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道のシャンと歩けぬようなものは、
人の上にたてぬ。 道を歩いている姿が 一番人の眼につくものである。 宮本常一[みやもと・つねいち]
(民俗学者、1907〜1981) 『家郷(かきょう)の訓』 歩き方を見れば、その人物の器が分かる。
セカセカ歩く人、肩を揺らして歩く人、のろのろと歩く人など、人の歩き方は様々だ。 だが、人の上に立つような人物はいずれも、シャンと、つまり背筋をまっすぐにして、堂々として歩くものである。 〈全文〉
いつも母から 「道はアングリアングリあるくものではない」 と言われた。 道のシャンと歩けぬようなものは、 人の上にたてぬ。 道を歩いている姿が 一番人の眼につくものである。 これは今考えてみても むづかしいことである。
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