名言ナビ
→ 名言インデックス
メニュー
1.(自分に)誓っているのは、他の人と同じことをやらない、一つでいいからオリジナルの技法を使うこと。職人は上手に作れても創造しない。作家はどうプレゼンテーションするかが大事で、それはデザインにか……

2.満開の花の沈める夜にふるる

3.うれしい時こそ、心から笑いなさい。

4.人の心に深淵などという比喩を用いることは文学的な粉飾か欺瞞にすぎない。底の浅い欲望が、ごまかしようもなくうごめいているだけなのだった。

5.恋せよと夏うぐひすに囃(はや)されし

6.指図に従って行動すれば、つまり服従すれば、たしかにある意味で自由は失われる。しかしだからといって、それで直ちにひとが奴隷になるわけではない。奴隷かどうかは行動の理由で決まるのだ。

7.真の幸福に至れるのであれば、それまでの悲しみは、エピソードに過ぎない。

8.佛(ほとけ)は常にいませども、現(うつつ)ならぬぞあはれなる、人の音せぬ暁(あかつき)に、ほのかに夢に見え給ふ。

9.学は貴し。されども精神の貴きに如(し)かず。

10.最もよく愛する者は最もよく祈る。

11.真の幸福は外部より受けて生ずるものにあらず。内部の知識と道徳と慣習より生ずるものなり。

12.みんみんや子に足し算の指足らず

13.人は、自分自身に関連して覚えた物事は強く記憶し、その後も印象に残りやすい。

14.口は黙っていても、手の動きはそれを裏切るだろう。 言葉じゃない¥。はじめに手と足。二本の手と二本の足にまなべ。 足が歩いたところを、頭はかんがえなければならない。

15.赤ちゃんが生まれるとき、お母さんも生まれる。

16.おしゃれとは、自分でしっかり、自分を見はっていること。

17.批判をしないということは、恐怖を手放し、愛を体験するもう一つの方法です。

18.この世には誰かのために犠牲になる存在と、その犠牲の上に倖せをきずく存在がある。

19.女なんて、そんなに、いつも深い事を考えているものではございません。ぼんやり生きているものです。

20.(店長・上司には)本当に優れた人事の担当者のようになってもらいたい。部下は自分の後継者。自分を超える人。部下の人生を預かってもらいたい。預かっていない人が非常に多い。それでは上司とは言えません。部……

21.人生をもう一度やり直せるとしても、同じ間違いをするでしょうね。

22.人生にハプニングは付きものさ。

23.二流のものを一流だと固く信じること。これこそが、真の罪だ。

24.詭弁の嘘が火によって破壊されると、真実が取り戻され、暗闇は追い払われる。

25.強いオファーで弱いコピーを克服することはできるが、強いコピーで弱いオファーを克服することはとても難しい。

26.日本人は他国のことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります。

27.夜桜ににぎはふ恋の神籤かな

28.恩賞は小出しに与えるべし。

29.自らの歴史と取り組もうとしない人は、自分の現在の立場、なぜそこに居るのかが理解できません。過去を否定する人は、過去を繰り返す危険を冒しているのです。

30.転職して10年後、20年後に、ちゃんとスキルが高まっている仕事や会社を選ぶ。

31.海辺というのはたぶん私たちの日々に残されているもっとも古い世界です。

32.夜の寝際、できるだけ昼間関係した消極的なことを思い出さないようにすることです。

33.物質的に豊かな時代に生きる多くの人が抱える空虚感。便利で豊かになるほど、自分という存在の確認が、とことん必要なんだよ。そうしなければ、家族を基本として、会社、地域社会と、あらゆるコミュニティーの中……

34.経営には、勇気が必要である。その勇気は、何が正しいかというところから生まれてくる。

35.燐寸(マッチ)の棒の 燃焼にも 似た生命(いのち)

36.少なくとも、薪(まき)を背負って本を読むよりは、薪を下ろして本を読む方が頭に入ります。それに、読書は人生のたのしみであって、義務ではない。山道を歩くときには、本ではなくて山道を“読む”べきです。

37.他者を信じきれる者はいない。ひとつの考えを絶対的に信じることはあっても、人を絶対的に信じることはない。

38.二人の人間の距離を最も近づけるのは笑顔である。

39.安逸な満ち足りた環境に置かれれば、才能が色あせ朽ちてしまったかもしれないのに、試練に遭(あ)ったからこそ花開き実をつける人もいるものなのである。

40.人間関係は接触頻度が多いほどよくなり、少なければ悪化する。

41.どうころんでもおれのかお

42.不公平で、理不尽なのが世の中なの。

43.企業経営というものは、「この指とまれ!」で同志を募り、集まった人たちと夢を語り、それを創り、皆で実現し、その実現が世の為、人の為となり、すべてのステークホルダーを喜ばせるというシンプルなこと。

44.表向きはとても礼儀正しく表面的で建前に満ち満ちた生き方をしていても、いざ仲間内になるとダイナミックな心の動きがある、そんな時代がすぐそこに来ている。

45.私たちの結婚生活が長く続いている理由をよく人に聞かれるんですよ。そう難しいことじゃない。週に二度はレストランで食事をするんです。ロマンチックな蝋燭の明かりで、気の利いた会話を楽しみながら、おいしい……

46.親は待つことが、叱ることより大事な仕事なのです。「何度でも言ってあげる」「できなかったら何度でも教えてあげる」のが親なのです。どうか、待ってあげてください。叱ったり、叩いたりしてその場だけ従……

47.悟れば、一瞬にして幸来たる。

48.やませ来るいたちのやうにしなやかに

49.読書ほど孤独にマッチするものはない。ひとりの寂しさを慰め、同時に心の鍛錬に役立つ。

50.私たちはまだ、地球上の生命しか知らない。地球外生命を探ることは、生命の謎を解き明かし、地球上の生命の将来をうらなう、全く新しい方向からの扉のカギをさがす試みでもあるといえよう。

51.小さく砕いて、一つずつ解決すれば、解決できない問題はない。

52.人と人との関係とは、おたがいに心をつかいあわねばならぬ、わずらわしいことだ。そのわずらわしさを引きうけるのが、人と人の間のやさしさだろう。わずらわしさから逃げることではない。他人を傷つけない……

53.寝室に絵を飾るなら、眺めて楽しい絵にしなさい。朝一番に目にし、夜一番最後に見るものですから。

54.(クリスマスは)当然、楽しく過ごすべきシーズンですが、それと同時に、そうでない人のことを考えるべき時でもあります。

55.追はるること天にもありや星流る

56.ともだちって かぜがうつっても へいきだって いってくれるひと。ともだちって いっしょに かえりたくなるひと。すきなものがちがっても ともだちはともだち。だれだって ひとりぼっちでは いきてゆけな……

57.(映画を観ながら)考えるということは、映画の考えに観客がひたすら従ってゆくということだ。(要約)

58.文明によって大自然を征服すると思いつつも、実は自然から距(へだた)りを造っていた人間は、繊細な神経を鋭ぎすますことはできたが、生命力は萎(な)えてきた。

59.たとえば、ひとりでポツンとすわって考えごとをしているうちに、ひとりごとをつぶやく。こころが緊張したり動揺したりしているときには、人間はおしゃべりになる。そういう欲求(=放電現象としての言語活動……

60.男と女の間に金が介在すれば、純愛はない。

61.なんでもないということが素晴らしい。あれも植えてます、これもやってますっていうんじゃダメ。なぜか知らないけども振り返ってみたい、と思わす。

62.星を見つめていても、花を研究していても、顕微鏡をのぞいていても、私達は、宇宙の成り立ちを探究する「生命」の通路であり、己れを発見し、感嘆する「自然」の通路なのです。

63.打靡(うちなび)く芒(すすき)ばかりの嶮(けわ)しさよ

64.依存のない自立は孤立というべきで、それでは関係が切れてしまっているんです。自立というのは親と子の間に新しい関係を作ることです。

65.なぜ私たちはある家を愛し、なぜその家は私たちを愛しているように見えるのか? それは私たちの心の温もりが環境に反映しているのだ。

66.やっぱり人より秀でたいと思う時は、自分で捜してでもライバルを見つけなきゃ駄目よ。

67.毎時間ごとに自己と対話すれば、勇気あるものの見方、幸福になるものの見方、力強いものの見方、安らかなものの見方のできるように、自分を方向づけることができる。

68.日夜きょうきょうの厳酷の反省こそは、まことの誠実。

69.人間は、高度な文化を維持しながら攻撃性を消去することはできないのである。怒りを根絶することはできないのだ。怒りはひとりの人間が人間として豊かに生きていくうえに、必要不可欠のもの、重要な……

70.私の人生はいつも音楽だった。いつも音楽が最初。

71.ねむり草(ぐさ)眠らせてゐてやるせなし

72.紫陽花(あじさい)は額でそれらは言葉なり

73.きれいな花には毒がある。

74.花を見て腹を立てる人はいない。

75.金を持っていると、どこに行っても同じ生き方をしてしまう。けど、金がなければ、その場に合った生き方ができる。それはそれで悪くない。

76.人は問題を起こす。費用であり、脅威である。しかし、人こそ最大の資産である。

77.たのしみは空暖かにうち晴れし 春秋の日に出(い)でありし時

78.メンターを選ぶ上で大切なのは、幸せな人生を生きているかどうかという点です。

79.憤怒とは精神の運動というよりはむしろ文学的なものであり、インスピレーションの原動力そのものである。

80.書物を通せば、いつでも私たちは時代を超えて死んだ人と対話できるし、少なくともメッセージが聞ける。これは奇跡的なことなのだ。

81.愛することは、愛されること以上に大きな充足感と幸福感をもたらします。

82.ひとが音楽によって得るのは、人間の権利としての悲しむ権利だ。レクイエム(死者の歌)でない音楽はない。

83.故郷が2つになることが、結婚だったんだね。

84.「でも」を自分に許していると、人生は少しずつあとずさりを始める。「でも」多発の結果は、「やればよかった」後悔になっていくのではあるまいか。

85.人が得られる最大の満足の一つは、自分が何か一つのことをこの上なく上手にできる、と知ることによってもたらされる。

86.市民の意志と意識によって統合されている国家こそは依然として、民主的な意志形成に依拠して実効性を伴って行動し、またそれにもとづいて社会に意図的に働きかけうる唯一の集団的組織である。

87.愛はひたむきにすべてを愛し、すべてを赦(ゆる)し、すべてに耐えるのだ。そうしないわけには行かないからだ。

88.健啖を褒め合うてをり春炬燵(はるごたつ)

89.手を抜かないで懸命に生きれば、そんな自分を好きになれる。

90.下種(げす)の一寸、のろまの三寸(さんずん)、馬鹿の開けっ放し。

91.あのときのわたしは、「いまの発言を支持する方がいますか」と、みんなに諮(はか)るべきでした。そして、「支持がなければ、話合いを先に進めます」と議事を進行させればよかったのです。

92.雪月花(せつげっか)美神(びしん)の罪は深かりき

93.人の性格は会話によりて明らかにされる。

94.失言というのは、だいたいおせじから始まりますな。

95.世の中は広いので人も多い。したがって各人の顔が異なるように、その心もまた、決して皆同じではありません。もしそれが気に召さないからといってその人を排斥するようであれば、衆の力を得ることなどできましょ……

96.人は、天賦の才を決して私物化してはなりません。むしろ、謙虚になり、集団のためにその才能を使うべきなのです。

97.着こなしの上手に夏を痩せにけり

98.暗くなれば、星が見える。

99.(法隆寺)夢殿の救世(ぐぜ)観音を見ていると、その作者というようなものは全く浮んで来ない。それは作者というものからそれが完全に遊離した存在となっているからで、これは又格別な事である。文藝の上……

100.私はすべての患者に、自分の病気の専門家になりなさいと勧めている。本を読み、質問をしなさい。サポート・グループに加わりなさい。情報に浸(つ)かるぐらい、情報を集めなさい。あらゆる可能性を調べなさい……

101.さあ賽は投げられた。私はルビコン河を渡るのだ!

102.失敗しても恥ずかしくない。やることをあきらめなければいい。あきらめちゃうから、失敗で終わっちゃう。

103.らしく……というのはいい言葉だよ。誰でもその人らしく振る舞えばいいのさ。

104.御安心なさい。誰も、あなたに、ものをねだりやしませんよ。人の深切をさえ、あなたたちは素直に受取る事を知らないんだからなあ。あとのお返しが大変だ、なんてね。

105.批評しない、というのは気に入っている証拠だ。気に入らない理由はあげやすいが、気に入った、ということは言葉を失わせる。

106.もし五十歳まで生きて、山を登り続けることができるのなら、俺は下界での人生がどんなに不幸であってもいいよ。

107.写真撮影は経験の証明の道ではあるが、また経験を拒否する道でもある。写真になるものを探して経験を狭めたり、経験を映像や記念品に置き換えてしまうからである。

108.独りが好きじゃない男なんて気持ち悪いよ。

109.すべてが目標に向かっての勉強なんだと(自分に)言い聞かせていた。

110.人間には、いや生物には、満ちたりない(と思う)不足感が常に必要なんだなあ。

111.女にとってトキメキは、きれいのエッセンス

112.生きている限り、悲しむ人をなぐさめ、歪んでいる人を温めて、そっとそっと生きたいのです。

113.芸術は試合でないのである。奉仕である。読むものをして傷つけまいとする奉仕である。けれども、傷つけられて喜ぶ変態者も多いようだからかなわぬ。

114.辞世の句できぬできぬと長生きし

115.それぞれに黙の語彙溜む滝の前

116.死にたいという者に、「生きていたら必ず幸せになる」と言うことは、実はとても難しい。死ぬのもそんなに悪いことではない。死というのは無に帰ることだから、良くも悪くもない。生きていても無に近い人だ……

117.夏痩せて矢文のごとき目をもてる

118.人生については誰もがアマチュアなんだよ。誰だって初参加なんだ。人生にプロフェッショナルがいるわけがない。(中略)はじめて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ。

119.おのれを知る者は、神を知る。

120.ほのかなるもの身をめぐる屠蘇の酔

121.鳥と飛び蝶と狂ひぬ春の夢

122.しなやかに、したたかに。

123.そもそも議論には勝ち負けなんてないのです。議論の目的は、事実をあきらかにすることにあります。だから強(し)いていうのなら、事実があきらかになれば双方ともに勝ち。事実があきらかにならなければ双……

124.ついてゆくこと嬉しかり霜柱

125.現代における(芸術に対する)解釈は、つきつめてみると、たいていの場合、芸術作品をあるがままに放っておきたがらない俗物根性にすぎないことがわかる。

126.あのときこうすればよかった、と過ぎたことを悔やんでも意味がない。しかし、前向きに省みることはとても有益である。あのときこうすればどのような展開が可能だったかをシビアにシミュレーションすることにより……

127.イメージがすべてだ。

128.平和の反対は戦争ではない。平和と戦争に対する無関心である。

129.容姿は、女性にとって最大の自信のもとになります。それだけに、「私は魅力的ないい女である」と思い込むことは大きな意味を持っています。

130.恐れるに足るライバルの存在こそが、自分自身の実力を伸ばすことになるのや。

131.遠くのひと(=身近でない人、赤の他人)は何の悩みも苦しみもなくのほほんと生きているように見える。

132.月日に関守なし。

133.空蝉(うつせみ)をのせてすなほな掌(たなごころ)

134.金や物や組織に引きずられちゃいかん。そういう奴を、僕は金の奴隷、物の奴隷、組織の奴隷と言うて攻撃しているんだ。

135.晩夏光(ばんかこう)老(おい)の一文字(ひともじ)書いては消し

136.私は、生活必ずしも人生ではない、と考えています。生活は私の考えでは自分の心の奥底にあるもの、自分の人生の核になっているものを無視、軽視していなければなかなか成立しないものです。

137.日本にとっての問題は、いかにして高等教育を受けた人たちを生産的な存在にするかである。

138.ある種の能力があって、ひたすら目的に向かってそればかり考え続けておれば、いつか花が咲くときがくる。気持ちを持続しておくことが大切。

139.経験がこれからの道を決めてくれる筈(はず)です。

140.夢はすぐに見あたらない。つかみたいものがどこにもない。人生の大きな設計など、それこそ夢心地にならなければイメージできない。で、手近なところに「しなければならない」ことを探す。

141.ベルグソンによると停滞とは死である。飛行機も自己の速力によって浮力を得て前進するので、エンジンの停止はすぐに墜落を意味する。動は常に生きることだし、私たちは一秒間だにも同じ点に止ることはゆるされぬ……

142.月よろし紺紙に浮きしごとくなり

143.ゆるすことは与えることよりももっと複雑だ。優しい心でゆるすことはできるが、破壊的な行為がはびこらないように、現実的である必要もある。

144.新作と古典と、どちらがよいかという論が毎度出ます。新作を演る人に言わせると「もちろん古典といえども、もとは新作だったんだろう」……そうなんです。古典だって神武天皇時代からあったわけじゃアない。

145.優れた結果を得るためには、二、三、のきわめて重要な目標にフォーカスし、単に重要なものは脇によけておかなくてはならない。

146.あはれ 秋風よ 情(こころ)あらば伝へてよ ……男ありて 今日の夕餉(ゆうげ)に ひとり さんまを食(くら)ひて 思ひにふける と。

147.小事を大事にせざれば、必ず大事をしいだすぞ。

148.喋れる、見える、聞こえる、歩ける…すべてが幸せ。それができない人も大勢居られるのですから。

149.数学と言われる哲学の一分科は、すべての分科のうちで、表示と証明の観点から最もわかりやすい。この分科は、我々に弾力ある態度を教え、理解力を強め、あいまいな言い方を嫌う習慣を身につけさせる。

150.億劫(おっくう)だなと思っても、誰かに会ったり、仕事したり、おいしいものを食べにでかけたりしないとエネルギーは生まれない。

151.時代が私を待っていたのだ。私はこの世に生まれさえすればよかった。時代は準備を完了していたのである。(ver.0)

152.(恋愛や結婚生活では)もう思い込むしかないよ。あいつにはあたしが必要なんだ、って。

153.失うことを恐れたせいで一体どれだけのものを我々は失っただろうか。

154.たとえ多くの友人を持っていても、こっちの気に入るようにと、そればかり気にするのでなく、むしろあえて率直に物を言ってくれる友人というのは少ないものです。しかしその少ない友人の中でまた、しか……

155.変わらないものというのは、本当に啄木の言ったとおりなんですね。「ふるさとの山に向かいて言うことなし」、山は変わらない。建物も木もみんな変わってしまったけれども、ああ、山は変わらないんだと。昔の漢詩……

156.苦しみの中でも、一番深く僕たちの心に突き入(い)り、僕たちの眼から一番つらい涙をしぼり出すものは、自分が取り返しのつかない過ちを犯してしまったという意識だ。

157.二足のわらじをはくな。お前が坊主の道をまじめに一生懸命やっていて、食えずに死んでも、お前に罰(ばち)は当たらん。お前を食わせなかった世間の奴に罰が当たるから、安心して死ね。

158.リハーサルと本番の境界線は自分自身が作るもので、僕にはその境界線がない。オーディションもリハーサルも本番も、常に無心で全力投球。それが僕の生き方。

159.(私は)「相談があるんだけど」と言われた場合だけ、相談に乗ります。相手が話す気持ちになってないのに、「話してみて」「相談に乗るよ」「何でも言って」と言うのは、相手を苦しめることになると思っているの……

160.楽しみというものは死とおんなじで、世界の果てからわれわれを呼んでいる。その輝やく声、そのよく透る声に呼ばれたら最後、人はすぐさま席を立って、出かけて行かなくちゃならんのだ。

161.試合するにはただ一つのやり方しかないんだ。それは正しいやり方だ!そうでなきゃ意味がないだろ?

162.万(よろず)の能有りて国を持ち宝を持ちたる人なり共(とも)、其(その)身弱りたらば曲あるまじ。然(しか)らば、養生にましたる宝なし。

163.人間は何十万年もドタバタ見苦しく生きてきたのに まだ自分に愛想を尽かすことも知らない そういう狂った生きものなんだから 人間を見習ってはいけない

164.どの生き方にも、自然に授かった使命があって、年とともにさまざまの経験を積み、やがておのずとこの世の営みから身を退くようになるのです。

165.(先輩に可愛がられたければ)先輩と同じ趣味を持て。

166.怒りそうになったら、笑っちまえ、怒ると同時に笑うことはできないんだから。

167.憎しみというものはどんなものでも、ひどい毒薬である自己嫌悪につながるものです。

168.枯蘆(かれあし)の入日(いりひ)ぬくとし浮寝鳥(うきねどり)

169.「本当にやりたいこと」など大部分の人は見つけることができないのである。

170.いつの時代も、最大の敵は自分自身です。

171.「家族」は、理屈ではなく情緒に訴えることで相手を説得しようとするときには最強のキーワードなのだ。

172.たえず商品に「手を入れる」(=商品を動かす)ことで、商品がいつも新鮮に見え、売り場に「動き」をもたらしてくれる。

173.稲妻のかきまぜて行(いく)やみよかな

174.私たちは、ベストな解決法に気づいているが、それを実行するのは不可能だと思いがちである。 なぜ、よりよい方法を実践しないのかといえば、創造性が欠けているからである。 もしベストな方法がムリなら、セカ……

175.枇杷(びわ)の実を空からとつてくれしひと

176.生きているということは、実は「生きるか¥ 生きるのをやめるか」という選択肢のうち、絶えず「生きる」を選んでいるということにほかなりません。ですが、私たちは普段そんなことは考えないで生きています。あ……

177.愛には恐れがない。完全な愛は恐れを取り除く。

178.世間は、わからない。

179.咳をしても一人

180.情熱的な恋愛は七年以上続きません。体の細胞は七年ごとに変わるのですから、心の細胞が変わらないこともないでしょう。

181.遊び着を買ふ秋麗にさそはれて

182.高い窓から雄牛をおどすのは易しい。

183.飢えは、固くなったパンに文句を言わない。

184.これからといふ暑さには気力もち

185.社員のために何かをしてやるのではなく、社員と共に行うのが最高のマネジメントである。イベントや褒賞なども、(有志の)社員をパートナーにして、自らの手で成功させるのが一番だ。

186.アンパンマンがヒットしてなんとなく身辺が華やいでいたが、時既におそしで、せっかくぼく如きものには身分不相応なところまできたかなと思った時には気力、体力が衰弱して息もたえだえという惨状。

187.真理はこの世のものなのです。真理は、この世の数々の制約があればこそ、生みだされたものなのです。真理は権力作用、それも調整ずみの権力作用を手中に収めています。

188.どんなときでも楽しい瞑想の方法は、小さな柔らかいチョコレートケーキをそっと噛みしめつつ、深く感謝しながら食べるやり方である。その瞬間を充分に生きているときは、いつでも瞑想しているのだ。

189.火事の夜(よ)はどこかあやしき匂ひ持つ