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今日の
日本の文豪の名言
☆
8月7日
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1.
忘却の早さと、何ごとも重大視しない情感の浅さこそ、人間の最初の老いの兆しだ。
(
三島由紀夫
)
2.
人生の疲労は年齢には関係ない。
(
坂口安吾
)
3.
結婚するのも幸せだし、結婚しないのも幸せだ。
どっちにも人間としての喜びがある。
(
武者小路実篤
)
4.
家内(ホオム)なるものの快楽(たのしみ)が十とすれば、寡(すくな)くとも其(その)四は膳の上に無ければならぬ。
(
尾崎紅葉
)
5.
私はどんな社会でも
理想なしに生存する社会は
創造し得られないとまで信じているのです。
(
夏目漱石
)
6.
己の感情は己の感情である。
己の思想も己の思想である。
天下に一人もそれを理解してくれる人がなくたって、己はそれに安んじなければならない。
それに安(やす)んじて恬然(てんぜん)としていなくてはならない。
(
森鴎外
)
7.
元来何しに世の中へ面(つら)をさらしているんだか、解(げ)しかねるやつさえいる。
しかも、そんな面に限って大きいものだ。
(
夏目漱石
)
8.
やたらに人に弱味をさらけ出す人間のことを私は躊躇なく「無礼者」と呼びます。
それは社会的無礼であって、われわれは自分の弱さをいやがる気持ちから人の長所をみとめるのに、人も同じように弱いということを証明してくれるのは、無礼千万なのであります。
(
三島由紀夫
)
9.
明日(あした)のことが分からないということは
人の生きる愉(たの)しさをつないでゆくものだ。
(
室生犀星
)
10.
英雄、英雄を知る。
(
吉川英治
)
(
『三国志』
)
11.
趣味ということは馬鹿に出来ない。
人間の上等下等は趣味で大概きまる。
(
武者小路実篤
)
12.
俳優は衣裳に執着し、軍人は軍服に執着する。
そして俳優と軍人ほど、勲章の好きな種族はいない。
(
三島由紀夫
)
13.
人の世に三智(さんち)がある。
学んで得る智、人と交わって得る智、みずからの体験によって得る智がそれである。
(
島崎藤村
)
14.
鍍金(めっき)を金に通用させようとする切ない工面より、真鍮(しんちゅう)を真鍮で通して、真鍮相当の侮蔑を我慢する方が楽である。
(
夏目漱石
)
15.
あんなに冷酷に見えた父も、心の底には自分以上に熱い涙を貯えていたのではなかろうか。
(
夏目漱石
)
16.
人生を幸福にするためには、日常の瑣事(さじ)を愛さなければならぬ。
(
芥川龍之介
)
17.
どの青年もおしなべて情熱との戦いを繰り返しながら成長して行くのに、君は不幸だ。
早くから美しいものを見すぎ、美味しいものを食べすぎているということは、こんな不幸はない。
喜びを喜びとして感じる感受性が薄れていくということは、青年として気の毒なことだ。
(
吉川英治
)
18.
わが行く道に茨(いばら)多し
されど生命の道は一つ
この外(ほか)に道なし
この道を行く
(
武者小路実篤
)
19.
弱いのは決して恥ではない。
その弱さに徹しえないのが恥だ。
(
島崎藤村
)
20.
その女に捨てられたという時には、
多少なりと精神上に傷害を残す位な濃艶に狂激な女が欲しいのです。
(
永井荷風
)
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