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今日の
詩作品の名言
☆ ２月１６日 ☆
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1.
魚達は　夜
自分たちが
地球のそとに
流れでるのを感じる
（ 中江俊夫 ）
2.
大地を海を空を、
そしてその中にあるすべてのものを、
全体的な単一のものに凝縮し、
何も残らないようにすること、
（中略）それが「愛」である。
（ テオフィル・ゴーティエ ）
3.
絶えず吸収し、絶えず放出すること、
（中略）それが「愛」である。
（ テオフィル・ゴーティエ ）
4.
イツデモヨロコベルヨロコビ
ドコニイテモヨロコベルヨロコビ
コノヨロコビヲヨロコブ
コノヨロコビ
コノヨロコビハ
ワガチカラデヨロコベルヨロコビデハナカッタ
（ 竹部勝之進 ）
5.
雨があがるようにしずかに死んでゆこう
（ 八木重吉 ）
6.
突っかい棒が
ひとつ　またひとつ
ひとりでにはずれ
いまは わがいのちひろびろ
さて これから
（ 榎本栄一 ）
7.
人間の顔面に張られている
一枚の精巧複雑透明な硝子(ガラス)。
（ 原民喜 ）
8.
天、我が材を生ずる、必ず用あり。
（ 李白 ）
9.
何がなくていいか、それが、人生の
たぶんすべてだと。それは本当だった。
（ 長田弘 ）
10.
なまけると
アトリエの
空気が
よどむ
筆を持つと
自分の
ちからのなさが
よくわかる
（ 相田みつを ）
11.
年と共に顔にしわはできますが
心の中にしわは作りたくありません。
心の中にしわができたとき
人間は感動しなくなるのでは
ないでしょうか──
（ 相田みつを ）
12.
わたしの
かたわらにたち
わたしをみる
美しくみる
（ 八木重吉 ）
13.
孤独とよばれる
あの繊細な感情の歴史を、
もう誰も教えない。学ばない。
誰も切望しない、
孤独に耐えることなんか。
そして、わたしたちは、
孤独であることを拒んで、
仏頂面の不平家になったのである。
（ 長田弘 ）
14.
花は何故美しいか。
一筋の気持ちで咲いているからだ。
（ 八木重吉 ）
15.
ちからをいれてりきまない
それがなかなか
できないわたし
（ 相田みつを ）
16.
僕は人間と出逢う。
実在の人間が
小説のようにしか僕のものと連結されない。
無数の人間の思考・習癖・表情それらが
群衆のようにぞろぞろと歩き廻る。
（ 原民喜 ）
17.
消しゴムで消しても
消しきれず見え隠れする文字を
心のどこかで時々開いてみる
それも人生
（ 松山妙子 ）
18.
『当たってくだけろ』
かけ声は勇ましいけれど
かけ声をかける当人は
当たりもくだけもしねんだよなあ
（ 相田みつを ）
19.
明るくさわやかに充実したいのちを生きている人は
明るくさわやかに充実した時間を作りながら
生きている人です。
（ 相田みつを ）
20.
私の作品は書でも詩でもありません。
私は書という形式を借りて、人間としての本来的なありよう、ほんとうの姿を語っているだけです。
（ 相田みつを ）
21.
音楽は、無にはじまって、無に終わる。
いま、ここ、という時の充溢(じゅういつ)だけをのこして。
（ 長田弘 ）
22.
子供は一冊の本である
その本から　われわれは何かを読みとり
その本に　われわれは何かを書き込んで
いかねばならぬ
（ 作者不詳 ）
23.
私は、
行かねばならぬ場所に
行くことによって学ぶ。
（ セオドア・レトキ ）
24.
おたがいのことなど、何も知らない。
それがわたしたちのもちうる唯一の真実だ。
（ 長田弘 ）
25.
妻よ
わらいこけている日でも
わたしの泪（なみだ）をかんじてくれ
いきどおっている日でも
わたしのあたたかみをかんじてくれ
（ 八木重吉 ）
26.
脇役のおかげで主役が生きる。
主役ばかりじゃ芝居はできぬ。
（ 相田みつを ）
27.
人は何か一つくらい誇れるもの持っている。
何でもいい、それを見つけなさい。
勉強が駄目だったら、運動がある。
両方駄目だったら、君には優しさがある。
夢をもて、目的をもて、やれば出来る──こんな言葉に騙されるな。
何も無くていいんだ。
人は生まれて、生きて、死ぬ、これだけでたいしたもんだ。
（ 北野武 ）
28.
笑(わらい)について
僕はみごとな笑がもちたい
（ アレキサンダー・ポープ ）
29.
ただあたえる
それが布施
母親が子供におっぱいをやるときのように
（ 相田みつを ）
30.
大人ってわからない
世間っていったい何なんですか
何をこわがってるんですか
（ 谷川俊太郎 ）
31.
スリムな体になるには、
飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。
（ サム・レヴェンソン ）
32.
使ったところが
強くなる
頭でもからだでも
その反対
使わぬところは
（ 相田みつを ）
33.
貝殻をひろうように、身をかがめて言葉をひろえ。
（ 長田弘 ）
34.
仔猫は、
動物王国の庭に膨らむ
バラの蕾(つぼみ)だ。
（ ロバート・サウジー ）
35.
あんらくなことが　苦しいのだ
（ まどみちお ）
36.
日は日をついで流れ去る。
あわただしく、単調に、跡かたもなく。
思えば恐ろしい生の流れの早さ。
ひたすらに、物音ひとつなく、
滝瀬に迫る川水のよう。
（ ツルゲーネフ ）
37.
このわが身
思い知らされるほかに
聞くということも
信ずるということも
ないように思う
（ 浅田正作 ）
38.
心のくらい日に
ふるさとは祭のようにあかるんでおもわれる
（ 八木重吉 ）
39.
大きな樹は、いま在るどんな存在より、ずっと長い時間を生きてきた。
樹は時間の肖像なのだ。
（ 長田弘 ）
40.
地図のうえの一点でしかない
遥かな国々の遥かな街々も、本だ。
そこに住む人びとの本が、街だ。
自由な雑踏が、本だ。
夜の窓の明かりの一つ一つが、本だ。
（ 長田弘 ）
41.
どうかことばを
かけないでください
ただ　そっとしておいてください
わたしのことを
ほんとに思って
くれるならば
（ 相田みつを ）
42.
真の幸福はどこにも定着しない。
探してもどこにも見つからないが、
いたるところに存在する。
金では決して買えないが、
いつでも手に入れられる。
（ アレキサンダー・ポープ ）
43.
「お布施」というのは相手に無くて自分に有るものを分け与えて、お互いによかったよかった、と喜び合うことだ。
与えたほうも貰ったほうも共に感謝し合うことだ。
（ 相田みつを ）
44.
見上げると、枝々の先に空がある。
枝々のあいだに空がある。
枝々が空を引き寄せるのが、樹なのだ。
（ 長田弘 ）
45.
神は人間の胸の裡(うち)に
己が姿を映す。
（ アレキサンダー・ポープ ）
46.
歩くことが、読むことなのだ。
街を歩く。
街を物語として読んでいる。
微笑一つ、みごとな短篇なのだ。
（ 長田弘 ）
47.
この詩で何が言いたいんですかと問われたから
何も言いたくないから詩を書くんだと答えてやった
（ 谷川俊太郎 ）
48.
詩人の仕事とは、何だろう？
無残なことばをつつしむ仕事、
沈黙を、ことばでゆびさす仕事だ。
（ 長田弘 ）
49.
このさかしまな世では、すべてが逆だ。
騒音のうちにしか、静けさがない。
困苦のうちにしか、尊厳がない。
（ 長田弘 ）
50.
牛のように
よろこびの日も　かなしみの日も
大いなるものの誓いを信じ
願いをかみしめ
ひと足　ひと足
ひと事　ひと事
ひと時　ひと時を
踏みしめ　踏みしめ
大切に生きさせていただくのでなかったら
どんなに忙しく生きても
せっかくいただいた　ただ一度の人生を
むなしく過ごしてしまうことになるのだ
（ 東井義雄 ）
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