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セネカの名言
Seneca

セネカ
［ルキウス・アンナエウス・セネカ］
（1世紀・古代ローマの政治家・哲学者・思想家・詩人、前4頃〜紀元65）
｜1−100｜
｜101−196｜
［ テーマ別今日の名言 ］
《 哲学者・思想家 》
《 哲学 》
　* * * * * * * * * *
《 星座別名言と運勢 》
《 血液型別名言と運勢 》
［ テーマ別の全名言 ］
《 哲学者・思想家 》
《 哲学 》
101.
あとで望むのは、望まないのと同じである。
（ セネカ ）
102.
肥沃な耕地にむりやり力を加えて
絶えず結実を求めれば、
耕地はやがて困憊(こんぱい)する。
（ セネカ ）
103.
富は賢者のもとにあっては奉仕し、愚者のもとにあっては命令する。
（ セネカ ）
104.
汝を傷つけた人間は、汝より強い者か弱い者かのどちらかである。
もし弱い者であれば、その者を許しなさい。
もし強い者であれば、汝自身を許しなさい。
（ セネカ ）
105.
いかに多くの人々が汝より前進しているかを見るよりも、いかに多くの人々が汝より遅れているかを考えよ。
（ セネカ ）
106.
遅延は怒りに対する最良の治療薬。
（ セネカ ）
107.
健やかに死ぬ方法を知らない者は病的に生きることとなろう。
（ セネカ ）
108.
怒りに対する最善の手段は猶予である。
怒りに対して、いきなり許しを求めることはせず、熟慮を求めよ。
（ セネカ ）
109.
すべての残忍性は臆病から生まれる。
（ セネカ ）
110.
老人が長く生きてきたことを証明するものを、年齢以外に何も持っていないことほど不名誉なことはない。
（ セネカ ）
111.
運は我々から富を奪うことはできても、
勇気を奪うことはできない。
（ セネカ ）
112.
治そうと思う者は、
もう半ば治っている。
（ セネカ ）
113.
いまだかつて、不幸にうちひしがれた者といえば、ただ、幸福に惑わされた者しかいない。
（ セネカ ）
114.
軽い苦しみは言葉になるが、大いなる苦悩は沈黙する。
（ セネカ ）
115.
すべての芸術は自然の模倣である。
（ セネカ ）
116.
未来を気づかう心は悲惨なり。
（ セネカ ）
117.
評判が良くない規則というのは、
長続きしないものだ。
（ セネカ ）
118.
才能によって世に出るように精を出せ。
（ セネカ ）
119.
力強い勇気は、万人の心を打つ。
（ セネカ ）
120.
狂人を演じるのも、時には楽しい。
（ セネカ ）
121.
我々に与えられた時間は、決して短いわけではなく、実はその多くを浪費しているだけなのである。
人生は十分に長く、その全体が有効に費やされるならば、最も偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている。
（ セネカ ）
122.
時はわれらに生を与えると同時に、生を奪い始む。
（ セネカ ）
123.
自立への大きな一歩は、胃を満たすことである。
（ セネカ ）
124.
我々は己れのものを
他人と比較することなしに
愉しむのがよい。
他人が自分より幸福であることに
苦しめられるのであれば、
人はけっして幸福だとはいえない。
（ セネカ ）
125.
気まぐれな読書は喜びを与えてくれるが、
有益なものとするには注意深い指導が必要だ。
（ セネカ ）
126.
万人を信じるのと万人を信じないのとは、間違いの大きさにおいて同じである。
（ セネカ ）
127.
人気のないルールは、
決して長続きしない。
（ セネカ ）
128.
我は教えるために学ばん。
（ セネカ ）
129.
自己に自殺の命令を下したのみならず、その手段を見出せし人間は真に偉大というべきなり。
（ セネカ ）
130.
知識を通して教えるには、長い時間がかかるけれども、具体例を通して教えれば、時間も短時間で済み、しかも有効である。
（ セネカ ）

131.
まだ感じやすきうちに心を訓練するは容易なり。
（ セネカ ）
132.
仮面を長い間つけることはできない。
（ セネカ ）
133.
何も知らないよりは、
つまらぬことでも知っていることの方がもちろんよい。
（ セネカ ）
134.
もっとも厄介な奴隷状態とは、自分自身の奴隷であることだ。
（ セネカ ）
135.
すべての（不幸な）事件は、予期している者にとっては、より軽く受け取られる。
（ セネカ ）
136.
過ちをおかすことが悪いのではない。
悪いのはその過ちのために、
ひまわりのごとく、どんな暗い所にいても絶えず太陽の方へ伸びてゆく、
柔軟にして強靭な心を失うことだ。
（ セネカ ）
137.
善なるものが善き人を作る。
たとえば音楽という芸(わざ)において善きものが音楽家を作る。
（ セネカ ）
138.
おんどりは、自分の糞の山の上では王様である。
（ セネカ ）
139.
財産を守ることにはけちであっても、
時間を投げ捨てる段になると、
たちまちにして、最大の浪費家と変わる。
（ セネカ ）
140.
他人に自分の秘密を守ってもらいたいなら、
最初から他人に秘密を漏らしてはいけない。
（ セネカ ）

141.
悪徳の上り坂は緩やかである。
（ セネカ ）
142.
快楽に浸る者は暗愚であり、高慢、過大な自己評価、他人へのさげすみ、盲目的で分別のない自己利益の追求、気ままなぜいたく、怠惰など、これらは快楽が生み出す最高の悪である。
（ セネカ ）
143.
生きることの最大の障害は、期待を持つということである。
それは明日に依存して、今日を失うことである。
（ セネカ ）
144.
自然に従って生きよ。
（ セネカ ）
145.
汝がいっさいを屈服させんと欲せば、汝自身を理性に屈服せしめよ。
（ セネカ ）
146.
人間は弱者にして堕落させる存在であり、相争い、かつ世界の秩序を非難し、己を改変するよりも神を変えんとす。
（ セネカ ）
147.
神が存在すると思わざる人は、自己を偽るものなり。
たとえかかることを絶えず確信しても、日夜不安になるがゆえなり。
（ セネカ ）
148.
富を最も必要とせぬ者が、それを最も享受す。
（ セネカ ）
149.
いかなる道によって自由に到達すべきか、と汝は問う。
そのためには善悪を、衆俗の示すところによってではなく、自分自身で区別することを覚えなければならない。
（ セネカ ）
150.
健康になりたいと願うことは、
健康になることの一部分です。
（ セネカ ）

151.
友愛はつねに利をもたらすも、恋情は害をもたらす場合もありえる。
（ セネカ ）
152.
神は自惚れ屋を憎む。
（ セネカ ）
153.
罪を憎みて罪人を憎まず。
（ セネカ ）
154.
いかに多くの者が光を見る資格がないか。
それでも夜は明ける。
いかに多くの者が、この世に生まれたことを嘆いているか。
それでも自然は新しい子孫を生み、この世に存在しなかったことをむしろ望んだ者たちをも、存在せしめている。
（ セネカ ）
155.
有閑の悪徳は多忙によって除かれることほど、確かなことはない。
（ セネカ ）
156.
生きることは生涯をかけて学ぶべきことである。
そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯をかけて学ぶべきは死ぬことである。
（ セネカ ）
157.
我々は気持ちを楽にして、すでに決定されたことでも、それにあまり執着してはならぬ。
（ セネカ ）
158.
いかなる事も、友に相談すべし。
とりわけ、自分自身に関する事は。
自己愛は判断を狂わすゆえ、友の助言は有益である。
（ セネカ ）
159.
おずおずと頼みごとをするのは、断ってくれというのも同じだ。
（ セネカ ）
160.
神は知識そのものではなく、知識の種子をわれわれに与えたり。
（ セネカ ）

161.
好首尾かつ幸運に運ばれし犯罪は美徳と称される。
（ セネカ ）
162.
貧しい者とは、ほとんど何も持っていない人間のことではなく、もっと多くを渇望する人間のことを言う。
（ セネカ ）
163.
戦争は限度など守りはせぬ。
抜き身の剣の行く手を制し、それをふさぐなど、容易にはかなわぬ。
（ セネカ ）
164.
誰かに起こりうることは、誰にでも起こりうることである。
（ セネカ ）
165.
死ぬ勇気のない生は奴隷である。
（ セネカ ）
166.
神に見られているかのように人間の中で暮らし、
人間が聞いているかのように神に話しかけよ。
（ セネカ ）
167.
貧乏がたいして苦しいものではないと悟ったとき、人間は初めて自分の富を楽しむことができる。
（ セネカ ）
168.
現在うまくいっていない人は未来を心配するものだ、とだけは言える。
（ セネカ ）
169.
人生は尻尾(しっぽ)のようなものである。
いかに長いかではなく、いかに良いかが大切なのである。
（ セネカ ）
170.
何よりも注意しなければならぬのは、羊が群(むれ)についてゆくように本能的に先行者の後ろについてゆくことで、これではみなの行く道を行くことになり、本来辿(たど)るべき道を行くことになりません。
（ セネカ ）

171.
たいていの人間は人に見せるために涙を流すのであって、見ている者がいなくなれば、途端にその目は乾いてしまう。
誰もが涙を流しているのに自分だけ涙を流さないのは恥ずかしいと思ってのことである。
（ セネカ ）
172.
ふつうの旅なら、よく整えられた道に従い、土地の者に聞けば迷うことはありません。
が、この旅（＝人生の旅）では事情が違って、最も好まれる、最も多くすすめられる道が、実は一番誤らせるのです。
（ セネカ ）
173.
来(きた)るべき未来のものは不確実さの中にある。
ただちに生きよ。
（ セネカ ）
174.
手の中にあることが確実なものなら、それがいかにわずかでも、やりくりするのはたやすい。
しかし、いつ尽きるともしれないものは、より慎重に守らなければならないのである。
（ セネカ ）
175.
多数者の賛成したことを最善と見做して、大勢の意見に従いたがる我々の性向くらい、我々を大きな災厄に陥れるものはありません。
これではただ数に従うだけで、人生を理性の判断によって導くのではなく、模倣するだけだからです。
（ セネカ ）
176.
われわれの享(う)ける生が短いのではなく、われわれ自身が生を短くするのであり、われわれは生に欠乏しているのではなく、生を蕩尽(とうじん)する、それが真相なのだ。
（ セネカ ）
177.
人は、これを、次にはあれを、と考えをめぐらせ、遠い将来のことにまで思いを馳(は)せる。
ところが、この先延ばしこそ生の最大の浪費なのである。
（ セネカ ）
178.
生きることにとっての最大の障害は、明日という時に依存し、今日という時を無にする期待である。
（ セネカ ）
179.
先延ばしは、先々(さきざき)のことを約束することで、次の日が来るごとに、その一日を奪い去り、今という時を奪い去る。
（ セネカ ）
180.
君はどこを見つめているのか。
どこを目指そうというのであろう。
（ セネカ ）

181.
君は運命の手中にあるものをあれこれ計画し、自分の手中にあるものを喪失している。
（ セネカ ）
182.
他人に対して善行をなす者は、何よりも多く己自身に対して善行をなす。
（ セネカ ）
183.
およそ惨めなものは、
将来のことを不安に思って、
不幸になる前に不幸になっている心です。
（ セネカ ）
184.
粗暴は弱さの一つのしるしである。
（ セネカ ）
185.
将来もっと不幸なときがくるかもしれないのだから、
今不幸だと思うのは愚かしい。
（ セネカ ）
186.
より高く持ち上げようとしたが為に失敗した場合が多い。
（ セネカ ）
187.
人生はつねに幸福でない。
善き人生のみが幸福なのだ。
（ セネカ ）
188.
金によりてもたらされし忠実さは、金によりて裏切られる。
（ セネカ ）
189.
節約は
不必要な費用を回避する科学であり、
また慎重にわれわれの財産を管理する技術なり。
（ セネカ ）
190.
称賛をいかに受け止めているかをみれば、いかなる人間の人格も判断できる。
（ セネカ ）

191.
男は自己の感じているほどの年であり、女は見かけほどの年なり。
（ セネカ ）
192.
人々は青年時代、いや白髪頭になった後でも少年期を脱しない。
（ セネカ ）
193.
肉体のために生きるのではなく、肉体なしには生きられないように振る舞うべきである。
（ セネカ ）
194.
死がいかなる場所において汝を待ち受けているか不明なり。
ゆえに、いかなる場所においても死を待ち受けよ。
（ セネカ ）
195.
生きることが重要なのではない。
君の奴隷だってみんな生きているし、動物もみんな生きているよ。
重要なのは立派に、思慮深く、勇敢に死ぬことなのだ。
（ セネカ ）
196.
芸術は長く、人生は短い。
（ セネカ ）
以上
【 セネカの名言 】
全部で、196件
　
　
★ ★ ★ ★ ★
以下、ランダム名言コーナー
1.
人を動かすことに詩の価値がある。
（ 西條八十 ）
（ Saijou Yaso ）
2.
《自己犠牲》
原則。《自分の力を弱めるようなことはすべて悪いことです。》
犠牲は自殺に似かよったところがあります。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
3.
憎悪は人生を混乱させるのに対し、愛は人生に調和を与える。
（ キング牧師 ）
（ King Bokushi ）
4.
名誉は「境遇から生じるもの」ではなくて、それぞれが自己の役割をまっとうに務めることにあるのだ、ということに気づいているのは、ごくわずかの高徳の人びとだけである。
（ 新渡戸稲造 ）
（ Nitobe Inazou ）
5.
好きなことを仕事にして、
人から喜ばれたり、
評価されるなら、
これほど嬉しいことは無い。
（ 七瀬音弥 ）
（ Nanase Otoya ）
6.
かなかなや師弟の道も恋に似る
（ 瀧春一 ）
（ Taki Shunichi ）
7.
願い事には気をつけよ、
本当にかなうかもしれないから。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
（ Seiyou saying ）
8.
最も有益なことが言えるのは、
最も多弁な者ではない。
（ 中国のことわざ・格言 ）
（ China saying ）
9.
世の中、ふざけていたではすまないことがあるんだぞ！
（ 金八先生 ）
（ Kinpachi ）
10.
人間の弱さの性質上、病気になるより治癒するほうが遅い。
また、肉体はゆっくり成長するが、腐敗は速やかだ。
それと同じように気力や熱意を復活させるよりも、それを挫(くじ)くほうが簡単だ。
（ タキトゥス ）
（ Tacitus ）
11.
中年男性は自分が弱いことに気付かず、今でも強いと思っている。
中年女性は自分が強いことに気付かず、電車でわれ先に座ろうとする。
（ 土屋賢二 ）
（ Tsuchiya Kenji ）
12.
君よ、散財にためらうなかれ。
君のお金で国が建つ。
（ 広告コピー ）
（ advertising copy ）
13.
（信者に勧誘するなら）追い越し車線を走る人を狙え！
（ 中島孝志 ）
（ Nakajima Takashi ）
14.
経験は授業料の高い学校であるにも関わらず、愚者は他の学校で学ぼうとはしない。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
（ Benjamin Franklin ）
15.
人類は、先(ま)ず信じたのです。
信ずることを通して、やがて、
人類は事物を知るという道へ進むことが出来たのです。
最初に信じたのでなければ、
その信仰が裏切られることもなかったでしょう。
（ 清水幾太郎 ）
（ Shimizu Ikutarou ）
16.
我々の起源の探求は、哲学者の心を満たし続けるこよなく甘い果実である。
（ ルカ・パチョーリ ）
17.
学校の先生や親たちは、最後に満点をとる人生を子供に願うべきです。
（ 本田宗一郎 ）
（ Honda Souichirou ）
18.
食べるために生きている
生きているから食べている
前者の「生きる」は生存である
後者の「生きる」は存在である
生存⊂存在
（ 池田晶子 ）
（ Ikeda Akiko ）
19.
空を見あげると、気持ちが開けてゆく。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
20.
人間が人間のことを想う、これ以上に美しいものはない。
（ 高倉健 ）
（ Takakura Ken ）
21.
教養と、理智と、審美と、こんなものが私たちを、私を、懊悩(おうのう)のどん底の、そのまた底までたたき込んじゃった。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
22.
自分を信じろよ！
誰も、何も信じられなかったら、自分を信じろ！
（ ドラマ『ワイルド・ヒーローズ』 ）
23.
能動的な人は、（物事や事態を）放っておけます。
受け身の人は、放っておけません。
（ 加藤諦三 ）
（ Katou Taizou ）
24.
権力は肉体を奪えても自由は奪えない。
（ 遠藤周作 ）
（ Endou Shuusaku ）
25.
まわりの人の無能を嘆くな。
だから、あなたが成功するんだ。
（ 中谷彰宏 ）
（ Nakatani Akihiro ）
26.
愛は、石のようにそこにじっとあるものではない。
パンのように作るものであり、絶えず作り直して、新しいものにしなければいけないものなのだ。
（ アーシュラ・K・ル・グウィン ）
（ Ursula K. Le Guin ）
27.
苦しい時期は続かない。
苦しい時期は心の貯蓄をする時間だから、
本を読んだり、いい音楽を聴いたりするといい。
そして、そこに書いてあることの意味を自分のものにする。
（ 鎌田實 ）
（ Kamata Minoru ）
28.
自己流を貫くことが、自分にとっての唯一の道であり、それが成功へ至る道だということを知っておくこと。
（ 中村修二 ）
（ Nakamura Shuuji ）
29.
今やっている仕事に全神経を集中しなさい。
太陽光線も焦点に集めなければ、
発火させることはできない。
（ グラハム・ベル ）
（ Graham Bell ）
30.
準備しておこう。
チャンスはいつか訪れるものだ。
（ エイブラハム・リンカーン ）
（ Abraham Lincoln ）
31.
大器晩成というのは、
無能な人を慰める唯一の言葉である。
（ 作者不詳 ）
32.
麦よ死は黄一色と思いこむ
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）
33.
「やりたいこと」に思いをめぐらすことに、年齢はない。
何歳になっても、「これこそやりたいことだった」という発見をしたいものだ。
（ 鷲田小彌太 ）
（ Washida Koyata ）
34.
真実の追求に、もうこの辺でいいなどということは絶対にありません。
（ ドラマ『相棒』シリーズ ）
（ Aibou ）
35.
小説を芸術として考えようとしたところに、小説の堕落が胚胎(はいたい)していた。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
36.
私は天国で男たちだけと暮らすよりも、この世で好きな女と苦労して生き続けたい。
（ インガーソル ）
（ Ingersoll ）
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