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本格的な登攀(とうはん)を目ざす人も、低いところから徐々に高いところへと高度馴化(じゅんか)をして体をならしながら、頂上を目ざしていく。
人生も、高山を登るごとし、だと私は思う。
［ 出典 ］
斎藤茂太［さいとう・しげた］
（精神科医・著述家、歌人斎藤茂吉の長男、1916〜2006）
『いい言葉は、いい人生をつくる』
【 斎藤茂太の名言 】
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［ 全文・続き ］
〈全文〉
最初からいちばん高い地点を目ざそうものなら高山病にやられ、ひどい場合は生命にもかかわる。
本格的な登攀(とうはん)を目ざす人も、低いところから徐々に高いところへと高度馴化(じゅんか)をして体をならしながら、頂上を目ざしていく。
人生も、高山を登るごとし、だと私は思う。
［ ランダム名言 ］
1.
奔放に生きし過去はも遠花火(とおはなび)
（ 高岡智照 ）
（ Takaoko Chishou ）
2.
人間は、幸福の二倍不幸に遭う。
（ ホメロス ）
（ Homeros ）
3.
世の中がどんなに変化しても、人生は家族で始まり、家族で終わることに変わりはない。
（ アンソニー・ブラント ）
4.
わが行く道よ、正しくあれ
石ころゴロゴロたりとも
わが行く道よ、大きくあれ
（ 草野心平 ）
（ Kusano Shinpei ）
5.
愛すれば、話が解る。
愛すれば、心が通う。
愛すれば、機転がきく。
愛すれば、気苦労なし。
（ 後藤静香 ）
（ Gotou Seikou ）
6.
今、不満を言う人は、もっと面白い場面や場所があるのに、これを探そうとしない横着者だと思う。
（ 高原慶一朗 ）
7.
友を得て、
われは躍(おど)りて喜びぬ。
知れ、
「人のよろこびは人」こそ。
（ 北欧に古くから伝わる詩 ）
8.
ホラとは、常識ではちょっと考えられないような、スケールの大きい発想や願望のことをいうのです。
（ 佐藤富雄 ）
（ Satou Tomio ）
9.
夫にすがりつく以外に生きられない女は夫を束縛してうるさがられるか、女に憐れまれるかどちらかである。
（ 大庭みな子 ）
（ Ooba Minako ）
10.
「密(ひそか)なるものの語る声は静か」。
それは、深く隠れた真理はわれわれにいつも静かに語りかけているのに、
われわれはその声を聞く耳を持たない。
赤子の心でその声を聞けという意味です。
（ 梅原猛 ）
（ Umehara Takeshi ）
11.
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)あたりに他の花寄せず
（ 大野林火 ）
（ Oono Rinka ）
12.
最初に夢がなければ、何も生まれない。
（ カール・サンドバーグ ）
（ Carl Sandburg ）
13.
咎められて立腹するのは、相手の言い分をもっともだと認めることになる。
（ タキトゥス ）
（ Tacitus ）
14.
勝つための要諦は何かと問われるなら、「不動の信念をもって、苦しさを耐え忍ぶこと」と私は答えるだけだ。
（ 大山康晴 ）
（ Ooyama Yasuharu ）
15.
頭をうち
つまずくので
自分の殻が破れる
おろかなるゆえ
これをくりかえしあゆむ
（ 榎本栄一 ）
（ Enomoto Eiichi ）
16.
感動させる人も確かにえらいが、
感動する心を持った人の方が、
もっともっとすばらしい。
（ ひろはまかずとし ）
（ Hirohama Kazutoshi ）
17.
酒席で印鑑を押すな。
（ 交渉事の格言 ）
18.
将来の文盲とは、読み書きのできない人ではなく、学ぶことも、学んだことを捨てることも、また学び直すこともできない人のことである。
（ アルビン・トフラー ）
（ Alvin Toffler ）
19.
社員には企業のビジョンを明示せよ。
そうすれば、社員は自主的に自分の頭と足を働かして役割を果たすようになる。
（ 浦上浩 ）
（ Urakami Hiroshi ）
20.
写生句を作るのは
心を純粋に保ちつづける為である。
写生句を極めることによって
心の純度は高くなっていくのだ。
（ 森田峠 ）
（ Morita Touge ）
21.
シェイクスピアの戯曲は、
劇場で演じられるのを見るよりも、
勉強部屋で想像するほうがずっと美しい。
（ マルセル・プルースト ）
（ Marcel Proust ）
22.
たしかに生まれた、必要だからだ。
たしかに生きている、まだ用事があるからだ。
（ 後藤静香 ）
（ Gotou Seikou ）
23.
人間が人間を信じられなくなったらおしまいさ。
（ 井上ひさし ）
（ Inoue Hisashi ）
24.
句調(ととの)はずんば舌頭に千転せよ。
（ 松尾芭蕉 ）
（ Matsuo Bashou ）
25.
現場のコミュニケーションレベルが
低ければ低いほど、
病院という組織は硬直します。
逆に高ければ高いほど、
その病院は活力にあふれます。
（ 矢作直樹 ）
（ Yahagi Naoki ）
26.
王様、馬、女を信用するな。
（ イラン（ペルシャ）のことわざ・格言 ）
（ Iran saying ）
27.
社会は市民という抽象的な形でしか人間を認識しない。
（ ゲオルギウ ）
（ Gheorghiu ）
28.
それぞれの日々のなかに、ここにいない人（＝死者）と語らうことができる、そういう場所をつくる。
つくってきた。
自分のうちに、そういう場所をもつ、たもつ。
ここにいない人と語らうことができる場所というのは、ここにいない人がそこにいると感じられる場所です。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
29.
人間は死を恐れるべきでない。
こう言えるのは、私が死に何度も直面したからだ。
その体験はまったく快いものだ。
耳には美しい音楽が聞こえ、すべては甘美で静寂である。
──もがき苦しむことも恐怖もない。
死に直面すれば、これほど容易でこれほど幸（→続きはクリック）
（ エディー・リッケンバッカー ）
（ Edward Rickenbacker ）
30.
電光朝露(ちょうろ)、石火(せっか)のごとくなる夢の世に、
なんと人生を送ろうとも、
名誉より大切なものはない。
人は一代、名は末代(まつだい)と心得るべし。
（ 大久保忠教 ）
31.
やらずに失敗するより、やって失敗した方がいい。
（ 作者不詳 ）
32.
私にとっての言語の限界こそが、
私の限界である。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
（ Wittgenstein ）
33.
努力が苦しいと思うのは、
本人に向いてないんですから、
やめればいいんです。
嫌なことをしていても伸びません。
（ 木原光知子 ）
（ Kihara Michiko ）
34.
運命っていうけどさ、運と命は違うものです。
命は決められたものです。
運は自分で決めることが出来ます。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
35.
神はその人の信仰が魂の奥に根をおろすまで、陽にさらし雨をそそぎ、さまざまな人生過程をあたえられる。
（ 遠藤周作 ）
（ Endou Shuusaku ）
36.
同じことを知る人達は、もはやお互いに最良の友ではない。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
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