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[ 名言 ]
組織ではなく、チームになろう。

[ 出典 ]
東ハト「お菓子を仕事にできる幸福」

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組織
チーム

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[ 解説 ]
人は、社会人になって、どこかに就職すると、必ず「組織」に所属することになります。
会社全体が一番大きな「組織」であり、それを構成する各部門も「組織」です。
そして、各部門の中にあるグループも「組織」です。


■この幾層にも重なった「組織」の中で、構成員である個人には、果たすべき役割が与えられ、その遂行だけを求められます。
そのため、自分は「組織の歯車」で、自由に身動きがとれないと感じるようになります。
息苦しい狭い部屋にいるような閉塞感の中で、人は次第に活気とやる気を失っていきます。
そして、「組織」全体も、活気とエネルギーが失われていくのです。


■「組織」と聞くと、私たちはあまりいいイメージが思い浮かびません。
テレビや映画や漫画の影響もあるかもしれませんが、「組織を裏切ったから消された」「組織は決して許さない」というような、冷酷な秘密結社の恐怖さえ感じるのです。
実際、「組織」には、強い力があります。
人をクビ(抹殺)にすることも平気でする、非情な「権力」なのです。


■しかし、多種多様な意思と能力を持った大勢の人を、効果的に機能させ、また適切に管理するには、「組織という形」は不可欠です。
これは、仕方のないことです。
もし「組織」がなく、各自が好き勝手なことをしたら収拾がつかなくなるでしょう。
これでは、人が集まって「共通の目標」を実現するという「本来の目的が果たせません。
 

■組織が嫌われたり、問題とされるのは、「組織」自体に「心」がないからです。
当然です。
「組織」とは、そもそも唯の「形」を表す言葉にすぎないのです。
目に見えない透明な「箱」なのです。


■つまり、「組織」に「心」を与えればいいのです。
それが「チーム」です。
「チーム」だって組織です。
ただ、そこには「仲間意識」があり、仲間への「愛」があり、「夢」がある。
だから、頑張れる。
やる気を失わずにいられるのです。


■「組織」を「チーム」と言い換えただけで、こんなにイメージが変わるのは実に不思議なことです。
しかし、それが言葉の魔力です。
「名は体を表す」と言います。


■もし、自分のいる「組織」に閉塞感を感じたら「組織ではなく、チームになろう」と提案してみましょう。
我々は、「冷たい組織」ではない、「暖かいチーム」なのだと。
だから、一緒に目標に向かって頑張ろうと。
たったそれだけで、それまでの「組織」の重い雰囲気が、がらりと変わるかもしれません。
(ながれおとや)


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