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[ 名言 ]
朝顔や つるべとられて もらひ水
(ver.0)

[ 出典 ]
加賀千代女[かがの・ちよじょ]
[加賀の千代女、加賀の千代、千代尼]
(江戸時代中期の俳人、1703〜1775)

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[ 別表現/別訳 ]
(ver.1)
朝がほや 釣瓶(つるべ)とられて もらひ水 
(ver.2)
朝顔に つるべとられて もらひ水 
(ver.3)
朝がほに釣瓶(つるべ)とられてもらひ水

[ 意味 ]
「朝顔に」バージョンの場合。
朝早く起きて井戸の水を汲みに行くと、釣瓶(つるべ)の縄に朝顔の蔓(つる)が絡みついて美しい花を咲かせていた。
水を汲むために蔓を切ってしまうのは忍びないので近所から水をもらってきて間に合わせた。

[ 補足 ]
※釣瓶(つるべ)=縄または竿の先につけて、井戸水をくみ上げるのに使う桶。
※もらい水=他人の水をもらうこと。
またその水。
※一般には「朝顔に」が知られているが、千代女の直筆に「朝顔や」と書かれているものがあり、出身地の金沢では「や」の方を奨励しているとのこと。
※「朝顔や」だと、感動を表す「切れ字」となることから、「朝顔や」で文自体が一度切れる。
「朝顔に」のバージョンでは「朝顔のつるにつるべをとられる」という意味となるが、「朝顔や」だと「誰につるべを取られたのか」明確でないため、受取手の解釈次第で文意が大きく異なってくる。

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