名言ナビ
→
名言インデックス
メニュー
1.
あたたかや四十路も果(はて)の影法師
2.
いまの仕事が面白くなければ、さっさと足を洗うことを考えた方がいい。なにしろ、私たちの眠っていない時間の半分、そして人生の40年間は仕事に費やされるのだ。仕事を通じて自尊心や充足感を得られないのであ……
3.
繰り返し相手の名前を呼ぶと、(相手の自分に対する)親近感が高まり、誘いや要請などに乗りやすくなる。商談では、会話の中で積極的に相手の名前を呼ぶといい。
4.
苦しみが人格を磨くというのは嘘だ。幸福はそうすることもあるが、苦しみは多くの場合人間を弱くし、執念深くする。 (ver.0)
5.
あなたがとがめてよい人は誰もいません。いるとすれば、それはあなた自身です。
6.
まったく見通しが立たない。私たちは今、そういう世界を生きている。それは心にとっては致命的だ。というのも、普段の私たちは、まるで予言者みたいに、未来を片目でにらみながら暮らしているからだ。
7.
誰も彼もが時間が足らぬという最も手近な理由は、もちろん時代そのもののせいである。
8.
六十に何の慕情ぞ十六夜
9.
走ってる人は走り続けることが変わらないことだし、飛んでる人は飛び続けることが変わらないっていうこと。
10.
良い妻は大きな財産に匹敵する。
11.
繊細な神経を持って生まれるとつらいことがあるね。ちょっとした無礼な発言にも酷く傷ついてしまうんだ。
12.
おいしいものをさがす、つくる、食べる、ということはとってもたのしい人生の快楽である。ついでに、それについてしゃべることも。
13.
思考が環境にかかわって直面する課題は、思考を人間経験において普及することである。その課題は、思考の結果を他の人たちに押しつけることではなく、思考するという能動的・行動的な過程を普及することである。
14.
念仏は、私が仏を呼ぶ声ではなくて、仏が私を呼びたもう声。
15.
現状が苦しくてたまらないなら、しばらく考えることはヤメてしまうという手もある。そうして、とにかく、日々を淡々と生きていくことだ。気がつけば、あなたはきっと、最もつらいところを抜け出してい……
16.
老いてはますます壮(さかん)なるべし。
17.
愛を怖れることは生命を怖れることだ。そして生命を怖れる者はすでに、四分の三、死んでいるのと変わらない。
18.
人が一番マジになるのは、好きな人のために何かをしようとする時だよ。
19.
幸福になるための心得。6.できるだけ健康を保つ。
20.
「子供が大きくなるまでは離婚したくない」という考え方は、たいてい子供を不幸にする。
21.
仮に父親がいい加減な人間であろうと、道楽者やろくでなしであろうと、母親さえ善良で立派であれば、母親が愛情をもって家族に正しい軌範を示すことで、子供を脇道にそらすことなく、正しい道を進ませることがで……
22.
通俗が身にしみて感じられることこそが、老齢に特有の感覚なのだと思う。ごくつまらなく思えていた諺などが、ある日突然のように身にしみてその通りだなと感じられたりもする。
23.
太く短く、という言葉があるね。太さを主にすれば短い。長さを主にすれば細い。昔の人は、そこいらを勘で捕まえて、セオリー化しようとしたんだな。それで、因果ということを考えた。
24.
惚れ合う男女がいっしょになるのは自然の摂理だと思うな。
25.
誰かの面倒を見るということは、その誰かを背負って、前へ進むということなのです。
26.
子供等に双六(すごろく)まけて老(おい)の春
27.
人間の幸せって、心が通うことなんです。個人の気持ちをどんなふうに生かしていくか。そういう道具になれるようにコンピュータも開発するべきでしょう。
28.
毎日、今日があなたの最後の日だと思え。毎日、今日があなたの最初の日だと思え。
29.
おのずから岐(わか)れ道あり大花野
30.
いたずらに他人の力を頼み、その施しを待ってはならない。
31.
大洋の激浪や、砂漠の暴風に対しては、どんな文学的な形容詞も思い浮ばない。
32.
心にはたたへてぞゐしその人を 口にはいたくそしりてぞゐし
33.
人生で大切なことは、バランスです。
34.
暖炉昏(くら)し壷の椿を投げ入れよ(ver.0)
35.
できない子は、生まれつきではなく、できる子であるわけがないという決めつけから作られる。
36.
名将と凡将との差は、作戦能力の優劣よりも、責任観念の強弱によることが多い。(ver.0)
37.
母の日を映画に泣いて妻かへる
38.
上司と部下が手を取り合えば、従来の管理機能、つまり指示を与え、監督し、チェックするなどという体制はまるで意味を持たなくなる。
39.
ヘーゲルは、欲望とは他人の欲望だといっています。つまり、他人に承認されたい、認知されたいという欲望(のこと)です。これはまた、他人が欲望しているものを欲する、ということを意味します。なぜなら、……
40.
座禅を組まなければ雑念、妄念が取れないなどというバカなことがあるものか。
41.
自己愛が強い人というのは、たいていの場合はそれが満たされず、常に不満を感じている。
42.
愛は、憎しみによって麻痺した人生を解き放ちます。
43.
真実とは、今現在のありのままのものだ。かくあるべき、というのは汚い嘘にすぎない。
44.
一つづつみかんの坐る机かな
45.
歴史科学と人文科学は、ジャーナリストが供給する日々の情報以上のものを意味する。
46.
ああ、人間は、ものを食べなければ生きて居られないとは、何という不体裁な事でしょう。
47.
できないことを心配するより、できることを考えるのだ。
48.
些細な多数 Vs 重要な少数
49.
どんなに信仰をもっていても、肉体の恐怖は意思とは関係なしに襲ってくるのです。
50.
人間はいつも無いものねだりなのです。そして心はいつも満たされない思いで、ぎしぎし音を立てています。欲望はほどほどに抑えましょう。
51.
山の町踊に夜は膨れけり
52.
イギリス人の家は彼の城である。
53.
女の舌はその武器である。そして、女はこれを錆びさせない。
54.
自然科学にしても政治学にしても、願望に彩られた初期の段階が冷厳非情な分析の段階へと引き継がれる地点にやがては行き着くのである。
55.
柿喰ふや俳諧我に敵多し
56.
動物は決して天国や地獄について思い悩んだりはしない。私もそうだ。だから仲良くやっていけるのかもしれない。
57.
雨音をこよなきものに朝寝すも
58.
国民の愛国心は、一旦(いったん)その好むところに忤(さから)うや、人の口を箝(かん)するなり、人の肘を掣(せい)するなり、人の思想をすらも束縛するなり、人の信仰にすらも干渉するなり、歴……
59.
人生なんて楽しいもんやないんや。だから楽しまなあかんねん。
60.
夢の追求の過程で、あせってもいけないし、いらいらしてもいけない。もし、衝動にかられて先を急ぐと、神様が道すじに置いてくれたサインや前兆を見落してしまうだろう。(要約)
61.
言へぬこと言はぬこと秋深みけり
62.
消費とは、商品によってシンボライズされた潜在的欲望の代償行為です。そして流行現象は、差別化による自己表現です。
63.
哲学は本質を認識するものだといわれる。肝心なのは、なにかの本質がそのなにかの外にあるのではないということです。
64.
二十一世紀は情報社会だけど、情報の情は「情(こころ)」なんです。そう考えれば、現代は“こころ”の時代ということになりますね。
65.
水際は人にもさびし羽抜鶏(はぬけどり)
66.
プロジェクトリーダーは突然任命されたほうがいいんだ。いきなり始めたほうが、未知の能力を引き出されて大きく成長する。
67.
人生は40で初めて一人前になるのだから、真の人生は40にしてようやく始まるのだ。(中略)労少なくして得るところ多い楽しい生活は、40以後に初めて味わえるのだ。
68.
過去もしくは未来における自分の行動を正当化しようとする試みは、通常の場合、行為もしくは決意がなされた後に行われる──すなわち、直観的に下された結論を合理化する試みとして生じる──ものなのである。
69.
生きるという技術の中には、いかに美しく忘れるかということも大切な要素としてふくまれているのではないだろうか。
70.
僕たちの方ではね、自分を外(ほか)のものとくらべることが一番はずかしいことになっているんだ。僕たちはみんな一人一人なんだよ。
71.
実のところ、販売とマーケティングは正反対である。同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。
72.
あのな、坊主。国やしゃべる言葉ががちがう人は、べつの考え方をもっとることはしってるか?
73.
秋?(しゅうせん)の声といふ鋲(びょう)降つてくる
74.
小さなことを確実に積み重ね、大きなアイデアにする。
75.
子供に神秘的な恐怖を教えたい。その為(ため)に子供が臆病になっても構わない。臆病と云(い)う事は不徳ではない。のみならず場合によれば野人の勇敢よりも遥かに尊い道徳である。
76.
悩むのはもうやめることだ。過去のことであれ、将来のことであれ、一時間悩めば、幸せが一時間ぶん奪われる。
77.
蝌蚪(かと)過ぎるひとかたまりの蝌蚪のうへ
78.
良い妻は特に金銭の問題はできるだけ夫の耳に入れないようにする才覚が必要である。
79.
水の底突けば固しや水澄める
80.
露寒(つゆさむ)の起居(ききょ)なるべしいとはれよ
81.
「戦略」とは戦を略することだ。つまり、不要の戦を止めることだ。
82.
酒屋で水を飲んでも、世間は酒と見る。
83.
(人の心は)非人間的にはなれても、人間以外のものになることは決してない。それはずっと人の心のままである。
84.
義務はひとが他人から期待するものだ。
85.
何かしら、発光体、発光源を身内にもっていない人間が、たくさんの大衆たちから愛情にしろ敬意にしろ、ヒイキ感情にしろ、惚(ほ)れ心にしろ、軽蔑にしろ、笑いにしろ、とにかく何かを奪うことはむりである。
86.
食物を夫と妻が、男と女が、一緒に食べるということは、何かとても大きい意味がある気がする。カロリーやたんぱくなどより、もっと大きな何かが、一緒に食べる食事の中にはある。
87.
怒りは、選ばれた顧客を対象に売られる一種の商品になっている。怒りを誘発するコンテンツは成功する可能性が高く、記憶にも残りやすい。とりわけ怒りそのものが心を身動きさせなくしてしまうからだ。
88.
幸福に通路をあけておき、戸口を開いておくだけで、公平な見物人の立場にとどまっているならば、入ってくるのは悲しみであろう。
89.
今日では、標準語は政治や経済を語る言葉になってしまった。──人生を語るに足るのは、方言しかないからだ。
90.
芳醇なワインや日本酒ができあがるまでには、たっぷりとした時間が必要である。いわゆる「寝かせる」という時間が。人もまた同様ではないか。「早く、早く」と急いでばかりいては、ゆったりとした豊かな人間は育……
91.
残り物には訳がある。
92.
親は、他人の子どもの能力は素直に(=能力の種類によらず公正に)評価できるけれども、わが子に対してはそれがうまくできません。それどころか、能力の価値に高低をつけ、勉強ができるという能力を最上……
93.
12)(上に立つ者は)為すべきこと為すために、いかなる情実も、いかなる困苦もこれを排し、断乎として為すべし。
94.
迷うのは、いいことなんですよ。だって、迷うこと自体チャンスなんですもん。今をもっと楽しくするための。
95.
言葉で丁寧に理解し合う「やり方」が不在なまま、感情による共感がコミュニケーションに対し支配的になる。そうやって、人々がお互いに感情でつながることを求め、その感情が社会を動かす最上位のエンジンに……
96.
うんとひどい嘘、たくさん吐くほど、嘘つきでなくなるらしい。
97.
不倫もあってはならぬことである。(こういうことをしておっては、あかんなあ……ワルイことを)と思いつつ、ついつい……というところがある、これはひたかくしに秘めている所に、(※人生の)香水の魅力があ……
98.
幸福は、好奇心から生まれる。
99.
浅蜊汁(あさりじる)星の触れ合ふ音立てて
100.
心が積極的であれば、積極的なものを引きつけるし、心が消極的であれば、消極的なものを引きつける。
101.
自分だけで(=自分の判断だけで)何を買うかを決められる人はあまりいない。ほとんどの人は、他人の行動を参考にして何を買うかを決めるのだ。
102.
孔子の言わんと欲する所は、道理をもった富貴(ふうき)でなければ、むしろ貧賤の方がよいが、もし正しい道理を踏んで得たる富貴ならば、あえて差支えないとの意である。
103.
目前の事実に対して、あまりにも的確の描写は、読むものにとっては、かえって、いやなものであります。
104.
不屈の精神は強情なことです。がんばりよりも肝が据わっています。
105.
人を目覚めさせるのが私の仕事。
106.
恋とは彼なしでいるより、彼と一緒に不幸でいたいと願うこと。
107.
アノネ にんげんはね あすのいのちの保証された者は 一人もいないんだよ
108.
つなぎたる子の手冷たし包みやる
109.
心のよりどころは、「この俺がこれほど打ち込んでいる以上、絶対に成功する」という自尊心であった。
110.
群集の顎(あご)吊り上げし花火かな
111.
あゝ変化ある未来は計り兼ね、仮令(たとえ)悪く変わるとしても面白いではありませんか。
112.
もし、子育てをやり直せるなら、意地を張らないで、子どもをもっと抱きしめます。
113.
自分の好きなものを食べると神経作用が消化機能を促進し、十分に吸収させる。好きなものを口にすると唾液や胃液が多量に分泌される。だから第一に考えるべきことは、その人がその食物を好きかどうかということで……
114.
書庫瞑(くら)しゆふべおぼろの書魔あそぶ
115.
日本人はいつも何かうしろから追いかけられているような感じで、周囲が気になり、自分自身を見失っていますね。
116.
常識は破っても構わないが、非常識であってはならない。
117.
片附かぬ部屋は居間だけ大みそか
118.
耐える心に、新たな力が湧くものだ。全てそれからである。
119.
よい木はよい実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。
120.
現実社会に生きる人間のさまざまな事例を知れば知るほど、やはり人間は合理的ではないという思いは強まるばかりです。人間も社会も本来は合理的だとする見方にはまったく賛同できません。
121.
理智や、打算や策略には、それこそ愛の魚メダカ一匹住み得ぬのだ。
122.
技術は短期間で廃れるが、生み出された物語は、何十年、何百年と受け継がれていく。
123.
チャンスが見つけられないなら、自分で作れ。(ver.0)
124.
理想は高く姿勢は低く、学習を終生の業として一歩づつ前へ前へと進もう。
125.
青信号 渡りきれたら まだ若い
126.
白壁に蜻蛉(とんぼう)過(よぎ)る日影哉(かな)
127.
外に媚び、内を脅かす者は、天下の賊である。
128.
絶えずだれかと会っていないと落ち着かない人も、不必要にSNSでやりとりしている人も、用もないのに癖のようにインターネットで検索している人も、本人ははっきりと意識していないかもしれないが、自……
129.
町落葉何か買はねば淋しくて
130.
厳しい時代こそ、企業の体質改善や人材育成の大いなるチャンスです。
131.
自分自身を戦友だと思い、戦友としてかわいがることが大事だ。誰にも認められず孤軍奮闘していた、かつての自分を知っているのは自分だけだからだ。
132.
越えていけ。過去も、私も。
133.
あらゆる書物はあらかじめ書かれてしまっていた。
134.
敵意にみちた中で育った子はだれとでも戦います。
135.
みんなが着ている服を買って、みんながよく行く店に行って、それでOKなのかね。そーじゃねーだろ。君にしかできないブルースがあるんじゃないのか。「今年はこれが流行です」って言われて、それを買いにいくの……
136.
生きものに眠るあはれや龍の玉
137.
生き了(おえ)るときに春ならこの口紅
138.
誰でもその日(寿命)は決められている。生きている時間は誰にとっても短く、取り戻すことのできないものだ。しかし手柄を立てて名誉を長くすることこそ勇者の仕事なのだ。
139.
同時代に生れることを「選んだ」すべての人間、私たちと並んで走り、私たちの歩みをさまたげ、私たちを後方に取り残そうとするあらゆる人間に、私たちは恨みを抱く。はっきり言ってしまえば、すべての……
140.
ががんぼに偲(しの)ぶ故人のありにけり
141.
ほとんどの人は、世界を恐ろしい場所だと思っています。そして、そう思うことによって、世界は本当に恐ろしい場所に変わってしまうのです。
142.
「開かずの間」という言葉には、見てはいけない、知ってはいけない、言ってはいけない、「禁忌(きんき)」という意味もあるようです。そういう口にできないタブーが、座敷童(ざしきわらし)、雪女郎(ゆ……
143.
人間ってものはね、どんな人間でも可能性としては宝を内に秘めている。
144.
ともかくも風にまかせてかれ尾花
145.
(真理によって)損なわれるのは自己欺瞞と無知とに留(とどま)っている者なのである。
146.
この世の中は、苦しいものでも悩ましいものでもない。本質的に楽しい、うれしい、そして調和した美しい世界なのである。
147.
弁護士とは、悪い奴を悪い奴と知りながら弁護して、その悪い奴から悪い金をもらう、悪い人間。
148.
倒産とは、その時代時代の道から「通さん」と遮断された状態を言う。
149.
どんな〈未来〉に価値を認めるかで一つになろうとせず、〈過去〉の怨念で一つになろうとしても社会構想につながりません。
150.
文化とは、人間が他の人々と、仕事と、愛と、環境とに対して心安くなれることだ。
151.
去るものは追はず風鈴鳴りにけり
152.
優れた上司は、人事部がいい部下を送ってくれるのをじっと座って待ってたりなんかしない。彼らは実にうまく才能ある人材を見つけ出して口説き落とすんだ。
153.
まがった道も、歩いているひとにはまっすぐに思える。
154.
マンガのストーリーやヒントは、ぼくの頭のなかだけでは出てきませんから、人に会ったり、本を読んだり、映画を観たり、つまり外に出ないとダメなんですね。
155.
あなたが犠牲を払うから、(あなたは)幸せになれないのです。
156.
本当に良い師匠とは、誰も言ってくれない批判を、辛辣に、厳しく指導してくれる人である。そういう師匠に出会えるかどうかで、人間の出世が決まる。嫌われても、何が何でも付いてゆくべきである。
157.
(遊びの規則が)もし破られるなら、遊びは即座に終わり、違犯という事実そのものによって破壊されてしまうのだ。
158.
直感とは、魂が急に宇宙の生命の流れに侵入することだ。
159.
交響楽は公園のようなもの。指揮者はその管理人、公園を整備し美しくするが、やがて死んでいく。しかし、次の管理人が来て、公園は永遠に維持される。市民が公園を必要としているからである。
160.
遠くもよ想ひ夜空の秋を行く
161.
若竹の色に速度のやうなもの
162.
学ぶべきことが何もなかった場合は、その前にしていたことに高い価値をおくべきだ。
163.
わが英国には、永遠の友もいなければ、永遠の敵もいない。あるのは永遠の国益だけである。(ver.0)
164.
高貴であること──それは、そのときにおそらくは、頭の中に愚劣さを抱いていることを意味するようになるだろう。
165.
(店員の)言葉や態度が店相をつくる。あなたはお店の代表である。
166.
人々との交際ということですが、私としては、書物の記憶の中でだけ生きている人々を、なによりも含めているつもりなのです。歴史の本を通して、最高の時代の偉大な人々と交わることができましょう。
167.
七月のなにも落さぬ谷時間
168.
失敗していいのです。失敗をしたら、反省をし、そして新しい行動へと移る──そのような人は、たとえどんな窮地に陥ろうとも、後に必ず成功を遂げていくことができるのです。
169.
人生の幸せとか、災いとかは、みな自分自身の心の中から起こってくるもので、決して、境遇に左右されるものではない。
170.
考えたら、現実世界に余白はない。必ずどこかに何かがある。土があり、草が生えて、木があり家があり、何かがある。空には何もないけど、青い。ぐるりと見回すと、どこにでも何かが見えている。