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この一団(=有産階級)の無駄飯食いどもの
飽くことを知らぬ貪欲をもってしても、 労働の教義でぼけきった労働者たちが、 消費者の有無のことを考えもせず、 自ら使う気もなく、 ただ偏執的に製造する全商品を、 消費するには十分でない。 ポール・ラファルグ
(19世紀フランスの社会主義者、批評家、ジャーナリスト、カール・マルクスの娘婿、1842〜1911) 『怠ける権利』(田淵晋也訳) ※標題文の「(=有産階級)」は七瀬音弥による補足
〈全文〉
自分の辛い仕事を軽減するために、 有産階級は 労働者階級のなかから、 有用な生産に専念している者のなかで 際立って優秀な者を引き抜き、 この連中を今度は 非生産と過剰消費の刑に処した。 __ Link __ しかしこの一団の無駄飯食いどもの 飽くことを知らぬ貪欲をもってしても、 労働の教義でぼけきった労働者たちが、 消費者の有無のことを考えもせず、 自ら使う気もなく、 ただ偏執的に製造する全商品を、 消費するには十分でない。 __ Link __ 過剰労働に命をかけ、 節約に明け暮れるという、 労働者のこの二重の狂気の沙汰を前にして、 資本主義生産の最大の課題は、 もはや生産労働者を見つけることや、 その労働力を倍加することではなく、 消費者を新たに見つけ、 欲望を刺激し、 偽りの必要を作り出すことである。 __ Link __
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( ロンチェンパ )
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