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1.
過去の記憶の一方的性格を決定するものは、現在その人間がどういう人間なのかということなのですが、その記憶のメカニズムを一等有効に利用しているのが今日の日本の保守派であろうと思います。
2.
相互の尊敬なくして、真の結婚は成立しない。
3.
お互いに、人に物をやったり快く貰ったりすることは人生を明るくする。貰うものは、快く貰い、やる物は快くやりたい。
4.
私は、自分でしたいと思う善を行わないで、かえって、したくない悪を行なっています。
5.
(短歌や漢詩だけでなく)日本の歌もそうですが、山と川で表現しているのは、変わらないものがそこにある、ということなんだ。
6.
人はまず自分の欲望を追求してよいという流儀を、身についた形で作りあげたということであり、私利私欲とは、戦後が獲得した「自由」という理念のはきちがえではなく、むしろその本質であり起点なのである。
7.
(イジられる側に対して)「美人になって見返せばいい」とか言う人もいるが、それはイジメの被害者に「いじめられないよう努力しろ」と言うのと同じだ。変わるべきはイジメやハラスメントをする側、それ……
8.
正義って、普通の人が行うものなんです。政治家みたいな偉い人や強い人だけが行うものではない。普通の人が目の前で溺れる子どもを見て思わず助けるために河に飛び込んでしまうような行為をいうのです。
9.
やはり、三十一歳は、三十一歳だけのことしかないのである。
10.
ビジネスプランを見るときには、そのビジネスの本質が何かを見抜くようにしなさい。
11.
愛せよと命じられるとき、私は、コミュニティーを復活させ、不正に抵抗し、兄弟たちの必要を満たせと命じられるのである。
12.
想像力のない人は、雑談できない。
13.
人々を不安にすることで利点があるなら、貴族的で退屈そうなポーズをとり、バカにしたり勝ち誇ったりはせず、ただ無関心を装うことだ。
14.
自己の信ずる宗派を、絶対のものと考えることについては必然さがあろう。それだけの真剣さこそあってよい。しかしそれは同時に他の人にとって他の宗派が、また絶対だということをも意味するであろう。
15.
汝ら、見られんために己(おの)が義を人の前にて行わぬように心せよ。
16.
あなたという、一人の個人に起きた面白いことは、ほかの人にも面白いことのはずだから、それがすーっと文章で伝われば、そこで感動が起きるはずです。
17.
(自分は)味でいく、と決めたら、決めたなりのやり方があるということですよ。数字のうえから見たら「ボトムズ(最低野郎)」扱いされるかもしれませんが、そこで(=会社で)しぶとく生き抜いてやるんですよ。
18.
言葉の肩をたたくことはできないし、言葉と握手することもできない。だが、言葉にも言いようのない、旧友のなつかしさがあるものである。
19.
うそでもいいから、善いことのまねをするのがいいんだ。まねしているうちにそれが本当になってくる。
20.
どんなに好きでも最後は別れるんです。どちらかが先に死にます。人に逢う(=出会う)ということは必ず別れるということです。別れるために逢うんです。だから逢った人が大切なのです。
21.
自立とは、トレーニングしなくてはならない筋肉のようなものです。
22.
不安がないのはたかをくくっているからで、取り返しのつかない失敗を招き寄せる。初心を忘れない人は不安の効用をよく知っている。
23.
どんな場合にも、人が自己の感情を完全に表現しようと思つたら、それは容易のわざではない。この場合には言葉は何の役にもたたない。そこには音楽と詩があるばかりである。
24.
僕は、「俳優になろうと思うんです」と言われると、「やめた方がいい」と答えます。それでへこんでしまうような人は、そもそも、俳優を目指すエネルギーも続ける気迫もないと思っているからです。
25.
力を持つ者は、自らの力を正義と思い込み、無理やり相手をねじふせようとする。でも本当の正義に乱暴な力などいらない。あなたたちが正しいと誰が決めたの?
26.
今日を変えられる者が勝つ。
27.
この問題で一ばん苦しんでいるのは私なのです。この問題に就いて、何も、ちっとも苦しんでいない傍観者が、帆を醜くだらりと休ませながら、この問題を批判するのは、ナンセンスです。
28.
魚鳥が心尽(こころづく)しの犠牲のお膳の前に不平に、これを命とも思わずまずいのどうのと云(い)う人たちを食われるものが見ていたら何と云うでしょうか。(現代語表記)
29.
見送るや君たちまちに梅雨の景
30.
自分で自分の作品の効果効果を口に出してなど言うべきでなかった。口に出して言ったとたんに、また別のまるっきり違った効果が生まれる。その効果を凡(およ)そこうであろうと推察したとたんに、また新しい効果……
31.
私たちは生まれてくるとき、大声で泣くでしょ。あとの人生は、この泣き声の余韻でしかないの。
32.
湧きあがる拍手の中に手を打たぬ われあり打たぬ手の温かさ
33.
政治が一定の段階にまで発展し、もうそれ以上従来通りには前進できなくなると、政治の途上に横たわる障害を一掃するために戦争が勃発(ぼっぱつ)する。
34.
基礎的な原則や自分の価値観からくる深い内的な安定性がなければ、誠心誠意をもって謝ることはできない。
35.
二人は伴侶(はんりょ)、三人は仲間割れ。
36.
洋食は、「足し算」の美学。それは、何度も絵具を「足し」重ねることで奥行きを生みだす、「油絵」のような味わいです。
37.
うつくしいという言葉はしっくりと調和しているという言葉の代名詞で、さらにうつくしいというのは完全だということにもなるのである。
38.
だいたい心の問題は、「急がば回れ」の解決法が得策のように思われる。
39.
あきらめずに撃ち続ければ、大当たりを決めるのは、時間の問題だ。
40.
私は、これまでに読んだものすべての一部である。
41.
(酒を)飲めば死ぬ、飲まなくても死ぬ。
42.
何となく、今年はよい事あるごとし。元日の朝、晴れて風無し。
43.
愛に束縛なし、真箇(しんこ)の自由なればなり。
44.
ひとりの寂しさを克服するには、逆に、付属物をひとつひとつそぎ落としていくしかない。要は、自分は息をしている存在にすぎないと思うところまで行けば悟りが開ける。これは禅の考え方にとても近い。
45.
今日の大きな悪魔は愛国心。愛国心が大戦をもたらすのだ。
46.
幸福は、窓の外にもある。樹の下にもある。小さな庭にもある。
47.
秋風や思ひきつたる離縁状
48.
自らのパラダイム(考え方、見方)に捉われず、相手の見地に立って、相手の観点から世界を見なければ、(相手の)本当の問題を理解するところまでには至らない。
49.
我々自身、有限の存在であるので、有限の対象しか扱うことができない。
50.
未来を予測するだけでは問題をまねくだけである。なすべきことは、すでに起こった未来に取り組み、あるいは来るべき未来を発生させるべく働くことである。
51.
あなたの経験、出来事、状態、行為などは、すべてあなたの考えていることに対するあなたの潜在意識の反応です。
52.
ひとつの言葉、ひとつの文章が、十色くらいのちがった意味をもっておのれの胸へはねかえって来るようでは、ペンをへし折って捨てなければならぬ。
53.
煩悩はこれ道場なり 三界(さんがい)はこれ道場なり
54.
二番煎じをいくら上手にやっても、誰も評価してくれない。
55.
愛と善意をすべての人に与えなさい。あなたが与えれば与えるほど、祝福があなたにもたらされるだろう。
56.
まことの愛の有様は、たとえば、みゆき、朝顔日記、めくらめっぽう雨の中、ふしつ、まろびつ、あと追うてゆく狂乱の姿である。
57.
内容の優れた1冊の熟読からさまざまな思考が生まれ、響きあってその人の知性を深めていく。思考には発酵させる時が必要で、速読法は読書の価値を軽んじている。
58.
人間がこわした家は、地震がこわした家よりはるかに多い。
59.
捕らぬ狸の皮算用
60.
数の概念ほど、人類文化の発展にしっかり結びついた概念を、他に挙げることは難しい。人類からこの概念を取り去ったら、我々の精神生活や実際の活動が、どれほどみすぼらしいものになることか。計算を行い、時間……
61.
くらべたりするもんじゃないよ。いや、ものごとはなんでも比較してはいけないんだ。比較根性の愚劣。
62.
うなずきやあいづちは、「あなたの話を聞いていますよ」「もっと話してください」という聞き手からの社会的承認の合図でもある。
63.
人が恐怖の体験から逃れるのは難しいですが、素早く対処することで乗り越えられます。
64.
妻よおまえはなぜこんなにかわいんだろうね
65.
言語能力が低いほど、うつ的な気分になりやすい。悩んだ時に、それを言語化して言葉で解決できないからです。
66.
やりたいこともやれないで、じっと我慢しているうちに才能を枯渇させている人がいかに多いことか。
67.
お客様の期待以上のモノを作ってください。期待通りではダメで、期待以上のモノを作る。
68.
貧乏がものすごくつらいと、だから受け入れることができないと感じた人は、そこからハングリーになる。ところが、「貧乏はしょうがない」と受け入れたら、ハングリーにならない。
69.
ある日のこと 室(へや)の障子(しやうじ)をはりかへぬ その日はそれにて心なごみき
70.
教養ある人間とは、自らが行い、語り、考えるすべてのものに普遍性の刻印を捺(お)すことを知っており、すでに自らの個別性を放棄して普遍的な原理に則(のっと)って行動する、そのような人間のこと……
71.
目の前の恐怖に真っ向から立ち向かう経験をするたび、あなたは強さと勇気と自信を身につけることができるのです。(ver.0)
72.
無名であることの誇りこそが、おろかな人間たちのあいだで生きるすべての猫たちに、つねに独自の威厳をもたらしてきた。
73.
家に女房なきは、火のない炉のごとし。
74.
なぜ経営をせねばならないかという、その「なぜ」がわからなければ、経営は成り立たない。
75.
恐れるな。自分の中の可能性を信じて、力を尽くせば、道はおのずと開ける。
76.
一般に主婦の会話の内容は、亭主と子どもの話と相場が決まっていると言われていますが、誰でもいちばん大切なことを話したいのは当たり前だとはいえ、まずはじめに語れるような自分自身があってもいいのではない……
77.
運命は決断の瞬間に形作られる。つまり、あなたの運命は、決断の積み重ねで作られているのだ。
78.
一匹の金魚に餌やひとりつ子
79.
涙の数だけ強くなれれば、今頃俺は無敵だな。
80.
数学の美しさは、我々の天性の最も弱い部分に訴えることはなく、絵画や音楽のキラキラするような外形も持たない。だが、最高の芸術だけが我々に示すことのできるような、高い純粋性と厳密な完成度を持った美しさ……
81.
自分の価値観から一歩も出ないで、別の価値観で行動する他人を断罪するのは、いわば、別の国の法律で罰するようなものだ。それでは、知的な態度とは言えない。
82.
もののみごとにだまされ給え。人、七度の七十倍ほどだまされてからでなければ、まことの愛の微光をさぐり当て得ぬ。
83.
如何(いか)なる境遇にも満足し得る人こそ、たとえ逆境に在(あ)っても、恵まれている自分を見出すことができよう。
84.
人間らしい善意はだれにでもあり、全体として断罪される可能性の高い集団にも、善意の人はいる。境界線は集団を越えて引かれるのだ。したがって、いっぽうは天使で、もういっぽうは悪魔だった、などという単純化……
85.
ことばが信じられない日は、窓を開ける。それから、外にむかって、静かに息をととのえ、齢の数だけ、深呼吸をする。ゆっくり、まじないをかけるように。そうして、目を閉じる。十二数えて、目を開ける¥。……
86.
夢のまま終りたくなし青胡桃(あおぐるみ)
87.
山の奥にも風は吹く。
88.
敵国外患無き者は国恒(つね)に亡(ほろ)ぶ。
89.
残りの人生で、あなたは何をやりますか? 何をやり残したら、後悔するでしょうか?
90.
大切なのは、相手と向き合い、拒絶せず、自分の一部にしてしまうこと。
91.
新聞記者やファンのことは、自分にコントロールできない。自分にコントロールできないことは、いっさい考えない。考えても仕方ないことだから。自分にできることだけに集中するだけだ。
92.
あなたが「親の期待」に応えないと決めた時、あなたの心の中に浮かび上がる「罪悪感」は、あなた個人の弱さとかずるさではなく、この国が伝統的に作ってきた文化の形だと分かれば、戦い方はあると思うの……
93.
世界中を歩け。人生は夢だらけ。
94.
当然だと思われるような怒りでも、こだわりつづけていれば、神の安らぎを味わえなくなる。
95.
死ぬことを 持薬(ぢやく)をのむがごとくにも我はおもへり 心いためば
96.
日本で成功したいならば、まず日本人を理解することだ。日本で仕事したいならばまず年寄りと偉い人に礼儀を尽くすことだ。日本人の癖にそれを知らないならば、終わっている。
97.
ひきこもって、何かを考えて、そこで得たものというのは、「価値」という概念にぴたりと当てはまります。価値というものはそこでしか増殖しません。
98.
歳を取れば、誰でも眠くなくなる。集中力が持続せず、疲れやすくなり、一服が多くなる。「眠い」というのは、「死にたい」に似ていると思う。(要約)
99.
磯遊び皆ペンギンに見えてきし
100.
知識を学ばない人生は、死に等しい。
101.
結婚生活の破綻は、性格の不一致よりも、生活の不一致によって起こる。
102.
わたしたちは、よい文学を見捨ててはならぬ。でないとコトバから、ということはつまり現実から見捨てられることになるだろう。
103.
事業の成功には、奇跡はない。
104.
「人はみな生かされている」ではなく「生かし合っている」というべきだろう!「生かされている」は受動的だが、「生かし合っている」は能動的。
105.
私は、世の中はそんなものだと語るより、世の中はどんなものだと問い続けます!
106.
他人の期待には応えよう!だが、他人の予想は裏切ろう!
107.
無視されるよりは、笑い物になったほうがよっぽどよかった。
108.
(過重労働で悩むなんて)ナンセンスの極みですね。なんの物的資源もない日本人が働かなくてどうするの? と思います。
109.
概念も感覚も、大切さは等しい。なぜなら、どちらもなくてはならないからである。概念だけあっても、具体的には生きていけない。でも概念がないと、言葉が使えない。社会生活ができない。動物には、おそらく概……
110.
日本は世界のために研究をすべきだ。日本のための科学技術とか科学技術立国などといっていると、必ず孤立する。
111.
子犬を買ってもらう最良の方法は、赤ん坊の兄弟を欲しがることだ。(ver.0)
112.
ある天才生物学者があった。山を歩いていてすべってころんで尻もちをついた拍子に、一握りの草をつかんだと思ったら、その草はいまだかつて知られざる新種であった。そういう事がたびたびあったというのである。……
113.
愛のことばを言おう ふかくしてみにくきは あさくしてうつくしきにおよばない しだいに深くみちびいていただこう まずひとつの愛のことばを言いきってみよう
114.
上司の言った通りにやって、仕事がうまく行ったとする。しかしそれは、上司が正しかったのではなく、上司の言ったことが正しかったのだ。
115.
いたらぬ我が身に気がついて、心を磨き続ければ、知らぬ間にこの身は仏。
116.
音楽を聴きながら居眠りするときは、幸福である。
117.
己(おの)が名をほのかに呼びて 涙せし 十四(じふし)の春にかへる術(すべ)なし
118.
懐疑とは方法である。
119.
その時に なってみなけりゃ わかんねえ その場がきなけりゃ わかんねえ
120.
相手がお気に入りの事柄をほめちぎれば、たちまち相手は好感を持ってくれる。
121.
グルメというのは、試す勇気を持つこと。
122.
公よりも私のほうが大切だということ、国家よりも大衆の個人個人のほうが大切なんだ、つまり私が明日どうなるのかということのほうが、国家が明日どうなるのかということより大切なんだ。
123.
本を読むときに必要なものとしていちばん最初に求められるのは、どういう本を読むかだと、普通は考えられています。しかし、実際は違います。
124.
借家(しゃくや)栄えて母屋(おもや)倒れる。
125.
数は理性によって知覚されるすべての事柄のもとである。
126.
自殺を思うものでも、洋々たる大海を恐れることはある。屍体(したい)の腐りやすい夏を恐れることはある。だが、澄みきった池の面を見たり、さわやかな秋の夜だと、そのまま自殺してしまうことがある。
127.
書くことで人は孤独になれる。自然に自分と向き合うことになる。
128.
私が考える「クレイジーの定義」とは、「わずかなお金を得るために嫌いな仕事を50年も続けた揚句、貧乏なまま死ぬこと」。
129.
人間は死を怖れる。ちょうど子供が暗闇を怖れるように。そして子供のうちのこの怖れが色々な物語によって大きくなるのと同じように、死への怖れも大きくなる。
130.
底ひなき淵やは騒ぐ山河(やまかは)の 浅き瀬にこそあだ浪は立て
131.
自由になるために唯一必要なのは、自分が自由になれると信じることです。
132.
十セントを大切にしない心が、君をボーイのままにしているんだよ。
133.
「依存は孤立のもと」である。
134.
それまで与えられた役を演じよう、見事に演じてやろうと力んでいた俳優たちが、ある日、ひょいとその役を生きはじめる。その瞬間が、何にもまして感動的である。
135.
勝負なんてのはさ、結局、最後の最後で非道になれるかどうかなんだよ。
136.
人間のやる所業には絶対に正しいと言えることはない。逆にどんな悪行にも救いの種がひそんでいる。何ごとも善と悪とが背中あわせになっていて、それを刀で割ったように分けてはならぬ。分別してはならぬ。
137.
どうしたら このこの てだすけができるだろう。あったことが なくても このこは ともだち。
138.
たくさんの情報に接すること。そうすれば、流れがある程度わかるようになる。
139.
子どもにとって親が何かしてくれるというのは、お金を稼ぐことじゃなくて、一緒にいてくれたとか、大事なときに“うん”と言ってくれたとか、そういうことなんです。
140.
逆境の中にこそ、成功の種がある。
141.
又時雨(しぐれ)雲を育てて空倦(う)まず
142.
知性は才能の白い杖である。知性がなければ才能は転んでしまう。
143.
愛することには、失恋の危険がつきまとう。(中略)しかし危険は冒さなければならない。
144.
屑(くず)になって生き延びるのは、死んだも同然なんだよ。
145.
もっと君のことを知れば、もっと君を好きになれそうな気がするんだ。
146.
いとほしくなる程蟻の働いて
147.
幾何と解析の方法の原理は同じものだ。
148.
99個苦しいことがあっても、1個楽しいことがあればやっていける。その1つだけを集めて、宝石みたいに抱えて生きていくの。生きていけば、また苦しいことが続く。その代わり、もう2度と楽しいことはない、な……
149.
実験(=挑戦)のワクワクよりも恐怖と自信喪失が勝り、最終目標の完ぺきなイメージが、私たちの創造を殺してしまう。
150.
涼しさを勿体(もったい)なしと思ふ日よ
151.
上は、ナポレオン、ミケランジェロ、下は、伊藤博文、尾崎紅葉にいたるまで、そのすべての仕事は、みんな物狂いの状態から発したものなのか。然(しか)り。間違いなし。
152.
重要なのは、彼らが私のことをどう思っているかではなく、私が彼らのことをどう思っているかである。
153.
「残っていること」には価値があります。時の流れのなかで人々の評価が定まったもの、つまり時間の流れに淘汰され、耐え抜いてきたという意味での古典は、はかりしれないパワーを秘めているのです。
154.
蕗の葉に日輪躍る初夏は来ぬ
155.
墨の機嫌のいいうちに書く
156.
損せぬ人に儲けなし。
157.
無造作に借りて巧みに羽根をつく
158.
理想郷が自分を幸せにしてくれるんじゃない。幸せな自分のまわりに、理想郷が作られるんだ。幸せな気持ち…それは感謝の気持ち。幸せな気持ち…それは素直な気持ち。
159.
他流試合に通用する人材になれ。
160.
商売で成功するには、女と口を狙え。
161.
せんさく好きの人は、話をしていて楽しいとか、個性や人間性といった中身で判断するのではなく、家柄や学歴などをもとに、相手を判断する。
162.
詩人にとって、言葉は凶器になることも出来る。私は言葉をジャックナイフのようにひらめかせて、人の胸の中をぐさりと一突きするくらいは朝めし前でなければならないな、と思った。
163.
病む人は病む人同士秋惜しむ
164.
「命を授かった」とよく言う。だが、天から「授かったもの」は、君の命や赤ん坊だけではない。君の個性や才能、心、思い出、家族や友人だって、時間をかけて「授かったもの」だ。全部大事にしなきゃ!
165.
最も優しい言葉は、その人の名を呼ぶことである
166.
随筆は小説と違って、作者の言葉も「なま」であるから、よっぽど気を付けて書かない事には、あらぬ隣人をさえ傷つける。
167.
愧(は)づかしくない生きかたなど 人間の生き方では ないと思う
168.
こうあるべきだ、などというのは何一つない。こうである、というものしかない。
169.
たとえ君の好きなだけの多くの世代を生き抜いて完(まっと)うすることが、よしんば出来たとしても、依然として永遠の死はその先に待っているであろう。
170.
(人を訓練するには)甘えさせるのがいいんです。一方で甘えさせておいて、一方で鍛錬するんです。そうするとよろこんで鍛錬にはいりますわ。
171.
独りでいること、これこそ生の根源だ。
172.
ワクワクすることって、こわいのが過ぎて、やっと面白くなったころに、いつも終わってしまうんだ。つまらないなあ。
173.
自然科学では発展的世界観みたいなものがあるように見えるでしょうが、哲学の領域になると、大昔から「オレこそが人類のフロントラインだ」と思っている人がどの時代でも複数いて、いずれも今なおそれな……
174.
夜の蟻迷へるものは弧を描く
175.
凩(こがらし)よ 死者は生者の意のままに(ver.0)
176.
予期せぬものは、通念や自信を打ち砕いてくれるからこそ、イノベーションの宝庫となる。
177.
自民党と民主党も、反対なもののはずなんだけど、今は同じなんですよ。利害関係が同じになってる。同じことを小さく言うか大きく言うか、または、同じことをカッコよく言ってるかどうか、そこだけの問題になって……