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1.
雷が落ちた後には、大雨がつきものだ。
2.
魚は群魚に異ならんと欲し、水を捨てて岸に躍(おど)れば即(すなわ)ち死し、虎は群虎に異ならんと欲し、山を捨てて市に入れば即ち捕(とら)わる。
3.
あるべき家族の形が保てなくなってきているならば、保てなくなってきた原因を探るのではなく、あるべき家族の形なんてものはあるのか、あるのだとしたら、なぜそれは存在しているのか、それ以外のあり……
4.
自分に嘘をつけて、上手に騙せたほうが、人生の幅って確実に拡がるよ。人間ていうのは、放っておくと低い方楽な方へ行くんだ。自分の気持ちに素直にならないほうがいい。
5.
仕事であれ趣味であれ、本当に大好きなことをして過ごす方法を見つけるべきだ。
6.
日輪は強く大きく若葉濃し
7.
文学の実際は人間の堕落を潤色(じゅんしょく)して、懦弱(だじゃく)な人間を更(さら)に懦弱にするばかりだ。
8.
愛を生ぜしめるものは習慣だからである。例えば、如何(いか)に軽くとも頻繁な打撃を反復して受けるものは、永い間には負けて、倒れ易くなるものである。石の上に落ちる水滴でさえ、永い間には石に穴をうがつの……
9.
プレゼントは包装しないまま渡すな。とびっきりきれいな包装紙とリボンを買おう。かなり不器用なら、店の人に頼んでラッピングをしてもらうこと。
10.
(※女は)可愛い男とはすぐに切れるが、憎めない男とはだらだらと続く。
11.
友人を愛するあまり、友人が罪にけがれるのを見るに耐えきれず、(欠点という)その痛ましい真実を愛の言葉で告げる。これこそ真の友情である。しかしそうした友人を持っている者はごくわずかしかいない。
12.
善い人間は善く扱い、善くない人間もまた、私は善く扱う。徳とは善である。誠実な人間は誠実に扱い、誠実でない人間もまた、私は誠実に扱う。徳とは公正である。
13.
この男は、いま、幸福の予感にぬくぬくと温まっているらしいが、そんなときには、人は、どこやら慈悲深くなるものらしい。
14.
夜明け前が一番暗く、春になる前が一番寒い。
15.
君のそのクソマジメなところは、君のいい所であり、君の“力”でもある。だが“力”ってのは、それを注ぐ方向が肝心なんだよ。
16.
乗りこえてこい! 人はトラウマを乗りこえて強くなっていく。
17.
「ほめられて伸びるタイプです」 と自分で言う人には、いっぱい叱ってあげましょう!
18.
おもしろの好色や 身を亡ぼさぬほどに。
19.
人と比較しないで、まず自分を超えていく。
20.
子供には、服従することさえよく教えておけば、他のことは好きなようにやらせてよい。
21.
神仏に力を借りたい人は、神仏が力を貸したくなる人になることです。それは、柔和質直な人です。
22.
浴衣着て逢へばすなはちはなやぎぬ
23.
キレイごとの好きな人は、とかく実践力に欠けやすい。けだし実践とはキレイごとだけではすまず、どこか野暮ったく、泥くさい処(ところ)を免れぬものだからです。
24.
この世を如実に描き、この世を知りつくした人にもなお魅力を感じさせるわざを、文学上のリアリズムと言う。これが小説の達する最後の詩だ。
25.
粘土は湿っているうちにこねよ。
26.
「人は生かされている」とよく言われるが、それに甘んじてはいけない。人生は受動的に生きるものではない。夢や目標や目的を持って、積極的に生きてこそ人生だ。
27.
青くあをく抱きしめにくる秋の空
28.
他人の否定的な言葉には耳を貸さないことです。否定的な言葉に耳を傾けることは、その内容に同意したのと同じことになるのです。否定的な忠告や意見を聞いて(=耳にして)しまったら、それを打ち消してしま……
29.
批判する人に対して、「寛容さがない」と批判する人も、「寛容さがない」のである。そして、私も。(ver.0)
30.
一人のわたしは何によっていま、ここに活かされているかを問うこと。
31.
芸術家は、みんなが忘れている事に気がつく人間だ。然(しか)しこれ以外に芸術家の仕事は断じてないという事は多くの人が忘れている。
32.
明るく死ぬこともあるべし枯野行(かれのゆく)
33.
若いという字は、苦しいという字に似ておる。青春に悩みはつきものじゃ。
34.
たとえ恋愛がうまくいかなくても、それで「ほかのことはすべて意味がない」とか「私は無価値な人間だ」と考えてしまうような思考のスタイルから、自分を解放する。
35.
愛はすべてを我慢し、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。
36.
私たちが得る答えは、何を質問するかによって決まる。つまり、どれだけ素晴らしい答えを得られる質問ができるかどうかだ。
37.
親子こそ、かえってズレやすい。肉親だという安心感から、親はわが子に対しては不用心になる。家族制度にいやったらしさがあるとすれば、その甘え、互いが人間として真剣にたち向かわないで、枠の方によりかかっ……
38.
寒林(かんりん)の一樹(いちじゅ)といへど重ならず
39.
朝日といふ光の先へ接木(つぎき)せり
40.
一行の文章を書くこと、それが既にカオスに対する抵抗である。混沌は混沌のままでは、その裡に投げ出されている物体の一片をも表現できない。カオスからコスモスに到達せんとする人類の願望に、小説家は参加して……
41.
いかに老年に成長するかを知ることは、英知の傑作であり、生活の偉大な技術における最も難しい章の一つである。
42.
女が奴隷状態にあるのも、つまりは男たちが、女を享楽の対象として利用することを望み、それを何かとても素敵なことだと思っているからにすぎないのです。
43.
すべての事象は、科学になる前、ある意味でオカルトです。
44.
手球(てだま)がない時の武器は、敵の球だ。
45.
渇きはすべての動物に飲むことを教える。しかし飲酒は人間にのみ属する。
46.
ゆっくりという名のスピード
47.
人間は、自分がそこに持っていったものしか目に入らないものである。
48.
肩書や資格を取るために、作品を書いているのでもないでしょう。
49.
わたしにとっての猫は、いわば物言わぬ哲学者のような存在であって、すぐれて耳澄ますことに秀でた、日々の対話の相手です。
50.
一方をほめることは他方をけなす要素を含んでいる。
51.
田舎の人は冗談も何も無く、けちくさくて、ただ固い。けれども、あれはまた、あれでいいのだ。ただ黙って田舎に住んでいる人の中に、本当の偉い人間というものが見つかるような気もする。
52.
昨日、私の行動は間違っていた。それが昨日だったからだ。そして今日は、明日の自分が今日の自分に下す厳しい判決を予感してしまう。
53.
ひとつの作品を最初から最後まで書きうつしたら何がわかるだろう、とおもい、その作業をはじめたのが、三十代のなかば。書きうつし終えることに意義があるわけではなく、過程、あるいは途中に、すべてがあ……
54.
あなたの悩みは、他人に簡単に切って捨てられるほど単純なものではないはずだ。そのことを知っているあなたが、人の話を無防備に聞いてしまってはいけない。
55.
ハシゴ酒というのは、やたらに新しい所ばかり探して歩くのが目的であってはならなくて、寧(むし)ろ逆に、一定の行程を繰り返す所に丁度、春の次に夏が来て、その後で秋になるのに似た、天体の運行を感じさせて……
56.
何か一つ、綺麗になることをする。これで心が満たされてくる。心が満たされれば、心の余裕が生まれてくる。
57.
よく「やる気を出せ」などと言うが、身がまえして「やる気」などと言わねばならないのは、まず本物ではない。やるなと言われたって、のめりこんでしまうのが本物だ。
58.
私は思います。本当の希望というのはきっと、死を覚悟した絶望の中にこそあるものだと。そう、それは、一粒の砂金が灰色の砂利の中に埋もれているように。
59.
たくましきゆゑ醜草(しこぐさ)の芽なるべし
60.
新しい出発は決して楽しいだけのものではない、旧い人の凋落をうしろにのこして行く心。……歩いて行く小路々々も自分も疲労と寂寥に澱んでいる。一日一日は移って行く。
61.
みな誰もが孤独を感じ、あなたと同様、ほとんど死以上に、生きることを怖れているのだ。
62.
おびただしき煙は吐けどわが過去は 焼きてはくれぬゴミ焼却炉
63.
観想と行動は、どちらも見かけは真実である。しかし観想から送り出された、あるいはむしろ観想に戻ってゆく行動にしてはじめて真実なのである。
64.
人が知っていることを知っていても、その人の知識にはならない。
65.
(ナショナリズムに酔わない人・酔えない人への)白い目でとりまかれるとき、酔わない人もまた、酔ったというポーズをとらなければならない。そして、そのポーズをとっているうちに、その人もまた、ほんと……
66.
政党が問題の解決よりは反対党との競合の方が重要だと考えたり、時代の問題を権力をめぐる闘争の道具にすると、政党の信頼が損なわれることは確かです。それは政党だけではなく、我々すべてにとっての害……
67.
「愚直に、真面目に、地道に、誠実に」働け。
68.
空に虹を見るときは ぼくのこころはおどりたつ 小さいときもそうでした、おとなの今でもおなじこと、おじいさんになった日も わすれたくないこの気持ち。
69.
エイジハラスメントは、女性だけのものじゃないぞ! 世の中の女性の、中年男性に対する仕打ちだって、立派なエイジハラスメントだ!
70.
なんのためにこの世界は存在するのか、またなんのために自分自身はこの世に生きているのか、というような問題を提起すること自体が理性の迷いにほかならないことを意味しているのだ。
71.
自分で努力し研究する人なら、何も別に学校へ行かなくともよい。
72.
我々は花を散らす風において歓びあるいは傷むところの我々自身を見いだすごとく、ひでりのころに樹木を直射する日光において心萎(な)える我々自身を了解する。すなわち我々は「風土」において我々自身を、間柄……
73.
君にまた初めて出会ひたき春野
74.
人は、大きな統一的事業に加わらねば、希望を持って長生きすることはできない。その事業とは、そのためには生命も財産も名誉も捧げられるようなものである。
75.
日常の生き方、日々を生きる姿勢というのは、それぞれの日常の振るまいにそのまま表れます。
76.
麦の芽をわが精神の色とせり
77.
怒りは相手への強い感情と結びついている。 ※強い感情=愛情、強い興味・関心
78.
風景を生きること、自分がそのなかに在る風景を生きることが、すなわち人生というものなのだといってもいいのかもしれません。
79.
(病気や怪我が)治ったことをうれしがるような人間だったら凡俗だ。悪いときにそれに負けなかったことをうれしがらなきゃいけないんだ。何でもない(=悪くない)ときにうれしがるのはあたりまえのことだ。
80.
人寝(い)ねてさくら月夜ののこりけり
81.
くらきこころ人に見らるる春の雨
82.
私はトラブルを友人として扱う。たびたび会って、言葉を交わす程度の関係がほどよいからだ。
83.
信ずるが如くにあなたになされる。(ver.0)
84.
夕されば赤き金魚にひとを思ふ
85.
人生は笑いで過すことである。一家揃って・・・特に主人をはじめ家族の外出や帰宅の際は、一層にこにこすることが肝要である。多少の不満や不平はさらりと捨てて・・・。
86.
数千頁の大作を読んでも数十頁の小作を読んでもあとに残ったのがたった一行、またはたった一句というのは、はなはだ心細い気がしないでもない。しかし、もし一句が残るのならば、すでにそれは名品なのである。
87.
女であることはなんと不幸なことか! しかも女でありながら、自分が女の一人であることを本当に知らないのは、いっそう手ひどく不幸なことだ。
88.
君はただ二秒で人を傷つける洗練されたシステムである
89.
命を危険にさらすってのはな、そうするしか他に仕方ない奴だけがやることさ。そうじゃない奴が首を突っ込むのは、ただのお遊びだ。おふざけだ。
90.
人としての強さは、単独者になれるかどうかに尽きる。
91.
ぼさぼさでも我が母。
92.
神はわれわれに、共感する力をあたえた。
93.
横になってじっと動かずにいること、これが冥想の不可欠の条件である。
94.
僕の場合は、共感ではなくて同感。外から来た人は共感、共に感じることまではできる。僕はそれを超えて同感、同じように感じている。
95.
是(ぜ)を是とし非を非とする、之(これ)を智といい、是を非とし非を是とする、之を愚という。(ver.0)
96.
人間の体ってのは「言葉の容(い)れ物」にすぎないし、出し入れ自由である。
97.
おいしい料理を作るには、知識だけでもだめだし、努力だけでもだめだ。
98.
祈りにも似し静けさや毛糸編む
99.
命の尊さを分からせる。出来る子供を作るのではなく、分かる子供を作るのが教育の一番の根幹。
100.
社会的な階級を超えて人々を結びつけられるのが、音楽の偉大な点です。
101.
祈りは睡眠の一形式であり、また眠りも祈りの一形式である。眠っている時に、人は潜在意識からの精神的充電を受けるのだ。
102.
吹きおこる秋風鶴をあゆましむ
103.
巧詐(こうさ)は拙誠(せっせい)に如かず。
104.
良い友を得ることは難しい。
105.
課題に取り組むためには真剣である必要がありますが、深刻である必要はありません。
106.
自分の人生の目標は、犬に思われてるような、素敵な自分になることだ。
107.
わが旅のうすぐもりよし群蜻蛉(むれとんぼ)
108.
成果とはつねに成功することではない。そこには、間違いや失敗を許す余地がなければならない。
109.
支えるというのはね、相手の懐深くに入ることなの。外見だけでは見えなかったものが嫌でもよく見える。その人が隠していたかった負の部分もはっきり解る。そういうものも含めて好きになる。でないと、本気で支え……
110.
この椅子にはや二日はや三日かな
111.
どんな女も幸福も、手に入れれば色あせていく。
112.
私は「説得」によって、全てを作り出した。
113.
父母の善悪は必ず子孫に及ぶ。
114.
失敗した侵略は侵略といい、成功した侵略は統一という。
115.
我々は恋愛において、その恋愛のなかに運命を見るときに初めて夫たらんと決意する。
116.
失敗してもいいからチャレンジしてみなさいと言うことが大切。失敗には必ず理由があるからそこから学ぶ。失敗を許し、挑戦を尊ぶ企業文化に変われば、自然と優秀な社員が増えていく。
117.
早送り したい女房の 愚痴小言
118.
人間は誰でも自分の意志を自由であると思いなしている。そういうところからおよそ行為に関する判断として、その行為は実際には為されなかったけれども為さるべきであったという判断が生じることになるのである。
119.
にっこりするコツおよびその効果を考えよう。まず世問や人々に本当に誠意をもって対さねばならない。この心掛けがなければ、にっこりしても不自然にしか見えない。
120.
これ、いいよ、と何かを薦めていて、ハッと気づくことがある。もしかしたら、腹が痛いという人に、よく効くよ、と頭痛薬を薦めているのではないか、と。善意の押し付けほど厄介なものはない。
121.
子供たちは神の賜(たまわ)り物。
122.
よく考えれば分かるが、ネットのアクセスランキングというものは「なにがどれだけの人に選ばれたか」を示すだけのもので、その順位に「なにがよいか」は表されない。
123.
習慣とは非常に軽いものであり、普段はその存在にさえ気付かない。だが一度意識すると、非常に重く断ち難いものであることがわかる。
124.
真の悲劇家は真の喜劇家なり。
125.
誇りをうしなった男のすがたほど汚いものはない。
126.
われわれは空間をつぎつぎと朗(ほが)らかに渉破せねばならない。どの場所にも、故郷に対するような執着を持ってはならない。
127.
一つだけ忘れないで欲しい。あなた方はみんな、自分で思っているよりも、ずっとすばらしいということを。
128.
人生における敗者かどうかは、自分自身が決めることであり、他人が決めることではない。自分自身が敗者だと思わない限り、決して敗者ではない。
129.
他人のために何か尽くしてやることだ。常に人に親切を尽くし、友人のような心で接すれば、あなたはその素晴らしい結果に驚くことだろう。
130.
あいつみたいになる。あいつよりうまくなってやる。なんてそんなことに囚われてはいけない。
131.
世の動き遠くにおきて冬至風呂
132.
世界を、過剰な色彩で覆ってはいけないのだ。沈黙を、過剰な言葉で覆ってはいけないように。
133.
言葉は薬でなければならない。さまざまの心の痛手(いたで)を癒すための薬に。
134.
自由の自意識を有(も)っているかいないかが、人間と動物とを区別する主要な点であろう。
135.
自由というのは、もはや、不自由の反対語ではないのである。
136.
でで虫の歩みのごとく老(おい)を生き
137.
どんな人のいのちでも 平等に百点満点に尊い
138.
ジャーナリストは、人に革命やら破壊やらをそそのかして置きながら、いつも自分はするりとそこから逃げて汗などを拭いている。実に奇怪な生き物である。現代の悪魔である。
139.
有能な部下は自分に対してきわめて厳しい。彼らに批評は必要ない。ただ、よくやった、とほめるだけでいい。
140.
わかっていっている人は、「当面はそれで正しい」といっているだけなのだが、次に伝わるときには、「当面は」がたいていは抜けてしまう。これでは「偉い人」のほうも、ものがいいにくい。
141.
時雨(しぐ)るるや恋のかたちの素手素足
142.
手から手へあやとりの川しぐれつつ
143.
青い空も 月も 星も 花も 秋風も しごとも みんな みんな 人間のいのちを養う 仏さまお恵みの 薬だったんだな
144.
あらゆるものの根本にあるのは永遠の変化である。
145.
皆さんが対処しなければならないのは現在の事柄です。ですから、なすべきことを行うために、自分に与えられるあらゆるよい機会に積極的に取り組みましょう。
146.
嫁入りを見に出はらつて家のどか
147.
どんなに行き詰まったつもりでも、生きる道はある。
148.
みなさんは、「面白いのは作者が面白く書いてくれたからだ」と思うかもしれませんが、大間違いです。それは読んだあなたが作った物語であり、カスタマイズされた、あなただけの世界です。
149.
人間らしさは、人間らしさを求めている多くの人をひきつけずにはおきません。
150.
一つの組織の中でお互いに足らざる部分を補いあうんだということになれば、必ず円滑にゆける。
151.
目をそらしていても、何も変わらねぇぞ。目の前にあるものをしっかり見なけりゃ、前には進めねぇんだ。
152.
一国の文体を詞(ことば)も意も兼ねて失わずに訳出することは、すべて多少の難件あり。仏文を英訳し、ラチン(=ラテン語)、グリーク(=ギリシャ語)を近代の語に訳し、乃至(ないし)もっとも縁の近……
153.
目的があるから、弾丸は速く飛ぶ。
154.
草萌(くさもえ)や大地総じてものものし
155.
私は、自我定期券説である。定期券を改札口で出してみせるように、出すべき処(ところ)だけ、自我を出せばいいのであって、いつもいつも出してみせびらかすものではない。
156.
さみしさはことに真つ赤な冬苺
157.
障害物がなければ人間は大きく成長・発展できないのだ。
158.
僕が心から超一流と思う人はどう生きたのか。みんな、小利口なことなどせず、鈍くさいことをひたむきにやり、バカだといわれた時期があった。
159.
自由とは何か。人が自由を感じるのは、欲望をかなえることによってでもあるが、またときに、欲望をかなえることから自由であることによってでもある。
160.
日光でイモは焼けない。
161.
もしも明日の朝が来なければ、俺は最高傑作をいくらでも作ることができただろう。
162.
あらゆる関係者が起こりえないと知っていることこそ、徹底的に検討しなければならない。起こりえないことこそ、自社にとって、何かを起こすための大きな機会となりうる。
163.
ひとり寝や幾度夜着(よぎ)の襟をかむ
164.
なくな 児よ 哭(な)くな 児よ この ちちをみよ なきもせぬ わらひも せぬ わ
165.
数カ国語を知る者は、一人でも数人力に値する。
166.
人のために自分を変えても、最後はみじめになるだけよ。
167.
読者は作者の提出した物語に導かれて、自分の周囲に立ちこめている情報の粒子を整理するのである。その結果、身の回りが、足もとが、よく見えてくる。なにが大事で、なにが大事でないかが、たとえ一瞬であっ……
168.
現実には品不足でないにも関わらず、人々が買い占めに走り、結果的に品不足を招くという現象がある。そこには、「たとえ自分が買い占めなくても、他の人が買い占めるに違いない。買い占めた者勝ちだ。それなら自……
169.
生きがいを持っている人は、活きがいい!
170.
ライバルがいない人生は、島影さえ見えない大海のただなかにポツンと浮かぶ舟のようなものだ。進んでいるのか、後退しているのかさえわからぬ頼りのない人生。それはおそらく味気のない人生だと思う。
171.
楽しいことを探すのは、大変だから、探さない、という人がいる。 確かに、楽しいことを探すのは大変だ。すぐに見つかるとは限らないし、たぶんすぐには見つからないだろう。 でも、探し続ければ、楽……
172.
恋人との生活の要求が、自分自身の生活とうまく噛み合うように恋愛生活設計している女友達がいます。これが老いです。感情(=恋愛感情)のほうが、第二の本能である生活習慣に従うのです。
173.
批判は、事が行われている時にすべきである。いつでも事が済んでから批判する癖をつけてはいけない。
174.
龍の玉独りよがりは生き生きと
175.
(試合について)前もっていくら考えても、どうなるものでもない。
176.
科学の歴史はある意味では錯覚と失策の歴史である。偉大なる迂愚者(うぐしゃ)の頭の悪い能率の悪い仕事の歴史である。
177.
確かな一歩の積み重ねでしか、遠くへ行けない。
178.
どこの親族にも一人や二人は、どうしようもない人がいるものです。
179.
普遍的な言説に対しては、何が語られているかではなく、誰が語っているのかを読むこと。
180.
過去にやったことは消えないかもしれない。それを弱みにして生きるか、強みにして生きるかは自分次第だ。
181.
自分を第三者の立場においてみると、つまずいている原因がちっぽけなことだと気づくとか、いいアイデアが浮かぶことが多い。
182.
多くの仕事を仕上げる秘訣は、まず即刻一事に手をつけることである。
183.
働くとは、人が動くこと。
184.
人生に起こる不運や失敗は、それを受け入れ、我々を再び目標へと向かわせるための有益なフィードバックである。