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(人生に触れて主観の修養をするために)人の恋をするのを傍観するのは、宛(あだか)も人が天麩羅(てんぷら)を喰ってるのを観て其(その)味を想像するようなものである。
二葉亭四迷[ふたばてい・しめい]
(明治の小説家、1864〜1909) 「平凡」 『平凡・私は懐疑派だ』に収載 ※「(人生に触れて主観の修養をするために)」は七瀬音弥による補足
〈原文全文〉
私は行々(ゆくゆく)は大文豪になりたいが一生の願(ねがい)だから、大(おおい)に人生に触れて主観の修養をしなければならん。 が、漠然人生に触れるの主観を修養するのと言ってる中(うち)は、意味が能(よ)く分っているようでも、愈(いよいよ)実行する段になると、一寸(ちょっと)まごつく。 何から何如(どう)手を着けて好(い)いか分らない。 政治や実業は人生の一現象でも有ろうけれど、其様(そんな)物に大した味(あじわい)はない筈(はず)である。 といって教育でもないし、文壇は始終触れているし、まあ、社会現象が一番面白そうだ。 面白いというのは其処(そこ)に人生の味が濃(こまや)かに味わわれる謂(いい)である。 __ Link __ 社会現象の中(うち)でも就中(なかんずく)男女の関係が最も面白そうだが、其(その)面白味を十分に味わおうとするには、自分で実験しなければならん。 それには一寸(ちょっと)相手に困る。 人の恋をするのを傍観するのは、宛(あだか)も人が天麩羅(てんぷら)を喰ってるのを観て其(その)味を想像するようなものではあるけれど、実験の出来ぬ中(うち)は傍観して満足するより外(ほか)仕方がない。 __ Link __ が、新聞の記事では輪廓(りんかく)だけで内容が分らない。 内容を知るには、恋する男女の間に割込んで、親しく其(その)恋を観察するに限るが、恋する男女が其処(そこ)らに落(おっ)こちても居ない。 すると、当分まず恋の可能(ポッシビリチイ)を持っている若い男女を観察して満足して居なければならん。
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