寂しいときに、寂しそうな面容(おももち)をするのは、それは偽善者のすることなのだ。
寂しさを人にわかって貰おうとして、ことさらに顔色を変えて見せているだけなのだ。 太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948) 『駈込み訴え』 キリストがユダに言ったセリフ 【 太宰治の名言 】
〈全文〉
おまえの寂しさは、わかっている。 けれども、そんなにいつも不機嫌な顔をしていては、いけない。 寂しいときに、寂しそうな面容(おももち)をするのは、それは偽善者のすることなのだ。 寂しさを人にわかって貰おうとして、ことさらに顔色を変えて見せているだけなのだ。 __ Link __ まことに神を信じているならば、おまえは、寂しい時でも素知らぬ振りして顔を綺麗に洗い、頭に膏(あぶら)を塗り、微笑(ほほえ)んでいなさるがよい。 わからないかね。 寂しさを、人にわかって貰わなくても、どこか眼に見えないところにいるお前の誠の父だけが、わかっていて下さったなら、それでよいではないか。 そうではないかね。 寂しさは、誰にだって在るのだよ。 __ Link __
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