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[ 名言 ]
六月の氷菓(ひょうか)一盞(いっさん)の別れかな

[ 出典 ]
中村草田男[なかむら・くさたお]
(俳人・国文学者、1901〜1983)
句集『』

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[ 意味 ]
男同士が一緒に酒(酒を酌み交わす)ならぬ、氷菓子(アイスクリーム)を食べたことが最後の別れとなったことを詠んだ句。
ゆっくり酒を酌み交わす暇もないほどの、突然決まった出立(しゅったつ)だったと思われる。

[ 補足 ]
※氷菓(ひょうか)=アイスキャンデーやアイスクリームなど、夏の氷菓子(こおりがし)の総称。
夏の季語。

※盞=さかずきの意。
※一盞(いっさん)=ひとさかずき。
また、ひとさかずきの酒。

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 氷 
別れ
夏の俳句・川柳


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