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善意必ずしも、人の喜びとなるとも限らない。
三浦綾子[みうら・あやこ]
(昭和の小説家・エッセイスト、1922〜1999) 『生きること思うこと』 ※「(教会に来る)」は七瀬音弥による補足
〈全文〉
(教会に来る)求道者に声をかけることも、かけないことも、 好意から発している。 しかし、 「おせっかいに讃美歌をひらいてくれたのがいやだった。 家がどこか、いっしょに帰りましょうといわれたのがいやだった」 という声があるかと思えば、 「教会の人は冷たかった。 声をかけてもくれなかった」と、 のちのちまで恨む声を聞く。 この一例をもってしても、 善意必ずしも、人の喜びとなるとも限らない。
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