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［ 名言 ］
善をよろこび悪をにくむは人情である。
しかし悪を嫌って顧(かえり)みなかったなら、悪は永久に救われるときがないであろう。
［ 出典 ］
九条武子［くじょう・たけこ］
（教育者、京都女子学園・京都女子大学設立者、歌人、社会運動活動家、仏教婦人会創設者、1887〜1928）
自著『無憂華』
「悪の内観」
【 九条武子の名言 】
【 Kujou Takeko 】
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〈全文〉
善をよろこび悪をにくむは人情である。
しかし悪を嫌って顧(かえり)みなかったなら、悪は永久に救われるときがないであろう。
＿＿ Link ＿＿

善はすすめるべきことである。
しかし何人(なんびと)も、みずからの善を誇ってはならない。
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むしろ他の悪によって、みずからの悪に泣くところがなかったならば、みずからの内面が、つねに悪の炎に燃えていることも気づかずにいよう。
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みずからの悪をかえりみ得ないものは、ともすれば自我の小善を高ぶりがちである。
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御同朋の上よりすれば、善人も悪人も、ひとしく求道の親しい友である。
私たちは善そのものの肯定よりも、悪そのものの肯定によって、しみじみとみずからの内面を、反省させられずにはおられない。
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［ 類似名言・関連名言 ］
《関連》
たとえ一坪の牢獄であっても、厳粛な懺悔の道場であることをさとった人に、なつかしいこの社会が、却(かえ)ってつめたい牢獄となって迎えることは、あまりに悲しいとおもう。
（九条武子）
［ ランダム名言 ］
1.
優柔不断な人間は、けっして充実した生活を送ることができない。
海の波に漂う羽やそよ風に舞う羽のように、行きどころなくさまようからである。
（ ジョン・フォスター ）
2.
災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。
死ぬ時節には、死ぬがよく候。
是(これ)はこれ災難をのがるる妙法にて候。
（ 良寛 ）
（ Ryoukan ）
3.
相談するときには過去を、
享受するときには現在を、
何かをするときには、
それが何であれ、未来を思え。
（ ピート・ジュベール ）
（ Piet Joubert ）
4.
愚行は天然痘(てんねんとう)のようなものである。
一生に一度はやらねばならない。
（ ホレス・ウォルポール ）
（ Horace Walpole ）
5.
人は、過去の感情的蓄積の中で、今を生きてます。
（ 加藤諦三 ）
（ Katou Taizou ）
6.
郷愁は梅雨の真昼の鶏(とり)鳴くとき
（ 中村草田男 ）
（ Nakamura Kusatao ）
7.
俳句は「志して至り難い遊び」。
（ 三橋敏雄 ）
（ Mitsuhashi Toshio ）
8.
とどまればあたりにふゆる蜻蛉(とんぼ)かな
（ 中村汀女 ）
（ Nakamura Teijo ）
9.
空々寂々たる人生なんて、糞食らえ、と思うべし。
（ 今東光 ）
（ Kon Tonkou ）
10.
答えは泥沼に埋まっている。
それを見つけ出すには、
ボールを打ち続ける以外にない。
（ ベン・ホーガン ）
（ Ben Hogan ）
11.
つまらないことで妥協したり、屈服すると、
精神がマイナスに傾き、
ストレスが増大します。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
12.
子どもたちに、安易に、
だれでもやれる、やればやれる
といいたくない。
やってもできないことがある──
それも、かなりあることを、
ひしと胸にして、
やってもできない悲しみを越えて、
なお、やってやって、やまない人にしたいと思う。
（ 大村はま ）
（ Oomura Hama ）
13.
正直は
信用を産むから有益である。
時間の正確さ、勤勉、質素も同じである。
（ マックス・ウェーバー ）
（ Max Weber ）
14.
キリスト教道徳は奴隷の道徳、弱者の道徳である。
生の拡大を妨げ、本能の発揮を抑え、人間を萎縮させ、退化させる道徳である。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
15.
旅は成長するためにするものではなく、単に旅をしたいからという理由でするものだ。
それに、旅をすることで人がみな成長できるなら、この世界はもっとよくなっているはずである。
（ 七瀬音弥 ）
（ Nanase Otoya ）
16.
羅(うすもの)や細腰(さいよう)にして不逞(ふてい)なり
（ 鈴木真砂女 ）
（ Suzuki Masajo ）
17.
私の眼には、この荒涼たる砂漠の海は、ひとつの魅惑的な美でさえあった。
その深い沈黙、妨げるものなき静寂に、私は魅せられてしまった。
（ ヘディン ）
18.
近代はすべての方面において、驚異に満たされている。
人々は、あまりに驚くべく強いられている。
しかし地上に於(お)ける営みは、畢竟(ひっきょう)、平凡な人間の道を辿(たど)りつづけるに過ぎない。
（ 九条武子 ）
（ Kujou Takeko ）
19.
現実主義者の官は保守派とは違ってイデオロギーをもたないので、豹変するときは見事に豹変する。
このように豹変する人はまだしも信用できる。
（ 竹内靖雄 ）
（ Takeuchi Yasuo ）
20.
激情はけっして言葉を正しくしない。
恨みつらみは言葉をだめにしてしまう。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
21.
草餅の一人にひとつでは足りぬ
（ 小西昭夫 ）
（ Konishi Akio ）
22.
物資に恵まれている中では、人間本来のものは失われている。
（ 植村直己 ）
（ Uemura Naomi ）
23.
自分の持っているものをすべて世界に捧げなさい。
そうすれば最上のものが返ってくるだろう。
（ メアリ・エインジ・ドビア ）
24.
楽譜通りに弾いてもつまらない？
楽譜通りに弾けるようになってから言いなさい。
（ 山下洋輔 ）
（ Yamashita Yousuke ）
25.
大人と子どもが対等であるということを認めたくない人は多いように見えます。
大人はたまたま子どもよりも先に生まれただけであって、早く生まれた分、子どもよりも多くの知識を持っているでしょうが、それだけのことです。
知識に関しては、すぐに子（→続きはクリック）
（ アルフレッド・アドラー ）
（ Alfred Adler ）
26.
山笑ふみづうみ笑ひ返しけり
（ 大串章 ）
（ Oogushi Akira ）
27.
手考足思
（ 河井寛次郎 ）
（ Kawai Kanjirou ）
28.
鳥帰る帰る故郷のありてこそ
（ 村越化石 ）
（ Murakoshi Kaseki ）
29.
一度でも約束を破るよりは、
百度断って気を悪くさせるほうがよい。
（ 中国のことわざ・格言 ）
（ China saying ）
30.
見るためだけの目は、世界に対して盲目となる。
（ マハトマ・ガンジー ）
（ Mahatma Gandhi ）
31.
「生きてる価値」があってもなくても、こうでなければ生きられないのが、私の現実です。
（ 木村無相 ）
（ Kimura Musou ）
32.
情熱とは、観念の最初に発展したものにほかならない。
それは心の青春なのだ。
（ ミハイル・レールモントフ ）
（ Mikhail Lermontov ）
33.
何かを最も早く探し出す方法とは、それ以外の物を探すことだ。
（ 「マーフィーの法則」 ）
（ Murphys Law ）
34.
臆病な善人は、人々を不幸にする悪い奴よりもっと悪い。
なぜなら、自分もまわりの人も神経質に責め立てる。
しかも、どん欲で要求ばかりするから・・・・。
（ 山崎房一 ）
（ Yamazaki Fusaichi ）
35.
野生で生き残るために最も必要なのは、
臆病になることだ。
恐怖に鈍感な動物（やつ）ほど死ぬ確率も高い。
（ 漫画『トリコ』 ）
（ Toriko ）
36.
単純な熱狂者は
迫害者になり得るし、
より善良な人々が、
その被害者となる。
（ トーマス・ジェファーソン ）
（ Thomas Jefferson ）
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