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週休二日制になっても、私たちの目覚めている時間が大部分仕事で埋めつくされるという構造には本質的に変わりはあるまい。
このように考えてみれば、楽しめる仕事を持つこと、それがどれほどそれぞれの人生をバラ色に染めてくれるものか、論をまたない。 阿刀田高[あとうだ・たかし]
(小説家、ショートショート作家、エッセイスト、1935〜) 雑誌『いんなあとりっぷ』(1990年3月号) 〈全文〉
仕事が楽しめる方が、趣味を楽しむよりよほど恵まれた人生だ、と私は思っている。 __ Link __ 考えてみよう。 一日は二十四時間。 寝る時間を七時間とし、残り十七時間のうち少なくとも十時間は仕事に費やさなければいけない。 正味の労働時間とそれに付随する通勤時間などである。 残りの七時間もすべて余暇というわけにはいかず、食事をする時間、風呂に入る時間、その他もろもろの生活必要時間として消費され、趣味などに費やしうる時間は極度に少ない。 週休二日制になっても、私たちの目覚めている時間が大部分仕事で埋めつくされるという構造には本質的に変わりはあるまい。 このように考えてみれば、楽しめる仕事を持つこと、それがどれほどそれぞれの人生をバラ色に染めてくれるものか、論をまたない。 __ Link __
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( 作者不詳 )
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( 作者不詳 )
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( アブラハム・ヘシェル )
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( 青田強 )
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