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1.木に木魂(こだま)草に草魂(くさだま)暮(くれ)の春

2.ほとんどの人が目標もないのに毎日どっちの方向に行っていいのか分からずに努力している。これは無駄です。自分で決めてもいいし、周囲から教えてもらってもいい。これだという方向を決めて取り組む。継続して取……

3.地球を利用する、なんていっちゃいかんのだ。活用させていただいておる、ただ(人間は)そのしかたが、ほかの生きものにくらべてやや器用なんだ、ぐらいの謙虚な気持ちでおって、ちょうどいいんです。

4.人間は、恥ずかしさという思いに比例して進歩するものだ。

5.旅の話をしていて、だれかが、「あの場所はすばらしい。ぜったいにいったほうがいい」と言う場合、ふた通りの意味がある。なんでもあってすばらしい、という意味か、なんにもなくてすばらしい、という意味だ。

6.明快な目的もないのに、勇気や命を浪費してはならない。

7.私は仕事がら、成功できなかった人に会うことがあるが、成功できない人に会ったことはない。

8.つねに貸し方にまわれ。

9.欲しい物 今じゃ優しさ だけになり

10.けつまずいて こころくじけたが 私はここで 正味の自分に会いました

11.へつらうことができる者は、中傷することもできる。

12.不倫が悪徳とは思わない。好きになった人が結婚してただけじゃない。それにお金の利害はないし、純愛だわ。

13.人々に対して恥を知らない者は、神に対しても恐れを知らない者だ。

14.手をつなぐ 昔はデート 今介護

15.ある特定の職業や仕事に用いられる専門用語は、それを習ったことのない者にとっては不可解であろう。しかしそれは、これらの用語そのものが難しいからではない。むしろ逆に、それらは常に話を分かりやすくするた……

16.驥(き)は一日にして千里なるも、駑馬(どば)も十駕(じゅうが)すれば則(すなわ)ち亦(また)之(これ)に及ぶ。

17.何かを考えるには、立って歩くに限る。血行が促進されるし、脳や手足の働きが活発になり、全身で物事が考えられるようになる。結果として、個性的でダイナミックな発想が出てくるんです。

18.気は長く、心は丸く、腹立てず、人は大きく、己は小さく

19.わからないのに、わかっているように言うことを、とにかく警戒すればいいんじゃないですか。

20.強い願望を持ち、それがいつの日か実現できると心から信じていれば、困難な状況から抜け出し、目標を達成する方法を必ず見つけることができる。

21.なぜ、友達に愉快な奴だと思われる必要があるんだろう。こういうタチの人は自動的にみんなに気をつかって、サービスしてしまうんだろうけれど。それは他人のためというより、つまりは自分の立場をよくしたい、自……

22.月は古来同一のすがたではあるが、これを眺むる人の心によっていろいろに変ってゆく。そこにまた人生の心境の、如何(いか)に複雑であるかが物語られている。

23.(若者は)大人をそんなに見くびらないほうがいい。見くびられてる大人のほうにも原因はあると思うけど、自分が立派すぎるぶんだけ、大人を見くびってる若いヤツのほうが悪い。

24.油照り(あぶらでり)水のみて眼が光もつ

25.喪主といふ妻の終(つい)の座秋袷(あきあわせ)

26.もしも数学に美がなかったなら、おそらく数学そのものも生まれなかっただろう。人類最高の天才たちをこの難解な学問に惹(ひ)きつけるのに、美のほかにどんな力があり得ようか。

27.作品を作るということは、自分の心の中を覗(のぞ)き続けるということだ。どんなに醜くても、情けなくても、向き合わなくてはならない。

28.世の中、役に立たぬものは一人もいない。だから仏典にもあります。「生きとし生けるもの、一切の存在(もの)は、みんな仏だ」(一切衆生悉有仏性[いっさい・しゅじょう・しつう・ぶっしょう])と。

29.この世界では、まっすぐの道はすべて迷路なんだ。なぜなら、まっすぐの道は、どこまでも歩いてゆけば、必ずもとの場所に戻ってくる。何しろ、地球は球体をしているからね。

30.私はカルビーの会長になってすぐに、「仕事の棚卸し」という運動を始めました。これは社内の仕事を、(1)会社にとって良いことで、現在実行しているもの、(2)会社にとって良いことなのに、現在できてい……

31.鰯雲こころの末の波消えて

32.ネバネバ、ネバー・ギブアップ!

33.らっきょうの皮を、むいてむいて、しんまでむいて、何もない。きっとある、何かある、それを信じて、また、べつの、らっきょうの皮を、むいて、むいて、何もない、この猿のかなしみ、わかる?

34.ひきしほに二月の景色また痩せる

35.人間管理の基本は信頼である。

36.純白のマスクを楯として会へり

37.蜜豆や帰るに急かぬ日もありて

38.起きる時あの人の心は軽やかで 楽しい空想で眼が生きいきと輝き 喜悦が魂を高揚させ、声音を調えますように。あの人にとって地球上の万物が、 あの人自身の生命の渦の一環として存在しますように。

39.雨があがるようにしずかに死んでゆこう

40.湯上りの手に団扇あり至福あり

41.僕が昔僕であったとき、僕がこれから僕であろうとするとき、僕は僕にピシピシと叩かれる。僕のなかにある僕の装置。人間のなかにある不可知の装置。

42.男の本性を知りたければ、車を運転させてみればいい。

43.これから大きく羽ばたこうとしてる若者に年寄りが出来る事なんざ、カベになってやる事ぐらいだよ。

44.お金は、人生においてもっとも重要なテーマの1つです。人生におけるもっとも大きな喜び、そしてもっとも大きな落胆のほとんどが、お金にまつわることです。

45.自分には才能がない、生きる資格がないと思っている方へ。本当にそうでしょうか? この世には病気ひとつとっても、何百種類も病気があるのに、それをくぐり抜けて、二十年、三十年、四十年と生き続けたことだけ……

46.人間の存在や宇宙の神秘をどう考えるか。先人は根源的な命題をさまざまな芸術創造で表現してきました。それが日本の文化、伝統です。

47.結局、いっさいを包括する神の慈悲という教えのみが私たちの知識を正当なものにし、私たちの文化に品位を与えることができるのである。

48.人間四十年も生きていると、妙な人間になるものだ。

49.AI(人工知能)やロボットが急速に進化、普及する新時代を迎えようとしています。そんな時代に人がやるべきこと、考えるべきことは何か。それは問題をいかに早く、理路整然と解けるかではなく、面白い問題を……

50.人は急いで結婚し、暇になってから後悔する。

51.日当りぬ水鳥そこへ浮き出でぬ

52.自分らしい登山口を、人が登らない登山口を見つけなければ、貴女自身が登ったことにはならない。

53.その人の前でため息をつくとすごく嫌がるような親友、ため息を禁じるような親友は、真の親友ではありません。そのような恋人は、真の恋人ではありません。そのような伴侶は、真の伴侶ではありません。……

54.世界中の子供たちが漫画を読み、お互いに理解し合って、行動を起こしてほしい。それがきっと平和につながると思うんです。世界語の漫画を使って何かやる、素晴らしいことですよ。

55.自分のことだけを考え、あらゆることに自分の利益を求める人は、決して幸福にありつけない。自分の利益を考えるなら、まず他人のためを思うことである。

56.くるくると猫に遊ばれ火取虫(ひとりむし)

57.人と相談して結論を出してはいけない。決めるのは常に自分! 自分と相談し、自分で決めるんだ!

58.よく、長く連れ添った夫婦は戦友のようなものだと言われる。社会の荒波の中で、経済共同体、運命共同体としての関係をつくっていけば、そういう気持ちにもなるのだろう。

59.キスは十人十色、筆跡のようだ。

60.いまという時代は、善悪両面から見る、あるいは善悪という価値観を脇において物事自体を見ようとする、そういう見方が必要な時代なのです。

61.後家(ごけ)になった女は、うんと長生きできる。

62.愛は、私たちを幸福にするためにあるのではなく、私たちが悩みと忍耐においてどれほど強くあり得るかを示すためにある。

63.ポピュリズムとは、民主主義の「感情化」です。

64.援助する側のおごり、援助される側の甘えがあってはいけない。施しでもなく、物ごいでもない関係を作る。結果において途上国経済の自立を助ける援助であるべきだ。

65.跳ぶ幼女水かげろふの向岸(むこうぎし)

66.君はこの先、何度も転ぶ。でもその度に立ち上がる強さも、君は持っているんだよ。

67.ネクスト・ソサエティにおける企業の最大の課題は、社会的な正当性の確立、すなわち価値、使命、ビジョンの確立である。他の機能はすべてアウトソーシングできる。(ver.0)

68.外部の世界について、情報を組織化することが肝要である。意思決定の責任を持つ者が、それらの情報を持つことが必要である。

69.私が人生に求めるものは、自分の重要性について絶えず過剰なほど感じられることである。

70.人間は物質的な豊かさだけに満足できない。高次元の精神的な営み、知的満足感が大切。

71.イズムは既に経過せる事実を土台として成立するものである。過去を総束するものである。経験の歴史を簡略にするものである。与えられたる事実の輪廓である。

72.耕馬(こうば)の顔よごれいよいよ悍馬(かんば)めく

73.謙虚さが道義の始まりであり、正義と不正とを区別するのが英知の始まりである。

74.一本の薪だけでは、燃料にならない。一人の人間だけでは、家庭にならない。

75.厭世は消極的で、奮闘は積極的である、苦なるがゆえに厭うべしともいえば、苦なるがゆえに闘うべし、努むべしともいいうる。

76.詩は、小説や論文などと比べると、文章表現としては異常なものである、といえるかもしれない。行分けも、リズムも、そこでつかわれることばも、語りの順序も、散文とは異なり、とても個人的な感覚や判……

77.企業にはオペレーションとマネジメントの二つの力が必要だが、オペレーションは敵を倒す力、マネジメントは敵を防ぐ力だ。

78.心清意自閑──心清ければ意(おもい)自(おの)ずから閑(しず)かなり

79.蜂蜜で殺すことができるなら、毒を使う必要はない。

80.何故(なぜ)に宗教が必要であるか──かかる問いを発するのは、自己の生涯の真面目ならざるを示すものである。

81.山陰のじやじやじやじや雨や秋の雨

82.技術というものは徹頭徹尾これは理論です。しかしその中にものの哀れさとか大事さとかいうものを持って取り組まないと、長持ちするいい技術が生まれてきません。

83.いつも同じような刺激だけではなく、いろいろなところから思いも寄らない刺激を受けたほうが、さまざまなアイデアが出てくる。そういう普段使っていない脳の細胞、シナプスの乾いているところに水を染み込ませる……

84.われとわが作品へ、一言の説明、半句の弁解、作家にとっては致命の恥辱。

85.お前たちが良いことをすれば、それがみな我が身のためになり、悪いことをすれば、やはりそれが我が身の悪となる。

86.差別はそれ自体としては科学の領域に属し、共同体が必然的に内包する現象と考えても差し支えないだろう。

87.ほとゝぎす我も都のうつけ哉(かな)

88.「百千の灯あらんも われを待つ 灯は一つ」 それぞれの家庭に、どんな誘惑にも優ったわが子を待つ灯をかかげよう。

89.難しいことにチャレンジして、ものにするのが、仕事の面白さ。

90.釣り逃がした魚は大きく見えるもので、いい結果になったであろうことを過大に評価して惜しがっている。実はそうしなかったことで無事に乗り切れた、ということが意外に多いものである。

91.能力があって運がないと思う人より、能力がなくて運があると思う人のほうがずっと成功しやすい。なぜかは知らないが…。

92.私がなすのはこの一事である。過去のことを忘れ、未来に手を差しのべ、栄誉の目標を目指して前進すること、これなのである。

93.低俗で退屈な交友よりは、充実した孤独を望む。

94.広く学び深く究める事は難しい。

95.言葉を発するとき、「自分は正しい」との思いに寄りかかっていないだろうか。その結果、他人の気持ちへの洞察を欠いてしまうことがある。正しければ通じるほど、人の心は簡単にできていない。

96.恋する二人は立ったまま抱き合い 夜の戸口によりかかる 行き来のひとがゆびさすけれど 恋する二人には だれもみえない

97.人は「発言する」ことにのみならず、「発言しない」ということにも責任を持たなければならない。

98.聡明すぎて不幸になる女の例は多いけれど、頭が悪いために不幸になったという女の例は案外少ないのである。

99.痛み経て 真珠となりし 貝の春(ver.0)

100.ほめるコツ──面と向かって直接ほめる。自分が心から感心しているのだということを相手に伝える秘訣は、一対一で面と向かってほめることだ。そうすれば、何はさておき今こうして自分をほめてくれているのだ、と……

101.神が最初の庭をつくり、カインが最初の都市をつくった。

102.ドグマにとらわれてはいけない。それでは他人の思考の結果とともに生きることになる。他人の意見の雑音で、自分の内なる声をかき消してはいけない。(ver.0)

103.新聞屋が商売ならば、大学屋も商売である。商売でなければ、教授や博士になりたがる必要はなかろう。只(ただ)個人として営業しているのと、御上(おかみ)で御営業になるのとの差丈(だ)けである。

104.要するに、(※オジサンとオバサンの差は)人生戦線の縮小にかかりはじめた人と、拡大をもくろむ人の差である。

105.屑(くず)金魚などと云(い)はれて愛さるる

106.自分の歴史にブランクのページがあってはならない。激しい想い出が必要である。

107.敵を折り曲げれば、勝てる。

108.幸運なんて一回きりだ。いつまでも、つづくわけがない。

109.新しさってのは必ず何かを与えてくれる。

110.なにごともなく、あたりまえのこととしている日々の生活の背後に無数の人がいる。私が一つのことを成し遂げられるということの背後には、無数の人がおられる。

111.あるときは 神はやさしいまなざしにみえて わたしをわたしのわがままのまんま だきかかえてくれそうにかんぜらるるけれど またときとしては もっともっときびしい方のようにおもわれてくる どうしてもわた……

112.国家を損なうものは何か? 平俗な者たちが国民を支配して権力を所有する時である。

113.(※人生の岐路に立った時は)まず前後の事情を正確に見つめ、判断する智慧(ちえ)を持つべきである。その上で考えぬいて結論を出したなら、それはあくまで自分で選んだ道であり、方法なのだから、(中略)他人……

114.人は、自分の考えは正しいと思いたがる傾向がある。他の人たちも同じ意見だと、自分の正しさを確認できる。そこで、多くの人は、自分こそ多数派だと思いたがる。

115.苦しめば、苦しんだ人ほど、それがたとえささやかでも幸せがおとずれた時に、苦しまなかった人の何倍もの幸せ、充実感を大いなる幸福として感じることができるのです。

116.一瞬一瞬、切に生きれば、やがて来る死におびえたり、やがて来るかもしれない別れに取り越し苦労する間がありません。

117.恥ずべき利得よりも損失を選ぶこと。損失は一時の苦痛をもたらすだけだが、恥ずべき利得はいつまでも苦痛となるから。

118.一から十まで他人に説得してもらわなければ動かん気か? 他人の言うことなど、十のうち五もうなずければ御の字。説得力三なら納得力で七を足して動け。間違ったら軌道修正して動け。

119.可愛いと言はれ可愛くなる子猫

120.人生のある時期には、猛烈な勢いで、自分を高めるためにがんばることが必要だ。

121.世は七(なな)上がり七下がり。

122.本は伝言板。言葉は一人から一人への伝言。

123.ツキというのは将来に向けては確率論でしかなく、過去に向かっては単なる統計上の揺らぎだ。

124.へたに探すよりも、よく尋ねろ。

125.周囲に気がねする人は品(ひん)がある。

126.梅一輪 一輪ずつの暖かさ

127.「黒はすべてを含む色」と、かつて私は言ったが、その意味では白も同じ。黒と白は絶対的な美であり、完全な調和である。

128.非常に原始的な集落の連帯観、知っている人間同士の連帯に対して、未知の人間、抽象的な人間一般との連帯という共同の意識が生れてこなければ、個人主義や孤独の贅沢が意識されない。

129.愛すともその悪しきを知れ、憎むともその善きを知れ。

130.なき人のしるしの竹に蜻蛉哉(かな)

131.卵割る力向日葵(ひまわり)咲く力

132.自分とは異なる世代、立場の人と、すぐに理解し合えないのは当たり前。ましてはそれが親子、兄弟といった濃い関係であれば、そこに憎しみ、ときとして殺意といった激しい感情が生まれるのも決してめずらしいこと……

133.北風よ起(おこ)れ、南風よ來(きた)れ、わが園を吹いてその香氣を揚げよ、願くはわが愛する者のおのが園にいりきたりてその佳(よ)き果を食はんことを

134.幸福は漠然とした夢ではない。経験と思考を正しく用いることにより、人間は自分自身から多くのものを引き出すことができる。決断と忍耐により、人間は自分の健康を取り戻すことすらできる。

135.(本から)何か教えられるということには限りがある。

136.アイドルの 還暦を見て 老を知る

137.小説のヒロイン死ぬや更衣

138.要するに勝つ奴が強いのだ。

139.選手の力を引き出すために必要なものは、「時間」「知識の導入」「情報収集」「適材適所」

140.文明というのは、生活様式をハイカラにする事ではありません。つねに眼がさめている事が、文明の本質です。偽善を勘で見抜く事です。

141.日向ぼこ旅にあること忘れつつ

142.かぶとむし地球を損なわずに歩く

143.叱り方が信頼を生む。

144.科学は、平和と国際協力の時代においてのみ、人類の進歩に完全に利用しうるものである。

145.生きとし生けるものにはすべて個性があり、長所がある。しかも、無限の可能性を秘めている。このすばらしい長所、無限の可能性を伸ばしていけば、必ず一隅を照らす人間になれる。

146.死をしっかり 考えるということは 今を一生懸命 生きることだ

147.自由職業というのは競争社会である。アグレッシヴでなければはじきだされてしまう。

148.自分の学者としての生涯がゆっくり下り坂にならないことを望むならば、十分な秘められた内容と十分な実際的な価値を持ち、自分が一生の間ずっと、選んだ方向に実りある研究を続けられることを保証してくれるよう……

149.世界は、長い長い物語に似ていた。物語には、主人公がいた¥。困難があり、悲しみがあった¥。胸つぶれる思いもした。途方もない空想を、笑うこともできた。それから、大団円があり、結末があった。大事なのは……

150.仕事のできない人は敵も味方もおらず、「なんとなくみんな仲間」になっているが、バリバリ仕事ができる人は、強力な味方もいるが、大きな敵もつくってしまう人が多い。

151.現状に対して責任転嫁をしている限り、ほかの道を選択しても結果は同じである。

152.「趣向」は世界を決して掘り下げ深めて行くことはしない。妙な言い方になるが、世界を膨らますだけである。「趣向倒れ」になることを用心しながら、わたしはやはり「趣向」を一生追う。

153.もっと厳しく自分をつき放してみたらどうだろう。

154.だいたいの場合、人生は、人生のあるべき姿とはまったくかけ離れたものになってしまっています。人は折れてしまうのです。でなければ人間の中の何かが折れてしまうのです。

155.(本来)芸の後(あと)に応援がついてくるのであり、応援が芸に先立つのは未熟さの証拠。

156.酒は憂いの玉箒(たまばはき/たまぼうき)

157.相手が自分について、また自分の思うことについて分かっていないところがあるのを、分かってもらいたいと相手に求め、相手の注意を引き、相手の知らない事柄を知らせる。そういうときに言語を使う。

158.(技術系企業には)強い「プロダクト志向のカルチャー」が必要だ。

159.日記は、孤独な人の打ち明け相手、慰安者、医者である。

160.心配のない生活ということも、厳密に考えれば、結局、生涯心配というものを知らなかった人の理想に過ぎない。適度の心配(これはほんらい心配ではない)、そしてそれから解放されること、これは人間の幸福のきわ……

161.月光にちくと刺されし湯ざめかな

162.贅沢は、他のものをみんな手に入れてからするものだ。

163.なんでもないなんでもないと蜜柑むく

164.人間の持っている感情─いい感情も嫌な感情も含めて、全部自分の中にある。

165.デブは必要ない。これ、アーティストでなくても、あらゆるビジネスにも共通することなのだ。自己管理ができないヤツはだめだ。

166.掛けかへし暦(こよみ)めでたし用納(ようおさめ)

167.禍(わざわい)を転じて福と為(な)す。禍は、我々に多くの有用な気づきを与える。行動を変える絶好の機会にもなる。まさに禍こそ、アイデアの宝庫・源泉であり、チャンスなのである。

168.ずっとコンプレックスだったものが武器になった。

169.他人の犠牲と引き換えの幸せなど、真の幸せとは言えない。

170.人は誰でも自分だけの言葉の体験を持っているものです。それはたとえばお母さんの口癖であったり、夢中になって観たテレビのお笑い番組だったり、子ども時代に住んだ地方の方言だったりします。