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1.愛情も想像力に裏打ちされる。

2.解雇が“社員管理の重要な道具”になりうる。

3.富は何かのために役立つもの、それ以外のもののために存するものでしかない。

4.どんな平凡な日々でも、宗教心があれば、いつも新しく生きていける。

5.社会とは人間環境の「生態」である。

6.「ツキの流れ」や「ツキ」それ自体も、既に起こった出来事を振り返って名付けた呼び名にすぎない。つまり、過去のその時点では、「ツキ」や「ツキの流れ」の実体はないのである。

7.朴散華(ほおさんげ)即(すなわ)ちしれぬ行方かな

8.天は人間に絶大な力をお与えになった。人間はそれを最大限に生かすことができる。

9.愛というのは、甘ったるい詩ではない。愛には牙がある。噛みつくのだ。その傷は決して癒されない。

10.億万長者は、「好きなこと、得意なこと、人に喜ばれること」という基準で仕事を選んでいます。

11.「証明可能」とは「真」より弱い概念である。

12.歌よみならい候からには、私どうぞ後(のち)の人に笑われぬまことの心を歌いおきたく候。まことの心うたわぬ歌に何の値うちか候べき。

13.石ころも露(つゆ)けきものの一つかな

14.ももの花我をわすれる月日かな

15.一から十まで隙なく理解しなくちゃいけないなんてしかたで本を読まされたら、たまらないとおもう。

16.絶対正しいことや、絶対正しい人間が、この世に存在するはずがない。すべては、不完全である。不完全だから、人間であり、不完全な人間が少しずつでも補い合って生きて行くのが、人生というものである。

17.ひげを なでる うれしいような さびしいような 愛しくてならぬ この なまあたたかい 生きているということの 肌ざわり

18.大きな仕事が自分一人でできたように考えるのは、あらゆる場合を通じて錯覚に過ぎません。それは身のほどを知らない者の慢心です。

19.成功者の多くは、自慢したり、能力をひけらかしたりすることはない。その成果に対して、「運がよかったから」と答えている。すでに高い評価を得ているので、わざわざ自己宣伝する必要もないのだ。

20.本当に自信のある人は、あまり人によって言い方を変えたりしない。

21.ペシミストとは、機会を難題ととらえる者のことだ。オプティミストとは、難題を機会ととらえる者のことだ。

22.敗者は一生懸命やらないということです。彼らは集中しないし、相場に影響を与える要因をつぶさに観察しないのです。彼らの目はまるで節穴なのです。

23.私のすることに間違いなどあるわけがない。違っているのは相手であり世間である。天上天下唯我独尊は、お釈迦様ならいいが、凡俗がやると漫画である。

24.その動機が何であれ、彼らは神に関わったのだ。神に一度関わった者は神から逃れることはできぬ。

25.人間ほど摩訶不思議なものはない。一人一人の人相が違うように性格も違う。六十億の人間がいれば六十億の思いがある。泣く。笑う。怒る。悲しむ。嫉妬する。この無限の感情を掴もうとするのが芸術だ。

26.万物の創生から今日まで人はすべて地上にあらわれたものを汚してきた。人類が快適に暮すことは周囲を汚すことによって保たれる。

27.難しい問題を山積みにして、できない人は落ちていって、できる人だけついて来いというのは、本来の教育ではない。

28.どれだけ長く一緒に過ごしたかより、どれだけ想いを込めて過ごせているかが大切です。恋人でも家族でも、常に一緒にいることがすべてでもないのです。時間で決めず、そこに込めた想いを見つめましょう。

29.夕空のうつろひ枯れし街並木

30.(誰もが)自由を求めて旅立って、不自由を発見して帰ってゆくのだ。

31.知性がありながら、書物を欠いている人が、大変に気の毒でならない。

32.失敗は皮肉で狡猾な手品師のようだ。あと少しで成功というときに失敗でつまずかせることに、大いなる喜びを覚えるのだ。

33.一、おれが こうした こうした 二、 ああいたしました、こういたしました ました、ましたのあまり重なる

34.めいめいの弱点を見つけ出すことが、人々の意思を操る術だ。

35.冬蜘蛛(ふゆぐも)が糸にからまる受難かな

36.原則を使用する際には拳闘家のごとくあるべきで、剣士のごとくであってはならぬ。

37.革命的商品は、あっという間に大ヒットし市場を席巻するが、技術をキャッチアップされると他社との激しい競争にさらされ、企業生命は意外と短命に終わる場合がある。

38.一人で生まれて一人で死んでいく以上、人間はどこかひとりぼっちのやるせなさを持って生きるのが当たり前だ。そう思うことで私たちは、孤独が自家中毒的に自分をネガティブに切り刻むところから抜け出すこともで……

39.人間の偉大さは、その人の考えの偉大さによって決まる。

40.汗をかき切つてどうでもよくなりし

41.センスを同じくする、っていう発見のうれしさは、男と女の愛よりもうれしいことがある。

42.枯芒(かれすすき)ただ輝きぬ風の中

43.貪(むさぼ)っている人々のあいだにあって、患(うれ)い無く、大いに楽しく生きよう。貪っている人々のあいだにあって、貪らないで暮そう。

44.凭(よ)りかかる柱のありし帰省かな.

45.之(これ)を如何(いかん)せん、之を如何せんと曰(い)はざる者は、吾(われ)之を如何ともすることなきのみ。

46.芸術家よ。小学校の生徒を教えんが為(た)めに、自然の剥製と写真とを画(か)くこと勿(なか)れ。

47.ただそれだけのことだ。ただそれだけだったが、なんだかひどく明るい気分になった。ただそれだけの何でもないことで、ふっとこころが開かれる瞬間がある。

48.はじまりというのは、何かをはじめるということよりも、つねに何かをやめるということが、いつも何かのはじまりだと思える。

49.正義なき力は暴力なり、力なき正義は無力なり。

50.私には限界がないのだと気づきました。限界というのは、いつだって外部からの、その人自身や自身の能力を信じない人たちからの影響なのです。

51.結婚だって離婚だって、どちらの目的も、幸せになるためにすることじゃないですか。

52.あたらしき年のはじめは楽しかり わがたましひを養ひゆかむ

53.恋は甘いものであり、その汁は風味があるが、その練り物は苦い。

54.夢ありや生きとし生けるものに雪

55.幸せを買うことはできないという奴は、子犬を忘れている。

56.仕事をやめて悠々自適に生きていく達人がいる。私は、気ぜわしなく、せっかちで、堪え性がなく、いらだちながら齢をとった。年をとったら驚くことばかりで、いくつになれば落ちつくのかわかりません。

57.私や私の身辺を詠んだから俳句になるものではない。誰のものでもない個性の滲み出る俳句を作れ。

58.何をしても自分で責任を持てば、何をしてもいい。

59.ある人が言わはった  歳をとるとだんだん体力が衰え 選択肢が少なくなってやり直しもきかず 死が刻々と迫ってきて 人生の可能性が狭まると  またある人が言わはった  歳をとると経験や知識が増え 叡智……

60.日永(ひなが)さに春菊(しゅんぎく)摘まんなど思ふ

61.木の葉髪(このはがみ)忿(いか)りねげきてせんもなし

62.人生はただ動くことでなくて作ることであり、単なる存在でなくて形成作用であり、またそうでなければならぬ。

63.古川柳(こせんりゅう)は、滑稽(こっけい)を主軸に、うがち、かるみ、笑いの三要素を特徴としています。うがちとは、物事や人物の隠れた真の姿に迫ること。かるみとは、気が利いていてうまいこと。笑いとはう……

64.日本の女は何と浮気が下手なことか。(中略)たまたま浮気をすると、たちまちそれが本気になり、大やけどや大ケガをしてしまう。

65.教養がなくても、器量が悪くても、一生懸命働いて正直な人は信用があるから、だれかが助けてくれるのです。

66.友達って言うのは、(A)あなたのあるがままを受け入れ、(B)あなたを信じ、(C)あなたには、気軽に“やあ”と声をかけ、(D)あなたを、見放すことなく、(E)あなたの全てを見つめ、欠点でさ……

67.社会というものに、子どもたちがまずは《買える¥ 買えない》という位相で出会うことがどれほど子どもの魂を蝕んでいるかを、いちどきちんと見ておいたほうがいい。

68.不思議なもので、大きい苦しみのつぎには、きっと大きいたのしみが来ます。そうして、これは数学の如くに正確です。

69.すべての人が、新しいテレビの代わりに平和を望めば、その時初めて世界は平和になる。平和を求める努力とは、そういうことだ。

70.(人と)つるむというやり方では到達できない地点があるのだ。

71.費(つい)え多き遊びをまず早く戒(いまし)むべし。これを好めば、その心必ず放逸(ほういつ)になる。幼きより好めば、その心癖となり、一生その好みやまざるものなり。

72.(必要なのは)「思いは真実になる」ということを、自分で自分自身に信じさせることである。自信過剰なくらい自分で信じることである。

73.大体金があれば品物を集めることが出来ると思われるかも知れぬが、一面の見方に過ぎない。物を集めるのに金も力になるが、それ以上に熱心が力である。それ故(ゆえ)金が不足でも熱情がそれを充分に償っ……

74.家族はお互いを許し合える。ばらばらより一緒の方が強くなれる。

75.情事(=不倫)は次の恋にめぐり合うまでのつなぎ。

76.戯曲は人生の正しい肖像でなければならない。

77.女性社員に人気がない上司は、ただ女性に人気がなくなるだけではなく、男性の部下にも人気がなくなります。

78.門ひとつくぐると 未知の風光がひらけ 道があって 行けば また門がある

79.恐怖に勝つのは希望である。

80.生きることの極意は、与えることだ。

81.怒られる、叱られる、注意されるということは、ひとつ勉強するチャンスを与えられたということです。自分が間違えていた点、至らなかった点を指摘してもらえるのですから、知識、経験という財産を増やしたことに……

82.私はぜんぜん結婚なんて考えてません。いまのほうが(たぶん)大事にされてるもん。

83.学問とは、虚栄の別名である。人間が人間でなくなろうとする努力である。

84.そろりそろりと急いで参ろう。

85.よくふかき人のこゝろと降(ふる)雪は つもるにつけて道を失なふ(ver.0)

86.たそがれの蟷螂(とうろう)母を威(おど)し去る

87.興(きょう)はなれずひとり詩に憑(よ)る火桶かな

88.「Big Talker」(ビッグトーカー)(=ホラ吹き、大口たたき)であることは、才能のひとつと見なされる。

89.美徳は、それ自身の報酬である。

90.土堤(どて)を外れ枯野(かれの)の犬となりゆけり

91.語ることができなければならない、音楽は。

92.凡ては永久に過ぎ去る。誰もこれを疑う事は出来ないが、疑う振りをする事は出来る。いや何一つ過ぎ去るものはない積りでいる事が、取りも直さず僕等が生きている事だとも言える。

93.過去について全体的なバランスのとれた記憶力をもち、自分の気に入らない記憶を抹殺したい誘惑に勝たねばならない。それによって、今日の現実における態度のバランスをとらなければならない、ということと……

94.人間は一生、人間の愛憎の中で苦しまなければならぬものです。のがれ出る事は出来ません。忍んで、努力を積むだけです。

95.ナチが滅びても、一度知られたその原理は、他の権力者たちによって、利用され続けているように思われる。

96.すべてが奪われてもたった一つ奪えないものがある。それは人に残された最後の自由──どのような状況の中にあっても自分の態度を決める自由だ。

97.慎重さのない勇敢は、盲目の馬だ。

98.「幸福」というものは、現在的なものである。それは時代をコードネームにして演奏される、モダンジャズのインプロビゼーションを思わせる。

99.ベンチャーを立ち上げるなら、今までの経験を活かした利息で始めなきゃ成功しない。

100.私は備えるつもりです。いつか私にチャンスが訪れる日のために。

101.文章(=文章家)で一番大事なことは、いかに瑞々(みずみず)しい文章を、ずっと書き続けられるか、それだけだから。老練とか、枯れてるとか、そんなものは全然必要ない。

102.真なる者は、はなはだもって難く 実なる者は、はなはだもって希なり

103.結局のところ、芸術の偉大さとは、美と痛み、人類愛と世界の狂気、耐えがたい孤独、疲弊させる人々、拒絶と同意との間の絶えざる緊張にあるのだろう。

104.思ひ出したくて落葉を踏んでをり

105.ミスには面白い法則がある。たとえば、最初に相手がミスをする。そして次に自分がミスをする。ミスとミスで帳消しになると思いがちだが、あとからしたミスのほうが罪が重い。そのときの自分のミスは、相手のミス……

106.現代人は元気なうちは浮かれに浮かれて、死を前にしてやっと、自分がこの地球の過客にすぎなかったことを自覚するのかもしれません。ぼくらはこの地球上に招かれたゲストなのです。

107.もし犬が言葉を話せたら、おそらく彼らとうまくやっていくことは、人間と同様に難しいだろう。

108.すぐれたものはありふれたものだ。

109.新興国は芽を出すか出さぬかのうちに花を咲かせ実を結びたがり、多くは人工の花や実でみずからを飾りたてたのである。

110.夢を追わない人間は野菜と同じだ。

111.歳月人を待たず(歳月不待人)

112.夕べ紫蘇(しそ)に長跼(かが)みして母を恋(こ)ふ

113.悪い人間を捕まえるには、物を与えるよりほかない。高貴な人間は、信頼と愛とによって得るのが一番である。

114.自己を過大評価した瞬間から、思考の硬直が始まる。

115.双眼鏡におさまる春を捜しをり

116.人間は他の動物と違っている点のひとつに、自分が社会に、あるいは誰かに必要とされ、需(もと)められているという自覚なしには淋しくて生きていけないのではないか。

117.形見とは黴(かび)に好かれてしまふもの

118.仕事を聞かれて、会社名で答えるような奴には、負けない。

119.愛国心というのは、他国をにくむという心である。わが家を愛し、わが母をいつくしむという心は、わが家以外の家を愛さないという心であり、わが母以外を愛さないという心である。

120.すべての人は堅くガードされた「心の変化の扉」を持っており、その扉は自分で中からしか開けられない。説得や感情に訴えることによっても、その扉を他人が外から開くことはできない。

121.友に恵まれる道は唯一つ、それは友に期待するものを何よりもまず自らに厳しく求め、行ずること以外にはないのである。(ver.0)

122.金持ちはいつも私たち(=デザイナー)のそばにいる。だから私たちは、金持ちを楽しむことを学ぶべきだ。

123.小人君子を忌む。

124.殺菌には日の光に晒すのが一番だそうだ。

125.かえすがえすも後進の若者に望むのは、ふるってその身を世間の風浪に投じて、浮かぶか沈むか、生きるか死ぬかのところまで泳いでみることだ。この試験に落第するような者は、到底仕方がないさ。(ver.0)

126.本質を見抜く感覚は、机上で養うのではなく、どんどん現場に出ることで磨かれる。

127.これまで原稿を2000万枚ぐらい書いたが、本当に自信があるというのは1%程度です。つまり20万枚。逆に言えば99%は文句を言われても返す言葉がないんですね。

128.名教(めいきょう)の内、自(おの)ずから楽地あり。

129.私の画業の歩みを振り返りますと、苦しみ迷うことばかり多く、自信や満足を抱いて過去の仕事に改めて接する──というような心のゆとりはありません。

130.小利大損 (しょうり、だいそん)

131.怒りが閉ざす こころを閉ざす

132.優しい説得は、力での交渉に勝るのです。

133.うなずきは、「もっと話をしてほしい」というサインでもある。聞き手がよくうなずいてくれるほど、話し手は安心して話を続けることができる。

134.供養はお金で出来るものではありません。たくさんお金を出したから、仏になった人の菩提(ぼだい)がとむらえるなら、お金持ちの仏だけがあの世で安らぎ、貧乏人の仏は、あの世でも苦しむということでしょうか。……

135.今の自分を100%受け入れて、そこからスタートする。

136.オレはふり返らない。オレの頭のなかには、そういう代物を納めるスペースがないんだ。オレは前しか見ない。

137.男ってのはな、ピンチの時程笑うもんだ。そーすりゃ、自然と力も湧いてくる。

138.判断の代わりに公式を使うことはつねに間違いである。

139.本当の貧乏人一人に対し、贅沢のための貧乏人は百人いる。

140.すべてを生きるということこそ、しかし大切なのです。

141.白梅(はくばい)に昔むかしの月夜かな

142.ほとんどの人にとっての「豊かさ」とは、大きな家であったり、車、別荘、クルーザーかもせれません。しかし私から見れば、それは「富の象徴」であって、負債にすぎません。大きな家や車や別荘やクルーザーは、維……

143.勇気・情熱を持ち続けて諦めない。一歩ずつ、いつか世界一の頂上を!

144.そのすがた人にうつすやねぶの花

145.問題の中には、ある程度情報の分析だけで結論が見えてくるようなものも確かにある。しかしその場合でも、結論を出す前に必ず現場で実証することが必要だ。

146.学問を「抽象的」と「実際的」に分けるのは、実に正しくないことである。これらは互いに相手から栄養をもらっているのである。

147.学習は「できない」問題を「できる」ようにするプロセスでないと、意味がない。

148.何につけただただ一途(いちず)木の葉髪(このはがみ)

149.私はたくさんの人々と話してみて、彼らが繁栄しない理由は、彼らが富と成功のために祈ることを悪いこと、罰当たりなことと考えているせいであることに気づきました。このような態度は、ひどい無知と迷信……

150.経営がうまくいくのもいかないのも、国がうまくいくのもいかないのも、外部ではなく内部に原因がある。

151.ABCD作戦で行こう! A…当たり前のことを B…ぼーっとしないで C…ちゃんとやる D…できれば笑顔で

152.外見と中身を分けて考えている人がいるが、外見は一番外側の中身なんです。

153.五人と争わば、先(ま)ずその一人を倒せ。然(しか)る後に他の一人、他の一人と。斯(か)くすれば、他の二人は、戦わずして自ら潰(つい)えむ。

154.子どもは、愛と、栄養と、きめ細かな世話を必要とする。

155.本当の強さとは、どういうものか? それは、見たこともない局面を見せられ、その中で最善手を自力で発見できるか、どうかなのである。

156.感動は心のともしびである。

157.どうしたらいいか迷ったら、どっちに歩んでいくほうが〈好きな自分〉かを考えるんだ。

158.胡桃(くるみ)割る人のこころを割るごとく

159.人間はそれほど簡単に自分を変えられない。おそらく、それができるのは、かろうじて二十歳ぐらいまで。二十五歳、三十歳になったら、本質的な自分はまず変えられない。

160.昔から絵にかかれ歌によまれ俳句に吟ぜられた名所難所には、すべて例外なく、人間の表情が発見せられるものだ。

161.死後の名声に心乱される者は、以下のことを心に画(えが)いてみることをしない者である。すなわち、彼を記憶するすべての者自身もきわめて迅速に死んで行くであろう。そのあと、その人を受け継ぐ者もま……

162.自分の好きな仕事に就きなさい。例えば、マージャンでは、みんな平気で徹夜するでしょう。仕事が好きだったら、楽しかったら、平気で徹夜もできちゃうんですよ。

163.からつぽの空となりたる野分後(のわきあと)

164.住めば都。

165.評論とは、その道の専門家が、専門知識なしには気が付かない事を、一般の人に分かり易く繙(ひもと)く事なんだ。

166.北風へ出(い)づ拳(こぶし)なら二つある

167.もしも自分の心の中に信念というものがあるのなら、どんな相手にも立ち向かえるはずだ。相手の事情や相手の考えなんかを超えて説得できるはずだ。

168.石は生きて居る。どんな小さな石っころでも、立派に脈を打って生きて居るのであります。石は生きて居るが故に、その沈黙は益々意味の深いものとなって行くのであります。

169.目標が、本当の自分の目標でなかった場合、つまり、目標が偽りのものであった場合、それは失敗の原因になる。

170.日本は横並びの行動が多すぎますが、同時に他人の存在への配慮、気遣いという特徴があります。こうした日本社会がもつ丁重さ、優しさ、折り目正しさに外国人が深い印象を受けています。効率的な個人中心の社……

171.何でも自分でできる事が「自立」ではありません。「あれはできるけど、これはできないから、あなた助けて」と、ちゃんと言える。これが自立だと思います。

172.自分を愛することをやめるとき ひとは 他人を愛することをやめ 世界を見失ってしまう。

173.音楽には、代数学と似たところがきわめてたくさんある。

174.人間はみな、肉親にも他人にも、己(おのれ)のエゴイズムを基調として勝手な青写真をひいてしまう。そしてそれによって、自分以外の人間に烙印(らくいん)を捺(お)し、己を顧みることはない。