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今日の
詩作品の名言
☆ １１月４日 ☆
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1.
正直な人間は、
神の創造した最も気高い作品である。
（ アレキサンダー・ポープ ）
2.
音楽は人を沈黙の深みに誘う。
音は心の粒子なのだから。
（ 大岡信 ）
3.
忘れてゐた
いろいろな単語
ホウレン草だのポンポンだの
思ひ出すと楽しくなる
（ 立原道造 ）
4.
どっちをむいても
文字通り八方ふさがり──
四面楚歌ッてやつだな
それでも
わたしは自分の道を自分の足で
歩いてゆこう
自分で選んだ道だもの──
（ 相田みつを ）
5.
私たちに与えられた光は、
ただじっとそれを見つめているためではなく、
まだ私たちから匿(かく)されている、
遠い先のものを開けて見るために、
与えられているのだ。
（ ジョン・ミルトン ）
6.
たかぶりの血
あまり頭にのぼらず
ここ　底辺にいるおかげ
（ 榎本栄一 ）
7.
天にありては星、
地にありては花、
人にありては愛、
これ世に美しきものの最たらずや。
（ 高山樗牛 ）
8.
自然とは異なったしかたで
人間は、存在するのではないのだ。
どんなだろうと、人生を受け入れる。
そのひと知れぬ掟が、人生のすべてだ。
（ 長田弘 ）
9.
仏法にふれるには
身辺の
なんでもないことを
ただ　こころをこめて
すること
（ 榎本栄一 ）
10.
平和とは（平凡きわまりない）一日のことだ。
（ 長田弘 ）
11.
大きな樹の真下に立ちどまって、樹を見上げる。
それだけだ。
それだけで、いまじぶんのいる風景が、きれいに変わってしまう。
（ 長田弘 ）
12.
道ができている場所では、
わたしはわたしの道を失う。
（ タゴール ）
13.
君知らずや、
人は魚の如(ごと)し、
暗(く)らきに棲(す)み、
暗(く)らきに迷ふて、
寒(さ)むく、食少なく
世を送る者なり。
（ 北村透谷 ）
14.
得たものでなく、
失ったものの総量が、
人の人生とよばれるものの
たぶん全部なのではないだろうか。
（ 長田弘 ）
15.
なぜ？
どうしてなの？
と子どものように
世界に質問を浴びせつづけなさい
（ 長田弘 ）
16.
おまえ自身の中に、
おまえの必要とする一切がある、
太陽も、星も、月も。
おまえのたずねた光は
おまえ自身の中に宿っているのだから。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
17.
愛は、
それが傷つきやすくなるまでは
愛とは呼べない。
（ セオドア・レトキ ）
18.
故郷というものは「捨てる」ときにはじめて、意味を持ってくるという性質のものらしい。
だから一生故郷を捨てないものには「故郷」が存在としては感じがたい。
（ 寺山修司 ）
19.
アノネ
にんげんはねえ
自分の意志で
この世に生まれて
きたわけじゃねんだな
だからね
自分の意志で
勝手に死んでは
いけねんだよ
（ 相田みつを ）
20.
言い切る、言い切れることは。
思い切る、思い切れるものは。
使い切る、使えることばは。
とことん無くし切る、無くせるものは。
それでもなお、その後に
のこってゆく、ごく僅(わず)かなもの。
はっきりと感じている。けれども、
はっきりと表すことのできないもの。
きっと、無言でしか表せない、
とても微(かす)かなもの。
冬の木漏れ日のような、
ある種の静けさのようなもの。
もしも、魂というものがあるなら、
その、何もないくらい、小さなものが
そうなんじゃないか。
（ 長田弘 ）
21.
花は何故美しいか。
一筋の気持ちで咲いているからだ。
（ 八木重吉 ）
22.
私は教師。
私の顔や名前はいつかは忘れ去られても、
私の教えや人格は教え子の中に生き続ける。
（ ジョン・W・シュラター ）
23.
神について
神は僕を沈黙させる
（ アレキサンダー・ポープ ）
24.
朝の、光。
窓の外の、静けさ。
おはよう。一日の最初の、ことば。
（ 長田弘 ）
25.
あのような方も死ぬ、ということが
わたしの死を穏やかにする
あのような方が生きた、ということが
不滅のいのちを　わたしに証す
（ エミリー・ディキンソン ）
26.
時は静かに過ぎる葬列のようだ
お前は泣くだろう
泣いて過ごす今の時も
他の時と同じように
あまりに早く去ってしまったと
（ ギヨーム・アポリネール ）
27.
仏にも　神にも頼む　資格なき　わたくしゆえに　手を合わすのみ
（ 相田みつを ）
28.
張りすぎてダメ
たるんでダメ
ちょうどいいあんばいのときに
ちょうどいいあんばいの音が出る
（ 相田みつを ）
29.
自己が自己のいのちを本心で生きる、本音で生きる
──その時、最も自己のいのちが充実する。
（ 相田みつを ）
30.
自分のうしろ姿は
自分じゃ
みえねんだななあ
（ 相田みつを ）
31.
五月の朝の新緑と薫風(くんぷう)は
私の生活を貴族にする。
（ 萩原朔太郎 ）
32.
歴史にその名を残さぬふたりでも
愛の詩が僕たちの美しい納骨堂だ
（ ジョン・ダン ）
33.
何の詩もないのに
何の音楽もないのに
心にひとつのリズムが生まれ
眼に涙が浮かぼうとしている
（ 谷川俊太郎 ）
34.
ゆっくりあるくようになり
道ばたの石ころも
光っているのをしり
（ 榎本栄一 ）
35.
こんなあかるい穹窿(きゅうりゅう)と草を
はんにちゆっくりあるくことは
いったいなんというおんけいだろう
（ 宮沢賢治 ）
36.
時はいっさいを征服する。
我々は時に従わねばならぬ。
（ アレキサンダー・ポープ ）
37.
人は誠実さを讃えるが、
誠実は飢え死にする。
（ ユウェナリス ）
38.
聞いてくれる人のおかげで
ぐちもこぼせる。
あなたのぐちを聞いてくれる人は、
あなたにとって観音さまです。
（ 相田みつを ）
39.
一生の運転手は自分です。
（ 相田みつを ）
40.
勝利の女神は努力を好む。
（ ガイウス・ウァレリウス・カトゥルス ）
41.
如来は人間を
自由にさせてくださるが
人間はあたまをうってから
眼(め)がすこしひらく
（ 榎本栄一 ）
42.
言葉に羽が生えると詩になる。
（ 武者小路実篤 ）
43.
一期一会は食卓にあり。
人生とは──
誰と食卓を共にするかということだ。
（ 長田弘 ）
44.
人はいまも、二千年前と
すこしも変わらない理由で、死ぬ。
（ 長田弘 ）
45.
たぶん、ぼくも、あんなふうに泣き、あんなふうに笑ったのだ。
…赤ん坊のとき。
（ 友田多喜雄 ）
46.
人間が内部から闘い始める時、
彼は向上する。
（ ロバート・ブラウニング ）
47.
純粋な言葉だけの言葉はない。
思いあがるのが、ひとの悪い性癖だ。
（ 長田弘 ）
48.
冬来たりなば春遠からじ
（ パーシー・ビッシュ・シェリー ）
49.
誰もが人生を目的と考える。ところが、
世界は誰にも、人生を手段として投げかえす。

彼女は思う。人生は目的でも、手段でもない。

ここから、そこへゆくまでの、途中にすぎない。
（ 長田弘 ）
50.
私が語るのではない。私をとおして
この世界が語るのだ。
（ 長田弘 ）
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