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[ 名言 ]
木の葉が落ち、紅い花が散る。
枝にあったときは葉なり花なりであり、枝を離れたそのときに塵となり、ごみに終る。
ごみというものはかなしいと思う。

[ 出典 ]
幸田文[こうだ・あや]
(随筆家・小説家、幸田露伴の次女、1904〜1990)
『包む』

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〈全文〉
ごみとはいったい何だろう。
本来のごみというものはない。
かつてはみな何かであったものである。
何かであったもので、その何かの使命を尽したのち潰(つい)え崩れて、塵となりごみと呼ばれるのである。
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何の何と、かつてははっきりと名をもったものの果てが塵となりあくたと変り、ごみと呼ばれるのである。
終る姿がごみという名なのである。
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木の葉が落ち、紅い花が散る。
枝にあったときは葉なり花なりであり、枝を離れたそのときに塵となり、ごみに終る。
ごみというものはかなしいと思う。
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台処(だいどころ)のごみにしてもおなじことだ。


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