英米のアングロサクソン系や北欧の人々は、「What' If〜?
(もし〜だったらどうするのか?)」という仮定法による論理的な応答が、日常の会話にも頻繁に出てくる。 言語学的にも「このままだとこうなるから、そうならないためには」という議論をしやすい。 大前研一[おおまえ・けんいち]
(経営コンサルタント・経済評論家、1943〜) 1.
しばしば愚人とて実際、時宜に適(かな)ったことを言う。 (アイスキュロス) 2. 好奇心というものは、実は虚栄心にすぎない。たいていの場合、何かを知ろうとする人は、ただそれについて他人に語りたいからだ。 (パスカル) 3. 喜劇では筋が通常結婚によって終わるが、社交界では事件が結婚から始まる。 (マリヴォー) 4. 今日という日は、もう二度と得られない大事な日かもしれません。愛を伝えることのできる(最後の)日として……。 (ロバート・リーズナー) 5. 他人と気まずい関係に陥ったら、双方のことをよく知る特定の人に仲介に入ってもらいなさい。双方の心を癒してくれる場合が往々にしてあります。 (ジョセフ・マーフィー) 6. 物事にそこそこの興味しか持てない人間は、そこそこの人生しか送れない。 (ながれおとや) 7. 孤独な暮らしの目的は、ただ一つしかない。もっとゆったりと、もっと気ままに暮らすことである。 (モンテーニュ) 8. ものがそこにあるという尊厳。これはいったいなんだろう。ただあるというだけなのに。 (岡本太郎) 9. 奉仕の果実は平和である。 (マザー・テレサ) 10. 学生は、世の中のことをまだよく知らない。なのに数ヵ月間、就職活動をしただけで、どうして一生の仕事などといえるのか。 (伊藤元重) ![]() |