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[ 名言 ]
宗教を事業のために利用しようとするものは、多く無信仰者である。

[ 出典 ]
九条武子[くじょう・たけこ]
(教育者、京都女子学園・京都女子大学設立者、歌人、社会運動活動家、仏教婦人会創設者、1887〜1928)
自著『無憂華』
「教化事業の見方」

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〈全文〉
何時(いつ)の時代においても、為政者が宗教を忘れていないのは、嬉しいことである。
しかし世界の歴史において、教化事業が、植民地の行政策や、対外政策の共力者として働いてきたことは、もちろん宗教本来の使命を物語るものではない。

宗教を事業のために利用しようとするものは、多く無信仰者である。
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固(もと)より宗教は、如何(いか)なる方面にも応用せられるが、信仰なきものの利益のために、その能力を、正しく発揮することはないであろう。

為政者が宗教を以(っ)て、人心の動揺を防ごうとする企ては、必ずしも誤ったことではない。
しかし思想善導のために、宗教の存在が価値づけられるのではなく、宗教心がさかんになれば、必然的に人心の安定を得るに至ることを知らなければならぬ。


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