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[ 名言 ]
咳込めど目は物を見てゐてかなし

[ 出典 ]
京極杞陽[きょうごく・きよう]
(俳人、1908〜1981)
句集『くくたち』上巻

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[ 意味 ]
咳き込んだ時でさえ周りの物を観察している俳人の性(さが)が悲しい。

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