花瓶や果物を描くのはどういう欲求によるかというときには、
自分の心のさまを描くのではなくて、 自分の前にある自分の生活をつくっている、あるいは人生をつくっている、そのものを描き取ると、 どういうものが自分の中に開けてくるか ということじゃないかと思うんです。 長田弘[おさだ・ひろし]
(詩人、1939〜2015) 日本記者クラブ囲む会「詩人の目に映る復興、風景、故郷」(2014年2月19日)より 【 長田弘の名言 】
《 創造・クリエイティブ全般 》
《 欲・欲望・欲求 》 《 心 》 《 生活・暮らし 》 《 人生 》 《 長田弘 》 * * * * * * * * * * 《 星座別名言と運勢 》 《 血液型別名言と運勢 》 〈全文〉
例えばセザンヌの果物を描いた絵です。 あれは何を描いたんでしょう。 果物がそこにあるものをただ描いて、しかも、それが傑作になるというのはどうしてか。 それは何もその果物を食べるために描いたのでもなければ、その欲望で、これを所有したいということでも描いたのではなくて、ああいうような花瓶だとか、いろいろ果物などを描くのはどういう欲求によるかというときには、自分の心のさまを描くのではなくて、自分の前にある自分の生活をつくっている、あるいは人生をつくっている、そのものを描き取ると、どういうものが自分の中に開けてくるかということじゃないかと思うんです。 __ Link __ わたしは、特に近代と呼ばれるときに、登場してきた静物画と言われるものが与えたものは大きいと思います。 静物画というのは、英語で言えば、死んだものということなんです。 死んだものを生かしていくのが、絵画のいろんな描き手の中からそれが生まれてきて、生きているものだけじゃなくて、そういうふうにして描かれてきた。 その絵の中には、絵ができるまでの間に、遠近法というのが生まれてくることによって絵画というのは力を得てくる。 それは、自分がどういう遠近法を持って生きているかということよりも、相手を、対象を見て、対象の語っているものに耳を傾けて、目を凝らすことというのが芸術なんじゃないかというふうに思うんですね。 __ Link __
1.
2.
( 八木重吉 )
3.
( ムスタファ・ケマル・アタテュルク )
4.
( その他外国のことわざ・格言 )
5.
( 岡本太郎 )
6.
( ピーター・ブルック )
7.
( 近江商人の商売哲学 )
8.
( 福井敏雄 )
9.
( スチュワート・ワイルド )
10.
( 漫画『土竜の唄』 )
11.
( メナンドロス )
12.
( フロイト )
13.
( )
14.
( 三木清 )
15.
( マキャヴェリ )
16.
( キップリング )
17.
( 周恩来 )
18.
( 齋藤孝 )
19.
( クワメ・エンクルマ )
20.
( 日本のことわざ・格言 )
21.
( ジョン・トッド )
22.
( 松島貞治 )
23.
( オウィディウス )
24.
( 三岸節子 )
25.
( 永六輔 )
26.
( ワシントン・アーヴィング )
27.
( カレン・ホーニー )
28.
( 落合信彦 )
29.
( BARGAINS )
30.
( 勝海舟 )
31.
( 永六輔 )
32.
( 江原啓之 )
33.
( 長田弘 )
34.
( 七瀬音弥 )
35.
( ジョセフ・マーフィー )
36.
( 土光敏夫 )
【 石田衣良 】
【 ボーヴォワール 】 【 武藤洋 】 【 木村荘太 】 【 杉原一司 】 【 キャサリン・ホワイトホーン 】 【 アルキメデス 】 【 ピエール・デプロージュ 】 【 川上嘉市 】 【 ガブリエル・ムーリエ 】 【 奥村土牛 】 【 細野邦彦 】 【 リリー・トムリン 】 【 上野千鶴子 】 【 白川静 】 【 ヘンリー・ホーム(ケイムズ卿) 】 【 木内幸男 】 【 誠実な愛情 】
【 災いを招く 】 【 絶望という観念 】 【 不安に取り憑かれる 】 【 自分の言葉で説得 】 【 信頼は二度と戻らない 】 【 次の一歩につなげる 】 【 デジタル化 】 【 光彩を放つ 】 【 夏の白鳥 】 【 みかん 】 【 ビジネスに直結する研究 】 【 他人の偉大さに気づかない 】 【 従来 】 【 間違いを直す 】 ![]() |