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［ 名言 ］
道徳上、何の悪意も無き者を打擲(ちょうちゃく)するに至りては、
其(その)害、悪事を看過するよりも猶(なお)甚(はなは)だしからんか。
此等(これら)不理の懲戒を受けたる者、
残忍酷薄の人たらずんば、
必ず猜疑(さいぎ)褊狭(へんきょう)の人たるべきなり。
［ 出典 ］
正岡子規［まさおか・しき］
（明治の俳人・歌人、1867〜1902）
『正岡子規　人生のことば』
【 正岡子規の名言 】
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［ 補足 ］
※打擲（ちょうちゃく）＝人を拳(こぶし)や棒などで打ちたたくこと。
殴ること。

※※不理（ふり）＝ 道理に合わないこと。
理にはずれること。
また、そのさま。

※酷薄（こくはく）＝残酷で薄情なこと。
むごく、思いやりのないこと。
また、そのさま。

※偏狭［褊狭］（へんきょう）＝自分だけの狭い考えにとらわれること。
考えが偏っていて狭いこと。
度量の小さい（狭い）こと。
また、そのさま。
狭量。
［ 関連キーワード ］
【 正岡子規の名言・名俳句 】
［ テーマ別今日の名言 ］
《 道徳・倫理・モラル 》
《 悪 》
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《 悪意に管する名言 》
《 　悪　 》
《 道理 》
《 残酷・残虐・残忍 》
《 無情・非情・冷酷 》
［ ランダム名言 ］
1.
世界が理性的であるべきだとする断固たる要求をもちながら、これが満たされていないのを知ると、人間は世俗世界を放棄して、幸福と満足を自己との一致のなかに求めるであろう。
（ ヘーゲル ）
2.
愛は与えて初めていただくものである。
人はどちらかというと、自分にばかり人の愛を欲しがり、自分から人に愛を与える人が少ない。
どちらかが愛を与えず欲ばりになれば、そこにおいて必ず破局が生まれ、失敗も起こる。
（ 作者不詳 ）
3.
人生で、いちばん空しく、みじめなことは何でしょうか？
それは
「かつては……だった」
「かつては美しかった」
「かつては強かった」
「かつては有名だった」等々、
生きながら、
自分の長所に過去形を使うことです。
（ 三島由紀夫 ）
4.
信の世界には存外まやかしが多く、疑いの世界に意外に真理が見出される。
〈現代語訳〉
（ 福沢諭吉 ）
5.
筆を洗ったまっ黒なコップの水も、水道の蛇口のところに置いて、ポタリポタリと水を落とせば、一晩のうちにきれいになってしまう。
（ 中村天風 ）
6.
涼しさを添へてもの言ふ夜の秋
（ 森澄雄 ）
7.
どんな〈未来〉に価値を認めるかで一つになろうとせず、〈過去〉の怨念で一つになろうとしても社会構想につながりません。
（ 宮台真司 ）
8.
人間の偉大さは、その人の考えの偉大さによって決まる。
（ ナポレオン・ヒル ）
9.
落ち込んでいる時は、
励ましより、いたわりの言葉のほうがありがたいものだ。
失恋や仕事でミスをした時は、
自信を失い、承認欲求が強くなっている。
それだけに、
「わかるよ」と言われると、
今の自分を理解してくれるのだなと、
うれしくなるのだ。
（ 樺旦純 ）
10.
時には、言葉は思い出にすぎない。
だが、ときには言葉は世界全部の重さと釣合うこともあるだろう。
そして、そんな言葉こそが「名言」ということになるのである。
（ 寺山修司 ）
11.
問題を深く見ていると、突然、それが大きくなっていくのではなく、小さくなっていくことに気がつきます。
それはどんどん小さくなっていきます。
観察することにあなたのエネルギーを向ければ向けるほど、問題は小さくなります。
そして突然消（続きはクリック）
（ オショー［オショウ］ ）
12.
幸福を願うなら、その幸福を小さくするのがコツだぞ。
（ 永六輔 ）
13.
音楽は、精神の中から日常の生活の塵埃(じんあい)を除去する。
（ バッハ ）
14.
ほめるコツ──
ほめた後に批判を付け加えない。
せっかくほめても、
最後にひとこと欠点を指摘して、
ぶちこわしにしてしまう上司が多い。
（ ボブ・ネルソン ）
15.
誰それは間違っている、誰それは正しいとするために生きたり、行動したり、感じたりすることはもうたくさんだ。
他人が私について抱くイマージュに従って生きるのはもうたくさんだ。
私は自主独立を決心した。
私は相互依存の中で独立を要求する。
（ アルベール・カミュ ）
16.
親子だというても、親は親、子は子だ。
その子の為に節を屈して子に奉公しなければならぬということはない。
（ 福沢諭吉 ）
17.
偉大な人は常に一人立つ。
（ マハトマ・ガンジー ）
18.
もし自分自身で未来を計画しなければ、あなたは他人の計画の一部とならざるを得ません。
（ ロバート・G・アレン ）
19.
三月の風人買いのやさしさで
（ 穴井太 ）
20.
この闘いに妥協はありえません。
暴力による政治と民の声との闘いなのですから、
民の声を背に受けて立ち上がった運動者は、
主張を取り下げるくらいなら
甘んじて暴力を受ける方を選ぶでしょう。
（ マハトマ・ガンジー ）
21.
我々の本当の敵は、いつも沈黙している。
（ ポール・ヴァレリー ）
22.
我々は、物そのものを欲する以上に、物を求めること自体を欲する。
（ 七瀬音弥 ）
23.
真の貴族は市民のモラルなど問題にしない。
市民的モラルを問題にしはじめた時、貴族階級の没落が始まる。
（ 塩野七生 ）
24.
意見というものは結局
感情によって決められる、
知性によってではなく
（ ハーバート・スペンサー ）
25.
夫と子をふつつり忘れ懐手(ふところで)
（ 中村汀女 ）
26.
楽しまずして何の人生ぞや。
（ 吉川英治 ）
27.
暗い嵐の夜に
だれも松明(たいまつ)に火をつける者がなく、
扉をたたく君にだれ一人として応じる者がいなくとも、
君よ、失望してはならない。
雷(いかずち)が激しくとどろくなかで、
我が心の松明に火をつけ、
一人、暗闇(くらや（続きはクリック）
（ タゴール ）
28.
禍も三年置けば役に立つ。
（ 日本のことわざ・格言 ）
29.
人格と健康は自分で作り上げるものです。
（ 酒井豊 ）
30.
朝は前の晩より賢い。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
31.
私は開き直ることにした。
自分はたぶん、他のどんな人よりも自分に忠実に生きてきたという自信がある。
そういう自分をいつわらずに、もう一度見つめ直して自分に納得できる造形をつくろう、それが必ず新しいデザインにつながるのだ、と思った。
（ 本田宗一郎 ）
32.
川柳には、“ねばならない”ことも“してはならぬ”こともありません。
その代わり、危機感と訴求力が必要です。
危機感、言い換えれば、危険を予知する緊張感です。
たとえば、喜びを詠(うた)うときも、その底に限られた命を思う。
だからこ（続きはクリック）
（ 時実新子 ）
33.
世の中のすべてから愛されようといった、
虫のよいことは考えず、
異端を恐れずに進む。
それがわたくしの原点です。
（ 叶恭子 ）
34.
あなたは牢獄から出ている、
鳥かごから出ている。
あなたは翼を広げることができるのだ。
そうすれば、空全体があなたのものだ。
（ オショー［オショウ］ ）
35.
叶えたいことがあるとき、
安易な神頼みをしても通用しません。
神を前にしたときに唯一有効なのは「誓い」です。
やるべきことはやり、
そのうえで神様に誓い、
加勢を願うのです。
人事を尽くして天命を待つ。
まずは自分の努力が不可欠です。
（ 江原啓之 ）
36.
大地はわが母親、私を養う。
大地はわが母親、私は大地を養う。
（ ネイティブ・アメリカンの祈り ）
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