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今日の
仏教・僧侶の名言
☆ ３月１８日 ☆
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1.
人が生まれたときには、実に口の中には斧(おの)が生じている。
愚者は悪口を言って、その斧によって自分を斬り割(さ)くのである。
（ 『スッタニパータ』 ）
2.
悟りは明らかに知であるが、
一事一物についての知ではない。
（ 鈴木大拙 ）
3.
私は如来を信じます
信じさせていただいたおかげで
安心して生きておれます
安心して死んでいけます
これほどのしあわせはない
（ 竹部勝之進 ）
4.
随所に主(しゅ)と作(な)れば、立処(りっしょ)皆真(しん)なり。

〈漢文表記〉
随処作主、立処皆真
（ 臨済義玄 ）
5.
和尚は逃げても寺は逃げない。
（ 中国のことわざ・格言 ）
6.
無上の悟りを学ぼうとするなら、初歩の修行者を見くびってはならない。
（ 慧能 ）
7.
ここには
虫けらや人間
何億種類のいのちあれど
人間だけが
ここを　我欲でよごす
（ 榎本栄一 ）
8.
衆生としての救いというのは、苦悩がなくなることではないのです。
人間は苦悩しているがゆえに、苦悩がなくなれば救われると思うのですけれども、ただ苦悩がなくなったというだけならば、退屈というより深い問題がかならずそこに出てくるのです。
人間の命は、苦悩がなくなっても満たされないものとして生きているのでしょう。
（ 宮城顗 ）
9.
己に勝つを賢とし、己が心に負けて悩むを愚とす。
（ 鈴木正三 ）
10.
（老いて）聴力はだんだん失われていくが
ものいわぬ花の声が
聞こえるようになる
（ 東井義雄 ）
11.
牛のように
そのひとつひとつを
なんべんもなんべんもよくよく噛み砕き
味わい
おりにふれ
ことにふれて
それを　なんべんもなんべんも　はみ返し
完全消化して　血にし　肉にし　骨にし
生きざまの上に活かさせてもらうのでなかったら
いくら読んでも　聞いても
むなしい
（ 東井義雄 ）
12.
やたらと忙しいのはどんなものでしょう。
「忙」という字は「心が亡びる」と書きます。
（ 高田好胤 ）
13.
怒りにしがみついているのは、
誰かに投げるために
真っ赤に燃えている石炭をつかむようなもの・・・
火傷するのは自分自身だ。
（ ブッダ［シャカ］ ）
14.
逢うは別れの始め。
（ 『遺教経』 ）
15.
悲劇がないと私たちが浄土を求めるということは絶対にない。
（ 竹中智秀 ）
16.
拠り所なくしては
人間は生きていない
（ 廣瀬杲 ）
17.
才能というようなもの
なんにもない
ただ自分のなかから
豆つぶのような仏さまが
ときどき　うまれてくださる
（ 榎本栄一 ）
18.
いいことは　おかげさま
わるいことは　身から出たさび
（ 相田みつを ）
19.
不平等で理不尽な世の中に、人間は送り出される。
だからそこに、宗教が必要になってくるのだ。
（ 瀬戸内寂聴 ）
20.
くだり坂には
またくだり坂の
風光がある
（ 榎本栄一 ）
21.
大悟(だいご)するとは、小さい悟りを重ねることだ。
（ ある老師の言葉 ）
22.
親鸞にとっては、悪人というのは人間ということの別のいい方だ。
世間ふうの人間らしい欲望をもち、
人間らしい欲望をすてきれないひとのことをいっているのだ。
（ 丹羽文雄 ）
23.
苦しみや悲しみは幸せの隠し味
（ 篠原鋭一 ）
24.
考えてみてください。
全く自分の予測通りに人生が進んだとしたら、こんなにつまらないことはないでしょう。
予定通りに結婚して予定通りに子供が二人生まれる。
予定通りに出世して、最後は予定通りに死ぬ。
それが幸福な人生と言えるでしょうか。
（ 玄侑宗久 ）
25.
自己のよりどころは自己のみである。
自己がよく統御されたとき、人は得がたいよりどころを得る。
（ ブッダ［シャカ］ ）
26.
因果倶時（いんがぐじ）
（ 仏教の教え ）
27.
人のために尽すには仏の道も切支丹も変わりはあるまいて。
肝心なことは道を行うか行わぬかだ。
（ 遠藤周作 ）
28.
遠国(えんごく)の坊さんのほうが上手だ。
（ 中国のことわざ・格言 ）
29.
仏にも　神にも頼む　資格なき　わたくしゆえに　手を合わすのみ
（ 相田みつを ）
30.
人間は、元々そんなに賢くありません。
勉強して修行して、やっとまともになるのです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
31.
天地間一切の事物は、
自然の大法の具体的顕現だ。
（ 芦田恵之助 ）
32.
なりゆきを決然と生きる。
（ 玄侑宗久 ）
33.
愛語はよく回天の力あり。
（ 道元 ）
34.
初心の人を軽んじない事は難しい。
（ 『仏教聖典』 ）
35.
どんな征服も憎しみを生む。
敗れた者たちが不幸に見舞われることになるからだ。
（ ブッダ［シャカ］ ）
36.
愛欲に駆り立てられた人々は、
わなにかかった兎のように、
ばたばたする。
束縛の絆にしばられ
執著(しゅうじゃく)になずみ、
永いあいだくりかえし苦悩を受ける。
（ 『ウダーナヴァルガ』 ）
（ 『法句経』 ）
37.
本当の自分は自分ではわからんもんです。
自分のものさしではとてもわからん。
自分でわからんものは他によって知らされるしかない。
（ 和田稠 ）
38.
かたよらない、こだわらない、とらわれない心。
（ 高田好胤 ）
39.
人間の固有性とは、法然の立場からいわしめれば、人々の背負っている業のなかにある。
そして、その業を背負うのは、本人でしかない。
このような考え方においては、一つの価値を絶対視して、それをあらゆる人々に強制するということは生まれない。
（ 阿満利麿 ）
40.
どうかすると若い者が「死ね」と言わんばかりのことを言う。
死なれるか！
この老境こそ味わい深いものなのだ。
うんとうんと人生の味、お念仏の味がわき出てくるものなのだ。
（ 深川倫雄 ）
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