかとんぼ)
111.
マネジメントの仕事ぶりとは、主として明日に備えて優れた仕事をすることを意味する。
112.
銀の匙(さじ)を口に含んで生まれ、一度もそれを取り上げられたことがない人は、想像もつかないほどの虚無感や無力感を抱えていることが多い。
113.
生きること、それ自体が素晴らしいのだ。学校のいじめで尊い命を自ら絶ってしまった子供たちに、学校より(自分の)命のほうがずっと大切だ、学校へ行かなくても勉強することはいくらでもある。
114.
開いた家庭、開いた心、ここに豊かな収穫がある。
115.
船頭の黙深かりき花火の夜
116.
他人と比較して自分のほうがましだと思うのはさもしいことのようですが、それでも悩みの渦中にある当人には気持ちを切り換えるきっかけになります。
117.
惰性に流されるのは、未来の映像(ビジョン)が見えないからです。
118.
いろいろ考えすぎじゃない? もっと単純に、一歩だけ踏み出すことに集中するの。ただの一歩だけど、最高の一歩をね。
119.
生きているかぎり、人間はすべてを奪われることはない。
120.
単純なものはたくさんの意味をもつ。
121.
ひやかしのお客様への商品説明でも、売り場の活性化につながる。人や商品の動きが生まれることで、ほかのお客様が入ってきやすい売り場を演出することができる。
122.
人は 法を求めるに止まって 法に生きることを 忘れている
123.
コスト削減の最も効果的な方法は、活動そのものをやめることである。
124.
われわれの世界観、われわれが親から教わること、われわれが学校で教わること、そういったものは、すべて仮説にすぎません。
125.
人間とは 自分で自分の始末を 仕切れぬ者の 別名である
126.
虫とか草とかが吐く言葉は、地球の言葉なんです。
127.
(何より)悪いのは、未来が不確定になればなるほど、当面の(=現行の)制度を安定化しようという図式である。
128.
せつなさ、というのは、人間の恋の中で最初に味わって、いちばん最後まで舌にのこる感情であるように思われる。
129.
人の為(ため)と書いて いつわりと読むんだねえ
130.
一人が(故人を)ほめ出すと、集団的妄想みたいなものが起って、みんながほめ出し、そのうちに、故人は本当に「偉人中の偉人」「神のごとき英雄」に見えてくるのですから、人間の心理はふしぎなものです。
131.
私たちの生きているこの世で起きることにはすべて原因がある、これが「因」(いん)です。起こった結果が「果」(か)です。因果応報というように、必ず結果は来るのです 。
132.
「多様性が大事」と思っていても、じつは人間の脳は「たくさんある状態」が苦手です。そして、「個性が大事」と思っていても、「バラバラにあるもの」が苦手です。人間は、目の前にあるものを、「できるだけ揃え……
133.
苦しんだことのない、天国しか知らない坊ちゃんに、地獄にいる人を救うことはできません。不良を更生させるのは、同じ道を歩いたことがある人の言葉です。「蛇の道はヘビ」と云(い)いますから。
134.
道は一本 単純で まっ直ぐがいい 何かを欲しがると 欲しがったところが 曲がる 道は一本 まっすぐがいい
135.
家貧しくして孝子(こうし)顕(あら)わる。
136.
すりきれても、すりきれても人はそれでも身をけずる。汚れても、汚れても人はそれでもけがれない。さびついても、さびついても人はそれでも光っている。
137.
お客様のことを考えて商売をすれば、お客様はきちんと応えてくれる。
138.
友情というのは、「魂のキャッチボール」である。一人だけが長くボールをあたためておくことは許されない。受けとったら投げかえす。そのボールが空に描く弧が大きければ大きいほど受けとるときの手ごたえもずっ……
139.
「休暇をとるなんて絶対に無理」とまわりに宣言している自分に気づいたら、それはまさしくあなたに休暇が必要なときです。
140.
進むべき方向をしっかりと思い描き、行動することで人生は大きく変わる。
141.
「戦争は二度と嫌だ」と言って国際社会の平和を模索しながら、現実には勝者の側が一方的に敗者の側に過酷な状況を強いて、次の大戦への火種をまいていたのが、第一次世界大戦後の世界の特徴でした。
142.
驕(おご)り高ぶり、人を侮っていると、いずれは没落して行く。
143.
その道を尽くして死するは正命(せいめい)なり。(ver.0)
144.
娘の純潔の確かな番人は厳しさである。
145.
何ものにも打ち勝てるものは、ただ頑張りと決断力だけである。「がんばれ!」のスローガンは、これまでさまざまの問題を解決してきたし、これからも解決し続けるだろう。
146.
常備軍が刺激となって、たがいに無際限な軍備の拡大を競うようになると、それに費やされる軍事費の増大で、ついには平和が短期の戦争よりもいっそうに重荷となり、この重荷を逃れるために、常備軍その……
147.
逆境は神の恩寵的試練なり。
148.
エコノミストは、長期と短期は容易に両立するという。実際にマネジメントを行なっている者は、そう簡単でないことを知っている。
149.
人は自分の原点を知ってこそ、未来に進める。
150.
月影の谷若葉して道清し
151.
事業売却は、販売の問題ではなくマーケティングの問題である。考えるべきは、何をいくらで売りたいかではなく、この事業は誰にとっていくらの価値があるかである。
152.
若い人達が、こういう凄く珍妙な言葉を発明して使うというのも世の常です。大人たちのつくった全てに反抗したい気分になる。
153.
まっすぐもよし、まがってもよし、おもいもよらない ぼくがいく。
154.
女優は芝居と結婚しているもの。現実の夫は荷物にしかなれない。名女優と呼ばれるには一生独身を貫く覚悟が必要。
155.
歌は、人の気持ちを届けてくれる、素敵な手紙みたいなもの。
156.
哲学者や宗教家が何というとも、人生は苦に相違ないのである。事実をいえば、この苦があるがために、哲学も生れ、宗教も出来るのである。 この苦観は必ずしも厭世[世を厭う]の義[意味]にはならぬ。
157.
スピルバーグに、なぜまだ映画を撮るのか、なんて聞く人がいる? 名声も富も手に入れたのに、なぜって。ピカソに、もう八十歳でしょ、充分絵は描いたでしょ、なぜまだ描くのか、なんて聞く人がいる? いないで……
158.
「真物」か「偽物」かは見る人が見れば分かる。人の行いには、その人の全人格、全履歴が裏づけされている。その裏づけのない行いは、何処(どこ)かに変なところがある。何といっても、人は平素が大切だ。
159.
すべての人が道徳的になるまでは、だれも完全に道徳的にはなり得ない。
160.
打てばひゞくわれと思ふや秋の風
161.
絵日記に残りし頁夏休
162.
主体的な人にとって、「愛」は動詞である。愛は具体的な行動である。犠牲を払うこと、自分自身を捧げる事である。愛は行動によって具現化される価値観である。
163.
わがねがふところを月輪(げつりん)も知らぬ。
164.
血統の細くなりゆく手鞠唄
165.
世の中には「いい奴」もおるし、「嫌な奴」もおる。それが現実や。自分は「いい奴」としか出会いとうない? アホか、ずうずうしいにもほどがあるわ。逆に言うたら、「嫌な奴」に出くわしても、そんなに落ち……
166.
わが生活一人に馴れて春隣
167.
できればエネルギーのある若い時期にこそ、ぐっとため込んでいく孤独を知ってほしい。
168.
狗(いぬ)は善く吠ゆるを以(もっ)て良(よし)と為さず、人は善く言うを以て賢と為(な)さず。
169.
(自分の商品・サービスを)気に入ってくれる人だけを仕事の相手にする。
170.
簡単なことを前提にして戦略を考える。
171.
人生は円だと思ってきました。朝があれば、昼があり、夜があって、朝がくる。季節で言えば冬がくれば、春、夏、秋がきて。これはもう止めようがありません。
172.
昔から、芸術の一等品というものは、つねに世の人に希望を与え、怺(こら)えて生きて行く力を貸してくれるものに、きまっていた。私たちの、すべての努力は、その一等品を創る事にのみ向けられていた筈(はず)だ。
173.
花をかわいいと言う人間は傲慢かもね。花のほうが人間ってかわいいもんだなって思っているかもね。
174.
間違った問題への正しい答えほど始末に負えないものはない。
175.
自らを磨き、自ら立ち上がる人こそが、王よりも高くそびえ立つ。
176.
人はエネルギーだ。そのエネルギーが街を育てる。
177.
どうせだめになる二人なら、とことんダメになるまで見届けてやろうと思って。もうちょっと一緒にいさせてよ。
178.
親切な人が来て、「震災の体験をしゃべってください」「たいへんでしたね。何かしゃべってください」と言ってきたりしますが、見ず知らずの人にしゃべっても、心が治まるはずはないのです。この人にな……
179.
耳なれ雀は、自分は聞いていると自負しているだけに、聞こうとさえしないものよりもなお一層始末が悪いものです。仏法を誤解させるのは、えてして、この耳なれ雀なのです。聞法することがあんな人間になる……
180.
自立と自由は私の武器です。
181.
ひとびとは、ドン・キホーテとハムレットを二つの典型として扱うが、二人とも「狂気を演じながら世を渡るしかない」という点では、十円銅貨の裏と表ほどにぴったりと同じものであることがわかる。
182.
天才とは努力し得る才だ、というゲエテの有名な言葉は、殆(ほとん)ど理解されていない。努力は凡才でもするからである。然(しか)し、努力を要せず成功する場合には(凡才は)努力はしまい。彼には(=……
183.
この椅子の三日の涼に生き延びし