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［ 名言 ］
戦争は夏一つずつ遠ざかり
［ 出典 ］
長田弘［おさだ・ひろし］
（詩人、1939〜2015）
「夏一つずつ」と題する文章より
【 長田弘の名言 】
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〈抜粋文全文〉
夏がくるたびに奇妙におもうのは、昭和の戦争の体験について、メディアのうえで語られる言葉の白々しさ。
昭和の戦争の記憶は、いつか夏の悲惨な風物詩のようにしか語られることがなくなった。
そして、そのことがべつにふしぎでなくなっている。

歴史があたかも風物詩のようにしか語られなくなることのふしぎさが、この国ではめったに糺(ただ)されることがない。
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歴史が思想の現在としてでなく、現在をもたないただの過去のようでしかないことを思いださせる、毎夏の風景。
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「戦争は夏一つずつ遠ざかり」と詠んだのは、誰だったか。
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［ ランダム名言 ］
1.
凡(すべ)ての大思想は、
その深い根拠を個人の心の中に持つ
という事が信じられなければ、
それは（己れが）文学者たる事を信じない事である。
（ 小林秀雄 ）
（ Kobayashi Hideo ）
2.
「心は生涯、少年少女」は結構。
気持ちは、衰えることなく前向きで生きていきたい。
けれども、形あるものは、すべからく歳月を刻む器であり、
万物は、それを免れ得ない。
肉体も、また。
（ 杉浦日向子 ）
（ Sugiura Hinako ）
3.
女は、広告のさかんな本ばかりを読むのです。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
4.
私たちは、宇宙の小さな物体の上に、
取るにたらない点のようなものの上に住んでいるのだから。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
5.
雑魚は雑魚なりに、大海を泳ぎ、我は我なりに、大地を歩く。
（ 坂村真民 ）
（ Sakamura Shinmin ）
6.
人間の最高の栄冠は、美しい臨終以外のものではない。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
7.
老(おい)の恋　惚(ほ)れる惚(ぼ)けるも　同じ文字
（ 池田又昭 ）
8.
老いてからの欠乏を補うのに十分なものを青年時代に獲得しておけ。
老年が食物として必要なのは「知恵」である。
そのことを知る者は（知恵の）栄養不足にならぬよう、若いうちに努力せよ。
（ レオナルド・ダ・ヴィンチ ）
（ Leonardo Da Vinci ）
9.
議題が何であれ、進むべき方向と反対に議論は進み、本当に有益な意見を述べる者ではなく、うわべを取り繕った意見を述べる者が会議を支配する。
（ マキャヴェリ ）
（ Niccolo Machiavelli ）
10.
一日一日が冒険なら、
人の一生の、途方もない冒険には、
いったいどれだけ、じぶんを支えられる
ことばがあれば、足りるだろう？
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
11.
金よりも大切な目的を持て。
金は手段であって、目的ではないはずだ。
（ 高橋がなり ）
（ Takahashi Ganari ）
12.
怠惰な人間とは、仕事をしているふりをしない人間である。
（ トリスタン・ベルナール ）
13.
物事を極めた人であればある程、
「私は何もわかっていない不十分な者」とおっしゃいます。
人と比べて劣っているのでなく、
真理・神の前に
自分の小ささを知っているということ。
だから新しいものが見えてくるのです。
（ 作者不詳 ）
14.
身体的に暖かいと、
我々は他人をより心が温かい人だと判断する。
また我々の方も、
他人により寛大になったり他人を信じやすくなるなど、
我々自身も心が温かくなる。
（ ジョン・バーグ ）
15.
金というものは
食物のように、
私を通して流れ、
得られるままに費やされ、ふりまかれ、
花や本や美しいものに姿を変えられ、
創造する人々や困っている人々には
贈られるべきものだ。
（ メイ・サートン ）
（ May Sarton ）
16.
礼儀正しさの中身は、
よいマナーが半分、
上手なうそが半分である。
（ メアリー・ウィルソン・リトル ）
（ Mary Wilson Little ）
17.
夢を追うならその前にまず、男としての責任を果たせ。
（ 映画『オールド・ルーキー』 ）
18.
大半の人間は、自分では考えているつもりの時でさえ、たんに手?持ちのいくつかの先入観を並べ替えているのに過ぎない。
（ クヌー?ト・ロックニ ）
19.
企画で大切な３Ｔは、
タイトル、テーマ、タイミング。
（ ドラマ『ハケンの品格』 ）
20.
ある人は人生のむなしさを説き、
ある人は人生の重要さを説く。
双方の言い分をよく聞くがいい、
そして忘れないことだ。
双方とも半分だけ正しい、
ということを。
（ ボーデンシュテット ）
（ Bodenstedt ）
21.
ここを押してほしいというツボは、
みんなそんなにズレてない。
そのツボをひとつでもたくさん押したい。
それに加えて、
「そんなツボがあったのか」
「それ、意外に気持ちいい」
という矢口流のツボを探り当てたい。
（ 矢口史靖 ）
（ Yaguchi Shinobu ）
22.
物語や、語るという行為は、
人びとが
自分たちの過去に意味を見出して
現在と結びつけることを可能にする。
それが軸となって、

いまだ実現しない夢の形を与えてくれる。
（ リフアト・アルアライール ）
（ Refaat Alareer ）
23.
家事というものがあるおかげで、
私たちは家族という同じ集団の一員でいられるのだ。
（ ヘーゼルデン財団 ）
24.
できる人は、できるまで教えれば、できる。
たった、それだけのことさ。
ものごとって、知っている人が教えてあげれば、いいんだよ。
それをロクすっぽやらないで、「お前も自分の力でやってみな」とかっていうから、人はできないんだよ。
（ 斎藤一人 ）
（ Saitou Hitori ）
25.
いつまでも忘れられない言葉は、
美しい言葉である。
（ 茨木のり子 ）
（ Ibaragi Noriko ）
26.
男の第３の価値は「言葉」であり、第２の価値は「行動」であり、第１の価値は何より「生きる姿勢」である。
（ 里中満智子 ）
（ Satonaka Machiko ）
27.
恵方(えほう)とす雀の声のする方を
（ 村越化石 ）
（ Murakoshi Kaseki ）
28.
音楽をじぶんに強いているときは、疲労している。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
29.
物事に敏感で自分なりの価値判断を持っていることを「細心」といいます。
気が小さいことは人生の武器なのです。
（ 斎藤茂太 ）
（ Saitou Shigeta ）
30.
師の跡を求めず、師の求めたるところを求めよ。
（ 孔子・論語 ）
（ Koushi ）
31.
人のあら捜しで幸せになれるようには人生はできていない。
（ 加藤諦三 ）
（ Katou Taizou ）
32.
君はある人を愛す。
誰もが誰かを愛するゆえに
その人は別の人を愛すけれど
神は万人を愛す。
（ ジェイムズ・ジョイス ）
（ James Joyce ）
33.
あかあかと日は難面(つれなく)もあきの風
（ 松尾芭蕉 ）
（ Matsuo Bashou ）
34.
時にあわば　散るもめでたし　桜花(さくらばな)
めずるは花の　さかりのみかは
（ 佐久間象山 ）
35.
うまく言えないが、何か大事なものが今の人間の心から消滅してしまったような気がするのだ。
（ 遠藤周作 ）
（ Endou Shuusaku ）
36.
才能とは、
情熱を持続させる能力のこと。
（ 宮崎駿 ）
（ Miyazaki Hayao ）
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