52801.反抗的人間として、歴史とかかわりあおうというときには、つねに愚連隊は一匹狼の群れでなければいけない。

52802.芸術家はきわめて感受性に富む、(自然との)確かな仲介者ですから、自然を敏感に感じ取り、それを認識して、自分の創作の中に具象化し、表現します。

52803.雲は竜に従い、風は虎に従う。

52804.道徳は悪を拒否する力となるが、宗教は悪をおのずから消滅させる力だと言ってよい。宗教は悪との戦いではなく、悪をも光に浴(あ)みさせる力なのである。

52805.我々はだんだん大人になってくると、大人の考えになってきて、抱いていたあらゆる希望が崩れてしまう。それは渇いた土に水が浸(し)みこんでいくようなもので、今までの希望はすっかり消えてしまう。人の……

52806.王を作るのは人民であり、王は人民のために作られる。だが、人民は王のためには作られていない。

52807.見るという行為は、人間を部分的存在にしてしまう。もし、世界の全体を見ようとしたら目をとじなければ駄目だ。

52808.独立自営でも、会社の中でも、目を見張る実績を出している人には共通点があります。そのひとつは、「たくさんの人に応援されている」ことです。ずば抜けて成功するためには、応援され上手になることです。

52809.感謝の言葉は、言えば言うほど、その人の幸福指数が上がるんだって。

52810.死を恐れるということは、知恵がないのに、あると思っていることにほかならないのだ。なぜなら、それらは、知らないことを知っていると思うことだからだ。

52811.同じこと、同じ仕事を、毎日同じ時間にくり返すようにするのである。そうすると、それは間もなく楽にやれるようになる。

52812.ある一定のところに落ち着いてしまわないように、自分を常に、ちょっとした危険にさらす必要があると思う。

52813.地獄の思いの恋などは、ご当人の苦しさも格別でしょうが、だいいち、はためいわくです。

52814.この世は弱者を世話する強者と、世話をされる弱者とに二分されてはいない。私たちは順繰りに、世話をし、されなくてはならないのだ。善悪の問題ではなく、それが物の道理なのである。

52815.雲は親切な天使のように、美しく、豊かで、恵み深いが、死神の使者のように、暗く、のがれがたく、容赦を知らない。

52816.野心──生きては敵にののしられ、死しては味方の物笑いになりたいという、抑えがたい欲望。

52817.ありも 一つの いのち、くじらも 一つの いのち、ぼくの いのちも 一つしかない。きみは そんなこと かんがえた こと ある?

52818.人間を他の動物から区別している最大の特徴は「考える」ことにありますが、考えるとは「言語によって抽象化する作業」と言い直すこともできます。

52819.シゴトとは多くの人々とかかわり、多くの人々から力を借りてカタチにすること。

52820.知識は仕事に適用されて富の源泉となる。そこに企業の機能がある。

52821.恐らく人生に価値を与えるものは、その終局的な結果ではなくして、闘争の過程であろう。(ver.0)

52822.その4.勝者はいかなる問題にも解決策を見つけだすが、敗者はいかなる解決策にも問題点を見つけだす。 

52823.駄文とは下手な文章のことではない。大事なことを何一つ語っていない文章のことだ。

52824.「おまえには、10年早い」という言い方を、旧管理職はしますが、その10年をどれだけ縮めてやることができるかということが、教育なのです。

52825.現在広く知られている極めて独創的なアイデアも、最初に誰かがリスクを負わなければ、実を結ばなかったはずだ。

52826.一ぴきのねこと 友だちになれたら ちがってくる 何かが もっと自由になれるかもしれない

52827.行き詰ってからもさらに頑張り続けると、ストレスや困難や苦労などの好ましくない「思い癖」に陥りやすいものだ。

52828.有能な人材とは、インテリジェント・バーバリアン、直訳的イメージでいえば「知的野蛮人」のことだ。

52829.暗示の力は恐るべきだ。だから悪い暗示は即座に拒絶し、明るい、建設的な暗示を受け入れるようにしなければならない。

52830.賭博精神は、どちらかといえば無頼(ぶらい)のものではなくて、熱い達観者の思想なのである。

52831.結果なんてのは誰にも分からないが、お前自身が後悔しないためにも、人生で一番必死になれ。

52832.だめな芸術家とは、スタイルをころころ変えてしまう人である。

52833.会社から同じ(額の)カネをもらって働くのなら、愉快に働く方がよい。

52834.人生は楽しむためにあります。楽しいことは、出来事の中にあるのではなく、あらゆることが楽しいと思える心にあります。「どんなことでも楽しむ」という態度で生きられれば、あなたは幸せな人の仲間入りをしたと……

52835.人はひとたびパワー(権限)を手に入れると、より慎重になるのではなく、さらに大胆になることが多い。

52836.ボスというのはね、組織の長であると同時に、組織の奴隷だ。組織存続のためなら、どんな非道も喜んで行わなければならない。

52837.ずっと学ぶ側で居続けるのは、とても楽な生き方です。責任をとらなくてもいいし、学んでいるかぎり成長しているような気がします。けれどもどこかの時点で、「学びを活かす」ステージにいく必要があります。

52838.チャンスがあれば、何も考えずにつかんでしまうことだ。

52839.体験というのは、理解しあおう、正解をだしあおうというようなしかたで継承してゆくものでも、継承できるものでもないんですね。

52840.諦めないのが人間(ワタシたち)の強さだから!

52841.歴史的な言葉というものは、偉大な人物がその死後口にした言葉である。

52842.同じことを言われても、好きな人の意見は積極的に聞こうとするのに対して、嫌いな人の意見は素直に聞き入れる気にはなれない。

52843.“過度”には二種類ある。多すぎと少なすぎと。

52844.自分で決めること。そうすれば、どんな結果になっても、後悔はしないものよ。

52845.二日(ふつか)前に山の絵見しが 今朝になりて にはかに恋しふるさとの山

52846.自分はあるがままのもの。それ以上でもなければ、それ以下でもない。

52847.「最近、面白いことない?」などと話を切り出す人に、面白い人間など一人もいなかった。

52848.善をなして人の知らんことを求むるなかれ。

52849.もし人類の半分が勇敢で、半分が臆病だったら、勇敢な者は絶えず臆病者を打ち負かすだろう。彼らは絶え間なく闘っているだろうから。けれども、みんなが臆病者だから、我々は大変うまくやっている。

52850.従うのは教義ではなく業(=宿命)だ。


52851.もし誰かのつらさを慰めてあげられたら、もし誰かの苦痛を和らげてあげられたら、もし落ちてきた駒鳥を巣に帰してあげられたら、私の人生は無駄じゃない。

52852.おごるな たかぶるな みくだすな

52853.一つの鍵には一つの鍵穴しかなかったんです。そして、ぼくにとって、たった一つの鍵穴は──奥さんだったんです。

52854.環境より学ぶ意志があればいい。

52855.ありのままの自分を受け入れられれば、自分へのこだわり・不安は消え、欠点や弱点さえも"自分らしさ"に思えてきます。

52856.平和という奴は自堕落で、戦争になって初めてしゃんとなる。(中略)つまりは、きちんとしとかないと戦争はできないってことよ!

52857.叱る時は、しっかり叱ろう!

52858.冷めた愛は氷より冷たい。(ver.0)

52859.悲しい出来事や災いは、自分を向上させるための試練と考えよ。それは我々の気持ちを引き締め、節度ある考えを持たせ、軽率な態度を戒め、罪深い行動から遠ざける。

52860.もしも…、で始まる問いには、決して答えないほうがいい。

52861.何か素晴らしいことを達成するための努力というものは、決して無駄にならないことを覚えていなさい。

52862.可能性に限界をつくってはいけない。

52863.偶然はつねに美しい。

52864.犠牲なき献身こそ真の奉仕。

52865.言葉で全部言い切って、強気に言ってしまうと、それが非常に強気な表現になるというふうに考えがちですが、強い言葉を語るときは、大体もろいんです。もろい言葉を語るのは、大体強いんです。

52866.人間は忘れることによって、同じ過ちを繰り返してしまいます。悲劇を忘れないで下さい。同じ過ちを繰り返さないで下さい。

52867.きずななきところ 教育なし

52868.胸のドアを開けなくちゃ ねこが きみの こころにはいれるように 胸のドアを開けなくちゃ

52869.鐘も撞木(しゅもく)の当りがら。

52870.実際に言葉を交わすときには、すでに(衣服という)言葉よりも古く、普遍的な言語でしゃべったあとなのだ。

52871.長く生きれば生きるほど、全ては偶然次第であるということが良く分かってくるし、人間の生涯におけるこの全能の要因が、ただもろもろの事件が集まった盲目的な戯れから生まれてくるにすぎないとは信じがたくなる。

52872.意識したものに ほんものはない

52873.笑っているとき、人間は最も強い。

52874.人生とは、その人が毎日考えている通りのものである。

52875.創造し続けようと思う人間には、変化しかありえない。

52876.その人の一番優れた資質、キャリア、経験を記憶にとどめるようにしなさい。

52877.馬鹿げたことをやらないと、知的なアイデアも生まれない。

52878.(好きな分野の)最も嫌いなことを好きになって初めて本当の「好き」になる。

52879.「明日になれば、思いがけないことが起こるかも知れない」 だから「明日何が起こるかわかってしまったら、明日まで生きる愉(たの)しみがなくなってしまう」のである。

52880.オジさんは別荘が欲しい。オバサンはリゾートホテルに泊まるほうがずっといいと思う。

52881.今なさざれば、なす時ぞいつ 君なさざれば、なす人ぞ誰 今なすべきなり、君なすべきなり 時は行く、人もまた行く

52882.いい音楽やいい舞台(=演劇)は人間の心の栄養素で、文化は人間の(心の)ビタミン。

52883.勝負師にとって闘魂は無論必要だが、それは相手を憎んで徹底的に叩こうとする敵愾(てきがい)心そのものであってはならないと思う。そうした闘魂では、感情が先走って理智がくらみ、純理を見失い、ついには自分……

52884.最も重要なことは、幸せになると決めることです。そして、それは、日々の練習から得られる心の持ち方、習慣であって、結果でも見返りでもないことを知りなさい。

52885.(突然この世を去った)彼女は、夏休みの間に旧友に別れも告げずにどこか遠くへ去った「転校生」のようであった。

52886.これほど多数の証拠があっては、人類と他の動物とが共通のものから進化したものであることを、どうしても認めざるを得ない。

52887.他人と同じ仕事をやるだけなら、誰がやっても質的には同じです。

52888.僕らが生きてゆくための知恵というものは、どれだけ進歩してますか。例えば論語以上の知恵が現代人にありますか。

52889.年寄りのいいところは、なくすものが少ないことね。

52890.忘れてはいけないのは「人は自分の話を聞いてもらうことが好き」であり「自分の話を聞いてくれる人が好き」であるという法則です。

52891.なまけ者の空想ほど、ばかばかしく途方もないものはない。悪事千里、というが、なまけ者の空想もまた、ちょろちょろ止(と)めどなく流れ、走る。

52892.神は田園をつくり、人間は都会をつくった。

52893.この業界(=お笑い業界)、遅咲きの奴、よー分からんキッカケで急に売れる奴、ぎょうさんおる。でもそいつらは、急におもろなったわけやない。元々おもろかったけど、埋もれてただけやねん。

52894.神様は富というものを軽蔑していらっしゃるから、ロクでもない奴にしかお与えにならない。

52895.努力をやめてしまった者は、この世でもあの世でも何もできない。

52896.私たちはみな共通の意識(潜在意識)を持っており、一個の宇宙の実体からつくられているのです。

52897.「悩み」のないときは、心頭に取り越し苦労というような思念現象も、またその他の消極的感情情念もいささかも発生していない。だから、この現象に鑑(かんが)みるとき、明るい朗らかな人生に活きるのに……

52898.人間はだれでも、言葉を知らずに、この世に生まれてきます。成長するとは、自分にとって必要な言葉が、自分の中に育つということです。

52899.悲劇は、私達があたかも進んで悲劇を欲するかの如(ごと)く現れるからこそ悲劇なのである。

52900.1人が間に入ることでつながっている人間関係はたくさんある。だから1人切れると10人切れる。人間関係を作るのは大変だけど、その関係は、たった1日で切れる。


52901.「速い」だけが「スピード」じゃない。物事にはそれぞれ適したスピードがある。

52902.夫を主人とは呼びますまい!(ver.0)

52903.「頑張れ」と人に言われたぐらいで反発するのは、自分のために頑張ってないからだよ!

52904.自力の生活というのは、自分が生きていることをあたりまえと考えるところから出発する生活です。自分のした努力を頼みにし、自分のした努力を誇る生活です。(中略)自分の努力を誇る人は、その努力が人から正当……

52905.理があって非に落ちる。

52906.不安が心をかすめたときには、特に笑うようにしなさい。イライラしたときにも笑い、一日のうちにあなたが犯した馬鹿げた間違いも、笑いで吹き飛ばしてしまいなさい。あれだけ不機嫌で、しかつめらしい顔をしてい……

52907.変化への必要性が感じられ、理解され、自分のものとなって初めて、(人は)変化し続けていくことができるのである。

52908.いくたびか死なむとしては 死なざりし わが来(こ)しかたのをかしく悲し

52909.世界で一番高い玉座に上っても、やはり自分の尻の上に座っていることに変わりはない。

52910.太初(はじめ)に言(ことば)あり。言は神と偕(とも)にあり。言は神なりき。この言は太初に神とともに在り。万(よろず)の物これに由(よ)りて成り、成りたる物に一つとして之(これ)によらで成りたるはな……

52911.真理を追求して闘った天才たちは、ことごとく自由思想家だと言える。

52912.読書の鉄則は、ただ一つです。最初に良書ありき、ではありません。下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる、です。

52913.「ほっとけ!」の顔も三度まで。世の中には、「ほっとけ!」では済ませられないことが、確実に存在する。自分だけは無関心でいられると思ったら、大間違いだ。

52914.成功者に法則はなく、失敗者のみに法則がある。

52915.思うより 成功している 君なんだ

52916.逆境こそ人格をつくる。逆境なくては人間は成長しないし、人生の万事に直面できないのよ!

52917.世の中で成功者と言われる人の多くは、考(こう)、行(こう)、念(ねん)を徹底的にやり抜いた人だ。考えること、行動すること、念じること。

52918.相手の立場に立ってみる。大きな視点を持ってみる。違う角度から考えてみる。

52919.(かけそばのつゆが)少ないとケチ臭い。多いと野暮だ。

52920.もし今日自分が死んだら葬儀屋さえ悲しむような生き方をするよう、日々心がけよ。

52921.人のために尽すには仏の道も切支丹も変わりはあるまいて。肝心なことは道を行うか行わぬかだ。

52922.散文は足で地面の上を歩くようなものだ。はう時も、歩く時も、馳(か)ける時もある。しかしまだ地面からはなれることが出来ない。

52923.年をとることに、絶対にブレーキをかけない。だから、病気もそう、容姿もそう。ブレーキをかけない。ブレーキをかけたって何十年もかけられない。たががはずれたらどどっと来るんですから。ブレーキをかけている……

52924.何かに一生懸命になれるってことは、それ自体が才能だと思う。

52925.今を大切に味わいなさい。

52926.象は牙、人は言葉。

52927.つらいことでも苦しいことでも、「体験」したことは、間違いなくその人の強みになります。

52928.第一に、いつでも美しい着物を着ているように。第二に、毎日、おいしい物を食べなさい。第三に、絶えず鏡をみなさい。

52929.存亡にかかわる場合には悪評など気にしなくて良い。美徳と見えてもそれを進めると破滅に通じることは多く、反対に悪徳を行うことで繁栄する場合がある。

52930.自分の未来が自分の肉体の中にしかない。

52931.老いの重荷は神の賜物、古びた心に、これで最後のみがきをかける。まことのふるさとへ行くために。

52932.「不良」に見えるほどの好奇心、行動力は、善用すれば大いなるプラスに転じることが多い。

52933.賢人は自分の知っていることを言わないし、愚か者は自分の言っていることを知らない。

52934.裁判とは、心の強さが試される闘いであり、道義を守る力と道義にそむく力とのぶつかり合いなのだ。

52935.人生が死より恐ろしい場合は、あえて生きることが真の勇気である。

52936.雄鶏(おんどり)は自分の糞の山の上では大胆だ。

52937.どんなことでも、できないことほど、できると尊いことなんだから、一生懸命やれよ。そうすると、だんだんだんだん自分の生活自体が、自分の理想や希望に近い状態になってくる。

52938.ぼくたちには政治が必要なのだ。さまざまな利害の衝突を暴力に訴えることなく調整するために、ぼくたちの力が対立しあうのではなくたがいに加算されるために、戦争や恐怖や野蛮からまぬがれるために、政治が必要……

52939.やる気のない上司の下で働く部下は、やる気がなくなる。上司にどれくらいやる気があるか、部下は観察しているものだ。

52940.より多くの愛と善意をあなたが表せば表すほど、あなたに対する神の豊穣の分け前は大きくなるのです。

52941.内を省みて疚(やま)しからずんば、夫(そ)れ何をか憂え何をか懼(おそ)れん。

52942.全盛期を過ぎ、落差に耐えつつ、必死にやる、なんてことを惨めと感じる人はいるでしょう。ところが、僕はそうは思わないんですよ。なりふり構わず、自分の可能性を最後の最後まで追求する。そのほうが美しいとい……

52943.踊りなさい、誰も見ていないかのように。

52944.私は、夜死んでゆく勝負師というのは、きらいである。王者が死ぬのには朝がいちばんふさわしい。

52945.けものたちをごらん、みんな善良で、単純で、我慢強い。同じ道を互いに押し合いへし合いしながら勇敢に進んでゆく。倒れれば次の連中が乗り越えて行く。安心して死んでいけるというものだ。どの種族も必ず子……

52946.人はその気になれば変わることができるんだ。そして変わろうと努力している人には自分を証明するチャンスが与えられてしかるべきだ。

52947.数学法則は、現実に当てはまる限り不確かなもので、確かなものである限り現実に当てはまらない。

52948.昔時の名将は、暑日に扇をとらず、寒日に衣をかさねず、雨の日に笠を用いずして、士卒への礼とす。

52949.熟達した技を持つ職人さんは他人を羨(うらや)んだり、謗(そし)ることが殆(ほとん)どない。他人に関心がないわけではない。「俺はこれを作るために生まれてきた。だから、これにすべてを賭ける」という強い……

52950.私たちはみな偉大な力を秘めている。あとはそれを解き放つだけ。


52951.人間が行動する動機には、敬愛と恐怖の二つがある。しかし敬愛を重視しすぎると部下に軽蔑され、行き過ぎた恐怖で支配すると部下の心に憎悪を生む。

52952.うしろ姿の充実している者は、人間としてほんものだな。舞台役者でもなんでも、名優といわれる人は、みな、うしろ姿が充実している。

52953.不要の交友は、不要の出費。

52954.知性には、活発な好奇心が必要とされる。しかし、それは特定の種類のものでなければならない。

52955.学校は予備、社会が学校となるだらふ (ver.0)

52956.相手の能力を知って教えを説く事は難しい。

52957.音楽は恋愛に欠かせない。(ver.0)

52958.三菱の創業者岩崎弥太郎を筆頭に三井、安田、住友の各財閥企業だって、明治の新興成金だ。戦後のナショナル、ソニー、ホンダだって同じだ。君等はその成金企業に使われていて、成金の悪口なぞ言えるか。

52959.人間は、自分の背中を見ることができません。他人の背中は見えますが、自分の背中は見えないのです。自分では見えないものを背負って生きているのが、人間です。

52960.一つの社会の財の価値は、結局はそこに生きる人々の価値から生まれる。

52961.ホラなんか吹かずに、もっとさっぱりと単純な人になりましょう。

52962.単純でない真実なんてない。

52963.フツウの女の子は、抵抗力をかねそなえたやさしさを持ってほしいのである。

52964.もしその仕事をしないでいたら「指摘される」からするというのではない。これが「熱中するということ」であり、自分の使命を全うするためには、誰もがもっていなければならないものなのである。

52965.時間のなかに、ふっと立ちどまって、ここにいない人(=死者)に問いかけて、自分に確かめて、ここにいない人と、語らうことができて、はじめて見えてくるものがあります。

52966.孤独を友とした仕事と向き合った時間は、けっして自分を裏切らない。

52967.信念と不屈の魂があれば、普通の人にも人並はずれた素晴らしいことができる。

52968.上司が優位を保つために、自分の(既存の)仕事を(いつまでも)抱えていると、上司もレベルアップしないばかりか、部下を育てることもできない。

52969.人間は、自分の特技を生かす仕事をしてこそ、人の役に立てると思うんだ!

52970.この上なく柔らかいものは、この上なく堅いものを、思いのまま動かすことができる。なぜなら、形のないものは、隙間のない所にも自由に入り込んでいけるからだ。このことから、“無為”の働きの大きさを知……

52971.理想の仕事についてちゃんとした考えを持っていないなら、物足りなさや取り残されたような思いを抱くだろう。

52972.心優しきとき、心に触れるものあり。

52973.輝きへの第一歩は、他人の評価ばかり気にせず、自分を信じることからスタートします。「自分を信じる」ということは、「自分の信念を持つ」ことです。そしてそれが可能になった時、はじめて他人を信頼する勇気が……

52974.人がその心で考えること、それがその人である。

52975.笑いは客観的で、残酷で、そして死と裏腹をなしている。

52976.無言の愛の表現など、いまだこの世に実証ゆるされていないのではないか。

52977.「読書」が本という文化の経験をかたちづくる全部ではありません。「読書」というのは本を読むことですが、本を読むこと、「読書」を可能にしてきたのが「蔵書」です。私的に蔵書するというすぐれて個人的な経験……

52978.勝者は知らずに憎しみの種をまき 敗者を苦しませる 勝ち負けにこだわるとき 喜びは苦しみへと病んでいく  すこやかに満ち足りて とらわれぬこころが宝

52979.感謝する心は、常に宇宙の無限の富に近いことを忘れるな。

52980.物がいっぱい ありながら なにか不安で もの足らない もの足りない なぜ?

52981.誰かのために流す涙は、決して恥ずかしいものじゃない。

52982.一日をくださる神だもの、一日の糧(かて)もくださるだろう。

52983.いつもお金のことを心配している人は、お金に振り回されています。収入や資産の規模に関係なく、お金の不安はその人の心を蝕みます。

52984.正しい言葉はなぜかいつも遅れてあとからやってくる。

52985.真実というものは、人がとらえうると思った瞬間に、真実でなくなっている。

52986.なぜ金持ちは貧乏人に対してあんなに過酷なのか。貧乏人になる心配がないからだ。なぜ貴族は民衆をあんなに軽蔑するのか。決して平民になることはないからだ。

52987.策略を巡らして相手を欺き、それによって勝利を得た場合は、正々堂々戦って勝つのと同様に賞賛されるべきである。

52988.子供や部下に「自分は有能な人間だ」と思わせて自信をつけさせる一番確かな方法は、十分にほめることだ。だが、ただほめればいいというものではない。むやみにほめても、気持ちがこもっていないように感じられる……

52989.一生の運転手は自分です。

52990.決断をする。こうなればいいなという弱い望みではなく、決断したら二度と迷わないような強力な決断をし続けることで、巨人のパワーを得られる。

52991.なにかが欠けているのだが、それがなんなのか、はっきりしない。それが今の時代かもしれない。〈ない〉ものが〈見えない〉世界、これはいささか暮らしにくい。

52992.気弱い内省の窮極からでなければ、真に崇厳な光明は発し得ない。

52993.うまくいっても、いかなくても、恋は、あなたの手に、きらきらひかる宝物を、必ず残してくれるから。

52994.国家は共同の幻想である。風俗や宗教や法もまた共同の幻想である。国家成立の以前にあったさまざまな共同の幻想は、一つの中心に凝集していったにちがいない。

52995.(自己の)変革体験はただ歓喜と(自己)肯定意識への陶酔を意味しているのではなく、多かれ少なかれ使命感を伴っている。つまり生かされていることへの責任感である。小さな自己、みにくい自己にすぎなくと……

52996.どんなにひどい失敗をしたところで、明日が来なくなるわけではない。

52997.親しい思いをもっていた人の死を知ったとき、不意に、その人と共有した時間の感覚が一瞬ありありとよみがえってくることがあります。死によって明るくされて、ずっと忘れていた大切な記憶のかけらに気づく。

52998.一人の人間が生きるというのは、すごいことです。

52999.凡(およ)そ詩人を解するには、その努めて現そうとしたところを極めるがよろしく、努めて忘れようとし隠そうとしたところを詮索したとて、何が得られるものではない。

53000.おぼしきこと言は(わ)ぬは腹ふくるるわざ


53001.悪口を言われたら、柳に風と受け流す。自分が清らかで優しく毅然(きぜん)としていれば、送られた悪い念は相手に戻るのです。「念返し」です。

53002.自分が世界のどこにもあてはまらない時、どうすればいい? 世界のカタチにあわせて自分を削るか、自分のカタチにあわせて世界を削るか。あんたはどうする?

53003.才気走った妻は疲れた夫にとって刺激が強すぎ、情熱的な妻はわずらわしさを感じさせる。

53004.「こいつなら、どんなにしがみついても沈まない」 そう思うと、人は自力で泳ぐ事をやめてしまう。

53005.夕陽はマジシャンだ。黙って、眺めているだけで、いつしか気もちの奥まで、あかあかと明るくされてゆく。やがて、ありふれた一日が、すばらしい一日に変わる。ありふれた出来事が、すばらしい記憶に変わるのだ。

53006.「笑い」と「ユーモア」は違う。「笑い」っていうのは「声を出して」笑うこと。(中略)一方、「ユーモア」は辞書を引くと「上品な笑い」と書いてある。声を出すまでいかないんだけど、こう空気がフッと軽くなる……

53007.失敗して、にっちもさっちも行かない状態には、誰だってなりたくありません。(しかし、挑戦して)そうなっても大丈夫なんだということを、社員にわからせなければなりません。難しいことですが、必要なことです。

53008.勝者は勝者を、リーダーはリーダーを引き寄せるんです。

53009.自己愛に終始した場合に悪をなし、他者を思うという愛に目覚めたときに善となる。善悪の分かれ目とは、自己を愛する「愛」と他を愛する「愛」のあいだにあるのです。

53010.(※人生で)何かの楽しみの名残りがひと月保てばたいへんなものである。

53011.海外旅行は私にとっての日曜日なんです。日ごろは過酷な日を送っておりますからな。旅は頭を使わんからいいです。足は疲れるけど、頭は疲れない。

53012.たとえ後悔し苦悩する日が来たとしても、それに負けずに、そこを人生のターニングポイントにして、めげずに生きて行くぞという、そういう「覚悟」です。それさえしっかり身につけていれば、何があっても怖くはな……

53013.資格というのは、ある目標をクリアするために自分でセットしたハードルみたいなものであり、 それで飯を食おうとは思わないほうがいいのだ。

53014.やはり小説というものは、頭で考えてばかりいたって判るものではない。書いてみなければ。

53015.ノスタルジアは、古き良き時代の粗削りな部分を取り除くためのファイルである。

53016.本当の救いとは何か。性質が違い、考え方が違い、生き方が違い、年齢が違い、学歴が違い、性別が違う。その違った者同士がどこで一つ世界を共有するか。こういうことが一番大事なんです。

53017.批評とは生命の獲得ではないが発見である。

53018.神は許されても、牛は許されない。

53019.明日ありと誇るなかれ。如何(いか)なる日が来るか、汝(なんじ)、これを知らざればなり。

53020.若いうちに非競争的な生活、コミュニティ、夢中になれるものを手に入れておく必要がある。それらのものが、仕事とは関係なく貢献と自己実現の場を与える。

53021.遊び方のうまい人間は能率よく仕事をする。

53022.自由に呼吸しているというだけでは、生きているとは言えません。(人の)何の役にも立っていない生活は、早い死と同じことです。

53023.孝行は親がさしてくれて初めて子が出来るもので、子が孝するのでは無く、親が子に孝をさせるのである。

53024.(交渉で)相手の抵抗を和らげる一番の早道は、親しい関係を築くことです。そうすれば、というより、そうすることで初めて、相手に影響力を発揮することができるのです。

53025.隣人たちに恩恵を与えていても、その有用なことを信じてもらえないという不運な人々がいる。

53026.道に迷うことこそ、道を知ることだ。

53027.自殺は臆病者のすることだと人は言う。それは間違いだ。自殺には大いなる勇気が要る。

53028.われわれ(=小売り業者)も素人でなくてはいかん。玄人になったらいかん。

53029.抗議の怒りがあるとき、信念を持ち、声を上げる報道機関が必要なのです。

53030.動くのは自分。

53031.もし、クレオパトラの道徳心があれほど低くなかったならば、世界の歴史は変わっていただろう。だからといって、彼女の鼻がさらに高くなることはなかったであろうが。(ver.0)

53032.謙遜なる処女と、慎み深き妻と、注意深き主婦は、女の哲学者、夫を尻に敷く女、勇敢なる女王よりも、より多く人生に有用である

53033.一年の計は麦を植うるにあり、百年の計は人を植うるにあり。

53034.自分はたえず無視され、拒絶されていると感じるようだったら、それは、その人の中に拒絶や拒否を期待する「心理的に煮えたぎったもの」があるためである。

53035.われら、奮起して励もう、いかなる運命にも勇気をもって。絶えず成し遂げ、絶えず追い求め、刻苦してあとは待つことを学ぼう。

53036.健康も長寿も口ぐせから。

53037.植物は霧の中でも曇り空の下でも、太陽を浴びている時と変わらず、確実に成長する。

53038.実行できないけれど わたしの一生の座右銘 自分をかっこよくみせようという気持ちを捨てること

53039.戦争したがる奴は想像力が欠如しているんです。ボタンで済む戦争には、首が飛んだり、胴が千切れたりする姿が想像出来ないんです。

53040.言語をつつしみて、無用の言(げん)をはぶき、言を少なくすべし。多く言語すれば、必ず気へりて、また気のぼる。甚(はなは)だ元気をそこなふ。言語をつつしむも、また徳をやしなひ、身をやしなふ……

53041.水木さんにも俗人が半分入っています。入ってないと描いたものも売れんです。皆で楽しむというのがないとね。

53042.すべての他者を包み込む力と思いやる心を持ち、かつ自分の考えをきちんと持っていること。それが教養だ。

53043.やめるのに適当な時機というものを見付けてからと思うと、いつまで待ってもその時機がくるものではない。

53044.ハッピーな人の周りには、いつでもその人らしい風が吹いていて、周囲に幸せな空気が広がっていく。種類も形も違えど、きっと誰もが持っている幸せの種。

53045.材料に対するするどい鑑識眼をやしなうことは、日本料理の場合は、基本の心構えであり、最高の教養でもあります。

53046.企業家とは、資源に富を生む力を与える人たちのことだ。それだけだ。

53047.説教、自慢話、思い出話、この3つは抑えていかないと、自分は伸びていかない。

53048.忍耐は満足に達する鍵である。

53049.逃げると問題は、いよいよ大きな問題に思えてきます。

53050.「人生はプラスマイナスゼロだ」って言う奴は、決まってプラスの奴なんだ。幸せな奴だから、そんな悟ったみたいな常套句を言えるんだよ。


53051.富とは、手に入れるための単純な法則を理解し、それを守りさえすれば、いくらでも手にすることが出来るものである。

53052.無限という問題ほど、深く人の心を騒がせた問題はなかったし、無限という考えほど、強い有益な影響を理性の上に及ぼした考えはなかった。だが、他方では、無限の概念ほど解明を必要とする概念もないのである。

53053.愛されることは嬉しいし愛させることは幸せだ。しかし愛されるという受動的な形は相手次第だから、待ちのぞんでも訪れないことがある。

53054.人を殺すことは自分が死ぬと同じほどの恐怖感がある。

53055.人と比較をしたら必ず力んで固くなる。それは自分の負けです。

53056.争いというものは、信用にもとづいた双方からのギブ・アンド・テイクなしには、決して解決しないことを、人生と歴史は流暢に証言しています。

53057.惜しまれつつ辞めるというのはプロではない。それはアマチュアの考え方。

53058.世の中の母というものは、皆、その子に甘い放心の憩いを与えてやっているものなのだろうか。そうだったら、これは、何を置いても親孝行をしたくなるにきまっている。

53059.楽しいことは、みんないい事だとは思わないか? つまらないことは、罪悪だとは思わないか?

53060.雀チョンチョン 一所にとどまらない あのかるさをまなびたい

53061.人間にとって大切なことは、誰もやったことのないことをやって失敗を経験することだ。しかし、それを生かさずに失敗を繰り返すようでは駄目で、失敗の経験はそれを生かすことによって貴重なものになる。

53062.性格という先天性のものに哲学という後天性のものをつけ加えていくことにより、私たちの人格は陶冶(とうや)されていくわけです。

53063.神は人間に一枚の舌と二つの耳を与えた。ゆえに話すことの二倍だけ聞け。

53064.偉大なのは神だけである。

53065.あこがれへの一路の旅は、つねに幾多の試練がくりかえされる。しかし究極の到達を信ずるがゆえに、喘(あえ)ぎくるしむことの、徒労でないことが知られる。むしろ与えられた試練を受け入れることの、愉快をさえ……

53066.おれは、人間という宿命みたいなものをかついで鈍走する。すでに、スタアトはきられた。

53067.命とつなげて食を考える。そういう内面的なものを持たないと、料理という単調な繰り返しは、やっていられない。

53068.日本人なのに身ぶり手ぶりの激しい人は、たいてい頭の中身がない。話の中身もないので、それをオーバーアクションで補っているのだ。

53069.人は忘れるから生きていける。

53070.自信があれば、悪いことでもむしろ積極的に報告し、助言を求めるはずである。

53071.相手を批判するということを全然せずに、ただ愛するということに夢中になっていると、必ず相手に裏切られることになる。

53072.囀(さえず)る雲雀(ひばり)。流れる清水。透明に、ただ軽快に生きて在れ!

53073.僕は、僕という草は、この世の空気と陽(ひ)の中に、生きにくいんです。生きて行くのに、どこか一つ欠けているんです。足りないんです。いままで、生きて来たのも、これでも、精一ぱいだったのです。

53074.この世におけるすべての物事の使用目的は、人間の思考によって決定されるのです。つまり、この世にある力と物体の用途を決定するのは人間の心なのです。善と悪は、完全なる唯一の力と関係のある、人間の心の中の……

53075.人間に本来、上下はない。浮世の位階というのは泰平の世の飾りものである。天下が乱れてくれば、ぺこぺこ剥げるものだ。

53076.効果的な計画とは不完全な計画である。

53077.忠孝愛敬は人性の自然、これに順(したが)へばすなはち栄へ、これに逆らへばすなはち亡ぶ。慎み以(もっ)てその性に順ふべき事。

53078.あなたの人生は、あなたが決めていいのです。自分が、運転席に座って、しっかりと人生のハンドルを握りましょう。

53079.あなたの意識する心(顕在意識)はペンです。そしてあなたはそのペンで、あなたの潜在意識に思念を書きつけているのです。潜在意識は、あなたが夢にも思っていない方法でそれに反応するはずです。

53080.ここに飢えた者がいる。魚を与えれば飢えは癒されよう。また、魚のとり方を教えれば、この先飢えずにすむだろう。だが、もし自分で魚のとり方を身につけられる環境を作ってやれば、この先飢えずにすむばかりか、……

53081.私たちは落胆や失意に打ち勝つ無限の力を自分の内部に持っている。そしてどのような状態だろうと、それを克服し、打ち勝つところに喜びがあるのだ。

53082.その時 自分ならば どうする

53083.言葉の意味は文脈によって決まる、つまり、(他者の)言葉は私的に使用できない。

53084.君はこの阪道(さかみち)をいつまでものぼりつめて あの丘よりももっともっとたかく 皎皎(こうこう)とのぼってゆきたいとはおもわないか

53085.蟻の穴から堤(つつみ)も崩れる。(ver.0)

53086.みんな、今の自分よりも少しはましになりたい、もっと向上したいと思う。でも、毎日、同じ反省を繰り返しながら、足踏みをしている。結局のところ、それが人間というものなんじゃないかと思うんです。

53087.猫は(飼い主を)気にかけてくれる。例えば本能的に、我々が何時に仕事に行かないといけないのかを知っており、目覚まし時計が鳴る20分前に起こしてくれる。

53088.家庭の幸福なんて、お互い嘘の上ででも無けりゃあ成り立たない。

53089.頑張ることは生きること。「頑張る」をやめることは、「生きる」をやめること。

53090.大笑いするということの中には、理屈では説明できない何か神秘的な、圧倒的なものがひそんでいる。それは人間の、まるで迷路のような精神構造の中で、ときおり音を立てて爆発する何かだ。

53091.或(あ)る評論家は、ある老大家の作品に三拝九拝し、そうして曰く、「あの先生にはサーヴィスがないから偉い。太宰などは、ただ読者を面白がらせるばかりで、……」 奴隷根性も極まっていると思う。つまり、自……

53092.平和は、ぼくたちの心の中に生きていて、大きく成長していくものなんだ。ぼくたちは、それを大切に、じょうぶな木のように育てていこう。

53093.おなか、すく? 食欲ありますか? それなら大丈夫、人生はこれからです。

53094.知識を単純化した人を天才という。

53095.嫉妬は、嫉妬される者の位置に自分を高めようとすることなく、むしろ彼を自分の位置に低めようとするのが普通である。

53096.自分を正直に見つめる意志があれば、成長していくことができる。

53097.弱者のままでいたくないのなら、戦いの中に身を置くしかない!

53098.善い道を修(しゅ)せうずるには人口外聞(がいぶん)を憚(はばか)るな。

53099.人間は人生にあるこれらの良いもの(=食物・衣服・感覚・遊戯など)をできるだけ利用し、できるだけ多く愉快に、快活に努めるとともに、自分だけ愉快になって喜ぶのでなく、他の人々にも喜びを分けてやるがよ……

53100.感情というものは、ときには外に向かって解き放つ必要があるのです。そうしないことには、内部に流れが淀んでしまうことになります。


53101.許すなら怒(おこ)る、怒るなら許す。

53102.自分を分かち与えることこそ、最高の贈り物だ。

53103.ひとがほしがると、ゴミでも惜しくなるよね。

53104.人の心を思いやるということ。相手を信じ、待ち、許してやること。それが愛というもんや。

53105.【ブスの25カ条】 11.なんでもないことに傷つく

53106.夢を持てば、燃えられる。燃えられれば、どん底にも耐えられる。ヘンにひねくれることもない。どん底に耐えられれば、裸になることができる。

53107.餅は餅屋である。役者の才能は、役者でなければわからない。

53108.真底好きなことであれば、その過程にきつい作業があっても苦にならない。

53109.語りて諭(さと)さず

53110.家庭は港、妻は燈台。

53111.なんで女はこうも「キッパリ」とか「カタをつける」とか「いいかげんに妥協しない」ことが好きなのか。

53112.組織において、力強くはあっても腐ったエグゼクティブほど、ほかの者を腐らせる者はいない。

53113.小説を芸術として考えようとしたところに、小説の堕落が胚胎(はいたい)していた。

53114.(ひとは)少女も少年も猫も 老いることを学ばねばならない 死んでゆくことを学ばねばならない

53115.世界は平等を求めている。平等ではないから争いが絶えない。その不平等がいちばん具体的に見えるのは子どもの姿ではないか。子どもは親を選べないし、社会も国も教師も選べない。

53116.正しい答えが人生のすべてじゃないでしょう?

53117.遠くから眺めた結婚生活は、塔と城しか目に入らない。

53118.自分の育てた男が自分の予想を上まわって、大物らしい風格をそなえてくればくるほど、女は歓びと同量くらいの恐れと不安を抱かされる。一人前に育った男が、狭い巣を飛びだし、大空へむかってはばたこうとするの……

53119.仕事の喜びを知る秘訣は、たった一つの言葉で言い表すことができる。それは、「エクセレンス(卓越)」。巧みにやれる方法を知れば、仕事を楽しめるようになるのである。

53120.科学の進歩によって、人間の悩みはますます多く、深くなってきている。

53121.海老(えび)で鯉(こい)を釣る。(ver.0)

53122.戦(いくさ)があろうとなかろうと、命の終わりなんて、いつ来るか分からんのだ。だから、言いたいことは言え。やりたいことはやっておけ。会いたい者には会っておけ。

53123.常に「他のやりかたはないか」を考えよ。それを関係部門が共同でやれ。

53124.切っ先のように、ひとの、存在に突きつけられている、不思議な空しさ。

53125.生きていられるだけで丸。健康だったら二重丸。働くことができたら花丸。

53127.野球選手がエラーしたら、それは記録され、選手は罰を受ける。毎日そんなふうにじっくり見られたら、耐えられる人間が何人いるだろう?

53128.欧米では、ヒーローは基本民間人で、資本家や経営者も多い。日本と違い、個人の成功がカッコいいものとされ、みなが憧れを抱き、目指すようになる。

53129.(足りない場合だけでなく)持ちすぎている場合も、悩みは出ます。

53130.自分が自分であることの不快、これが私が書きたいことだ。

53131.アラーを信ぜよ。ただしラクダはつないでおけ。

53132.意識には実在と潜在の二つがある。実在意識は思考や想像の源、潜在意識は力の源という役割を行う。

53133.みんな思い出も必要なのよ。いい思い出がなければ、人生はけっこう味気ないものになるわ。

53134.根性でお金を稼げ。品性でお金を使え。

53135.何をしたらいいのかわからない、何をしてもつまらないし、やり甲斐も感じない、とシラケていたら、あなたの可能性は狭まるばかり。

53136.コレクションとは、野性的な未知をマネジメント可能な知へと変化させることである。

53137.世間の信用をなくしたが最後、人間どうじたばたしてみたところで、もうだれも相手にしてくれませんからね。

53138.大多数の人間は、散り落ちる葉に似ています。風に吹かれ、空中に舞い、ひらひらとよろめいて大地に落ちます。

53139.教師と親とは、権威主義者になることなしに権威の座にあることを学ばねばならない。

53140.被害妄想を克服すれば、コミュニケーションはうまくいきます。

53141.法を知らぬは人の為(ため)ならず、法を行わぬは人の為ならず。

53142.自分にとって真に重要なことは何なんだと突きつけられたら、僕ならこう答えるでしょう。その時代時代で、みんなが重要だと思っていることを少し自分のほうに引き寄せてみたときに、自分に足りないものがあって行……

53143.本を読むということは、その内容や考えを検索し、要約するというようなこととはちがいます。それは本によって、本という一つの世界のつくり方を学ぶということです。

53144.私たちは、愛の力で憎悪の力に立ち向かわなければならない。

53145.(自分から)仕掛ける。じっとしているのも人生だが、「仕掛ける人生」こそ生きる価値がある。

53146.心に愛を知らぬ者だけが憎しみ合うのだ。

53147.心の冷静な人は、聡(さと)き人である。

53148.好きで何気なくやっていることがその人の才能なのだ。

53149.生命も一瞬、死もまた一瞬にすぎない。

53150.どんな恋愛関係にあっても、関係はできたが実現の見込みはないという場合には、思いやりが最大の侮辱である。


53151.他人の判断ばかりを気にしていては、本当の人間としての責任がもてない。もし自分がヘマだったら、「ああ、おれはヘマだな」と思えばいい。もし弱い人間だったら「ああ弱いんだなあ」でいいじゃないか。

53152.いつまでも子供だ、しようがない。彼は娘がいつまでも子供であることが嬉しかった。

53153.地球上の生命はみんな海から生まれた。地球がすべての生物の母であるとすれば、海はその子宮である。

53154.世界が我が祖国である。全人類が我が兄弟である。そして善いことをするというのが私の宗教である。(ver.0)

53155.このひとの放埒(ほうらつ)には苦悩が無い。むしろ、馬鹿遊びを自慢にしている。ほんものの阿呆(あほう)の快楽児。

53156.人に笑われるなどということは全く大したことじゃありません。だから我々は大いに他人の失敗を笑うべきなのであります。

53157.何年かあとに後悔しそうなことについちゃ注意深くなくちゃね。

53158.「支配欲求」の強いタイプでありながら、その欲求が満たされていない人には、お世辞やごますりは効果てきめんだ。

53159.作家の一人間としての苦悩が、幽(かす)かにでも感ぜられないような作品は、私にとってなんの興味もございません。

53160.私たちは霊的になろうとしている人間ではない。人間になろうとしている霊的存在だ。

53161.およそ、美容に関してカネを投じるには、ムキになる年代と、ヨタになる年代がある。中年以後はヨタでよい。(※美容を)「適当」にやるのは、自分の気やすめのためである。

53162.(生涯を通じて打ち込める仕事を持つには)まず、(自分の)働く意義を見つけることです。

53163.(音楽は)何より雄弁に物語っている。言葉や説明はいらない。そんなもので補足しなけりゃいけない音楽なんてオレには意味がない。

53164.私はある感情が生まれ、死ぬまでのことを描きたい。それをするために一生を費やす。けれど何百万ページ書いたとしても、限界に触れることはない。

53165.頭脳も心も、歓迎されるところに向かう。

53166.(自分の専門と)異なった分野の本を読むことが創造へと通じていくのは、「暗黙知」を刺激するからだろうか。

53167.「官僚が悪い」という言葉…(中略)民衆だって、ずるくて汚くて慾が深くて、裏切って、ろくでも無いのが多いのだから、謂(い)わばアイコとでも申すべきで(後略)

53168.無理に変わろうとは思わないけれど、私はたえず変化し続けている。多くのアーティストが同じような作品を繰り返し作っているのは、そのほうが安心だから。でも私は違う。

53169.もう二度と見たくない もう二度と聞きたくない もう二度と会いたくない そんなものを ぽろぽろと おとしてきた  あるとき だまって 私の手元に かえってくる

53170.友達って言うのは、(中略)(L)あなたがあなたであるゆえに愛し、(M)あなたの生活に、刺激も与え、(N)決して、裁かず、(O)支援することを惜しまず、(P)あなたに勇気を与え、(Q)あ……

53171.ものほしげなキョロキョロした目 おちつきのないイライラした目 うるおいのないカサカサした目 何かに頭を縛られた偏った目では しあわせのどまんなかにいても しあわせなんか見ることもいただくこともでき……

53172.女は才能ある男の欠点と、愚かな男の功績を最初に見るのに適している。

53173.運命よ、おれが行くんだ、どけ!

53174.会社というものは放っておくと無駄な仕事ばかりやってしまう。そんなものをやめて必要な仕事に集中すれば、短い時間で効率を上げられる。それがいい会社というものだ。

53175.そもそも社会的責任のためとして不経済なことをするのは、責任ある行動ではなかった。たんに情緒的な行動だった。損害を被るだけのことだった。

53176.私は余生が極めて短いことを知っているから、私はこれを重きにおいて(余生を)延ばしていこうと思う。人生の逃亡の迅速さを、私の把握の迅速さによってひきとめ、人生の経過のあわただしさを、享受の逞(たくま……

53177.必要は発明の母ではないが、助産婦ではある。

53178.いまは誰も 言葉を 心に刻まない

53179.生徒の準備ができたとき、先生は現れる。

53180.ふるさとの土をわが踏めば 何がなしに足軽(かろ)くなり 心重(おも)れり

53181.欲しいものが手に入らないとき、あるいは失敗したときに、これは自分に何を教えているかと省みる人は、最後に幸せになる。

53182.人間の一番高度な欲求は自己実現です。それが働くうえでの一番のモチベーションになります。単に給与や役職がもらえるということでは弱いのです。仕事を通じて社会に貢献できるという達成感こそが、最高の褒美……

53183.親しいこととは、本音が言い合えること、(互いへの)恐れがないこと。

53184.あきらめるな。あがけ。もだけ。くじけそうになるかもしれない。でも、あきらめるな。あきらめなかった人だけが、未来をつくれる。

53185.思うようにならないのは それに見合う 自分に育っていないから

53186.「あなた」とは、表現された「生命」です。つまり、「生命」はあなたと一体になり、あなたは「生命」の表現のための道具なのです。あなたは「生命」にとって非常に重要な存在です。あなたは「生命」があなたの幸……

53187.上司はトラブルの報告を受けたら、まず、褒める。叱ったら、その人は次から報告しなくなりますから。

53188.十年一日の如(ごと)き、不変の政治思想などは迷夢に過ぎない。

53189.共有すべき普遍的なフィロソフィ、経営理念、価値観がその集団の根底に脈々と流れているからこそ、組織が細かく分かれていても、会社全体があたかもひとつの生命体であるかのように機能することができる……

53190.責任をとるってのはな、投げ出すことじゃない。逃げ出さずに目をそらさずに、最後まできっちり始末をつけるってことだ。

53191.夫婦の間は、夫は妻に対し尊敬と礼節と貞操とをもって向かい、家政を任せる。時々は飾りを与える。妻は夫に対し、家政を整え、家庭における事に対し、適切に処理し、貞操を守り、夫の収入を浪費せず、家政をうま……

53192.主よ、わたしを平和の器とならせてください。憎しみがあるところに愛を、争いがあるところに許しを、分裂があるところに一致を、疑いのあるところに信仰を、誤りがあるところに真理を、絶望があると……

53193.苦悩に対応するときの心の態度で、その苦悩を感ずる程度が違ってくる。

53194.家庭の運営、というものは、だましだまし、保(も)たせるものである。

53195.すでに社会は、「どれだけの教育ある者を扶養できるか」から、「どれだけの教育のない者を扶養できるか」へと問題の焦点を移している。

53196.くらい よる ひとりで 稲妻をみた そして いそいで ペンをとった わたしのうちにも いなずまに似た ひらめきがあるとおもったので しかし だめでした わたしは たまらなく 歯をくいしばって つっ……

53197.考えすぎることは、けっして頭がいいことではありません。ほんとうに智慧(ちえ)があるとは、その場その場でなにをすべきか、さっと判断できるということなのです。

53198.14)(上に立つ者は)自分がまず研究して、確信を得よ。

53199.生きるための 一切の努力をなげすてて 眠りこけていたわたしであったのに 目がさめてみたら 生きていた (中略) いや 生かされていた

53200.生き生きした天分に恵まれながら、実際的な意図をもって手近なことを忘れぬ人は、この世の最も秀でた人である。