名言ナビ


名言ナビ
名言格言辞典

[ 名言 ]
日本には「誠」という倫理はあっても、「純真」なんて概念は無かった。
人が「純真」と銘打っているものの姿を見ると、たいてい演技だ。
演技でなければ、阿呆である。


[ 出典 ]
太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948)
『純真』(『もの思う葦』に収載)

[ テーマ別名言 ]

[ テーマ別今日の名言 ]

[ 関連キーワード ]

[ 全文・続き ]
〈全文〉
「純真」なんて概念は、ひょっとしたら、アメリカ生活あたりにそのお手本があったのかも知れない。
たとえば、何々学院の何々女史とでもいったような者が「子供の純真性は尊い」などと甚(はなは)だあいまい模糊(もこ)たる事を憂い顔で言って歎息(たんそく)して、それを女史のお弟子の婦人がそのまま信奉して自分の亭主に訴える。
亭主はあまく、いいとしをして口髭(くちひげ)なんかを生やしていながら「うむ、子供の純真性は大事だ」などと騒ぐ。
親馬鹿というものに酷似している。
いい図ではない。


日本には「誠」という倫理はあっても、「純真」なんて概念は無かった。
人が「純真」と銘打っているものの姿を見ると、たいてい演技だ。
演技でなければ、阿呆である。
__ Link __

家の娘は四歳であるが、ことしの八月に生れた赤子の頭をコツンと殴ったりしている。
こんな「純真」のどこが尊いのか。


感覚だけの人間は、悪鬼に似ている。
どうしても倫理の訓練は必要である。
__ Link __

子供から冷い母だと言われているその母を見ると、たいていそれはいいお母さんだ。
__ Link __

子供の頃に苦労して、それがその人のために悪い結果になったという例は聞かない。
人間は、子供の時から、どうしたって悲しい思いをしなければならぬものだ。
__ Link __


[ ランダム名言 ]
1.
あらゆる勝ちや負けの考えを捨て去って穏やかに生きることの出来る者だけが、いつまでも幸福でいられる。
(ブッダ)
2.
普段は親孝行と友情に生きよ。しかし、いざ戦いとなれば、たとえ親でも全力で倒せ。
(大山倍達)
3.
損せぬ人に利益なし。
(商売の格言)
4.
一つが切り抜けられたら、次には何でも切り抜けられるはずではないか。立ち止まって、恐怖と正面から対決するたびに、人には力と勇気と自信がついてくる。そして、「この恐ろしいことが切り抜けられたのだから、……
(エレノア・ルーズベルト)

5.
寝際に相手にすることは寝ることだけである。寝床は安らかに眠ることが最大の目的である。
(中村天風)
6.
今日やるべきことを明日まで持ち越さない。
(アレクサンダー大王)
7.
犬は主人を持ち、猫はスタッフを持つ。
(作者不詳)

8.
科学とは色あせたもろもろの思想の集まった墓場である。
(ウナムーノ)
9.
怒るけど、一日十回は感動して生きていたいんですよ。
(加藤シヅエ)
10.
聞き上手のメリットは、相手の機嫌を良くしたり、相手に良い印象を与えて関係を深めることができるというだけではない。聞くに徹して相手の話をしっかり聞けば、自分にとって大事な情報を聞き逃さずに済む。また……
(ながれおとや)