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今日の
文章の書き方の名言
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3月22日
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1.
自作を語るなんてことは、老大家になってからする事だ。
(
太宰治
)
2.
詩は、慎しみぶかくかたられねばならない。
詩は、存在を夢みる言葉なのだ。
(
長田弘
)
3.
文はあんまりすらすら読まれると忘れられる。
所々難しい漢字を転がしてつまずいてもらう必要がある。
(
山本夏彦
)
4.
名高い詩人や芸術家らは、往々にしてメランコリーあるいは狂気である。
アイアスのごときはそれだ。
しかしそのような素質は、近頃でも、ソクラテスや、エンペドクレスや、プラトンその他多くの人々、ことに詩人の中に認められる。
(
アリストテレス
)
5.
複雑という事は、かえって無思想の人の表情なのです。
それこそ、本当の無学です。
(
太宰治
)
6.
重要な試験を明日に控えて猛勉強中という異常事態に入り込んでくる日常、あるいは助け合い頼り合って生きている家族の日常のなかに潜む狂気。
笑劇の手法を利用してこれらを取り出し組み合わせて、人生の憂愁を微笑のうちに描くのがチェーホフのやり方だった。
(
井上ひさし
)
7.
ひとが誤るのは、いつでも言葉を
過信してだ。きれいな言葉は嘘をつく。
この世を醜くするのは、不実な言葉だ。
(
長田弘
)
8.
ときどき自分を忘れて知ったかぶりをする。
そうならないよう、自分の文章が自分の場を離れないように、お祈りする。
(
荒川洋治
)
9.
言葉について肝心なことはただ一つ、それが一人のわたしによってよく生きられた言葉かどうか、ということです。
(
長田弘
)
10.
よい言葉の一句は、悪い本の一冊にまさる。
(
ルナール
)
11.
自分が自分であることの不快、これが私が書きたいことだ。
(
車谷長吉
)
12.
「書かれた詩句」以上に「消された詩句」の方が(もし、消されずに残っていたら)人の心をうったかも知れない、と思うことがある。
(
寺山修司
)
13.
やはり小説を書くほどの男には、どこか、あっさりしたところがある。
イナセだよ。
モオツアルトを聞けば、モオツアルト。
文学青年と逢えば、文学青年。
自然にそうなって来るんだから不思議だ。
(
太宰治
)
14.
ハンターは獲物に狙いをつけて引金を引く瞬間を無我の境地の至福の時というが、物書きが冒頭の一句をひねる数秒も、優にそれに匹敵するだろうと思われる。
おまけにこちらの獲物は射つのをやめても逃げやせぬのだから、気が楽である。
(
井上ひさし
)
15.
自分にしか書けないことを書くというのは、
自分に集中するということです。
身を縮めて自分を見つめ、
自分を研究して
自分がいちばん大事に思っていること、
辛(つら)いと思っていること、
嬉しいと思っていることを書く。
(
井上ひさし
)
16.
君には未だ、君自身の印象(=自分なりの見方・感じ方)というものが無いようにさえ見える。
それでは、いつまで経っても何一つ正確に描写する事が出来ない筈です。
(
太宰治
)
17.
子供論・教育論は子供のいない人に論じさせよ、
夫婦論は独身者に、
小説作法は小説家よりも読者に書かせろ。
(
田辺聖子
)
18.
ペンは剣よりも強し。
(
ブルワー・リットン
)
19.
文章は技術だと思っている人が多いけれど、違うんだよね。
技術じゃないんだ、ふだん何を考えているかなんだよ。
( 嵐山光三郎 )
20.
詩というものは、傑作であるか、さもなければ全然存在してはいけないものだ。
(
ゲーテ
)
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