名言ナビ
→
名言インデックス
メニュー
1.
用ゆれば古籐椅子(ふるとういす)も用を為(な)す
2.
(原文)人皆苦炎熱 我愛夏日長 (書き下し文)人は皆、炎熱に苦しむ。我(われ)夏の日の長きを愛す
3.
昔のことって、よくみえるものよ。あたしの人生の登場人物たちもみな、退場したあとはやさしい匂いがあふれていたものよ。
4.
金は喜びの日々はもたらしても、平和あるいは幸福はもたらさない。
5.
自分を知るということは、己に何ができ何ができないかを知ることだ。己ができない事を許すことができるようになることだ。
6.
大海の幽音悲調に耳を傾けてみればいい。月の光ですら道を示しているよ。
7.
背泳ぎの空のだんだんおそろしく
8.
遠くて近きは男女の仲
9.
朝起きると、まず第一に、ニッコリと笑う。もう、くせがついているから、ひとりでにニッコリと笑う。そして、「今日一日、この笑顔を壊すまいぞ!」と自分自身に約束する。
10.
何かでやり切った感がある時には、すぐに次のことに取りかかってはいけない。祝杯を上げて、充実感にひたろう。のんびり余韻を楽しもう。それこそが、次の挑戦への活力源となり、生きる喜びにもつながるからだ。
11.
ちょっとした言葉で感情を害して立ち止まってしまっては、時間がもったいないのにね。
12.
道徳と倫理との違いとは、単純明快、強制と自由との違いである。「してはいけないからしない」、これは道徳であり、「したくないからしない」、これが倫理である。「罰せられるからしない」、これは道徳であり、……
13.
死は美しい。死だけが恋に、まことの愛の舞台を提供する。
14.
人が群れることによって生じる影響力、圧力が私は嫌い。
15.
私としては、四十になる前からダイヤモンドをつけるのは、少々野暮だと思うの。
16.
はげましあい、なぐさめあい、そしてよろこびあい。
17.
道に精進しているかぎり、人生に裏切られることはない。
18.
夫婦なんてもんの仲は他人にはわからん。
19.
三日見ぬ間の桜。
20.
人生最高の報酬は、助けを必要としている人たちに対して心を開くことから得られるのだ。人生最大の祝福は常に、助けることから生まれる。
21.
原因があって結果が生まれる。
22.
縋(すが)るものなし寒風に取り縋る
23.
見棄てるもへったくれもないで。君は君、俺は俺やないか。
24.
涼風(すずかぜ)によき計画の又生れ
25.
おれが花火を打ち上げるとよ、この場にいる奴らはみんな、笑顔になるんだぜ。人を笑顔にできるってのは、すげえことなんだ。
26.
愛のあとに残る大きな愛って、本当に素晴らしい。
27.
彼は自分の努力で自分を創り上げた人間である。そして彼は、自分の創造主を非常に崇拝した。
28.
社会のなかで一人ひとりがそれぞれ異なった存在として認められていること、ということは、自分が手抜きをすれば全体もまたうまくいかないだろうと意識できているということ。これが、民主主義の社会と……
29.
オールドミスでいるのは、じたばたしなければ素晴らしい経験だ。
30.
夕日というのは不思議だ。何気ない懐かしい記憶を不意に呼び覚まされることがある。これは朝日では感じたことのない感覚である。
31.
われわれは何故イメージで俳句を作るか? それは既にわれわれが現実だけでは満たされなくなっているからでしょう。
32.
価値選択を押しつけることは社会学の仕事ではありません。おまけに、社会学にそんな力はありません。
33.
数学の諸概念によくよく注意を向けるなら、(数学の)記号は必ず大幅な簡略化のために役立つはずである。
34.
強気になるには、強気のふりをする。
35.
情熱を持って「私がやります」「こうしてはどうですか」と、手を挙げてくる人をどれだけ生み出せるかが、将来につながる経営のポイントだといえる。
36.
より良い人間関係を作り、人生を幸せに生きていくために必要な三つの条件は、第一に人を愛する気持ちを持つこと、第二に控えめな態度をとること、第三に他人を押しのけて自分だけ上にのし上がろうなんて絶……
37.
老(おい)の恋 惚(ほ)れる惚(ぼ)けるも 同じ文字
38.
己が手のふと恐ろしき焚火かな
39.
上手下手を問わず、話が長くなるほど相手は聞いているのが苦痛になる。伝達や雑談がうまくなるほど自分の話が長くなりがちで、相手を「聞いているだけ」の状態に追いやってしまいます。
40.
恋というものは、生まれる前がいちばんすばらしい。
41.
「自分を愛する」とはナルシストではなく、大らかな愛のムチとアメで自分を育て、慈しむこと。自分も愛せない者が、人を愛せるわけがないのです。
42.
成敗(せいはい)は時の運。
43.
どんなふうに過ごすかで、一度きりの人生が変わる。いま、ここにある時間を、ほんとうに大切にしよう。
44.
自分の肉体的、知的な弱点を相手に対して恥ずかしいと感じない関係が、安らかな関係です。
45.
失くしたものは 戻らないけれど あたらしい世界は どんなふうにも 作ってゆける
46.
おとろへや榾(ほた)折りかねる膝頭
47.
裏がへる亀思ふべし鳴けるなり
48.
古本市をのぞいて、懐かしい本を見て、おもわず手にとる。その懐かしさを誘うのは、その本の言葉より、しばしばその本のもつ雰囲気だ。たった一冊の本であっても、その一冊のもつ雰囲気のなかに、過ぎ……
49.
今や世界の智識は、相混淆(こんこう)し相流注して、一大盤渦を成しているのである。この時に当たって、学を修むるものは、特に広大を期せねばならぬ。眼も大ならねばならぬ。胆(きも)も大ならねばならぬ。馬……
50.
無関心を決めこむというのは、他人の運命に対する同情心も、あるいは想像力もないことを意味している。
51.
定位置に夫と茶筒と守宮(やもり)かな
52.
なまじ勉強した人は気の毒だ。私など自分の知っていることはあまりにも貧弱だと感じているから、人にものをきくことが平気である。だから、知恵がどんどん入ってくるわけだ。若い従業員にも、「おい、これはどう……
53.
(悪人には)悪というもの自体に、なるほど現象的には無限の変化を示しているかもしらぬが、本質的には自らにして基本的グラマーとでもいうべきものがある。
54.
ハズカシイコトデアリマシタ クラサハ ワタシノクラサデアリマシタ
55.
それは夢のまた夢、夢の中の夢の中の夢の中のそのまた夢の中の、夢の夢さ。でも、夢はあきらめない方がいいぜ。
56.
なんでもやりたいときにやるのが一番なのです。昔から善は急げといいます。
57.
教育は年輪みたいなもので、後戻りがない。
58.
優れた芸術を創造し、優れた仕事をするためには、一生懸命に倦(う)まず弛(たゆ)まず働くことだ。
59.
もう勝ち負けの決まった終わったゲームを続けなければならない理由などないのである。
60.
艱難汝を玉にする。努めて苦労して、初めてそこに立派な人間が出来る。
61.
最後の最後に自分のこと助けてやれるのは、自分しかいねえんだよ。
62.
人の死は一度だけではありません。最初の死は、医学的に死亡診断書を書かれたとき。でも、死者を覚えている人がいる限り、その人の心の中で生き続けている。最後の死は、死者を覚えている人が誰もいなくなった……
63.
わが身をつねって人の痛さを知ろうとしない人、想像力のない人が犯罪を犯す。子供たちに子守唄を聞かせ、詩や俳句を読ませる。想像力を養うことが犯罪を未然に防ぐ。
64.
今の環境を嘆くよりも、そこで最大限輝くことが大事だ。
65.
学問と芸術とは、肺臓と心臓のごとく相助く。二者その一を損すれば、他もまた安きことを得ず。
66.
忍ぶれど色に出でにけりわが恋は ものや思ふと人のとふまで
67.
心情・行いの純粋・誠実なることは根源的なものであり、聖典の権威はそれにもとづいて成立した第二次的・派生的なものにすぎない。
68.
笑いとはある張り詰めた期待が、唐突に無に転化することによって生じる情動である。このような転化は知性にとっては喜ばしいものではないが、まさにこのような転化が間接的に、一瞬の生き生きとした喜びをもたら……
69.
冬将軍殺戮の矛(ほこ)鳴らし来る
70.
バッティングは練習に次ぐ練習で、体の反応にしてしまうしかない。ボールを見たらただ反射的に体が動いて打てるようにすることだ。
71.
おぼろ夜の霊のごとくに薄着して
72.
世界宗教の中でただ一つ仏教だけが「成る教え」なのです。世界のどこにも「わたしが神に成る教え」という宗教は存在しません。仏教に出会い、仏教を学ぶということは、わたしの一生をとおして「わたしが仏に成る……
73.
不幸というのは、言葉が信じられなくなる、ということです。
74.
人生を完全にする秘訣は、ただもう自分の心の置き方を変えるだけでいい。(ver.0)
75.
(芸人にとって)創造性というのは夢なのか、幻想なのか──ほとんどが幻想なんですけどね。ただ(芸人の)現実は、「創造性のある芸人、ない芸人」ではなく、「やめないやつとやめるやつ」という、その……
76.
まず肝要なことは、思いきって着手することである。仕事につく(=着手する)、精神をそのことに向けるということの決心が一番難しい。一度ペンや鍬を取って、最初の一字を書いてしまえば、あるいは最……
77.
すいつちよのちよといふまでの間のありし
78.
死にごろとなり桃の木に桃登る
79.
芝居はやまとことばで書かないと失敗します。固有名詞は仕方ありませんが、お客さんがいちいち考えさせられるようなことばを使っていくと、お客さんは芝居を見に来たのか、頭の中の字引を引きに来たのかわからな……
80.
何かを「あらわす」ために用いられる言語は、何かを「かくす」ためにも用いられる。
81.
常識という鎖につながれた人が、つながれてない人を笑ってる。
82.
無人境うぐひす庭を歩りきけり
83.
貧乏人ってものはな、一番つらくてさみしい時はよ、金持ちに札束でホッペタをはたかれる時だぞ。
84.
野に開く扉と思ふ立夏かな
85.
人間が持っているシンボルの中で、言葉ほどうまくできたものはない。人とのつながりはその上に成り立っている。
86.
ひとは黙ることを学ばねばならない 沈黙を、いや、沈黙という もう一つのことばを学ばねばならない
87.
その位置に就かないと分からないことがたくさんある。だから早く降格、昇格をしていく。特定の立場にならないと出来ない仕事がありますから。
88.
言葉という最も根源的な道具を使って最も根源的な問題に迫ろうとするとき、人は言葉が決して根源的とは言えないものを表現してしまうのを見る。言葉はその生成において最も根源的であるのに、事物の最も皮相な部……
89.
自分のうちに柱を、世界軸をたてるべくつとめ、自分の言葉が事物・人間・社会・世界と、ついには和解しうることを信ぜよ。新しい書き手として仕事をするきみの、それを根本態度とせよ。
90.
秋たつや川瀬にまじる風の音
91.
春の風街のカーブを吹いてくる
92.
人間というものは、みじめな、可哀そうなものですね。成功したの失敗したの、利巧だの、馬鹿だの、勝ったの負けたのと眼の色を変えて力(りき)んで、朝から晩まで汗水流して走り廻って、そうしてだ……
93.
自然はすこしも変わりません。変わるのは人間だけです。
94.
行々子(ぎょうぎょうし)口から先に生まれたか
95.
ベンチャー企業というのは、夢を見て24時間働くというのが基本だ。そういう会社に残業云々と言われても正直言って困る。
96.
夢を見たら囈言(うわごと)を言ひませう、退屈したら欠伸(あくび)をしませう、腹が立つたら呶鳴(どな)りませう。
97.
冒険をしたいな、と思うのは家庭にいて平穏なとき。
98.
何か言うと「お前のは感情論だよ」という。感情論というとまるで悪いことででもあるように言う。しかしその人が理性の人であるならば、感情というものはどうして悪いのかということを、それこそ理性的に証明して……
99.
たのしみは稀に魚(うお)煮て子等(こら)皆(みな)が うましうましといいて食う時
100.
家庭があまり変化すると家族はくつろげない。いつも同じように、どっしりと包みこんでくれる、という安心感が、家族の帰宅の足をかるくする。
101.
とらへたる柳絮(りゅうじょ)を風に戻しけり
102.
スイッチは 切るためにある
103.
あわてて結婚して、ゆっくり後悔せよ。
104.
人間は善悪が明確に区別できる世界を願う。というのも、理解する前に判断したいという御しがたい生得の欲望が心にあるからだ。この欲望の上に諸々の宗教やイデオロギーが基づいている。
105.
人がまったくのバカをやらかす時はいつでも、とても立派な動機からなのだ。
106.
どうしても忘れてしまう 記憶だけが人間をつくっているのだということさえ だからきっと人間は本当は歴史のうちに生きてはいないのだ 限りない流血も人を賢くしない
107.
表現という行為は、現実にまたがって、そいつに止(とど)めを刺し、その息の根を止める行為だ。そうしておいて、いつも表現は現実の遺産相続人になる。
108.
若いころの驕慢(きょうまん)の翼は、ただ意味も無くはばたいてみたいものです。やたらに、もがきたいのです。わしはそれを動物的な本能だと思っています。その動物的な本能に、さまざま理想や正義の理窟(りく……
109.
完璧主義は最高の自己批判である。
110.
眼鏡をかけたら顔という感じが無くなってしまう。顔から生(うま)れる、いろいろの情緒、ロマンチック、美しさ、激しさ、弱さ、あどけなさ、哀愁、そんなもの、眼鏡がみんな遮(さえぎ)ってしまう。
111.
人間にとって重要だと思われるようなことは、古代社会が終わったところで、だいたいにおいて考え尽くされています。
112.
やられたらやり返す。倍返しだ。
113.
ながい道あるいて 自分の無才無力が ようやくわかりました もう力まずに あるけそうです
114.
粗食だからといって、大いに食べるのは大凶である。
115.
死ぬ時に解(わか)るというようなことは、それまで預けておいてもいいので、そういうことは別として現在の楽しみということになると、何といっても飲んだり食べたりすることよりも大きなものはない。
116.
人は生きがいを「何かすること」に求めて探しまわる。しかし何かをする以前に、まず人間としての生を感謝とよろこびのうちに謙虚にうけとめる「存在のしかた」、つまり「ありかた」がたいせつに思える。
117.
さくら散る まひる日傘で行く
118.
幸せになろうとして富を求めたのに、賢明であるようにと貧しさを授かった。
119.
最も有害な過ちは、それが過ちであることに気づかぬ過ちであるが、もっと危険な過ちは、有徳の行為と見なされる過ちである。
120.
ちる花のあはたゞしさよ昨日今日
121.
僕は自分が生きているのか死んでいるのかわからないよ。ただ生きたい! これが生命だと自分ではっきり肯(うなず)けるような、すばらしい刹那を生きてみたい! 僕の考えていることはそれだけだ。
122.
お節介焼きには、一つの長所があって、「人をいやがらせて、自らたのしむ」ことができ、しかも万古不易(ばんこふえき)の正義感に乗っかって、それを安全に行使することができるのです。人をいつもいやが……
123.
控え目であるためには、その前に何かに立ち向かうことが必要です。
124.
くだらない小説であっても、人生経験が描かれているという意味では、名作なのだ。
125.
自分のことはなんでもわかっているつもりでいるけど、自分の背中を見ることができない。自分を知り尽くすことなんてできない。未知のまま、生きている。自分を見据えられないから、生きていられる。
126.
それでも生きて行かなければならないとは、おそろしい言葉である。ほとんどの人間が、それぞれの幸福の絶頂期に、あるいは辛いことのさなかで、死ぬことができない。たいていが落ち目の長い坂をくだりながら、あ……
127.
泣き言は、やれることを全部やってからだよ。
128.
感覚的な人間を理性的にする唯一の道は、その人間をまずは美的にすることである。
129.
各人は、驚くべき可能性を内蔵している。君の力と若さを信ぜよ。たえず言い続けることを忘れるな。「僕次第でどうにもなるものだ」と。
130.
誰かを好きになると、その気持ちを相手に伝えたくなります。一直線に気持ちを投げつけて、向こうにも自分を好きになってほしいと願うようになります。それが恋です。