|
(人生に触れて主観の修養をするために)人の恋をするのを傍観するのは、宛(あだか)も人が天麩羅(てんぷら)を喰ってるのを観て其(その)味を想像するようなものである。
二葉亭四迷[ふたばてい・しめい]
(明治の小説家、1864〜1909) 「平凡」 『平凡・私は懐疑派だ』に収載 ※「(人生に触れて主観の修養をするために)」は七瀬音弥による補足
〈原文全文〉
私は行々(ゆくゆく)は大文豪になりたいが一生の願(ねがい)だから、大(おおい)に人生に触れて主観の修養をしなければならん。 が、漠然人生に触れるの主観を修養するのと言ってる中(うち)は、意味が能(よ)く分っているようでも、愈(いよいよ)実行する段になると、一寸(ちょっと)まごつく。 何から何如(どう)手を着けて好(い)いか分らない。 政治や実業は人生の一現象でも有ろうけれど、其様(そんな)物に大した味(あじわい)はない筈(はず)である。 といって教育でもないし、文壇は始終触れているし、まあ、社会現象が一番面白そうだ。 面白いというのは其処(そこ)に人生の味が濃(こまや)かに味わわれる謂(いい)である。 __ Link __ 社会現象の中(うち)でも就中(なかんずく)男女の関係が最も面白そうだが、其(その)面白味を十分に味わおうとするには、自分で実験しなければならん。 それには一寸(ちょっと)相手に困る。 人の恋をするのを傍観するのは、宛(あだか)も人が天麩羅(てんぷら)を喰ってるのを観て其(その)味を想像するようなものではあるけれど、実験の出来ぬ中(うち)は傍観して満足するより外(ほか)仕方がない。 __ Link __ が、新聞の記事では輪廓(りんかく)だけで内容が分らない。 内容を知るには、恋する男女の間に割込んで、親しく其(その)恋を観察するに限るが、恋する男女が其処(そこ)らに落(おっ)こちても居ない。 すると、当分まず恋の可能(ポッシビリチイ)を持っている若い男女を観察して満足して居なければならん。
1.
2.
3.
4.
( ボーン )
5.
6.
7.
8.
9.
10.
( ルーシ・スウィンドール )
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
( )
24.
( テオドール・シュトルム )
25.
26.
( ジョージ・ミケシュ )
27.
28.
29.
30.
31.
32.
33.
( 漫画『ディー・グレイマン』 )
34.
( エマニュエル )
35.
36.
【 ナタリー・ポートマン 】
【 井上準之助 】 【 八千草薫 】 【 田沼武能 】 【 梶井基次郎 】 【 オリバー・クロムウェル 】 【 中村佳子 】 【 中村文昭 】 【 重田園江 】 【 ジョン・D・ロックフェラー 】 【 木下順二 】 【 マリアン・アンダーソン 】 【 ラッセル・H・コンウェル 】 【 フリードリヒ・シュライアマハー 】 【 浅利慶太 】 【 岸田劉生 】 【 戸坂潤 】 【 アグネス・チャン 】 【 ジャン・ロスタン 】 【 岡田啓介 】 【 ケン・ケイエス・ジュニア 】 【 土屋礼一 】 【 宮城谷昌光 】 【 中島らも 】 【 ニコル・ヴェドレス 】 【 大沢啓二 】 【 エレン・ケイ 】 【 永野重雄 】 【 佐藤道信 】 【 ジョン・バニヤン 】 【 横尾忠則 】 【 江口克彦 】 【 湯川れい子 】 【 ジーン・ナイデック 】 【 W・B・ウルフ 】 【 荒川洋治 】 【 同じ体験(共通体験)をした人 】
【 自分の体の痛み 】 【 よりよく生きる 】 【 嫉妬が生じる 】 【 コオロギが吟ずる 】 【 違う考え方 】 【 簡単な考え方 】 【 松の手入れ 】 【 自分の完成 】 【 詳しい 】 【 バランスが崩れる 】 【 超情報に敏感になる 】 【 世の中の役に立つ術 】 【 下向き 】 【 花粉の少ない花 】 【 遠くを見つめる 】 【 人生について真剣に話せない 】 【 科学が無能になる 】 【 現世を離れる 】 【 人生を変えた出来事 】 【 チャンスが待ち構える 】 【 態度を身につける 】 【 出発点に立てたこと 】 【 言わないとできない 】 【 伝統からの創造 】 【 現実的問題を忘れる 】 【 金持ちの家にやって来る 】 【 日本の目指すべき教育制度 】 【 神を離れた感情 】 【 どんな仕事でも嫌がらずにやる 】 【 生まれなければ良かったと考えている 】 【 自分によって生きられた人生 】 【 できない理由を挙げる 】 【 苦労を乗り越える 】 【 女を地獄にする 】 【 個人の多様性 】
|