名言ナビ



[ 名言 ]
書物や叙事詩に意味を与えてゆく思想というものは、きわめて時間的なものであり、たとえば草の上に開いてある書物に、雲の翳(かげ)がゆっくりと過ぎてゆくようなものである。

[ 出典 ]
寺山修司[てらやま・しゅうじ]
(劇作家・詩人・歌人、1935〜1983)
『ぼくが戦場に行くとき』

ページ内メニュー

[ 関連キーワード ]

[ テーマ別今日の名言 ]

[ テーマ別の全名言 ]
読書
時間

[ 全文・続き ]
〈全文〉
「人間は血の詰まったただの袋にすぎない」とフランツ・カフカは言ったが、こうした認識に従えば、書物なども、印刷されたただの紙にすぎないし、叙事詩なども、たかが配列か、音声学的な「声」にすぎないのである。
それらに意味を与えてゆく思想というものは、きわめて時間的なものであり、たとえば草の上に開いてある書物に、雲の翳(かげ)がゆっくりと過ぎてゆくようなものである。


[ ランダム名言 ]
1.

2.

3.

4.

5.
( 和田次郎 )

6.

7.

8.

9.

10.

11.


12.
( 佐藤研一郎 )

13.
( グレン・マッキンタイヤー )

14.

15.

16.

17.

18.
( スー・ベンダー )

19.

20.

21.
( ポール・サミュエルソン )


22.

23.

24.
( ティルー・ダルコンヴィル夫人 )

25.

26.

27.
( 『大般涅槃経』 )

28.

29.

30.
( 作者不詳 )

31.


32.
( 山田修 )

33.

34.

35.

36.







LINK  LINK  LINK