|
力は、あなたの弱さの中から生まれるのです。
フロイト
[ジークムント・フロイト、ジクムント・フロイト] (19〜20世紀オーストリアの精神分析学者、精神医学者、1856〜1939) みなさんは、自分の力が弱いからといって、最初からあきらめていませんか?
たとえ頑張っても、強い人も頑張るから、結局差はいつまでも縮まらないと思っていませんか? ここにいくつかの誤解があります。 ■まず、強い人には2通りのタイプがあります。 努力しなくても、強くなってしまった人。 それから人の何倍も努力して強くなった人。 ■前者のような「素質」だけで強くなった人は、たいてい「努力」の大切さを知りません。 自分の能力を過信しているので、ここに油断が生まれます。 追い抜くことが可能になります。 ■どんな宝石の原石でも、磨かない限り結局ただの石ころです。 中途半端に磨いただけでは、たいして価値がないものです。 一方、どこにでもあるようなガラスの塊でも、丹念に削って細工すれば、宝石以上の価値を持つのです。 手をかけて装飾することで、その素材にかかわらず価値はいくらでも増すのです。 つまり、弱い人も努力して、自分に対して細かい装飾細工を施せば、いくらでも価値を高められる。 「強く」なれるのです。 ■次に、人の何倍も努力して強くなった人。 このタイプの人は、幸運なことに滅多にいません。 もしこのタイプの人がいた場合は、絶対に競争相手にしてはいけません。 その人以上に努力しない限り、追いつくことすら不可能だからです。 それよりも「お手本」にするべきなのです。 「お手本」であれば、お手本に追いつけなくても、自分を責める必要はなくなります。 自信を失うこともありません。 ひたすら近づくように努力すればいいのです。 ■それと一番大事なことですが、一般に、「弱い人」、「低いレベルの人」ほど、「伸びしろ」が大きく、また、伸びるスピードが速い傾向があります。 これは、「弱い人」にとって大きな励みになります。 頑張れば頑張っただけ、どんどん上達するのですから。 この可能性こそ、「弱さ」だけが持ちうる「力」なのです。 だから、「弱い」からといって、落ち込んだりあきらめる必要など全くないのです。 「弱い」=「力がない」という図式は成り立たないことを覚えておきましょう。 ■また、いわゆる「強い人」、「高いレベルの人」にとって、猛烈に追い上げてくる「弱い人」ほど脅威に感じるものはありません。 これも、「弱い人」の持つ恐るべき「力」なのです。
(七瀬音弥:ななせおとや)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
( ドラマ『Love Story(ラブストーリー)』 )
9.
10.
( ブライアン・アダムス )
11.
12.
13.
14.
15.
16.
( 川阪京子 )
17.
18.
19.
20.
21.
( 二代目 春日寿升 )
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
( リヒトヴェーア )
29.
( 梅崎春夫 )
30.
31.
32.
33.
( ドラマ『働きマン』 )
34.
35.
36.
【 エルガ・アンデルセン 】
【 大村あつし 】 【 佐々木かをり 】 【 メル・ブルックス 】 【 ジェームズ・サーバー 】 【 ニール・スティーヴンスン 】 【 長谷川如是閑 】 【 オー・ヘンリー 】 【 出井伸之 】 【 チェーザレ・ベッカリーア 】 【 堀田力 】 【 夏目通利 】 【 スティーブン・ピンカー 】 【 藤子・F・不二雄 】 【 小林多喜二 】 【 漫画『いつも上天気』 】 【 尾関宗園 】 【 悲しみが癒える 】
【 達成できるかどうかの見通し 】 【 旺盛な精神力 】 【 猫は劇作家 】 【 大切な人に別れを告げる 】 【 潔く黙る 】 【 教師の負担を増やす 】 【 老化を招く 】 【 再挑戦 】 【 探検ごっこ 】 【 ライバルは昨日の自分 】 【 女が発狂 】 【 勤勉から抜け出せなくなる 】
|