名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
4月12日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
恋愛というものは常に一時の幻影で、必ず亡び、さめるものだ、ということを知っている大人の心は不幸なものだ。
(
坂口安吾
)
2.
他人より自分を非難すべきである。
(
夏目漱石
)
3.
智に働けば角が立つ。
情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
(
夏目漱石
)
4.
言っておくが、人間が善良であることは決して美徳じゃないぜ。
そいつは壊れ易い装飾品のようなもので、自分の良心を満足させることはできるが現実には何の役にも立たない。
その上周囲の者にいつも負担を負わせるんだ。
(
山本周五郎
)
5.
人間は好き嫌で働らくものだ。
論法で働らくものじゃない。
(
夏目漱石
)
6.
男の嫉妬の本当のギリギリのところは、体面を傷つけられた怒りだと断言してもよろしい。
(
三島由紀夫
)
7.
歌よみならい候からには、私どうぞ後(のち)の人に笑われぬまことの心を歌いおきたく候。
まことの心うたわぬ歌に何の値うちか候べき。
( 与謝野晶子 )
8.
男と女の一等厄介なちがいは、
男にとっては精神と肉体がはっきり区別して意識されているのに、
女にとっては精神と肉体がどこまで行ってもまざり合っていることである。
(
三島由紀夫
)
9.
結婚をして一人の人間が二人になると、
一人でいた時よりも人間の品格が堕落する場合が多い。
(
夏目漱石
)
10.
働くことは讃美されるべきことである
(
武者小路実篤
)
11.
新しき言葉はすなわち新しき生涯なり。
(
島崎藤村
)
12.
身をすてつるなれば
世の中の事
何かはおそろしからん。
(
樋口一葉
)
13.
職業に貴賎はない。
どんな職業に従事していてもその職業になり切っている人は美しい。
(
吉川英治
)
14.
君は嘘かと思うかも知れないが、僕の生活のどこをどんな断片に切って見ても、たといその断片の長さが一時間だろうと三十分だろうと、それがきっと同じ運命を経過しつつあるから恐ろしい。
(
夏目漱石
)
15.
眠りは死よりも愉快である。
少なくとも容易には違いあるまい。
(
芥川龍之介
)
16.
君は山を呼び寄せる男だ。
呼び寄せて来ないと怒る男だ。
地団駄(じだんだ)を踏んで口惜(くや)しがる男だ。
そうして山を悪く批判する事だけを考える男だ。
何故(なぜ)山の方へ歩いて行かない。
(
夏目漱石
)
17.
本当の若者というものは、かれら自身こそ春なのだから、季節の春などには目もくれないでいるべきなのだ。
(
三島由紀夫
)
18.
歴史というお手本などは生きるためにはオソマツなお手本にすぎないもので、自分の心にきいてみるのが何よりのお手本なのである。
(
坂口安吾
)
19.
人間はとしをとるにつれて、一種のあきらめ、自然の理法にしたがって滅んでゆくものをたのしむといった風な心境がひらけてきて、しずかな、平均のとれた生活を欲するようになるのですね。
(
谷崎潤一郎
)
20.
偶然とは、複雑の極致なり。
(
夏目漱石
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ