名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
6月28日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
古来賭博に熱中した厭世主義者のないことは如何(いか)に賭博の人生に酷似しているかを示すものである。
(
芥川龍之介
)
2.
浮浪、これが人生の真の声ではあるまいか。
…親もない。
兄弟もない。
死ぬ時節が来れば、独りで勝手に死んで行けばよい。
恩愛だの義理の涙など見るわずらわしさもない。
(
永井荷風
)
3.
丸うならねば思う事は遂げられまじ。
(
樋口一葉
)
4.
みな身から出たさびだ。
さびを出すのが嫌だったら自分を純金にするか、絶えず自分を磨いていなければいけない。
自分では何もせずに、さびが出るのに不平を起こすのは己を知らない者だ。
(
武者小路実篤
)
5.
「若さ」の前に不可能もなければ、陰翳(いんえい)も無い。
それは一切を突破する力であり、一切を明るくする太陽である。
(
与謝野晶子
)
6.
若い世代は、代々、その特有な時代病を看板にして次々と登場して来たのだった。
(
三島由紀夫
)
7.
母は一旦自分の所有するあらゆるものを犠牲にして子供に生を与えた以上、また余りのあらゆるものを犠牲にして、その生を守護しなければなるまい。
彼女が天からそういう命令を受けてこの世に出たとするならば、その報酬として子供を独占するのは当たり前だ。
故意というよりも自然の現象だ。
(
夏目漱石
)
8.
自分の一生を平和にするためには心を静かにすることが必要だ。
(
武者小路実篤
)
9.
(私の)有(あり)のままを曝(さら)け出すより外(ほか)に、
あなたを教える途(みち)はないのです。
(
夏目漱石
)
10.
純粋な感情ほど美しいものはない。
美しいものほど強いものはない。
(
夏目漱石
)
11.
あれになろう、これになろうと焦るより、富士のように、黙って、自分を動かないものに作り上げろ。
世間に媚びずに世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値うちは世の人がきめてくれる。
(
吉川英治
)
12.
いくら此方(こち)で力んだって、天気と疑いばかりは先方からはれるのだ
(
尾崎紅葉
)
13.
おれなんぞの顔は閲歴がだんだんに痕(こん)を刻み付けた顔で、親に産み付けてもらった顔とは違う。
(
森鴎外
)
14.
日の光を藉(か)りて照る大いなる月たらんよりは、自(みずか)ら光を放つ小さき燈火(ともしび)たれ。
(
森鴎外
)
15.
恋の満足を味わっている人はもっと暖かい声を出すものです。
(
夏目漱石
)
16.
幸福になるには、理想と現実の関係を知らねばならない。
(
武者小路実篤
)
17.
元来何しに世の中へ面(つら)をさらしているんだか、解(げ)しかねるやつさえいる。
しかも、そんな面に限って大きいものだ。
(
夏目漱石
)
18.
自己を熱望せよ。
(
志賀直哉
)
19.
人生を幸福にするためには、日常の瑣事(さじ)を愛さなければならぬ。
(
芥川龍之介
)
20.
まことに人生はままならなもので、生きている人間は多かれ少なかれ喜劇的である。
(
三島由紀夫
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ