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セネカの名言
｜1−100｜
｜101−184｜
101.
言葉は、精神の顔である。
102.
富は賢者のもとにあっては奉仕し、愚者のもとにあっては命令する。
103.
汝を傷つけた人間は、汝より強い者か弱い者かのどちらかである。
もし弱い者であれば、その者を許しなさい。
もし強い者であれば、汝自身を許しなさい。
104.
健やかに死ぬ方法を知らない者は病的に生きることとなろう。
105.
いまだかつて、不幸にうちひしがれた者といえば、ただ、幸福に惑わされた者しかいない。
106.
軽い苦しみは言葉になるが、大いなる苦悩は沈黙する。
107.
治そうと思う者は、
もう半ば治っている。
108.
怒りに対する最善の手段は猶予である。
怒りに対して、いきなり許しを求めることはせず、熟慮を求めよ。
109.
いかに多くの人々が汝より前進しているかを見るよりも、いかに多くの人々が汝より遅れているかを考えよ。
110.
すべての芸術は自然の模倣である。
111.
遅延は怒りに対する最良の治療薬。
112.
老人が長く生きてきたことを証明するものを、年齢以外に何も持っていないことほど不名誉なことはない。
113.
すべての残忍性は臆病から生まれる。
114.
運は我々から富を奪うことはできても、勇気を奪うことはできない。
115.
人気のないルールは、
決して長続きしない。
116.
狂人を演じるのも、時には楽しい。
117.
知識を通して教えるには、長い時間がかかるけれども、具体例を通して教えれば、時間も短時間で済み、しかも有効である。
118.
才能によって世に出るように精を出せ。
119.
何も知らないよりは、
つまらぬことでも知っていることの方がもちろんよい。
120.
仮面を長い間つけることはできない。
121.
もっとも厄介な奴隷状態とは、自分自身の奴隷であることだ。
122.
すべての（不幸な）事件は、予期している者にとっては、より軽く受け取られる。
123.
未来を気づかう心は悲惨なり。
124.
自己に自殺の命令を下したのみならず、その手段を見出せし人間は真に偉大というべきなり。
125.
力強い勇気は、万人の心を打つ。
126.
自立への大きな一歩は、胃を満たすことである。
127.
我々に与えられた時間は、決して短いわけではなく、実はその多くを浪費しているだけなのである。
人生は十分に長く、その全体が有効に費やされるならば、最も偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている。
128.
我々は己れのものを
他人と比較することなしに
愉しむのがよい。
他人が自分より幸福であることに
苦しめられるのであれば、
人はけっして幸福だとはいえない。
129.
万人を信じるのと万人を信じないのとは、間違いの大きさにおいて同じである。
130.
気まぐれな読書は喜びを与えてくれるが、
有益なものとするには注意深い指導が必要だ。

131.
時はわれらに生を与えると同時に、生を奪い始む。
132.
評判が良くない規則というのは、
長続きしないものだ。
133.
まだ感じやすきうちに心を訓練するは容易なり。
134.
我は教えるために学ばん。
135.
善なるものが善き人を作る。
たとえば音楽という芸(わざ)において善きものが音楽家を作る。
136.
おんどりは、自分の糞の山の上では王様である。
137.
他人に自分の秘密を守ってもらいたいなら、
最初から他人に秘密を漏らしてはいけない。
138.
財産を守ることはけちであっても、時間を投げ捨てる段になると、たちまちにして、最大の浪費家と変わる。
139.
肥沃な耕地にむりやり力を加えて絶えず結実を求めれば、耕地はやがて困憊（こんぱい）する。
140.
悪徳の上り坂は緩やかである。

141.
生きることの最大の障害は、期待を持つということである。
それは明日に依存して、今日を失うことである。
142.
快楽に浸る者は暗愚であり、高慢、過大な自己評価、他人へのさげすみ、盲目的で分別のない自己利益の追求、気ままなぜいたく、怠惰など、これらは快楽が生み出す最高の悪である。
143.
神が存在すると思わざる人は、自己を偽るものなり。
たとえかかることを絶えず確信しても、日夜不安になるがゆえなり。
144.
自然に従って生きよ。
145.
富を最も必要とせぬ者が、それを最も享受す。
146.
人間は弱者にして堕落させる存在であり、相争い、かつ世界の秩序を非難し、己を改変するよりも神を変えんとす。
147.
汝がいっさいを屈服させんと欲せば、汝自身を理性に屈服せしめよ。
148.
いかなる道によって自由に到達すべきか、と汝は問う。
そのためには善悪を、衆俗の示すところによってではなく、自分自身で区別することを覚えなければならない。
149.
健康になりたいと願うことは、
健康になることの一部分です。
150.
罪を憎みて罪人を憎まず。

151.
神は自惚れ屋を憎む。
152.
友愛はつねに利をもたらすも、恋情は害をもたらす場合もありえる。
153.
いかに多くの者が光を見る資格がないか。
それでも夜は明ける。
いかに多くの者が、この世に生まれたことを嘆いているか。
それでも自然は新しい子孫を生み、この世に存在しなかったことをむしろ望んだ者たちをも、存在せしめている。
154.
我々は気持ちを楽にして、すでに決定されたことでも、それにあまり執着してはならぬ。
155.
有閑の悪徳は多忙によって除かれることほど、確かなことはない。
156.
生きることは生涯をかけて学ぶべきことである。
そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯をかけて学ぶべきは死ぬことである。
157.
いかなる事も、友に相談すべし。
とりわけ、自分自身に関する事は。
自己愛は判断を狂わすゆえ、友の助言は有益である。
158.
おずおずと頼みごとをするのは、断ってくれというのも同じだ。
159.
好首尾かつ幸運に運ばれし犯罪は美徳と称される。
160.
神は知識そのものではなく、知識の種子をわれわれに与えたり。

161.
貧しい者とは、ほとんど何も持っていない人間のことではなく、もっと多くを渇望する人間のことを言う。
162.
戦争は限度など守りはせぬ。
抜き身の剣の行く手を制し、それをふさぐなど、容易にはかなわぬ。
163.
誰かに起こりうることは、誰にでも起こりうることである。
164.
死ぬ勇気のない生は奴隷である。
165.
神に見られているかのように人間の中で暮らし、
人間が聞いているかのように神に話しかけよ。
166.
貧乏がたいして苦しいものではないと悟ったとき、人間は初めて自分の富を楽しむことができる。
167.
現在うまくいっていない人は未来を心配するものだ、とだけは言える。
168.
人生は尻尾(しっぽ)のようなものである。
いかに長いかではなく、いかに良いかが大切なのである。
169.
粗暴は弱さの一つのしるしである。
170.
人生はつねに幸福でない。
善き人生のみが幸福なのだ。

171.
他人に対して善行をなす者は、何よりも多く己自身に対して善行をなす。
172.
およそ惨めなものは、将来のことを不安に思って、不幸にならない前に不幸になっている心です。
173.
将来もっと不幸なときがくるかもしれないのだから、今不幸だと思うのは愚かしい。
174.
より高く持ち上げようとしたが為に失敗した場合が多い。
175.
金によりてもたらされし忠実さは、金によりて裏切られる。
176.
人々は青年時代、いや白髪頭になった後でも少年期を脱しない。
177.
節約は不必要な費用を回避する科学であり、また慎重にわれわれの財産を管理する技術なり。
178.
男は自己の感じているほどの年であり、女は見かけほどの年なり。
179.
称賛をいかに受け止めているかをみれば、いかなる人間の人格も判断できる。
180.
過ちをおかすことが悪いのではない。
悪いのはその過ちのために、ひまわりのごとく、どんな暗い所にいても絶えず太陽の方へ伸びてゆく、柔軟にして強靭な心を失うことだ。

181.
肉体のために生きるのではなく、肉体なしには生きられないように振る舞うべきである。
182.
死がいかなる場所において汝を待ち受けているか不明なり。
ゆえに、いかなる場所においても死を待ち受けよ。
183.
生きることが重要なのではない。
君の奴隷だってみんな生きているし、動物もみんな生きているよ。
重要なのは立派に、思慮深く、勇敢に死ぬことなのだ。
184.
芸術は長く、人生は短い。
全部で、184件
　
　
★ ★ ★ ★ ★
以下、ランダム名言コーナー
1.
希望はうまい朝食だが、晩飯にしてはまずい。
（ フランシス･ベーコン ）
2.
人間の持つ死の恐怖は、すべて自然に対する認識の欠如に由来する。
（ ルクレティウス ）
3.
学問との事業は井を掘るがごとし。
泉に及ばざれば、井を棄つると同じ。
（ 孟子 ）
4.
仕事に精を出している人々を見ると、私は立派だと思う。
（ セオドア・ルーズベルト ）
5.
諦めないで続けること。
そうすれば道が開ける。
（ ヴィニー・ポール ）
6.
たとえ生死の境にあって、気持ちが極度に張りつめている時でさえも、他人の人生を思いやり、人類を支配する法則とは何であるかを考えてみるとすれば、必ず何らかの報酬が返ってくる。
（ ウィンストン・チャーチル ）
7.
学問の充実を願うならば、安逸（あんいつ）を退けよ。
（ マハトマ・ガンジー ）
8.
恐怖は、失敗、苦痛、落胆、不快感などの思い出したくない体験を鮮明に呼び起こす。
しかも、同じ体験は繰り返しやすいものだということを、これでもかこれでもかとばかりに思い起こさせるのである。
（ デニス・ウェイトリー ）
9.
すべてのものの中で、もっとも柔らかいものは、もっとも堅いものを打ち負かすことができる。
なぜなら、形の無いものは隙間の無い所にも自由に入り込むことができるからだ。
（ 老子 ）
10.
氷炭相愛す
（ 『淮南子』 ）
11.
嫌な話になったとしても、顔だけは笑うようにしているのよ。
井戸のポンプでも、動かしていれば、そのうち水が出てくるでしょう。
同じように、面白くなくても、にっこり笑っていると、だんだんうれしい感情がわいてくる。
（ 樹木希林 ）
12.
自分が光るまで
光を吸飲しよう
（ 坂村真民 ）
13.
人と同じようにできないのが、
何でいけないことなの？
弱点はいっぱいあるけど、
君しかできないこともあるよー。
（ マギー司郎 ）
14.
大人になるとゆーことは、
自分が世の中の主役ではないってことを確認する作業だ
と私は思っているので、
それならば、
なるたけ良い脇役になれたらいいな、と…。
（ 川原泉 ）
15.
人を裁くのをやめ、許すことができれば、心は安らぐ。
（ ジェラルド・G・ジャンポルスキー ）
16.
成果とはいつでも、しくじりの山の頂きに築かれるものですよ。
（ アニメ『忘念のザムド』 ）
17.
上司に動いてもらうためには、「あなただけが頼りなんです」と言って頼りましょう。
（ 梅森浩一 ）
18.
結局のところ、あたかも生そのものは神聖でないかのように、人を死によって祭り上げるのは、我々の悲しい弱さである。
（ ジョージ・エリオット ）
19.
お馬鹿さんと関わり合うのがイヤで、辛抱できないような人間の狭い男など、惜しむ値打ちはない。
（ ジェーン・オースティン ）
20.
自分の利益や便宜、あるいは自分が他人の目にどのように映るかだけを考えていては、意義のあることを成し遂げることはできません。
自他ともにその動機が受け入れられるものでなければならないのです。
（ 稲盛和夫 ）
21.
野の花は、そぞろ歩きながら絵画的な快感をもって緑の大地の中の色彩の島としてそれをながめる場合には、ひざをつき、からだをかがめて一本一本それを見て、いちばん美しいものをさがして摘む場合とは、まったくちがって見えるものである。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
22.
自己放棄は偽善である。
（ ロマン・ロラン ）
23.
この世には完全な人間などひとりもいないと理解することだ。
このような態度をとっていれば、
（職場で）気持ちが不安定になることもなく、
威張り散らしたり、人に対して攻撃的になることはなくなるはずである。
（ ジョセフ・マーフィー ）
24.
少しずつでも加えることを繰り返せば、やがて大きなものになるだろう。
（ ヘシオドス ）
25.
あなたの意識する心（＝顕在意識）はカメラであり、潜在意識は像を写し取る感光板です。
（ ジョセフ・マーフィー ）
26.
自分の性格をよく知るためには、
他人の性格を、語ることが一番だ。
（ ジャン・パウル ）
27.
相互フォローでつなぎとめてるフォロワーは、真のフォロワーとは呼べない。
何百人、何千人、いや何万人いようが、自慢にもならない。
（ ながれおとや ）
28.
成功を確信することが
成功への第一歩である。
（ ロバート・シュラー ）
29.
「後悔のない生き方をしよう」
とか言うでしょう。
後悔のないような生き方があったら
教えてほしいです。
（ 平野修 ）
30.
「子供とのつきあい方」のアドバイス、それは、「子育てをがんばらない」ことです。
一生懸命、よかれと思ってやったことを否定されるから、可愛く思えなくなるのです。
真剣にがんばってしまうから、理屈が通じない時にキレそうになるのです。
（ 鴻上尚史 ）
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