名言ナビ
→
名言インデックス
メニュー
1.
公共の空間に居合わせた見知らぬ他人どうしは、まったく無関係に孤立しているわけではありません。たとえば、満員電車のなかでも視線が相互にかち合ったりしないのは、お互いに、いわば協力しあって意識……
2.
いちばん大事なことは、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということ。
3.
みんなが小生を貧乏扱いする。人中で貧乏の話が出れば、そろって小生の顔を見る。向う向きになっている男は、振り返って小生に目礼する。その癖に怠け者だと云(い)って、悪口を云う。贅沢だと云って非難する。
4.
数のあるところ、必ず美がある。
5.
俗悪を恐れてはダメ。警戒すべきは退屈さ、中流的な凡庸(ぼんよう)さです。
6.
「ほめる」というのは、能力のある人が能力のない人に下す評価の言葉なのです。縦関係が前提ですね。横の関係だと絶対にほめはしない。
7.
(猫というのは)寝心地がよさそうだと思えば知らない人の膝でも平気で這上(はいのぼ)って来る。こういう身勝手な性質を私は好まないのだが、猫好きが猫を讃(ほ)める時には、よくこの性質をも一緒……
8.
美しいと感じたものを、そのまま美しく表現しようと努力する甘さ、おろかしさ。
9.
人がいちいち元気かどうか聞いてくる人がうっとうしい。元気がないのが普通の状態の人間もいるんだ。ちょうどよく元気なく生きているのに、元気なことが当たり前みたいに聞いてくるな。
10.
どうも、みんな、佳(よ)い言葉を使い過ぎます。美辞(びじ)を姦するおもむきがあります。
11.
空腹は最良のソースである。(ver.0)
12.
不快な思いをしてイライラしているときは、いいことをすれば気分が浄化される。親切、人助け、励まし、誰かが喜ぶことなら何でもいい。
13.
権利の上に眠る者は、法これを保護せず。
14.
ともすれば日本人の価値基準は、世の中が相対的に決めたブランド価値に引きずられがちである。自分より隣の人、周りの多くの人が何を考えているかに縛られる。
15.
民主主義はとても結構ですけど、みんないいお父さん、いいお母さん、物わかりのいいおじさん、おばさんになっちゃって、何でも「ふん、ふん」言って(=うなずいて受け入れて)いてはだめなのね。
16.
われわれは過去から積極的な方向づけは受けられなくても、否定的な忠告を受けうることは知らねばならない。
17.
(※老いて)ああ、こういうの、以前にもあった、……と思うのは何だか手馴れた温(ぬく)みに漬かっているようで心地よいものだ。人生そのものが、ようく使いこんで身に合ってきたという風情である。
18.
漫画の神様と言われる手塚先生が医学博士だったことは、現在漫画家として働いている者達にとっては実に有難いことである。神様が立派だったおかげで、漫画家全体の評価がぐんと上がっていると思われる。
19.
言葉は、言葉よりもおおきな沈黙のなかにある。
20.
人生すべて、やる気、根気、熱気。
21.
「写真」は暴力的である。撮影の度に、強引に画面を満たすからであり、そのなかでは何ものも身を拒むことができず、姿を変えることができないからである。
22.
理想を持たない人生はどこまで行っても何も見えない道を走るようなものである。
23.
今日という日を摘み取れ。
24.
寒禽(かんきん)やささやきかはす人の前
25.
有名無力、無名有力
26.
機械文明の発達した今日では、腕力よりも頭脳の力を重要とする。だからだんだん青年はいらなくなる。古くさい青年万能主義はやめて、思想が円熟し、経験に富む年長者を重視しなければならない。
27.
生活に於(お)いて何不足なく、ゆたかに育った青年は、極貧の家に生まれて何もかも自力で処理して立っている青年を、ほとんど本能的に畏怖しているものである。
28.
神は長き間に拒絶せるものを、しばしば短き一瞬にして与え給う。
29.
人間ってふしぎだねえ。あまりキチンとした世界にいると、はじめはいいけど、やがてそれが苦しくなる。君の部屋が好きなのは、ここがその反対だからかもしれない。
30.
永遠の時間は自分の生まれる前にもあったように、自分が死んだあとにもあるのだろう。人類が死にたえても、地球がなくなっても、この「宇宙的時間」はつづくのだろう。
31.
人間が世界の中心に身をおけばおくほど、自然の所有の度合をさらに強めるだろうが、一方では有限性によってますます強く圧迫され、彼自身の死にいっそう近づくのだ。
32.
こっちがユーモアで切り返した時、ユーモアがわからないやつは、自分がバカにされたと思うんだよね。
33.
自由な人とは、奴隷根性を持たない人のことである。
34.
夜の秋よ音といふ音われとあり
35.
他の生き物には絶対に無くて、人間にだけあるもの。それはね、ひめごと、というものよ。
36.
向き合ひて思ひ出語らんモンブラン
37.
(信頼によって人の最善の姿を引き出すには)時間と忍耐が必要だ。そして、その信頼に応えられるレベルまで能力を引き上げるための訓練が、必要になることもある。
38.
A「当たり前」のことを、B「ボンヤリ」しないで、C「チャント」やろう。
39.
書物というものを消耗品として割り切っている版元(はんもと)が、消耗品としての本を安く大量に作っていく、というのが今の(出版業界の)状況でして。ま、読むに耐えん本が多いですからそれはそれで……
40.
キャリア・プランとは、5年後、10年後、15年後、自分はどんな仕事でカネを稼ぎ、どのような存在になっていたいか、という人生設計だ。キャリア・プランは40歳になってから立てても遅くない。プ……
41.
秋の田の穂の上てらす稲妻の光のまにもわれや忘るる
42.
人生は悪意にみちたものかもしれないが、どんな人間のうちにも一片の善意はひそんでいるものだ。
43.
教養なんていうのは、あるにこしたことはないんですよ。なんであるか(=なぜか)っていうと、遊べるんですよ。あればあるほど、遊ぶ材料になるんです、教養っていうのは。
44.
敵の意表に出(い)ずるは、機を制し、勝を得るの要道なり。
45.
楽しくないことを考えても、楽しくない。
46.
花の時は気づかざりしが老母草(おもと)の実
47.
作戦の計画前提に一定限度以上の変化が生じた場合には、計画自体の部分的、あるいは全面的な見直しが必要であると思われる。
48.
わが柩(ひつぎ)ゆくとき天を鷹舞へよ
49.
大(おほ)いなる彼の身体(からだ)が 憎(にく)かりき その前にゆきて物を言ふ時
50.
素晴らしい歌は、歌詞だけでなくメロディーも大切でしょう。だから、あなたが何を言ったかだけでなく、どのように言ったかが大切なのです。
51.
はやく読もうと、おそく読もうと、どうせ小さな図書館の千分の一を読むことさえ容易ではない。したがって、「本を読まない法」は「本を読む法」よりは、はるかに大切かもしれません。
52.
瞬きをしてたんぽぽをふやしけり
53.
いかなる場合にも、他人の心を消極的にするがごとき言行は、絶対になすべきではない。特に病におかされている人や、運命に悩まされている人に対しては。
54.
五年後、十年後の自分の姿を想像してみろ。今のおまえに何が足りないか、それをどうつくり出せばいいのかがわかるはずだ。
55.
眠っている犬は起こすな。
56.
多くの詩人たちに好んで扱われる素材は「そうであった自分」について、である。彼らにとって「何をしたかったか」が問題ではなく「何をしたか」が問題なのである。
57.
小鳥来て人来てこの家(や)にぎやかに
58.
好きなもの帽子秋晴れ象の耳
59.
富──労役と徳行(とっこう)に対する報酬。
60.
生きることすべてが修行。
61.
実際にどう生きたかということは、大した問題ではない。大切なのは、どんな人生を夢見たかということだけである。なぜなら、夢はその人が死んだ後も生き続けるのだから。
62.
現代社会では、物事を科学的に解釈することばかりに重きを置き、「よき人間、よき世の中をつくっていくためには、どういう考え方をし、いかなる哲学を樹立したらよいか」というところが忘れられているのでは……
63.
正直は最善の政策なり、されどこれを政策として行動する者は正直者にあらず。
64.
雀の卵偸(ぬす)みたきまでに我は老い
65.
人は非常時には、普段なら切り捨てていたようなレベルの情報もすべて拾うようになります。全方位に過敏になるんです。そうすると、音楽というものはできなくなってしまう。感覚の許容量を超えてしまうんで……
66.
狂ったって、狂わなくたって、同じ様なものですからね。あなたもそうだし、あなたのお仲間も、たいていそうらしいじゃありませんか。
67.
さっきから仕方ないかと言うハンカチ
68.
幸せは、何となく肌で知るときが最も幸せである。幸せとは最適の温度のようなものだから。
69.
人生を解釈する上に非常に便利な思想というものは、その便利さで身を滅ぼす。便利さが新たな努力を麻痺させるからだ。
70.
機械に関してすばらしい技術を持っている人もいれば、社員をコントロールするのが得意な人もいる。どちらも同じこと。
71.
我々の考えは我々のものだ。しかしその結末は我々自身のものではない。
72.
挫折は言うてみりゃ心の捻挫たい。時がたてば治るもんたい。「励まし」いうシップば貼ると治りも早か。
73.
どんな夢も、手帳に書けば、計画になる。
74.
はたから見れば、ただただ輝かしい力を持った天才が、たぶん天才なせいで、自分の才能を特別なものと自覚しておらず、だからうぬぼれることなく心細く繊細に生き、時には、才能なき誰かの小さな批判から、まとも……
75.
魅力とは何か、非常に定義しにくい言葉です。けれども逆に、〈魅力がない〉とは何かを考えてみると、こちらはわかりやすいですね。
76.
逃げることもう身につけてゐる子猫
77.
蛸(たこ)を揉む力は夫に見せまじもの
78.
(部下が主体的に動かないのは)頭を使う仕事を任されていないから。仕事を与えるときに、「この仕事をしなさい」じゃなくて、「この仕事を考えてください」だと、仕事をしている人たちが楽しくなる。
79.
いのちを生きるものが共に一つ世界に手を取り合っていけるような、そういう世界を開かないかぎり、私の救いはない。個人の救いは一切衆生の救いと別にあるのではない。
80.
奇跡はきわめて自然な現象です。もし奇跡が起きないとしたら、何かがおかしいのです。
81.
他人の欲求の邪魔にならぬように遠慮しながら自己実現を図るのであれば、たいして成果は得られない。自己実現は多くの無慈悲さと自分への没頭を要するので、他人には不快であるし、それゆえ恥を曝すことにもある。
82.
「理屈が通じない」理不尽に直面した時に、それを乗り越えるには、まずエネルギーが必要です。そして、エネルギーはちゃんと寝ないと生まれません。
83.
自己は自分から、いわば能動的に、しかも意志に反して、自己の秘密を外に洩らしてしまう。他者が他動詞的に自分のにおいをかぐというよりは、まずもって自分が自動詞的ににおうのである。
84.
(力という機械仕掛は)確率的にはおおむね不当な結果を生じさせる。時間の経過はなんの関係もない。時間がいかに経過しても、この機械仕掛の作動において、偶然に正義にかなう結果をもたらす微細な確率を……
85.
病気は私たちに学ぶ気さえあれば、人生を肯定する教訓を与えてくれます。
86.
無気力とは、精神の催眠状態である。
87.
環境と決断、この二つが生を構成している基本的な要素である。
88.
交渉家にとって、就中(なかんずく)、必要なことは、何をいうべきかをよくよく自分で検討してみない中は、しゃべりたくてむずむずしても、その欲望に抵抗できるような自制心を持つことである。相手の提案……
89.
ニンニクは食べなければ臭わない。
90.
自分で思索してこそ、本当の学問と言える。
91.
野党──政治において、政府与党の足を切断することによって、乱暴狼藉(ろうぜき)の限りを尽くさせぬようにしている政党。
92.
ブランドの本質は広報戦略ではない。
93.
死ぬ前に教へよ鰻罠(うなぎわな)の場所
94.
やはらかく蘆(あし)にからまる蝮(まむし)かな
95.
炎天といのちの間にもの置かず
96.
世の人々は「幸福になりましょう」、「なってください」、「なります」と、まるで一度手に入れたら永久に形が変わらない固形物でもあるかのような錯覚を起こしています。永久不変のものなんてこの世にはあり得な……
97.
くもりない澄んだひたいに ふしぎを夢見るまなざしをした子よ 時はとびすぎ ぼくはきみの倍ほども 生きてしまったけれど かまうものか きみのかわいい笑顔が歓迎してくれるさ 愛をこめて贈るお伽(とぎ)……
98.
魔法とは、まだ解明されていない科学だ。
99.
もしあなたが自信を持てず劣等感を持つようだったら、次のことを習慣的に考えることによって、あなたの潜在意識に印象づけなさい。「私は私の中にある力をあがめる。私は、私の中にある力に対して、健全で敬虔な……
100.
理屈屋とは、最も頭の悪い人種である。
101.
羅(うすもの)の風のごときとすれ違ふ
102.
どんな時にも 結果はでるよ。行動した時、そして何もしなかった時。
103.
絶望は、優雅を生む。そこには、どうやら美貌のサタンが一匹住んでいる。
104.
青春こそがこの世界の肉体であり、エネルギー源なんだ。
105.
部下が飲み会に参加しないならば、仕事の中で部下から情報を引き出し、相互理解を深めるように努めるのが上司の役目だし、上司との会話の中で多少そりの合わない部分があっても、きちんと向き合って話し合……
106.
沈黙を保つと、存在の轟音(ごうおん)が聞こえます。
107.
幸福への渇望は、女の心の中で消えることはない。
108.
板壁や親の世からの古暦(ふるごよみ)
109.
知者は惑わず。
110.
甘え上手になりきれているかどうかを確かめるのは、ちょっとしたミスをした時に、「もう、○○ったらしょうがないわね〜」といった一言を、相手から引き出せるかどうかで判断することができます。
111.
リスクをとれない人は、幸せを望む資格はありません。
112.
多くの人は人の成功をねたみ、反感を待ち、誤解する。ねたみや反感や誤解されるのがいやだったら、何もしないで役に立たぬ人間になるだけだ。
113.
音楽をじぶんに強いているときは、疲労している。
114.
ネットの若い人たちの「批評」を見ていると、格闘技でマウントをとるみたいなことをやる。相手に優位なポジションをどうとるか相対的な勝利を求めるみたいな気がしてならない。
115.
誰でも構わないのよ。ただ自分でこうと思い込んだ人を愛するのよ。そうして是非その人に自分を愛させるのよ。
116.
たいていの人は年齢と共に退歩する。としをとると自然に芸術が立派になって来る、なんてのは嘘ですね。人一倍の修業をしなけれあ、どんな天才だって落ちてしまいます。いちど落ちたら、それっきりです。
117.
手のなかに みえないことづけを にぎりしめているような気がするから それを手わたさなくちゃ だから あいたくて
118.
疑わずに最初の一段を登りなさい。階段のすべてが見えなくてもいい。とにかく最初の一歩を踏み出すのです。
119.
敗れたり きのふ残せし ビール飲む
120.
かくも小さき白足袋ありし七五三
121.
特別に興味の持ちにくい仕事か、よほど自分に合わない仕事でない限り、どんな仕事でも楽しみながらやることはできる。
122.
日本人同士の会話でよく見られるように、相手が話しているとき、自分も相手の考え方についていき、たまたま相手がある語を思いつかないでいいよどんだとき、その語を補えるようになれば、その外国語の……
123.
私のこの肉体とこの感情とは、もちろん世界中で私一人しか所有して居ない。またそれを完全に理解してゐる人も一人しかない。これは極めて極めて特異な性質をもつたものである。けれども、それはまた同時に、……
124.
人生を棒に振る。これが私の一つの理想だった。
125.
秋蝉の鳴くひきしほのごとくなり
126.
つくづく思うに、(昔から人間というものはそうだが)ことに現代では、真の生きるよろこびというのは、愛すること、愛されること、しかないのである。
127.
今やらないで、いつやるのか?
128.
人が経験を積み、知識を広げ(そして体も動かし)てきていたのなら、自身の精神の動き回る世界は広がる一方のはずである。
129.
音楽は娯楽でも楽しみでもありません。それ以上の何かなのです。
130.
不幸な人間を見つけるのは容易だ。いつも自分が不幸であるということを自慢している。
131.
神通力というのは、自分にできることとできないことをキッパリと見分ける力です。私たちは、できないことをいつまでも夢見つづけたり、できることをすぐにあきらめたり、一喜一憂をくりかえして、自分の命を本当……
132.
一冊のビジネス書を読むのに費やすのは、1時間が目安だ。4時間も5時間もかけて最後まで同じペースで読むと、かえって読みどころがどこだったかわからなくなり、読後感も散漫になる。仕事関連の本は、……
133.
子供は常に、三つのことを大人に教えることができます。理由なしに幸せでいること、何かでいつも忙しいこと、自分の望むことを全力で要求する方法、この三つです。
134.
駄洒落を愛するということは、同音異義語の多いわたしたちの日本語を愛することと同義である。
135.
ふだんは気づきもしないが、確実にそこにある何か、何かとしかいえないような何かが、毎日の暮らしのなかにある。けれども、もしこうあるべきだという考えを先に立てて毎日の暮らしをふりかえっても、そうした何……
136.
気配り、礼儀は我々の行いに彩(いろど)りを添え、見た目に快い感じを与えるのには、一番手っ取り早い方法であることがよくある。
137.
自分を偽り、おたがいに誤魔化して生きている──それこそふしだらではないのか。
138.
相談できる人間がいるのは副社長まで。社長は全部自分で判断する。真剣勝負の連続です。
139.
前向きなバカならまだ可能性はあるが、後ろ向きのバカは可能性すらゼロ。
140.
敢(かん)に勇なればすなわち殺し、不敢(ふかん)に勇なればすなわち活(い)かす。この両者、あるいは利あり、あるいは害あり。
141.
不幸であることは、品位を落とした状態なのです。
142.
王宮にスルタン(=イスラム教国君主の称号)を訪ねる者は、入る時は盲人、出る時は聾唖(ろうあ)者にならねばならぬ。
143.
力強い握手ほど気持ちがよいものはない。生きる自信を強く感じるものだ。
144.
自己犠牲を教える場合の考え方は、どうせ完全に実行されるわけではないから、実際の結果はほぼ妥当なものになろう、というものであるらしい。しかし、実際のところは、人びとは、この教訓を学びそこなう……
145.
人間はめいめい自分の魂を持っている。それをほかの魂とまぜることはできない。
146.
自分は自由であると信じている人間はかえって、不断に自分の思考や行動を点検したり吟味したりすることを怠りがちになるために、実は自分自身のなかに巣食う偏見からもっとも自由でないことがまれでは……
147.
本を読むとき、まわりには、いつもとかわらない日常世界があり、時計の針は規則的に動いているが、本のなかには言葉がつむぐ、言葉によってつくられた時間の世界がある。この二重世界を生きることが読……
148.
大人たちは私たちにいつも、間違っていることが行われたら、はっきりと声を上げるべきだと言ってきました。しかし、ひとたび子どもが声を上げると大人たちは軽蔑する。
149.
(負けを認めなければ負けじゃない) てめえが負けなければ、勝つ途中だ。
150.
わが顔を忘れてすする心太(ところてん)
151.
ひとはみな本質的に田舎者なのだ。
152.
失言を引き起こす要素として、真っ先にあげられるのが、「油断」「感情」の二つである。油断と感情は、人間性に深く根ざしているので、反省があっても、「つい、うっかり」「頭に血がのぼって」を防ぐのは容易で……
153.
誰の目にも優しいと映る行為をよくする人は、優しさを意識してやっている場合が多い。ほんとうの優しさは何気なく発揮されていて目立たないものなんだ。その優しさは凹(へこ)んでいるときに見えてくる。
154.
童話を熱心に読むことと童話への喜びとが、ドン・キホーテを騎士にした。だが文字通り童話を信じたがために、彼は、子羊に餌を与える代わりに、それを殴り殺す馬鹿者になってしまった。
155.
「私は詐欺師です」と言いながら、他人を騙す人はありません。みんな紳士淑女です。
156.
別に言うことがないから黙っている、という所から出発しなければ、どういう形であろうと言葉を使って何かを表す仕事は嘘だという気がする。
157.
人間一人ひとりは、潜在意識によって広大無辺な大海につながっている。この潜在意識をコントロールできれば、はかり知れない力を引き出すことができる。
158.
ビジネスは、家族としてはいけない。
159.
女性は赤ん坊にとっては母性本能に従って動く保護者であり、幼児にとっては教師である。同時にまた、青年たちの良き相談相手にもなれば、成人した男性には母親、姉妹、恋人、妻などという形をとって、何でも話し……
160.
自分の俳句が読まれることを期待するには、まず他者の俳句を誠心誠意読むことだ。それがきっと、まわりまわって自分のためのすぐれた読み手を招き寄せることになるに違いない。
161.
どんなに落ち込んだときでも、「自分にはダメなところもある」と部分否定に止めておいてほしい。逆に見れば、それ以外は、「いい部分」だから、希望はつながる。望みを捨てなければ、不得意なことでもなんとかなる。
162.
人が性差別や人種差別をしたり、同性愛者を攻撃するのは、恐れを抱いているからです。人は自分の感情が波立つようなこと、未知のものに対して、恐怖を抱くもの。だから私はみんなに言いたいのです。怖が……
163.
家庭は女性の王国であり世界であり、それを支配するのは女性の愛情と優しさと思いやりである。
164.
諺は、時機にかなえば、いつも耳を傾ける値打ちがある。
165.
腕の悪い職人には、良い道具が見つからぬ。
166.
鞦韆(ぶらんこ)の裏を映せるにはたづみ
167.
いつも明るく満ち足りて溌剌(はつらつ)としている人ほど魅力的なものはない。雇いたくなる人物はいない。
168.
陰徳、陰功は憐れみの心で、人を恵み救うより大きいことはない。
169.
どうにも止まらないのが恋。
170.
物事は科学的に成り立っていないと、思わぬ結果をまねくものである。威圧や命令でどうにかなるものではない。
171.
裸木(はだかぎ)の側にしばらく居てやりぬ
172.
一度乞食をすれば、いつも乞食。
173.
正しい人というものは、何か安心感を与えてくれるもののようである。
174.
(親の)本能的愛が運命に対する知恵によって深められ、隣人の愛とならざる以上は、神に対し、子供に対し、また他人に対して種々のエゴイズムを生むのである。
175.
つん読の本は、死蔵ではない。(本というものは)読まないでも、本に囲まれているだけで、知恵と安らぎをあたえてくれることをよくしっている人たち、それが、真のつん読家である。
176.
人間の未来は、その自由な選択に依存する故に予測不可能である。
177.
人生は歌……歌いなさい。人生はゲーム……勝負しなさい。人生はチャレンジ……挑みなさい。人生は夢……実現しなさい。人生は犠牲……捧げなさい。人生は愛……楽しみなさい。