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今日の
日本の文豪の名言
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1月16日
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1.
貞女(ていじょ)とは、多くの場合、世間の評判であり、その世間をカサに着た女のヨロイである。
(
三島由紀夫
)
2.
目的を定めて事を起こすとき大切なことは、
目的が達せられるかという結果ではなく、
目的を達成するために努力する過程である。
(
山本周五郎
)
3.
夕日とか菫(すみれ)の花とか風鈴とか美しい小鳥とか、
そういう凡庸な美に対する飽くことのない傾倒が、
女性を真に魅力あるものにするのである。
(
三島由紀夫
)
4.
ふまれても
ふまれても
我はおきあがるなり
青空を見て微笑むなり
星は我に光をあたえ給うなり
(
武者小路実篤
)
5.
人の光を藉(か)りて我が光を増さんと欲するなかれ。
(
森鴎外
)
6.
臭いものの蓋を除(と)れば肥桶(こえだこ)で、美事な形式を剥(は)ぐと大抵は露悪になるのは知れ切っている。
(
夏目漱石
)
7.
人生はつねに複雑である。
複雑なる人生を簡単にするものは暴力よりほかにあるはずはない。
(
芥川龍之介
)
8.
これから諸君が逢わねばならぬ大人は、最悪の教師の何万倍も手強いのです。
そう思ったら、教師をいたわって、内心バカにしつつ、知識だけは十分に吸いとってやるがよろしい。
(
三島由紀夫
)
9.
凡(およ)そ成功の岐(わか)るる所は
僅(わず)かに一歩の差である。
一歩先んじて進む者は成功し、
後(おく)るる者は不遇を嘆(かこ)つ。
故(ゆえ)に人は常に
機を見るに敏なることを要する。
(
織田作之助
)
10.
強情さえ張り通せば勝った気で居るうちに、当人の人物としての相場は遙(はる)かに下落して仕舞う。
(
夏目漱石
)
11.
禍(わざわい)はいつも幸福の仮面をかぶって待っている。
(
吉川英治
)
12.
勤労の裏づけのない富は、人間を誤る。
(
山本周五郎
)
13.
戒めなければならないのは
味方同士の猜疑である。
味方の中に知らず知らず敵を作ってしまう心なき業である。
(
吉川英治
)
(
『三国志』
)
14.
我以外皆師也
(
吉川英治
)
15.
芸術は自己の表現に始まって自己の表現に終わるものである。
(
夏目漱石
)
16.
恋は罪悪ですよ。
(
夏目漱石
)
17.
私は今より一層淋しい未来の私を我慢する代わりに、淋しい今の私を我慢したいのです。
自由と独立と己れとに充ちた現代に生まれた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わなくてはならないでしょう。
(
夏目漱石
)
18.
生きたくないと思ったって、生きるだけは生きなけりゃ成りません。
(
島崎藤村
)
19.
人間の尊さは自分を苦しめるところにあるのさ。
満足はだれでも好むよ。
けだものでもね。
(
坂口安吾
)
20.
(雲雀(ひばり)は)のどかな春の日を鳴き尽くし、鳴きあかし、又鳴き暮らさなければ気が済まんと見える。
その上どこまでも登って行く、いつまでも登って行く。
雲雀は屹度(きっと)雲の中で死ぬに相違ない。
登り詰めた揚句(あげく)は、流れて雲に入(い)って、漂うているうちに形は消えてなくなって、只(ただ)声だけが空の裡(うち)に残るのかも知れない。
(
夏目漱石
)
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