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[ 名言 ]
三椏(みつまた)の花三三が九三三が九

[ 出典 ]
稲畑汀子[いなはた・ていこ]
(俳人、高浜年尾の娘、高浜虚子の孫、1931〜2022)
句集『さゆらぎ』

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[ 意味 ]
三椏(みつまた)の花は枝が三つに分かれ、その先に花が三つ咲くことから、九九のかけ算のごとく咲いているさまを詠んだ句

[ 補足 ]
《作者本人による解説》
三椏の花を見た時に私は思わず九九を口ずさんでいた。
俳句の中に九九を使って数字を並べただけの奇を衒(てら)った表現と思う人があるかもしれないが、私は見たまま感じたままを俳句にしたにすぎないのである。
枝が三つに分かれ、その先に花が三つ咲く。
九九を通して花の咲き具合を想像して頂ければこの句は成功といえよう。
ともかく私はこの句が気に入っている。
(稲畑汀子)

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